フランクさんのレビュー一覧

目を閉じても光は見えるよ コミック

丸木戸マキ 

人間ドラマ

読み応えがありました。

ゲイビ男優どうしのお話で体の隅々は知り尽くしているけど、お互いのプライベートは一切知らないといったいわゆる「体先行のお付き合い→やがて心も」のパターンの一つかなと思って読み始めたのですが、こんなに重くてこんなに深いお話になるとは予想もしていなかったです。

攻めのグレかけている息子に語りかける言葉から、受けが普通ではない過去を背負っているのだろうなと予想はしていま…

33

クシュラル コミック

えすとえむ 

トルコを舞台にした切なさ漂う短編集

トルコを舞台にした短編集なんだけど、どれも味わい深くて切なさ漂う逸品ばかりだと思います。
表紙だけ見ると長い髪の人物が女性のようにも見えますが、これはキョチェクと呼ばれた女装した少年の踊り子(売春もする)でして、女性は一切登場しません。

【ユラン】
スルタンと教育係の宦官ユランのお話。
この世界の目に入るものすべてはスルタンのものだとされているのに、自分の目の前に立つ男、たった一人を手…

4

緊縛パッション コミック

永井三郎 

笑いすぎてほっぺが痛い。

とにかく面白かった。にやっとしたり、思わず吹き出したり、爆笑しちゃったりと自分の中の笑いのバリエーションが引き摺り出される一冊というのかな。常に笑っていたせいで読み終わってホッペが痛いです。

幼なじみが木に縛られているのを見て以来、重度の緊縛フェチになってしまった美大生・武蔵。
そのフェチぶりは石膏デッサンも緊縛画にしちゃうほどの末期レベル。彼の好きなものは「緊縛と絵と男」でそれらを合体さ…

6

あれよ、あれよ コミック

のきようこ 

面白いし、好きだー。

最近ある作品で、ヘタレヤンキー攻めも美味しいかもと気づき「ヘタレ ヤンキー」で検索してヒットしたのがこちらの作品でした。

ろくでなしの父親の代わりに家を継ぐことになった柘植が祖父に出された条件は「国立大学に行く事」
塾に行く金もないから目をつけたのはクラスメイトの秀才・大滝。彼に勉強を教えてくれと頼み込むもそっけない。焦った柘植は「何でもするから教えてくれ!」と交換条件をつけて…。
とい…

3

仕立て屋と坊ちゃん (2) コミック

大島かもめ 

坊ちゃん、良かったね

13年越しの思いを伝え、身体の関係は結ぶようになり、何となくテーラーの店主・片山もきっと悪くは思っていないんだろうなぁ…というのがほんのり伝わってきた一巻。
この二巻は、寺島という片山の元同僚が登場します。
彼はイギリスの名高い老舗テーラーの元で働く若手実力派で、片山の腕を知ってる彼は、町のテーラーとして埋もれている片山のことが歯痒くてイギリスに連れて帰りたいと日本にやってきて…。   
こ…

6

はだける怪物 上 小冊子付特装版 コミック

おげれつたなか 

特装版小冊子をつけてくれてありがとうございます!

電子派なので特装版小冊子はどうせつかないだろうな…とダメ元で出版社に問い合わせ「小冊子ありと無しの二種類ご用意します」との回答を得てたけど、万が一、方針転換などされて小冊子付きはなかったらどうしよう…って思ってただけに、小冊子が読めてほんとーーーーに良かった。発売されるまで正直どきどきしてました。
なので、この作品のご関係者様みなさまには特装版小冊子も電子にもつけてありがとう!!そして紙書籍をさ…

6

トリガー コミック

イシノアヤ 

自己抑制と解放

イシノアヤさん好きと言えどもこの作品は皆さまのレビュー読んだだけでびびって、これ(自分にとって)ヤバいやつだ、読まないでおこ、と封印してました。
でも結局、好奇心が優ってついに読んでしまったのですが、結論から言えば読み応えがあり読んで良かったです。
最初はビビりながらも、そして途中からぐいぐい読み込んでしまいました。

ゲイである事を否定して生きてきた三井。「ヘテロの男」の仮面を被り続ける…

9

しるされしアイ コミック

たなと 

どっちも良くて読んで良かった!

【しるされしアイ】
ひとつのカップルの中学三年生で出会ったころから、社会人になるまでを描いた作品です。

社会人となった彼らを見てると、おぉ~おぉ~こんなに立派になって…と目頭を押さえたくなるような衝動にかられます。
というのも出会った頃の彼ら、特に受けはチーマーというか半グレの集団に片足突っ込みかけているような状況でボコられた顔で登校してくるような危うい日々。
受けに一目惚れした攻めが…

3

兄は元彼 コミック

林らいす 

これ本当に初コミックなの?!ブラボー!!

印象的な表紙、「兄は元カレ」という意味深なタイトル、これだけでセンスを感じましたが中身も期待どおりでした。

兄宛てにきていた来島穂高の写真展の招待ハガキを内緒で使って、遊が幼馴染の梅子と一緒に作品展に出かけたところ「オマエ 国重学の弟?」と穂高本人から声をかけられ、写真の被写体モデルとして依頼をされてしまうところからお話は始まります。
ただごとではない穂高の雰囲気に即答できず悩む遊の前に、…

7

雪物語 コミック

宮本佳野 

せつない…。

短編です。
冬になったので読み返してみました。

夜中に突然やってきた元カレの豊。2年前、自分の軽い気持ちの浮気が原因で別れてしまって以来の再会。
嫌いになって別れたわけではなく、ずっと謝りたいと思っていたこともあり肌を重ねる二人。
それから毎晩、カレはやってきます。まるで会えなかった2年間を埋めあわせるかのように…。
どこか寂しげで、そろそろ戻らないとダメかも…という豊に対して郷里に…

4
PAGE TOP