total review:285926today:98
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
3/29(合計:286件)
高月紅葉 小山田あみ
ゆうかのん
ネタバレ
去年読んで、またこのふたりに会いたくて再読。 再読の良いところは先がわかっているが故にじっくり文章を追えるところですね。 高月紅葉先生の言葉のセンスを堪能できました。 内容がわかっているとはいえ、田辺が三宅たちの前で女を抱かされるシーンは堪えますね… 戸惑いつつも田辺にひかれていく三宅の心の動き、 誰もが堕ちるペテン師の田辺が水面下であの手この手を駆使して三宅に心を捧げる様子。 …
高月紅葉 藤浪まり
碧雲
~Dom/Subユニバース~は、主従関係の上に、愛のないDom/Subの関係を二重に置くと、主従の暴力物語になるのでつまらい。 王太子のDom/Subのパートナーは「百合の騎士」の称号を持つ美貌の騎士・ハリス 王太子はハリスを罪人用の鞭で打ち、サブドロップ。 心身傷ついたハリスに「静養」と言う名目で、従弟の辺境伯に渡す王太子。 北の辺境で静養?の命を受け、ハリスは涙を流しながら向かう。 …
cozycozy
ヤクザの田辺×組対刑事の大輔。立場的にロミジュリで、結ばれることは完全アウトな二人が、お互いの行く末を思い、悩みもがいて覚悟を決める巻。 健気で不器用で、お互いを好きで好きでどうしようもない二人の苦悩と決断の過程に痺れます。 その分、アチラももの凄く濃厚で甘あま。小山田あみ先生の美しく官能的な挿し絵と相まって、二人のめくるめくエロを十二分に堪能できます。 綺麗でエロくて一途な溺愛…
高月紅葉 笠井あゆみ
らずら
タイトルと表紙が扇情的ですが、中身は硬質な英国パブリックスクールBLでした。他のレビューで皆様も書かれてる通りで、素敵なんですけど内容には合ってない。この内容を好むような読者はなかなか辿り着けないんじゃないかな。ちょっと損してるかなと思います。内容については申し分なく神でした。
高月紅葉 九鳥ぽぽ
みざき
出自様々な年若い青少年たちが寝食を共にしながら暮らし、共に学ぶギムナジウム。 学園の中に、諜報部員に育てられた過去を持つ美貌の青年・ミランが諜報員という身元を隠して編入する…と、一般的な寄宿舎・パブリックスクールものとは異なるアプローチの作品で面白かったです。 ギムナジウムものの何に1番心を惹かれるのか? それはやはり、学園という閉鎖的な空間で築き上げられていく濃厚な人間関係や、モラトリ…
高月紅葉 小路龍流
こひしゅが
小さい頃に変態オヤジから性暴力を受けていたところを攻めに助けてもらい、大人になってから恩人に礼を言いに行こうと「白鶴組」を探している最中に記憶を失う。 幸運なことに白鶴組の人に助けられて世話になりながら、受けが組の一員(というか家族)に加わっていく話。 攻めとちゃんと付き合う前は、セックスしようキスしようって受けから誘ってたのに、いざ付き合って、そういう雰囲気になるとヤダヤダ言うのには …
高月紅葉 minato.Bob
好きになった瞬間を言葉ではっきり描写されていないのがリアル。 この世界のオメガへの扱いが酷くて少し辛い。ゲラシムの兄トリフォンに捕まって、取り巻き達に痛めつけられてるシーンはハラハラした。 でもちゃんと、キリルを守ってくれる味方がいる安心感もある。 王族アルファと平民オメガという違いすぎる立場と、この国のオメガの生き方というか境遇が苛烈なのもあって、キリルが自分の気持ちにも正直になれ…
終わり際になってから、挿絵がないことに気づいた。 やっぱりカタカナの名前は覚えにくくて、序盤は誰が誰なのか理解するまで時間がかかった。 いちばん厄介なのが、一人に対して呼び方がありすぎること。クリフォード、クリフ、ロチェスターが覚えるのに苦労。あと春の王とか、なんとかバイオレットみたいな通り名? そこさえ突破出来たら読み応え抜群。 前に作者のほかの作品を読んで、苦手だな〜って思っ…
高月紅葉 ユリ
ドSの女王 由紀子が永遠に去る。 悲願を達成した佐和紀が、やっと横浜に帰るの巻。 電子版にはあとがきが無かったので、 HPの「あとがきもどき」を読むと ・・「陽炎編で、第三部の前半が終わり」とあって、未だ未だ続くらしいです。 https://bit.ly/3odyuE1 ※ このシリーズは、文庫版と電子版で内容が異なるし、 著者の今後の思惑が書かれているHPのチェックは、必須で…
kurinn
読みながら「仁義なき嫁」の攻めと比べてしまって(別に周平が溺愛してないとかは言ってない)、高月紅葉先生のオメガバは溺愛攻めが多いような気がしました。中でもアッドが1番じゃないでしょうかね。 ジニア以上にジニアのことが分かっていて、権力や財力を使うのではなく(ある意味ジニアの為に使ってるけど)じっくりと彼の気持ちが固まるまで待ち続けていました。 待ち続けている間も愛の言葉を惜しまず、失礼…