最新レビュー一覧

もう好きって言っていい? 小説

伊達きよ  衣田ぬぬ 

初心者向け



初々しい初恋が可愛い2人


人よりちょっとズレてる八重沼奏(受け)は自覚なしの美少年でみんなから遠巻きにされています。
1人でいるのも苦痛ではないけれど、やはり寂しいと思うようになった今日この頃、選択授業でいかにも陽キャなイケメン二宮(攻め)と友人になります。
二宮は奏のことを全て肯定してくれて、何を言っても受け入れてくれます。二宮の隣はとても居心地がいいのです。
二宮の方も…

0

寝たフリしてたら告られた。(しかも好きな人から) 小説

梅野小吹  motteke 

知らない相手の恋バナを延々聞かされてる感じ

 好きな子が保健委員だからその子が保健室で留守番している日に部活サボって保健室で寝たふりしていたら、その好きな相手が自分相手に告白の練習をしてきた、というところから話が始まります。告白する相手の名前は言わないけど、「バスケ部」と言われたので、バスケ部の主人公は「俺じゃん」と思ったようです。

 一応声をかけて寝ているか確かめてから告白の練習をしていたようですが、寝たふりしている可能性もあるのに…

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暁に恋を知れ 上 小説

伊達きよ  奥田枠 

運命に出会い、運命を知るピュアな恋の物語

伊達先生のオメガバース作品、またまた素敵なお話でふぉぉぉぉ……(〃∀〃)
可愛いし、楽しいし、応援したくなるし、可愛い(2回 笑)
ファンタジックなエッセンスも相まって、ドキドキとワクワクでいっぱいのピュア恋オメガバースです。

絶対的ハピエンを貫くその系統はおとぎ話的な王道ストーリーなんだけど、その中身がありきたりじゃないのが伊達きよ先生流。今やBL界でも主力ジャンルとなったオメガバース…

6

暁に恋を知れ 上 小説

伊達きよ  奥田枠 

焦ったくてむずむずして、キュンとして切なくて…下巻ください!!

レーベル名のとおり(ピスタッシュ・ノヴェルス)、
ピスタチオ色の表紙カバーがとても可愛い、伊達きよ先生のこちらの新作。

「暁に恋を知れ」というタイトル、ん?”恋を知る”じゃなく、
”恋を知れ”なんだー、なんでだろうと思っていたのですが。

読み進めるうちに、これは攻めに対する言葉だったんだー!!と、大納得。
ラストでついに攻めが恋を自覚するシーンと、物語中盤の暁のシーン、
描写が…

6

冒険者皇子の唯一にして最愛の子猫 小説

杉原朱紀  花小蒔朔衣 

粗筋には無いですが〚転生モノ〛です

普通のファンタジーBLかと思いきや、主人公が現代日本の前世を持つ〚転生モノ〛でした
前世の記憶や人間関係が作品のキーとなっているので、割とガッツリ転生BLだと思います
粗筋にないので、普通のファンタジー作品をお求めの方はご注意を……

とは言え、モフモフ従魔達と猫になれる受の可愛いさにホッコリ癒され、圧倒的“光”属性のスパダリ皇子様と、過去に囚われたヤンデレ執着魔術師様との三つ巴展開をハラ…

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前々世から決めていた 今世では花嫁が男だったけど全然気にしない 小説

みやしろちうこ  小井湖イコ 

神とは何か

みやうちしうこ先生の作品は、根底に神と人との関わりがあるように感じます。
今回えがかれた神はある意味究極の神ではないでしょうか。
主人公のケリーの姿は、自然災害の前で呆然と畏怖を持って立ち尽くす人々のように感じました。
私には刺さらなかったお話ですが、この物語を出版された事に敬意を払いたいと思います。

0

竜の妻恋 小説

いとう由貴  二駒レイム 

これはきっと夜明けの腐女子向け

なにも持たない人間と全てを持つ竜との恋愛。
ラストの2人の関係の落ち着きどころがあまり好みではなかったです。

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オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

BLの枠に収まりきれない

 受けの太陽が5才のときに、隣の家にお姫様みたいな美人な母親とハーフの息子の母子が引っ越してきます。そこからの幼馴染。流星の父親はアメリカ人で、両親はかけおちしてアメリカに行きましたが、離婚したため母子だけが日本に戻って来たという設定でした。母親の実家がかなり裕福らしく、かけおちしたけど母は祖父の遺産を受け継いでいるので、お金にはかなり余裕のある暮らしをしているようです。家も大きいし、母親が仕事を…

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幼児になった呪われ王子に口説かれています ~昼は三歳児、夜は美青年と山暮らし~ 小説

滝沢晴  亜樹良のりかず 

〚攻のショタ化BL〛もっと増えて〜〜‼︎

商業BLでは珍しい〚攻のショタ化BL〛
昼はひたすら可愛い幼児(3歳)なのに、夜になると色気を振り撒く美青年(24歳)に変身すると言う…美味しすぎる攻めが爆誕!

3歳児なのでショタと言うより幼児ですが、「くそっ、なんとみじかいてあちだ」と思い通りに動かない手足や、舌っ足らずな口調が可愛いくてユベールと一緒にメロメロ悶絶しました♡

粗筋に「オレ様王子」とありますが、確かに口調は王族らし…

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薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

巧みな心理描写が素晴らしい

作者様買いです。
先生の作品は、発狂してしまうくらいの恋愛の苦しさ、揺れ、迷い、毎回読みながら、その心情の描写が素晴らしくて、大好きです。

以下、盛大なネタバレ含みます。


本作品、攻めの阿久津の別れ方があまりにもひどすぎて、最初はどうにも許せなかったのですが、そのひどい別れを告げられた時の水野の絶望感があまりにもリアルで、息が詰まるように苦しくて、ほんとに切なかった。
味覚がお…

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