じゃのめさんのレビュー一覧

みちみちなるままに コミック

じゃのめ 

構図のセンスの良さ

まず、各話の扉絵が美しい。特に3話の扉絵が好きです。
どうしたらこんなに印象的でセンスの良い構図が思い付くのでしょう。

両視点で綴られる、同じ"絵"という夢を持ち、一緒に歩んでいた2人の拗らせに拗らせた再会もの。
こちらの作品、途中で描かれている題材もあって、きっと評価が分かれるのではないかな?と思います。
ただのあっさりとくっつく再会ものではなく、視点違いだからこ…

7

みちみちなるままに コミック

じゃのめ 

構成とキャラとストーリー、全てが胸にくる

あー、じゃのめ先生の描く美少年って可憐で最高♡
最初の数ページで心掴まれました。
絵を志す少年たちが登場し、甘酸っぱい青春の日々を繰り広げます。

漫画家になりたい武田×絵描きになりたい長内。
進路に悩む長内に寄り添いたくて、その素直な気持ちに突き動かされるように告白した武田。
そして、恋は成就し……と、胸キュンしまくり。

からの……陰湿ないじめシーン。
えっ!?と、なりました…

9

みちみちなるままに コミック

じゃのめ 

迷い、すれ違い、最後に欲したものは。

じゃのめ先生の前作『お伽噺は泡と消え』がとっても良かったので今作品も購入してみました。小学生の時に出会い、大人になるまで(詳細は書かれていませんが)の、数十年にわたる拗らせ愛のお話でした。

いじめという、人によっては地雷になりかねない要素がある作品ですので苦手な方は注意が必要かもしれません。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




主人公は漫画…

9

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

攻めの一途さ、受けの信頼感がたまらない

 まず朱巳のビジュアルが圧倒的勝利! 少し長めの黒髪を流し、色っぽさと硬派さが同居した雰囲気が出ていて、最高でした。この見た目で昔から丘一筋で、付き合うことはできないけれど好きだから、丘の言動は何でも受け入れてあげる寛大さを持っているところもたまらないですよね。きっかけこそ突拍子もなかったものの、長年これほど甘やかされたら、丘が心まですっかり朱巳に靡いてしまうのも納得だなぁと思いました。

 …

6

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

カバーイラストがいい

服を着ていない、このカバーイラストの二人はイイ。
レイアウトも、肉の付き方も、乳首の色とか、すごく効果的。
ストーリーも、数を絞った登場キャラが、しっかり効いていて、イイ。
冒頭の、尻穴広げたビッチな感じなエロも、そこからただのアホエロにならないのは、ちゃんとストーリーがしっかりしているのがイイ。
作品としては、よくできた、良い作品だとは思うのよ、でも、でもねぇ、
私的には、服の趣味が合…

2

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

お互いが唯一無二だった

ラーメン屋の店長をしている丘はゲイであることを隠して生きている。誰にも明かしたことがないそれを唯一明かしているのが朱巳。そしてふたりは親友でありながらセフレとしても続いている。
朱巳はヤクザの息子で、昔から周りが遠巻きに自分を見ているのを知っていた。「ヤクザんちの子」その事実を受け入れなければならなくなったと同時に独りで生きていこうと決めた朱巳にとって、周りの人間とは違う唯一の存在が丘だった。

3

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

引き込まれました

ヤクザの息子×ラーメン屋の店長の親友兼セフレな二人のBLです。
じゃのめ先生の本は初めて買ったのですがめちゃくちゃ漫画がうまい方ですね。絵とかストーリー作りとかいうより漫画が上手いです。ぐいぐい引き込まれました。
受けの丘が健気で純情だけど男前でめちゃくちゃ可愛いです。攻めにリードされる受けじゃなくて二人の未来をいい方向に引っ張っていってくれる子なんです。攻めと受けの性格が全然違うんですがだか…

3

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

とてもとても良かった

お話もキャラクターもとてもよかったんだけれど、何より同じ人物の少年時代と青少年時代と青年時代の風貌がとても自然に描かれていて、この人の目には相手のあんな可愛かった姿も見えているんだと、隣でかっこよく育っていく様を見つめ続けたんだと思うとなんとも言えない気持ちになる

人魚の伝承の化け物としての面、人を喰らい惑わせ船を沈める悪い生き物だけれど優しい人間を装って恋をして、泡となって消える覚悟で好き…

2

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

とてつもなく好きな表情

じゃのめ先生の作品は『門限8時の恋人』以来なのですが、雰囲気のある絵がやはり綺麗。

高校卒業の時からつづく朱巳と丘のセフレ関係。
丘の初恋の人と思われる高校の同級生・駿河が現れたことでふたりの関係に変化が…
(駿河のオンオフの変貌ぶりと、服装のハイセンスさにはちょっとびっくりしちゃいました(笑)。)

いやもうですね、とにかく言いたいのは、朱巳の勤め先のトイレでの朱巳のあの表情がめち…

5

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

美しいです!

素敵なタイトルと両片思い設定と1巻完結に惹かれて購入したのですが、
とても繊細で色っぽいラブストーリーはすごく好きな感じでした!
2人の関係性が変わるときに必ず雨が降るのですが、雨って官能的なイメージがありますよね。

中学時代からの親友で現セフレ、たまったら逢って発散する割り切った関係の2人、という冒頭の軽めのトーンから、徐々に深まっていく展開にひきこまれます。ずっと一人でいようと思って…

5
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