最新レビュー一覧

絶対者に囚われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

絶対者

物語全体に重厚な空気が流れ、読み始めた瞬間から世界観に引き込まれました。
強引で絶対的な立場にいる攻めと、過去を背負った受けの関係性は一筋縄ではいかず、緊張感のあるやり取りが続きますが、その中に確かに感情の揺らぎや執着にも似た想いが感じられます。

刺激的な描写も多めですが、単なる過激さではなく、二人の歪んだ絆を表現する要素として機能している印象です。
甘さ控えめでシリアス寄りな展開が好き…

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結婚したら海のそばに住もうね 小説

とらのとら  みずかねりょう 

せめて物語の中だけでも

とらのとら先生
とあることがきっかけで知った作家様。
そのとき拝読した作品がとても素敵で忘れられない作家様となり
この作品を購入しました。

作品の設定、登場する駅、街、風景、人物、それらは見たことや
行ったことがある場所。登場する大学は多分あの大学。そして地域はあの辺かな?
ともすれば、ひょっこりその人物と遭遇する想像までしてしまいそうなリアルな設定。
こういった子たちが、今まさ…

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二哈和他的白猫師尊 7(ハスキーとかれのしろねこしずん) 小説

肉包不吃肉  zolaida  石原理夏 

予想はしていたけれども予想以上に地獄

『二哈和他的白猫師尊』も遂に7巻に入りました。
もうこの巻に関しては……読後すぐは胸が苦しくて痛くて仕方ありませんでした。

我々読者もわかってはいたわけです。
いつかは墨燃に “その日” が訪れることは。
いつかは明らかにしなければならなかった、二つの人生を経てきた墨燃の真実が、このような形で地獄の蓋を開くとは。

7巻、辛いです。
しかしこの中華耽美小説ならではの地獄の描写の容…

1

花の王国 青薔薇のアルファと菫のオメガ 小説

犬飼のの  奈良千春 

ぜひシリーズ化してほしい♪続編かスピンオフが読みたい♡

先生の『暴君竜を飼いならせ』が大好きな作品。奈良先生のイラストも大好きで、オメガバースも好きなので読んでみました。

まずは、表紙、口絵、挿絵の奈良先生の美しいイラストにうっとりします♡
花精の王国が舞台のオメガバース&ファンタジー。色々な花を司る花精たちが出てくるので、お花も美しいし、主人公は騎士学校の生徒なので、白い制服も凛々しくて素敵です♡

受けは菫のΩで儚げ美人のスミレ、攻めは…

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交渉人は休めない 榎田尤利100冊記念特別版 小説

榎田尤利  奈良千春 

本当に大好き

終わり方が最高で、希望で溢れている雰囲気がとてもよかったです。目頭が熱くなる瞬間が何回かあって、特にウミガメのシーンは思わずため息をついてしまうくらい胸が熱くなりました。ストーリーのまとめ方が上手すぎる。

もちろんハッピーエンドですが、めでたしめでたし!みたいな雰囲気ではなく、夜明けのような少し薄暗いながらも希望を感じる雰囲気がとても好きでした。謎解きも面白いし本当に読んで良かったです。この…

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聖なる騎士は最愛の伴侶に二度恋をする 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

愛は確かに、そこにある

最高の続編でした…

序盤の甘やかなシーンから一転、まさかまさかの山あり谷あり展開。
手に汗握りながら&固唾を呑んで見守りましたよ!!
タイトルの「二度」って、そういうことかーーー…!!!


いつもどこか優しさを感じる、釘宮先生の温かい文章が大好き。
以下、読後の興奮のままのレビューです



『聖なる騎士は運命の愛に巡り合う』の続編のこちら。
現国王の従兄・ク…

3

ジャガーくんとナマケモノくんのゆるふわ婚活 小説

まつぼっくり  みずかねりょう 

にまにまにまにまにまにま

最高。にまにまが止まりません。こんな本とは知らずに電車内で読み始めたもんですから、「すっごく変な人」と周りから見られていたに違いない。冗談抜きで過去一にまにました御本でした。ライトに読める「にまにま」が大好物な方向け。大好きな巣作り記載もあってめっちゃ嬉しかったんですけど、途中一瞬だけダレちゃったので萌2にしました。いやー良かったなあジャガーとなまけものちゃん。

ナマケモノの獣性が強く出てし…

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ラスト・メッセージ 結婚生活をはじめから 小説

小中大豆  二駒レイム 

伝えることは大事です!!切実

好きな人と政略結婚したけれど、まったく触れ合わないまま三年が経ち、攻めである夫は事故4。
自らもワインのなかに混入した毒によって、4んでしまい、目覚めたらやり直しモードに突入! という強烈な冒頭。


あまりに辛い冒頭に、でも、、、小中先生ですし、絶対なにか誤解がふたりの間にあったのでは?!!
と、ひたすらハッピー展開目指し読みまくりましたが、意外と前世の辛い箇所というか、
ふたりのす…

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氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

「お帰りなさい」「ただいま」

この作品が好きで時々読み返しています。
攻めと受けを見守る周囲の人々がひたすら暖かいんですよ。

攻めの雫石は「氷の軍神」と世間では呼ばれているんですね。
敵に対して容赦ないし、部下たちに対してもクールなのに、受けの伊織に対しては柔らかな眼差しで見つめ、ひたすらひたすらに優しい。
普段のクールな雫石しか知らない部下たちは、伊織に対する雫石の態度があまりにも甘やかで柔らかいので呆気に取られ…

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猫かぶり悪役令息と、一途な王子 小説

はなのみやこ  サマミヤアカザ 

目指した未来とは違いましたが

今回は第二王子と侯爵家子息のお話です。

小説世界の悪役に転生した受様が
攻様の求めで公金横領事件の真相を追う
顛末を収録。

総務庁で課長補佐を務めていた受様は
出世を望まず周りに同調しない仕事ぶりから
何者かの恨みを買い階段で突き落とされ・・・

次に気が付いた時には
大ヒット作した小説世界にて悪役令息となる
侯爵子息として目覚める事となります。

流行病の高熱で生…

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