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溺愛が好きで、出来上がったカップルのイチャイチャを愛でるのが大好きなので(≧▽≦)
もちろん、前作の続きなら買わねば、読まねば、ですよ( *´艸`)
受け様は、アルファオメガの聖也。
攻め様は素晴らしい執着心でもって聖也を『番』にしたエクストラ・アルファの将臣。
まずは2人の結婚式にて幕を開けてまして、幸せ全開スタートです。
でも、聖也がアルファオメガであることはトップシークレットだし、将臣がエクストラ・アルファだということも秘密にしているから、アルファ同士として結婚している体の2人。
反対も敵意も覚悟の上。
嫌味混じりの反対意見を、サラリと謙虚に受け止めている聖也が、めっちゃかっこいい。
派閥争いに巻き込まれる聖也だけど、もちろん今回も特殊部隊引き連れて助けに来た将臣です。
聖也のオメデタを知って、有頂天の将臣が、愛溢れるおバカさんで可愛い。
口を塞ぎたくなる聖也の気持ちも分かるし、微笑ましいわ(*ˊᵕˋ*)
しかし、産まれた双子ちゃん、対外的には誰の子って言ってるんだろう。
なんて、気になったりするんですけどね。
それにしても、前作で退学した将臣の友人である倉持が、気になったまま。
5年前のお話ですけど、倉持よお話、待ってます!先生(人>ω<)
特殊設定のあるオメガバースモノです。
将臣は、アルファの中の最高種エクストラ・アルファです。
そして将臣の【運命の番】の聖也は、
将臣によって変異させられた稀少種アルファオメガです。
二人が結婚するところからお話が始まるので
どういう過去の話があって聖也がオメガに変異させられたのかはわかりません。
でも、聖也をオメガにしてしまったことに将臣は罪悪感を感じています。
この辺の過去の話がちゃんと読みたいなぁと思いながら読み進めました。
そしてこのレビューを書きながら知ったのですが
こちら続編だったのですね…!!!!!!
過去編を読まなくてもお話としては面白かったのですが
こんなに将臣が聖也を溺愛している経緯を知りたいので
過去のお話も読もうと思いました。
こちらのお話は基本的にはすごく甘々です。
お互いがお互いを思いあっている気持ちに揺るぎがなく
運命の番をひしひしと感じました。
赤ちゃんが出来るまでの甘い二人のお話も良かったし
赤ちゃんが出来てからのお話も甘くて良かったです。
聖也をひたすら溺愛している将臣がたまらなく好きでした。
2人は留学後に東條グループ配下商社の部門長とその秘書として働いています。将臣が東條グループ次期総師になるために公私に渡って聖也がサポートしています。
誰が味方で誰が敵か、会社内の派閥争いがエグいです。一見すると将臣に守られているようで、聖也が強くなってます。甘々が増した分、お互いの信頼関係が強くなってました。高校時代からの友人の花藤も同僚として、2人の味方になってました。
倉持がちょっとしか出て来なかったのが残念なのと、現総師の後妻が倉持の妹ってところで終わったので消化不良です。続編読みたいです。
「腹黒アルファと運命のつがい」の続編です。
世界観や人間関係はこの作品のなかで簡単に説明がされているので、出来上がったカップルのデロデロ甘々エロエロな話を読む分には問題ないかと思いますが、二人が番になったすったもんだを描いた前作を読んでからのほうが楽しめると思います。特に二人のギャップが楽しいです。
この世界は、男女の性別の他アルファ・ベータ・オメガというバース性がある普通のオメガバース設定に加え、世界に数十人しかいないアルファの上位種エクストラ・アルファとアルファからオメガに変異した両方のバース性をもち100%アルファを産むアルファオメガという希少種があります。
すべてのバース性の頂点に立ち、結界を張ったり、アルファをオメガに変異させる能力を持つ超人的なエクストラ・アルファが今回の攻め様・東條将臣将臣に執着されオメガに変異させられアルファオメガとなった将臣の番となったのが受け様・貴島聖也
オメガが最下層という偏見の世界で、たとえ襲われても発情していたオメガが加害者で本来加害者であるはずのアルファ被害者になるというオメガにとってとても生きにくい世界ですが、今作品ではその辺りはあまり表にできません。
<あらすじ>
世界屈指のグループ会社・東條コーポレーションの本家御曹司で次代の総帥の座を狙う将臣とその番で秘書として将臣を支える聖也の結婚式が番になって10年を超え、やっと行われることになります。
二人を祝福してくれる人たちを招待したチャペルでの結婚式にモーリシャスへの新婚旅行と二人は幸せの絶頂です。
が、帰国した二人には水面下で動いていた一族の中での権力争いが顔を出し始め、二人はそれに巻き込まれていくのです。
結婚式と新婚旅行は最初の1/4を占め、甘々幸せな二人が堪能できます。
幸せに水を差すのは一族の総帥をめぐる権力争い。
国家機密扱いであり一部の人間しか知らないはずのアルファオメガについて漏れ出ていることから想像が膨らんでしまい不安になります。
味方であると思っていた人物が実は・・とか逆に敵だと思っていたのが・・とか誰を信用すればよいのかわからない状況です。黒幕は一体誰なのか。
今回も攫われ姫となってしまう聖也ですが、今作では脂下がった姿ばかり披露してきた将臣がここはきっちり働いてくれるので安心です。
結局、黒幕ははっきりしなかったので続編があるのかな?
聖也がアルファオメガだと公表できない上、聖也をオメガにしたことが負い目の将臣はアルファ同士・男同士ということで世間的には通すことにするのですが、アルファ×オメガ以外の男性同士は年代が上に行くほど風当たりはきついです。
ただ、真実を知っているお互いの両親や総帥他一族の数人、高校の時からの友人花藤や同期の同僚などには祝福されているため、幸せを感じられるのが良かったです。
聖也も優秀なアルファであるため、アルファオメガとしてただ守られるだけじゃなく、上層部ときちんと渡り合えるのが心強いと思いました。
ただ、前作は番になるまでだったので、将臣の執着具合と優秀な生徒会長としての腹黒具合がとても楽しかったのですが、今回は世間的に公表してしまったためどこでもデレデレでお腹いっぱいという感じです。
聖也にしても、二人きりの時はともかく外面ではクールビューティーだったのに今では将臣になんだかんだで乗っちゃってるのでとにかくふたりでいちゃいちゃしどおしでした。
仕事している描写が少ないからか、将臣の腹黒スパダリ感は鳴りを潜めていたのでもう少しそういったところも見たいと思ってしまいました。
おかげで今回は前回以上にエロエロです。
すぐにエッチに雪崩れ込もうとする将臣に対して結局少しだけといって受け入れ
て結局そのまま・・・
話の最後には聖也の妊娠がわかり、後編のショートでは双子ちゃんが!
アルファの聖也をオメガにしてしまったことに引け目を感じていた将臣は子供まで生んでくれた聖也と子供たちに本編以上のデレデレでこんなので大丈夫かと思うくらいなのがほほえましいと思いながらも、この幸せがずっと続くことを願ってやみません。
ただ、この子供は世間的にはどう公表するのでしょうか。実子なのに養子設定にするのかな?なにも知らない子供たちが傷付くことのないようにして欲しいものです。
前作で将臣の親友でありながら裏切り者になった倉持がちょこっとだけ出てきたのですが、力のあるアルファが支配するこの国の仕組みやアルファ同士の権力争いを煽る東條グループの方針に異を唱えていた倉持と将臣が和解することができるといいな。
東條の総帥の妻の言動も気になるし、倉持が東條グループの敵であっても将臣の敵でないことを願うばかりです。