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終末世界の地球、という舞台結構好きです。でも、間の取り方やメイン2人の会話のテンポ感のせいか、いい意味であまり深刻な雰囲気には感じませんでした。中盤までは本当にたわいない日常という感じ。徐々にいつきの記憶から消えていた過去が明らかになり、これから2人がとらなくてはいけない対応はまだ精神年齢が子供のいつきにとっては過酷なものになります。ジュンの覚悟、いつきの選択、双方のしんどさが伝わってきて引き込まれました。ジュンに万能感があり、いつきも後々大きく成長を遂げそうな予感がしたので、2人ならなんとか乗り越えられそうな気はしていました。後日談も含め、綺麗にまとまっていた物語でした。
リリースされてから大分経って読んだので
どうも新鮮な気持ちで読めませんでした
これを当時に読んでたらもっと違っていたのかな。
でも、表紙の彼をみて
何も予想せずに読み進めるなんて無理だよ…
心境的に、いつき目線で読みたかったな
ほんとにいかん、、読み慣れてしまっていて
もっと荒廃した、空虚で絶望的になるくらい
こっちを堕としてくれないと
自分的な夜明けを浴びれない…
私は、ラスト戻ってくる場面より
別れの日が迫ってくるところを
もう少し欲しい感じがしました。
いつきがご飯を作るより、
2人が身体を重ねる回数の方を
増やして欲しかったかな。。。
身体が壊れかけてるのを肌で感じながら、
結ばれた喜び、怖さ、切なさ、哀しさ
を噛み締めるみたいな。
ちょっと物足りないと感じてしまうところは
ありましたが、
絵や設定などの作風は好きな作家さんだな、
と思いました。
みのりの森、も好きな話ですし。
ちるちるさんの記事で見て、試し読みしてみたら面白かったので最後までみたんですが、はぁ、、涙涙です;;初めてBL作品で泣きました;;もっと色んな人に見て欲しい…
2人のお互いを思い合う心に胸が締め付けられました;;
特に2人の別れの前日…私も泣きました;;いつきくんの海の前で泣くシーン;;私も泣いたよ…
あと、ジュンくんの言いたかったけどいえなかった言葉、、、わぁー〜;;もう愛です、ほとんど生まれた時から一緒に居たんだもんね、辛い、胸が…;;
(ストーリーだけでほんと凄い泣けます;;ですが正直セックスシーンは要らなかったかなというのが私の意見です( . .)"ストーリーだけだったら断然神評価なんですが、急にセックスシーンが来たので途中でちょっと涙が止まってしまいました笑BL作品なので仕方ないかもですね、これは、)
まりぱか先生初読みです。
初単行本なんですね。絵がきれい。
以前、ツイッターでとにかく号泣した、との感想を見かけ気になり手にとりました。
結論から言いますと、私は泣かなかったですが、終盤のジュンをシャットダウンさせてからの〜ラストまでが感動しました。
あの最後を描くためのお話なんだなと。
見せ方も効果的ですばらしかったと思います。
ただ、正直なところ前半が少々まどろっこしかったかな。
状況の説明と、伏線と、描かないといけないことがあるターンだけど説明セリフが多いな〜と感じてしまいました。
その分、ひたひたとその後の展開への心の準備はできました。これだけ丁寧にじっくり描いて、くるんだわ、わっ!というのがくるんだわ、とずっとそわそわしてました。
なので、最後は内容的にも展開的にもぐっときました。
描き下ろしもよかったです。あのいつきが隊長になって迎えに来るのが萌えですね。
1点気になったのは、めっちゃ細かいことですが、いつき隊長が地球にジュンを迎えに来た時、スーツだったこと。軍服姿かと思ったんですが。そんな軽装でいいのね〜と思いましたw
他の方々が書かれているように
ネタバレ・あらすじは見ないで読んでほしい作品です。
読み進めることで内容を知った方が何倍も楽しめると思います。
(でも私は何度読み返しても同じところでびっくりして同じところで泣く。笑)
絶望的な状況に置かれていてもジュンを想ういつきの一途さには感動せずにはいられません。
ジュンもまた、いつきのためならどんなことでもしようとする。
お互いを想いあうが故にぶつかってしまう場面すら美しく感じました。
非現実的な話ではありますが、愛の力の素晴らしさを感じることができて心が洗われた気持ちになるのです。
生きるとしても死ぬとしても
それを共にすることは当たり前ではないし、簡単なことではない。
長い時間をかけて再び会うこと、それを生き甲斐に努力をしてきたいつき。
ジュンのためなら、と
どんな大変なことも乗り越えたそんな想いの強さが素晴らしいです。
その気持ちがいつきを動かしていたのですから、相当に深くて真っ直ぐな愛だなと思いました。
ふたりに幸せな未来が在って本当に良かったなと思います。
