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表題作憂鬱な朝 8

久世 暁人
久世家当主、子爵
桂木 智之
久世家元家令、29→31

その他の収録作品

  • Last scene
  • あとがき
  • epilogue「Life is just biginning」

あらすじ

亡き先代の面影が残る鎌倉の地で、思い出す確執と擦れ違いの日々──暁人の渡英が迫る中、過去と向き合った桂木は「二年間は長すぎます」と本音を吐露してしまう。そんな真摯な桂木に、暁人は「一緒に英国へ行かないか?」と旅券を渡して…!?久世家を守り、未来を繋げるために、二人が歩んだ恋の軌跡、ついに感動の最終巻!!

作品情報

作品名
憂鬱な朝 8
著者
日高ショーコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
憂鬱な朝
発売日
ISBN
9784199607714
4.8

(485)

(440)

萌々

(26)

(9)

中立

(5)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
41
得点
2336
評価数
485
平均
4.8 / 5
神率
90.7%

レビュー投稿数41

No Title

昔紙で読みましたがだいぶ前だったので電子で全巻買い直して読み返したところハマりすぎて、、感無量です( i _ i )ロスが凄いです( i _ i )( i _ i )

どうにか少しでも続編やその後のふたり等見れないか、作者様のSNSを漁っています(笑)

日高ショーコ先生は登場人物の心情の変化がいつも本当に丁寧に描かれていて全作品大好きですが、憂鬱な朝は長い連載ということもあって特にそれが感じられました。
桂木の表情の変化に暁人と一緒に幸せな気持ちになりました。逆に暁人の愛は変わらず、というかどんどん重くなっていて最高です笑
これぞ執着攻めですね!

性描写も直接的ではないというか綺麗な描き方なのですが、R18の同人誌よりよっぽどドキドキします。序盤の冷たい表情だった桂木を思い出すと、だんだんと甘い声や表情になっていく桂木に萌えずにはいられません!

はあ、欲を言えば英国留学を終えてからの2人をまだしばらく見ていたかったです…寂しいな…

でも間違いなく最後まで素敵な作品で、最高のラストでした!
一気読み出来て幸せです。完結はだいぶ前ですが作者様本当にお疲れ様です。素敵な作品をありがとうございます

2

全巻まとめての感想

凄かった……!長ーく積んできた憂鬱な朝をやっと読んで胸がいっぱい。1巻の頃の桂木は取り付く島もないみたいな感じでしたけど…長い年月で変わったねぇ暁人が成長するにつれ、子供で何も見えていない世間知らずな状態から…

大人の男になって変わっていく。先を見据えて色々と手を打つ様はかっこよかったです…周りの人も巻き込みながら…すごかった。家とか血筋とか、色々なしがらみとか…あれだけ絡まりあってほどけない糸みたいな関係が…あんなエンドを迎えるとは、素晴らしい物語でした。

桂木と暁人の触れ合いも後半は全然違うんだよな。目線も触れる手も…2人の関係の変化を沢山感じられて好きでした。スペシャルブックも最高だった!!!

個人的には高之さんがキャラとしてめちゃくちゃ好きです登場人物みんな強かさある人ばかりなのと人間としての厚みがあって色々な表情を見せてくれたのがとても魅力でした。

2

素晴らしい作品

日高ショーコ先生の絵柄、

最終巻で桂木と暁人、それぞれ苦しんできた二人だからこそ穏やかで幸せな姿が見られて感無量です。

執着攻めが好きなので暁人の桂木への想いが良いです。
時代背景と着物と洋装が素敵すぎで、フンドシがまた萌えます。
桂木の色気がすごいのでこれまた萌えます!

暁人と桂木の心情が丹念に描かれた大作で読み応えたっぷり、再読をよくしてます。

暁人に対して厳しい表情だった桂木が少しずつ気を許し、認め、惹かれるうちに柔らかい表情になっていく微々たる変化が尊いです。

ドラマCDを一緒に聴くとすごく良かったです!

2

ついに最終巻!

当主:久世暁人×従者:桂木智之です。
とうとう最終巻です。
本当に!最初から最後までややこしい話で、1回読んだだけでは私の頭では理解出来ず、改めて1巻から読み直しました。それでもややこしい!そして最終巻は分厚いです。でもすごく読み応えがありました。

とりあえず本当にハッピーエンドで良かったです。
1巻から読むと、仕方がないとは言え、桂木の暁人に対する態度が冷たすぎるので、よくそこから良い方向に迎えたなと…。

元々は桂木が当主になる予定だったけど、跡継ぎである暁人が生まれてしまい、跡取りから外されるわ、桂木の出自で先代から冷遇されるという、桂木は何も悪くないのに大変な目に合ったとはいえ、暁人のおかげで最後は並んで歩いているのは本当に良かったです。

それまでに紆余曲折がめっちゃありましたが…
そして何度も言いますが、本当にややこしいw

結局のところ、登場人物たちの腹の中に隠し事が多くて(特に桂木)それで余計にややこしいことになるのでは?と思ったり…。
総一郎が華族社会の中では本当にわかりやすくて良い奴なんだなーとw

正直、2人で直矢をどのように育てるのかが見たかったりしますが…。

2008年から描き始めて最終回が2018年とのことで、10年間本当にお疲れ様でした!!

1

神以外ない!

全巻通してのレビューですが、みう完結していてよかった…
これは単行本のコミックスを待つってことが出来ない、一気読みして世界観に浸りたい作品でした。

日高ショーコさんの作品は、受け攻めお互いに自分をしっかり持った主人公が多いので安心して読めます。この二人も攻めは幼少から始まるのですが、しっかり自分のやりたいことをやりながら、受けの桂木と一緒にいられる道を切り開いていきます。
桂木の方は、暁人に対する当初の思いが巻を進める毎に変化していきます。
ついに暁人の思いを受け入れて相思相愛になるも、不器用な彼は何年も信じて生きてきたものを変化させるのに苦渋します。
表紙の色合いが桂木の心を表しているのでは?という話に日高ショーコさんもそうだと答えられていました。
(ドラマCDのフリトで会話されてました)

脇の石崎も良い友人として登場します。
お見合いシーンはもう何とも言えずニンマリしました!

この物語の時代設定、世界観と日高ショーコさんの綺麗な絵に文句の付け所が有りません、この先の二人の活躍も見たい!!!
と思わされる作品でした。大河ドラマでも耐えられるストーリだと思います。主演は選ぶでしょうけどw

2

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