木原音瀬さんのレビュー一覧

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

BL色は薄め、だけど面白い!

とにかく面白いです!
ですが、Bl色は薄いので、BLを期待して読むとちょっと物足りないかもしれません。約半分は少女と青年のお話です。

でもとにかく面白いです!
ストーリーがよく練られているので、BLを抜きにしても1つの作品としておすすめしたい作品です。

1巻を読んだときも思いましたが、「願いが叶う薬」という一見すると幸せなイメージのものを木原先生が書くとこんなに痛いお話になるのかと…

2

COLD LIGHT コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

衝撃的すぎてすごい!でもショートノベルを読んだら余韻を消すかも

本編は衝撃の展開でしたが最後のショートノベルで内容を忘れそうでした。

ショートノベルの楠田の彼女雅が嫌な女で。
楠田と透が彼女の為にどれだけ骨を折ったかが書いてあるので余計に腹が立ちました。
でも藤島に食べてもらえたので良かったのかな?

そして本編。まるで80年代の土曜のドラマ(といっても伝わらないよね?出生の秘密とか引き取られるとか色々あったんですよ)みたいな衝撃的なお話でした。…

1

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

記憶喪失で生まれ変わる

小説を持ってるのですが辛くて切なそうで読めず積んでましたが、コミックならとこちらを先に読んでみました。

お互い謎だらけですね。

でも記憶をなくす前の透はろくでなしっぽかったのに、最後の小説では藤島は透を好きなようで。
誰かと経験もあるみたい、それは透なのか?

透に過去を話さない理由がわかりましたね。
そこまで考えてくれてたのか!

生活の面倒も全部みてくれて一体二人の関係…

0

パラスティック・ソウル(3) 購入特典・書き下ろしペーパー 特典

実はリスペクトしていたのかも

追手から逃れ、スペイン地区のホープタウンで暮らし始めた芭亜斗と恋人・ライヴァン。
見た目は子どもでも知能が桁違いに高いライヴァンは、貧民街の不便なアパートを快適に作り替えていきます。さらに仮想通貨でも稼ぎ、中央都市で暮らせるほどの蓄えができますが、追跡者の目を逃れるため、二人はホープタウンで暮らし続けています。

あるとき、ライヴァンは、防犯セキュリティ装置を作るからと、芭亜斗にお使いを頼み…

2

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

深い愛情に萌える

『パラスティック・ソウル』の3巻目。

旧版は「はじまりの章」と「おわりの章」の2巻完結ですが、新装版は4巻まであります。旧版は未読なので、そちらとの比較はできませんが、3巻の収録内容を一応記載します。

・god child
・parasitic soul
・単行本版あとがき
・next age(書き下ろし)
・文庫版あとがき(書き下ろし)
・stay close(書き下ろし)…

6

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

心から愛したら

“願いの叶う薬”の正体、ハイビルアの謎、タイトル「パラスティック・ソウル」の意味。全てが明らかになります。
1巻、2巻と、いろいろと推測してきたのですが、思いもよらないものでした。
物語の核心部分なので、これらについてなるべく触れずに、本作の主役、芭亜斗(バート)とライヴァンの“愛の成就”について、感じたことを書きたいと思います。

芭亜斗とライヴァンが惹かれ合うのが、唐突だけれど、とても…

6

COMPLETE E 小説

木原音瀬 

木原さんの切れ味のよいセンスが光る短編集

合同誌と個人誌の過去作品、お蔵入りしていた作品に、書下ろしが加えられた短編集です。
木原さんの切れ味のよい、ダーク、ホラー、ユーモア、切なさのセンスが光っています。

「Partner」
初老のサラリーマン二人の、不毛で暗い肉体関係のお話。
社長の長谷川は、外見はスマートなのに、実は淫乱な男。三十年以上、同期で部下の南雲を体の関係で縛り続けています。南雲は、こんな関係は嫌だと思いながら、…

5

NOVELS PLUS mini 10 小説

木原音瀬 

「アオイトリ」のその後が気になって、読んでみました

「アオイトリ」のその後が気になって、読んでみました。

「アオイトリ2」
オメガの河内は女性の恋人がいましたが、突然の発情の暴走で、会社の後輩・アルファの犬飼と交わり妊娠。犬飼は運命の番の河内にずっと想いを寄せていました。犬飼の支えでやっと子育てに慣れた矢先、またもや発情。異性愛者の河内は、犬飼とのセックスも妊娠も拒絶して死のうとしますが、犬飼に強引にセックスされ、再び妊娠する…、というとこ…

8

RICKY 3 小説

木原音瀬 

「MUNDANE HURT」の二人の幸せぶりに萌えます

男性向けファッション誌「RICKY」の副編集長・三木(背が低く、顔も普通)と、部下の原西(元引きこもり、イケメン)のお話です。
原西は三木に片思い中。三木は男の原西を恋愛対象としては考えられませんが、慕われる状況が心地よくて、きっぱり拒絶できない、という状況です。なので、作中で色っぽい場面はありません。

でも、三木が容姿が冴えない分ファッションセンスを磨いてきたことが伺えたり、男性への審美…

6

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

2巻でこの痛さ

2巻でこの痛さ。最後までいったらどうなるんだろうと、超不安な木原先生の御本・・・日本のぬるま湯世界とは540度ぐらいかけ離れている厳しい世界が気になるので最後まで読むけど、先生、これ以上落とさないでほしいと願う2巻でした(´;ω;`)ああ、続きが気になる。
小説ウィングスやカグヤに掲載されたお話2編+単行本での書き下ろし+文庫化した今回の書き下ろし18P(これが泣かせる)ほどです。最後がとても素…

4
PAGE TOP