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7/82(合計:816件)
かわい有美子 笠井あゆみ
みざき
時は大正、処は京都。 あちらを向けば黒の詰襟にトンビを纏う者。こちらを見遣れば腰からインク壺を下げた着物に袴姿の者。 木の板がカタカタと鳴る木造二階建ての洋館と、男ばかりが集まった寄宿舎。 カフェ、ミルクホール、コーヒー、白玉が乗った氷水。 ああー、好きです。この独特の雰囲気がたまらない。 大正という和洋が入れ乱れた戦前のレトロでロマンチックな時代を背景に描かれる、医者を志す学生たち…
かわい有美子 円陣闇丸
カラフル
ネタバレ
無印巻から引き続きメイン・キャラの篠口、黒澤が魅力的だけに物語の吸引力に抗えず、一気に読んでしまいました。 やっぱりBLものはキャラにハマった時の威力がすごいなーと実感しました。 「墨と雪」の上巻では、無印巻で事件の被害者になり、心身ともにズタボロになった篠口がセフレ(?)の黒澤により少しずつ心を開いて再起していく過程が描かれていました。 篠口の心の揺れ動きや葛藤が丁寧に描かれ、特…
かわい有美子 竹美家らら
sugichan
身分差あり、戦争あり、幼少期からの成長あり、と時代背景としても時間軸としても壮大なスケールで描かれており、ストーリーはすごく面白かったです。この時代をテーマに扱った一般作品は暗い話になりがちですが、本作はBLらしくレイモンドとエドワードの大恋愛を柱としていたのでその点では暗い気持ちにならずに読めました。 ただ、内容が濃いので仕方ないのかもしれませんが、二人の関係性の成熟に関してもさらっと描かれて…
2023年のBLアワードで「墨と雪」が小説部門で入賞していたので、気になって 手に取りました。長く続いているシリーズ物のようで、シリーズ未読というハードルがありましたが、黒澤と篠口コンビについては初めてクローズアップされた本なので問題なく入れました。 10年くらい身体の関係だけだった2人が距離をつめていく過程に萌えました。 皮肉にも篠口にとって痛ましい事件によって2人の仲がグッと縮まっ…
かわい有美子 北上れん
しなちくちく
たまたま知ったこちらの作品、執着攻めが好きで高評価なので読んでみました。初読み作家様です。 シリーズ2冊目ですが前作未読でも大丈夫でした。 警察組織内の物語ですが、初めからかなり硬い文章で驚きました。硬派な警察小説という感じです。その合間合間にBL要素が挟まれます。 受け視点と攻め視点がかなり短いスパンで交互に入れ替わり、二人の心情がわかりやすく描かれます。 特に攻めの神宮寺は…
かわい有美子 葛西リカコ
えすむら
ハーレムもの好きじゃないのに読み耽ってしまった…。かわい先生の筆力&葛西先生の画力、ハーレムのなかで密やかに静かに愛が育まれます。衣擦れや鈴の音が聞こえてきそうなハーレムの夜の情景が繊細に丁寧に美しく描写されていて、しばし浮世を忘れるひとときでした…。 前半は戦争の描写が重くて悲しいんですよね。んでもってその後も、捉えられた美貌の皇子カイがどうやって生き抜くかのハラハラ…。しかも大国の第三皇…
かわい先生のレアな?ファンタジー。 作者様的にはアラブ世界のイメージらしいのですが、個人的なビジュアルイメージ的には、なんとなく「DUNE-砂の惑星-」でした。文明の格差で支配をするものとされるもの、未来的なものと歴史的な雰囲気が混在しているっていうエモいSF感はとても好みでした。ファンタジー苦手なんですけど、これはとても佳き…。葛西先生のイラストも純度高すぎラブにぴったり!!後半は尊さが涙腺に…
ななぎさ
普段はこういうのは追わない努力をしているのですが(欲しくなってキリがないので)好きな作品が多かったので手を出してしまいました。 どのお話にもうふふとさせてもらいました。
あーちゃん2016
不朽の名作発表を記念して、対象者に配布される記念小冊子。墨と雪をどうしても読みたかったので、対象ストアで電子書籍買ってゲットしました。要エントリーだし、期間限定なので、気になった方はお早めにお探しください。(私のエントリーしたho●toさんだと1/22 23:59までの様です)圧倒的な何かは無かったですが 墨と雪が大好きなので萌2にしました。 以下、7作品 1.中村明日美子先生 同級生 …
クロスノベルスさん20周年記念で発行された小冊子。20周年おめでとうございます。色々楽しかったんですけど9の宮緒先生の番外編が、ほんとめちゃくちゃ楽しかったので、宮緒先生ファンの方はなんとか探して読まれることをおススメします! 以下読んだもののコメント 1.かわい有美子先生「透過性恋愛装置」番外編 京都に棟上げを見学させてもらいに行ってきた北嶋が、牧田にいっぱいお土産買って帰ってくる…