短いゆびきり

短いゆびきり
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
3
得点
30
評価数
9件
平均
3.4 / 5
神率
11.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784403521270

あらすじ

短いゆびきりは、決して違えない約束のしるし。
かつて一度だけ“短いゆびきり”を交わした八つ年下の幼馴染み・昇と、敬祐は十二年ぶりに再会する。
小学生だった昇は、強面の大学生に成長していた。
父は亡くなり母は妹の嫁ぎ先に同行し、気づけば一人になっていた敬祐。
昔のように懐いてくる昇と過ごす時間を何より心地よく感じ始めるが、それは寂しいだけが理由ではなくて…?年下攻リトル・エンゲージ・ラブ。

表題作短いゆびきり

強面だけど一途な大学生 昇
仏様のような会社員 敬祐

その他の収録作品

  • ずっと君のそばに
  • とくべつな毎日

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レビュー投稿数3

関西弁が素敵

特に、敬祐の使う関西弁の敬語がとっても素敵。
関西弁というか、大阪の言葉にも、ちゃんとビジネス用の敬語とか、丁寧な言葉が存在していて、それを敬祐が、至極当然のように使っているところが、なんとも心地いい。
お話の進み方も、敬祐の言葉使いのように、丁寧でゆっくり。
12年も片思いし続けた恋だもの、この位、ゆっくり、じれったく進むくらいがちょうどいい。
そして、昇の弟の登場が、敬祐が二人の恋の次の段階へ踏み出すきっかけになる展開も、昇や敬祐への理解が深まって上手いなと思う。

0

心にじんわり染みる作品

幼なじみ・再会モノです。
何回読んでも私のツボをつくいてくれるこの設定、たくさんの作家さんが使ってくれてて、非常に嬉しい次第ですw

主人公は30歳を目前にしたリーマン(受け)。
ある日『短いゆびきり』を交わした、8歳年下の幼なじみ(攻め)と、12年ぶりに再会する。彼は立派な大学生になっていた。
攻めの祖母が病気になり、その祖母がやってる音楽教室を二人で手伝ううちに、二人は急速に親しくなる。
同じ時間を過ごすうちに、主人公は自分のなかにあった「寂しさ」を自覚してしまう。
父が死に、母と妹と離れ、孤独だった心が、その幼なじみによって癒され、失う怖さにおびえるようになってしまうのだ。
将来のある彼を、自分なんかのために台無しにしてはいけないと、主人公は必死で自分の思いを押し殺そうとする。

登場人物の一生懸命さや優しさが心にじんわり染みてくる、いいお話でした。
久我有加さんの小説は、今のところハズレがないです。
グワッとくることはないんですが、必ず一定の満足感と充足感を与えてくれます。

0

決して違えない約束

12年前に奇妙な「短いゆびきり」をせがんだ少年に、敬祐は再会します。

小さかった昇が、自分を見下ろすほどの大きな青年になったことに驚き。
ふとした仕草や口調に、幼い頃の面影を見つけては、
ほっこりと懐かしく、嬉しくなったり。大人かと思うと子供。
またその逆も……敬祐が昇に感じる戸惑いや焦り、ときめき。
これぞ年齢差のある年下攻めのツボのような気がします。

12年間、敬祐を敬祐以上に理解し、思い続けていた昇。
昇との再会により、自分の寂しさを自覚した敬祐。
お互いを思うあまりに擦れ違う、じれったさ。
そして「短いゆびきり」の意味。

切なくてもどかしいお話が好きな方には、おススメだと思います。
あとこの作品は関西弁で書かれています。
私は方言小説も好きなので、この辺りもかなりツボでした。

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