最新レビュー一覧

暁に恋を知れ 上 小説

伊達きよ  奥田枠 

本能

先生買い。勿論下巻も読みます!と思うぐらい、続きが気になるお話でした。受け(オメガ)が可愛いなあ・・・攻めはすっとこどっこい★です。サブキャラも気になるし、ほんとどうなるんだろう。本編310Pほど+あとがき。下巻で評価を萌2にできるかな・・・神になるかな・・・?ちょっと決めかねてます。

母を亡くし一人酷い扱いをされながら、生まれ育った村でなんとか生きているビナイ(オメガ)。ある日、「運命の番…

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MUNDANE HURT 同人誌総集編 小説

木原音瀬 

続きが読めてこんなに嬉しいことはない

同人誌7冊にわたって掲載されていた、ビーボーイノベルズ「MUNDANE HURT」の続きにあたる短編を、一冊にまとめた同人誌です。
episode1~9。

こんなに素晴らしい続編があっただろうか。いやない。これこそが待ち望んでいた続編の番外編集といっても過言ではありません。
読み応えがありましたー。読んだ甲斐もありました。
この同人誌を単体で読んでも満足できる内容になっているのが心憎い…

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ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

波長が合う

どこまでも真っ直ぐに深水を想い続ける入江の一途さがものすごく微笑ましくて、
彼のわんこっぽさに癒やされながら読み進めていましたが。
その健気な想いを無自覚な剣で刺すような深水の言動の数々に何度も「うーん…。」という気持ちになりました。

ゲイではないという事実は入江の気持ちを受け入れられない正当な理由なのかもしれないけれど、それを何度も本人に言うのはどうなのかな?と思ったし
何より「寝て…

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営業部員・大町志月の恋愛収支決算報告書 小説

栗城偲  みずかねりょう 

天然脳筋な恋人は危機感がなくて心配です(とは言えません)

今回は調査会社の社長とメーカーの営業マンのお話です。

受視点よりで受様と友人のストーカー被害を知った攻様が
友人ともに犯人特定に迫る顛末と
攻視点よりで本編裏事情を絡めた後日談短編を収録。

受様は紡績メーカーの営業部員です。
好成績を上げている営業マンとして頑張っていましたが
会社の金を横領した罪を着せられるとともに
社史編纂室異動させられます。

社史編纂室は流刑地と噂…

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夜啼鶯は愛を紡ぐ 小説

小中大豆  yoco 

クズ攻め、ではないはずだが…

小中大豆先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
シリアス 4
健気 3
エロ 1
な感じだと思います。

エリアスさん×凛くんのカプです。

オペラ歌手になる為、海外留学をした凛くん。そこで出会ったエリアスさんに支援されプロの歌手として売り出してもらい、更には彼の恋人になる。しかし、エリアスさんが言う「不誠実なる男」という意味…

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溺愛紳士と恋するマカロン 小説

野原滋  せら 

ボロ泣きしてしまった。。

犬が主役か準主役級に活躍するお話が読みたくて、手に取ったこちら。

ちょっとヘタレ、だけど溺愛スパダリ攻めの包み込む愛と、
受け・光の抱える苦しみにぐすぐすと涙を流しながら読みました。

星5つじゃ足りないな、2倍にしたいな…と思いながら、
こちらのレビューを書いています。

14歳差、会社経営者の大人の男性・正巳×とある事情を抱える
ピンクの派手髪専門学校生・光。
”ゲイナイ…

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最後のオメガと恋知らずのアルファ王子 小説

名倉和希  亀井高秀 

オメガに選択肢があるだなんて( *´艸`)

最後のオメガである為、番に選ばれるのは名誉!に思われている感じの世界だなんて。

受様は、最後のオメガで公爵嫡男のティルダ。
病の床に伏した父に頼まれ、お見合いの為王都へ行くことに。
そこへ迎えと称して訪れたのが3人のアルファの王子達。
攻様は第三王子のエイリーク。
実直で不器用な堅物。
まさに恋知らずな王子の初恋♡

ティルダは嫡男で跡継ぎなので、オメガながら父に代わって領主と…

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勘違いだよね?瀬尾くん。 小説

木原あざみ  ハシモトミツ 

年下攻め好きにオススメ!!良すぎて横転!!

学校のイケメン王子(瀬尾)×なぜかオジサンから好かれちゃう体質の平凡先輩(一颯)の2人が、偽装恋人として付き合うお話です。

まず全体の感想としては、登場人物の心理描写が細やかで惹き込まれました。2人が距離を縮めていく過程を重視したい方にすごくピッタリだと思います。

はじめは激塩対応だった瀬尾が、偽装恋人として一颯と付き合ううちに、だんだん心を開いて独占欲も出しちゃう過程が最高にキュンで…

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ドライビング アルファ×アルファ 小説

りーるー 

オメガパンチは小説という形も似合う

オメガパンチシリーズを愛読していたので、春庭で商業番外が出るということで楽しみにしていました。
しかし、なぜ漫画ではなく小説なのか、不思議でした。
シナリオなのか、没ネームの転用なのか、などと勘ぐってしまいましたが、今作は、小説の形がとても似合っています。

高飛車アルファの四門はやらかしたせいで謹慎中。
その四門を誘ってドライブに行け、と嵯峨野に命じられた岸。
岸は大物ではないけれど…

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蒼穹のローレライ 小説

尾上与一   

1945年シリーズ

1945年シリーズを最近知り、2作目にこちらを選びました
戦地での、お互いなくてはならない唯一無二の、刹那的な関係性は、男女では成り立たない、BLならではの貴重で尊いテーマだと思う
話題作からの拝借だけど、魂の片割れ ってこんな感じなんだろうなあ

戦記物としても興味深い描写がたくさんあった
とくに零戦の細かい調整具合なんかは机上の空論ではなく、当時、現地で携わった人じゃないと分かり得な…

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