高月紅葉さんのレビュー一覧

刑事にキケンな横恋慕 小説

高月紅葉  小山田あみ 

苦手要素が二つ…

『刑事に』シリーズ3作読んでの総評です。
話の展開は面白く読んでいたのですが、どうも三宅が好きになれず…仕事もさほどできる様ではなく、マル暴のくせにヤクザに組み敷かれたのに偉そうで、大した活躍もせず田辺に助けてもらうばかり…私生活の嫁とのケジメもお膳立てしてもらっている始末。次こそは名誉挽回でかっこいい刑事の姿を見せてくれるだろうと読み続けましたが、ここでリタイア。正直情けないの一言。こんな人に…

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仙境転生~道士は子狼に下剋上される~ 小説

高月紅葉  亜樹良のりかず 

輪廻転生が紡ぐ運命の下剋上BL

まず。中華風BLとしてのクオリティがすごいです。

作者さんあとがきにて言及がありました。大陸風ファンタジーに文体を寄せて書き上げたと。おっしゃる通り、本場中華BL作品のそれに近い印象を受けました。
独特の中華の世界観、神の世界と人間の世界との関係性やあらましなどなど…実に緻密で繊細、でも率直で分かりやすい。日本と中華の良いとこどり、ハイブリッドな作品だなと思いました。

大陸の風が漂う…

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仙境転生~道士は子狼に下剋上される~ 小説

高月紅葉  亜樹良のりかず 

耽美な中華風ファンタジー✨

高月紅葉先生の作品、初読みでした。なんとも趣深く雰囲気のある、中華風ファンタジーです。

年下ワンコ・ケモ耳執着(←怖い感じではない)攻め。そこに前世の記憶が絡んできて…というもの。

あとがきで高月先生ご自身がおっしゃっているように、文体は独特です。中華風(先生の言葉をお借りすると”大陸風”)のお話に合わせて、なんて言うんだろう…?耽美・幽玄という感じかな?
とっつきやすい文体ではない…

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刑事にキケンな横恋慕 小説

高月紅葉  小山田あみ 

俺がどれだけ惚れてるか。まだわかってないの

まず目がいくのは、この表紙!
目が合わせられない…照

ようやく思いを素直に通じ合わせて、恋人同士となった田辺と大輔。
大輔のデレがかなり増量してます。

2人の気持ちは揺るぎないけれど。
大輔なんて、旅行にものすごくウキウキしてるのが伝わってきて可愛いんだけど。
反面、過去のことやこれからのことを考えると上手くいくのか、お互いゲイなわけではないからそのうち目が覚めるのではないか……

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刑事に口説きの純愛 小説

高月紅葉  小山田あみ 

心にひそむ想いをようやく明け渡す

やっとこのカプの良さがわかってきた…

1冊目、いまいちハマりきれなかったのは、たぶん大輔が原因。
言い訳ばかり
素直じゃない
昭和な男な古い考え方(妻を守るべき養うべき、同性愛なんてありえない)
でも身体は欲に抗いきれなくて
田辺の気持ちからも自分の心に生まれつつあるものからもそっぽをむく

そういう性格が嫌いというよりは、なぜそこまで頑なに?と理解できませんでした。

で…

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ふたつの海を 小説

高月紅葉 

読む人を選ぶ

受け入れられるか、受け入れられないか、はっきり好みが分かれる作品だと思います。
SM系、リバで、地雷だらけではあるけど、高月先生の文章力で非常に上品な仕上がりです。
エグいはずだけど、サラッと読めます。
これだけでも読めるとは思いますが、仁嫁読んでないと、すごく淡白な作品に感じるんじゃないかな。
まあこれ単発で読まれる方もそういないとは思いますが(笑)
直登と道元の組み合わせは正直、凄く…

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刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

繋げた身体の上で交わす、言葉の絶妙なやりとりが魅力。

仁義なき嫁シリーズは未読、刑事にシリーズ初読みです。

インテリヤクザ×マル暴の刑事、という組み合わせから連想するような、複雑な事件や抗争、入り組んだ人間関係はこちらの巻では見られず、田辺(攻め)と大輔(受け)2人の関係性(主に身体の)にかなりの重きを置いてお話が進んでいきます。

初めから終わりまでとにかく体を繋げているシーンが多いのですが、無駄にエロ重視なわけではなく、身体を重ねるごと…

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刑事に決め手のプロポーズ 小説

高月紅葉  小山田あみ 

No Title

はぁー、ついに完結してしまった、、、
再読なのであらかたの内容はわかっていたのですが、再読だからこそじっくり文字を追えるよろこび。
自分の気持ちを受け入れてからの、大輔の男っぷりよ。
ここにたどり着くまでの葛藤にこちらもだいぶヤキモキしたけれど。
田辺もこれで安心できるね…♡
田辺の愛情は言わずもがな。
その献身はどこからくるのだ…!

個人的には大輔母との絡みが最高におもしろかっ…

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刑事に一途なメランコリック 小説

高月紅葉  小山田あみ 

No Title

刑事にシリーズ5作目。
はぁー今作も小山田あみ先生の絵がウツクシイ。
基本的に受けは細身で小柄が好きなはずなんだけど、あみ先生が描くとオールオッケーになる不思議。

前作から大輔がすっかり素直になって、田辺とのやりとりも安心して読めます。
急に別れを突き出してきた西島にはギョッとしたけど、まさかそんな思惑があったとは!
気がかりだった田辺の足抜けにも動きあり。佐和紀がかっこよく絡んでて…

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刑事に悩める恋の色 小説

高月紅葉  小山田あみ 

No Title

刑事にシリーズ4作目。
再読です。
こちらはあやちゃんの溺愛っぷりを堪能できます♡
何より巻を重ねるごとに、大輔が田辺を想う気持ちに素直になってくれ、安心してふたりの恋を楽しめます。
携帯に写真の送りっことか…中高生かっ♡
これまでは色々トラブルはあるわ、大輔は自分の気持ちを受け入れられない(そもそもが不器用すぎる)わ、もうじれったくて田辺がかわいそうでかわいそうで…。
悠護と皐月がこ…

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