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中原一也 高嶋上総
fandesu
2015年9月刊行の『エロとじ♥悦』掲載作品。イラストが1枚入っています(表紙絵はそれを構成したもの)。 「北斎かよ!」と心中で『キワモノ』と決めつけて読み始めたのですが、ちょっと待って。これ、全然違う! むしろ、今年の某有名映画賞で作品賞を取った『シェ○プ・オブ・ウォー○ー』を思わせるようなラストに、今日一日、無意識のうちにこの作品のことを考えてしまっていました。完全に心を持って行かれた…
中原一也 nagavic
ぴれーね
ネタバレ
表紙やタイトルからは想像がつきづらいと思いますが、笑ってホロリと来てと、心に沁みる感動作でした。 逆に、このタイトルで「感動作ね!!」と想像される方がおられたらビックリですが(^_^)ゞ まずこちら、現代が舞台でありながら、昭和感漂う「旅人遊郭」が舞台です。 そこで男娼として暮らす門倉と、客としてやって来た手塚と言うカップリング。 この門倉が、根っからのドMで変態なんですね~。…
ポッチ
タイトルと表紙にちょっとビビりつつも、でも作家買い。 やばい。 すごく良かった…。 主人公は『旅人遊廓』で働く男娼・壱。 彼には戸籍がない。 戸籍がないから学も無く、34歳になった今も男娼として働いている。 と書くと、すごく薄幸なのかなと思うのだけれど、彼自身は自分の環境をネガティブにはとらえていない。 なぜなら、彼には母親から愛された記憶があるからだ。 彼の母親は…
marilyn
昭和が香る現代遊郭人情モノ。 一見タイトルからは想像できないくらい愛情が溢れてました。 特に壱のお母さんの描写はとっても素敵です。 何でも持ってるけれども子供の頃に愛情を受けなかったので愛がわからない攻×お金的な豊かさとは縁遠いけど、愛情だけはたっぷり貰って育った受。 そんな二人の切なくどMエロいお話です。 遊郭なので仕込みとかお仕置きとか勿論お客とってますし、受がドMなので変態チッ…
中原一也 奈良千春
みちみち
鳥か…鳥だよねぇ…。タイトルからして『フクロウの染物屋さん』の話が絡むんだよな~とは思っていましたが、本当に鳥だとは思わなかったのでびっくり。さらには政界の話でまたびっくり。 中原一也さんなので確かに面白いんです。電車の中でいけない、いけないと抑えようとしても、それでもにやにや笑っちゃっうくらい面白いんです。鳥のもつ特性をいかした名前がついてたり、各々の人物の行動もよく練られているし… …
鳥の生態を擬人化しているというのか、ディテール細かく、こだわりもあって面白い! 名前の読みも違う読み方するとその鳥に関わりあるものだし、すっごく凝ってる! 某議員そっくりの人物も出てくるし(笑) 政治絡めてるんだけど、固くなりすぎず、鳥絡めてるからかソフトでとっつきやすいです。 出てくる鳥人達の形容や役割にはクスっときます。 烏のカラオケ・・・ちょっと聴いてみたい! そして、サ…
潤潤★
なんだろう。この読後感。 めっちゃ真面目な政界の話を読んだはずなのに、 気付けばクスクス笑う箇所が多々あったり、 もっとこの2人を読みたい物足りなさがあったり…。 要するに、このお話、めっちゃ好きでした!!! 受けさんの黒羽はカラス族という事で、黒髪黒目。 それが陰気くさいとかでコンプレックスだったのを、 子供の頃に褒めてくれた攻めさんの深森。 普通ならばここでどちらかが恋に落…
あーちゃん2016
他のお姐様同様、「ほんとに鳥ちゃんでした」ですw。奈良先生の挿絵目当てで購入したのですが、すんごくお話が面白い!!!!!笑い上戸の方は車内読み、要注意です。私は何回か本を閉じて、笑うのをこらえるのに必死でした・・・担当さんとのお話により生まれた作品とのことなのですが、本当に先生と担当さんに感謝ですー。この鳥ちゃんアイデアに神★。それから最後にある奈良先生のキャララフが神×10ぐらい素敵です!奈良先…
まず最初に、 「ホントに鳥だった!」と言っておきます。 『妖精ハンター×DT』のシリーズでも悪ノリと言っても良いほどぶっ飛んでいた中原さんですが、今作も同様にかなりキテます。政界陰謀ものに恋が絡む筋立てや主人公達を囲む登場人物の『下町ぶり』は実に中原さんらしくて、別にこのお話の第一の特徴がなかったとしても、面白く読めたんじゃないかと思うのですよ。そこに『鳥の擬人化』なんていう爆弾をぶち込ん…
作家買い。 奈良さんの素敵表紙を拝見して、シリアス路線のストーリーかな、と思っていたのですが。 何だ、これ。 めっちゃ面白んですけど…! 鳥の擬人化BLです。 ストーリーとしては、議員秘書をしている黒羽と、黒羽を自分の秘書にスカウトしてくる議員の深森の恋のお話。 幼馴染の二人ですが、彼らの実家は犬猿の仲。 そんなことは関係なかった子ども時代に、仲良くなれそう…、だった…