total review:286253today:65
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
75/239(合計:2386件)
麻生ミツ晃 木原音瀬
heyoah‼
ネタバレ
帰宅直後、待ち構えていた透を振り返る藤島の顔が、藤島母に殴られていた時の透の顔を彷彿とさせ、絶望が絶望を読んでいる様に引き込まれていきました。 あんなに幸せ一杯だったのに、どん底まで叩き落されます!! この巻のための前巻、前々巻だったと、しみじみ。 透は透で辛いのは承知なんですが、どうしても藤島目線で読んでしまいます。藤島の半生をいつか透にも知ってほしい… ボロボロでありな…
是非一気に読むことをお勧めします! 次巻以降、辛いお話が好きな方にとっては、たまらないお話が待っています! 言わずと知れた名作が、コミカライズされたことによって手に取りやすくなりました。 このコミカライズがあったから、原作小説も買っちゃいました。笑 小説も漫画もどちらもオススメですので、興味を持たれた方、是非一読ください!!
木原音瀬
M+M
どちらも商業作品のその後です。 「アオイトリ 2」は、オメガバースアンソロジー掲載作の続編。未読でも分かるように説明があります。2人目出産した後、初めての発情期までの犬飼視点の話です。犬飼は頑張っているけれど、河内の辛さもわかるし…と思いつつ読みました。河内が犬飼の手を軽く握る描写でちょっとほっとしました。 「mundane hurt」の8は、7の直後となるベッドインとその翌日の話。長…
もこ
もうほぼ忘れたと思っていたのですが 読み進めていくうちにかなりフィードバックいたしました。 そう、そうだった。 記憶を失っていた間の透。 とつぜん記憶を取り戻した透。 自分が知らない間に月日は流れ、自分を取り巻く環境も変わっていた。 知らない間に失ったもの、手に入れたもの。 受け入れられること、受け入れられないこと。 そして藤島との関係。 藤島との過去。 自分がどう思い…
まりぽん812
本編の最後で気持ちを確かめ合ったハッサンとファウジがロンドンに移り住み、二年たった頃のお話。 ファウジは目の手術を受け、もののありかが分かるくらいには視力が回復しましたが、外出はハッサンに手を引かれてのようです。ツンなファウジにとっては、手をつなぐ理由があって、よかったではないですか(笑)。 夕食を食べに二人で外出したものの、「寒い、寒い」と騒ぐファウジを黙らせるため、ハッサンはファウジの…
木原音瀬 笠井あゆみ
アラブもの、獣姦、輪姦に恐れをなして、木原さんの作品の中で読むのを後回しにしていました。淫靡で過激な描写がこれでもかと続きますが、最後には愛という小さな希望が用意されており、そのコントラストに圧倒されました。こんな愛の描き方もあるのかと。 アラブの大金持ちの息子・ファウジは、白人娼婦だった母親の面影を色濃く受け継ぎ、金髪碧眼の美しい容姿を持っていました。しかし、大金持ちだった父親は没落し失踪…
木原音瀬 藤田貴美
ちるちるさんのツイートで何度か目にして気になっていた作品。でも、電子書籍化されておらず、本屋を何軒も回って紙版をやっと手に入れました。最初に出版されたものに書下ろしを加えて文庫化されたものです。 前世に想いを残して死んだ男女が男同士に生まれ変わって再び巡り合うのですが、その残った想いゆえに前世とは違う結末に魂を昇華していくお話です。 洲脇義国(前世・男・宮澤)と有田英一(前世・女・文)…
全サ小冊子だった本作品。後から木原さんの作品にはまった私には本当にありがたい電子書籍での配信です。電子書籍なのに、プリントアウトして小冊子みたいに綴じて、本編2冊と共に手元に置いているという…。思い出したときサッと手にとるには、やはり紙がよくて。何度読んだことか。もう好きすぎて…すみません(笑)。 やっと結ばれた寛末と松岡。物語は、二人が新幹線の駅で別れた後、松岡が職場に遅刻するところから始…
木原音瀬 日高ショーコ
初めて読んだとき、口絵イラストの寛末のセリフ「(松岡に)キスしたい衝動が押し寄せてきて…」に、すごく驚いたのを思い出します。上巻を読んだ後では、寛末が松岡を好きになる展開が全く想像できなくて。 付き合っていた葉山さんと別れた寛末が、松岡に「好きだと思うんだ」と告げる踏切のシーン。松岡はしゃくりあげて泣いてしまいます。『涙が落ちる分だけ、気持ちが崩れる。辛うじて自分を保っていたものが、もっと弱…
木原音瀬 禾田みちる
fandesu
電子書籍で読了。挿絵、あとがきあり。 読むのを止められなくて、こんな夜中になっちゃった。 ああ大変だ。明日(正確には今日か)も仕事があるのに! 前半1/3までは1巻の続き、それ以降はROSE GARDEN2で、この部分が『書き下ろし』になるのかと思います。 あとがきによれば、なかなかこの書き下ろし部分が書けなかったそうで。 木原さんも色々と考える部分があったのでしょう。「堂々巡り…