許されないほど燃える、欲情――。

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表題作レッドベリルにさよなら 2

小林昭彦
孤児院育ちの青年
津田和重
不死身の吸血鬼

その他の収録作品

  • 消えない温度
  • あとがき

あらすじ

天涯孤独の青年・昭彦と不死身の吸血鬼・和重は、共に過ごす時間が増え、急速に距離を縮めていた。
そんな中、和重を吸血鬼にした張本人である将門が現れ、二人を挑発する。
動揺するも、「共に生きたい」という気持ちを再確認する昭彦。
一方和重も昭彦への想いを自覚するが、過去の経験から幸せになることを恐れ、わざと突き放し――。

作品情報

作品名
レッドベリルにさよなら 2
著者
みちのくアタミ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
レッドベリルにさよなら
発売日
ISBN
9784866571331
4

(141)

(51)

萌々

(58)

(19)

中立

(8)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
18
得点
552
評価数
141
平均
4 / 5
神率
36.2%

レビュー投稿数18

恋の行方

1巻では友達の距離感だった2人ですが、吸血鬼である自分を化け物扱いせず慕ってくれる昭彦を次第に受け入れる和重さんなのでした。
ところで2人の下の名前は合わせて昭和なのでしょうか?

幸せになるかに思えたところ、そうは問屋がおろさない2巻でした。
やはり人間と吸血鬼の寿命の違いがネックになります。
これまで愛する人を見送ってきた和重。今度の恋にも慎重になってしまいますが、そんな葛藤を抱える2人のところに、和重を吸血鬼にした将門が首を突っ込んできます。

将門って今度は平安時代か!というツッコミは置いといて、将門の真意は、昭彦の出す答えは、そして将門とパートナーの関係が純愛っぽいのが気になる!というところで3巻へ。

やはりベテラン作家さん、ちゃんと巻の切れ目でドキハラの展開に持っていくあたりにくい!

1

No Title

1巻あとがきで「次は裸体と汁」とあったので
期待しておりました、2巻!

どっちが受けかな…若いし昭彦が被さっちゃいそうだよナーと想像しつつ、期待通りの展開♡

いずれは来る死別を恐れて距離を取ろうとする和重。
話し合って関係続行を求める昭彦。
その流れで初エッチ。

昭彦、チェリーなのにスムーズにほぐすねww
ゲイじゃない和重、まさかのネコにたじろぐもよく受け入れられたな!
な~んて思いつつ、みちのく先生のがっちりしつつも肉感的なBの睦みあいを堪能させて頂きました♡


1

人間×吸血鬼の恋。ストーリーも恋も進む第2巻

こちらの吸血鬼シリーズ、攻め(人間)も受け(吸血鬼)も美しくて、眼福以外の何物でもありません✨

ストーリーもラブの方も一段階進んだ、2巻。

昭彦と一緒にいることがだんだんと心地よくなってきて、それを怖いと感じる和重。
このまま一緒にいたら、ずっと一緒にいたくなってしまう。でも、昭彦の血を飲んで吸血鬼にさせたくはないし、かといって妻・娘のように看取ることもしたくない。それならば傷の浅いうちに離れるしかないー

そんな和重の想いが切ない巻でした( ; ; )
異種同士の恋に立ちはだかる寿命の壁を、二人でどう乗り越えていくのか。
和重が一人取り残されることなく、二人ができるだけ長い間一緒に生きていくという夢は、果たして叶うのか…

そして、将門の住処に招かれた昭彦の危機…!! えええ気になる!というところで終わり、3巻へ続いています。

BがLする展開も、この巻でグッと進んでます◎
童貞の昭彦が必死に和重を求める様子、我慢できない感じがたまらなかった…
隣で目覚めて和重を見つめ、ニコッとする大型年下わんこ、可愛いなあ〜〜〜

1

欲情=愛し(むさぼり)たい

吸血鬼の体質である不死身のせいで過去に家族である妻と娘が自分より先に逝ってしまった和重さん。

そんな和重さんも妻と娘の墓の前で笑い話が出来るように。これも明るくて強くて真っ直ぐな昭彦くんと一緒に過ごしているから。

和重さんは自分の中の昭彦くんの存在が大きくなっていることに気づいたと同時にまた自分より先に逝ってしまう怖さにも気づいてしまいます。

しかし昭彦くんの真っ直ぐな想いに応えようと幸せになる覚悟を昭彦くんと和重さんが決めたシーンは感動もしましたが、やっぱりすごく切なかったです。

2巻では1巻には全然なかった肌色なシーンが多かったんですが、思いが通じあった後の昭彦くんが反動ですごく甘えたになってるのが可愛くて、それに負けて許してしまう和重さんも可愛すぎました。

読んでない方はぜひ読んでみてください。

1

とりあえずBがLしましたw

昭彦にキスされて一度は拒んだ和重。
二度目、昭彦の気持ちを聞きか拒みきれず?昭彦に顔を触れられキスされる和重が色っぽいです。

(こりゃあ やばいことになってきた…)と丸っこくなる和重に萌え〜です。

次のキスシーンもよかった。
さすがみちのく先生。

でも和重としては、昭彦と必ず別れが来てしまうので…という気持ちはわかる。
それを弱虫と言う昭彦の言い分もわかる。
と、和重の口説き文句で素直に和重は幸せになる覚悟ができたのは、話が早くてよかったですw

そして気持ちが通じ合ってのBがLするシーン。
みちのく先生の本領発揮。丁寧かつ長めにお送りして下さいました。

このシーンにくるための、今まで、という感じがするほど熱が入っていたように思います。

──このまま、時が止まればいいのに
ほんとそうよね。幸せな瞬間よね。でもそうじゃないのが切なくて。この先どうなるの?と期待させられます。

2人一緒に幸せになると決めた2人。
でもまだ終わらないのは将門の乱があるからですね。
一波乱あっての2人のほんとの幸せがどうなるか。3巻も楽しみです。

あとがきに、大阪の梅田周辺がレトロな街並みがあると書かれていて、そうそう!と嬉しくなった関西人です。

1

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