透過性恋愛装置

toukasei renai souchi

透過性恋愛装置
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神58
  • 萌×216
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

242

レビュー数
23
得点
395
評価数
93件
平均
4.3 / 5
神率
62.4%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
シリーズ
クロスノベルス(小説・笠倉出版社)
発売日
価格
¥857(税抜)  ¥926(税込)
ISBN
9784773003222

あらすじ

若手建築士として注目を浴び、己れのルックスにも自信を持っていた北嶋は、とあるコンペでホテルマンの牧田と出会う。その落ちついて控えめな物腰を軽んじ、コンペで最優秀賞を逃したことで牧田にいちゃもんをつける北嶋だったが、常に大人の余裕を持つ牧田に諌められ高慢な鼻をへし折られてしまう。それをきっかけに牧田の人間性に触れ、恋に落ちてしまった北嶋は、思い付く限りの策を弄するのだったが…。

表題作透過性恋愛装置

大人の魅力、ホテルマン 牧田(30代後半)
自意識過剰若手建築士 北嶋秀司(31)

その他の収録作品

  • Night & Day
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数23

受けの純粋さに絆されます!

評価の高さに手に取りましたが、もう一気読みです。
あらすじだけを読むとそんなに好みでは無く、長い間スルーしてしまいましたが、レビューを読んで何だかイメージしてたのと違いそうなので。レビューありがとうございます!!
あらすじで敬遠されてる方は要チェックですよ!!

とにかくワガママで自己中心的な受けの北嶋と、大人で物静かながら仕事が出来、包容力のある攻めの牧田が仕事がらみで出会い、物語が始まります。

この作品の魅力の一つは、北嶋のキャラクターです。かなり規格外の受けです。
最初はワガママで自己中心的でとひどい部分が前面に出ているので好感の持ちようが無いですが、牧田と出会ってからがとにかく可愛いんです!!
ただの嫌な奴だと思っていたら、実は意外に素直で、子どものような純粋さを持っていたという感じで、最初が嫌な奴だった分、ギャップにガツンとやられます!

性格が悪いと言うよりは、考えなしで素直に思った事を口にしたりと誤解されやすいんですね。しかし、この素直さが彼の最大の武器でもあります。牧田への好意を隠しもせずに、全開で向かって行きます。普通は自己保身だったり、プライド続きを守るためだったりでなかなか出来ない事だと思いますが…。
駆け引きなしで素直な自分の気持ちを伝え、食事に誘われれば嬉しい気持ちを隠しもしないし、一緒にいられる事が嬉しくて、切なくて泣いてしまう。
ホテルで一晩一緒に過ごした時の子どものようないとけない様子には、本当に切なくて可愛くてキュンキュンしました。
ここまでの直球勝負でこられると大人だと太刀打ち出来ないですよね。牧田がまさに大人の落ち着きと分別を持っているタイプなので、胸を撃ち抜かれちゃっても仕方ないよなーと思いつつ…。

ここまで規格外の受けは『甘い水』の遠藤以来です。少し遠藤を彷彿させるんですよね。北嶋の方がだいぶ素直で子どもですが。

そして牧田も一筋縄ではいかないタイプです。特に最後の牧田視点の短編を読むと、彼がけっこうひねくれてシニカルなタイプだとわかります。この短編で、割と嫉妬深かったり北嶋の可愛さにニヤケていたりと、涼しい顔してこんな事考えてたのねーとなります。

ワガママながら素直で純粋な受けと大人の余裕がある攻めの恋愛模様が楽しめます!!

0

乙女大爆発

自分でも不思議なほど大好きで、何度も読み返している作品です。
北嶋がいわゆるツンデレとは一線を画す二面性の男で、牧田さんが絡むともう見ていられないぐらいの乙女ぶりを発揮するところが愉快です。
物言いは辛辣だわ自意識過剰だわ、牧田さん以外どうでもいいような感じなのに、とにかく素直なので気に入った人には懐いちゃうところが憎めない!自分の周囲に居たら、きっと迷惑ですが。
二面性といえば、対する牧田さんもすごーく大人なのにベッドの上では北嶋を翻弄してしまう積極的なところが堪りません。

1

腹の立つ性格に似合わず心は…

オススメされて読んだ時はあまり私にとって萌要素は感じられない作品だったのですが、徐々に嗜好も変わってきて大人な攻めが最近気になりだしてきた今日この頃。 北嶋の性格も最初は受け入れられるものではなかったのですが、今読み返すと自分の気持ちに素直な可愛いやつに思えてきました。 やはりこの本での魅力は牧田さんでしょう。 ホテルマンだからなのかあの北嶋相手に対しての喋り方とか凄く丁寧で、包み込むような感じが大好き。北嶋でなくてもコロっていってしまいそう。 一見紳士でエロさも兼ね備えた牧田さんは最高です。

1

もうほんと萌え!

これまで読んできた小説のなかで、一番好きです!

受けの北嶋が、最初はタカビーなのに、恋をしたとたん初々しいコイスルオトメになってました。
攻めの牧田さんは本当に紳士的な人で、読んでいるこっちが惚れ惚れしちゃいます///


お話も前半と後半で雰囲気がガラッと変わりますね。
どたばたしたり、キュンキュンしたり、切なかったり。でもやっぱり萌えてニヤニヤしたり。
読んでいて、「早く次を読みたい!」って思える、読んだら止まれない作品です!

おすすめ!ほんと萌える!

これを読んだら、次は「月の滴」を読みましょう!「透過性恋愛装置」のキャラクターたちも登場して笑わせたりニヤニヤさせてくれます笑

2

北嶋効果恐るべし

BLの受けって可愛いもんだと思っていたわたしです。
ツンデレでも「ま、可愛いから仕方ないか」と思わせるんだろうなあと……
しかーし!
北嶋はどうなの?これでOKなんでしょうか?
わたしはこんな社会人はハッキリ言って嫌いですよ。


受けの北嶋は若手建築家。
ナルシスト体質で、外見も仕事も自信満々です。

攻めは、ホテルマンで企画部長の牧田。
一言で表すなら大人の男。


社会的にも年齢的にも成熟した大人の男が、ナルシスト乙女男子と恋なんて出来るんでしょうか…まあ、出来ちゃうんですけどね……

牧田のホテルが開いた、建築のコンペに参加した北嶋。
自信満々で楽勝だとばかりに、コンセプトなどの説明は居眠りして過ごす最低の態度です。
自分が選ばれるとばかり思っていたのに負けてしまい、プライドが傷つけられた北嶋はまさかまさかの押しかけ抗議!
きゃー!もうついて行けないから!
無理無理無理!
まともな社会人なら乗り込んでくなんてしないからーー!!
その前にそんなことしたらどうなるか、わかんないの?と想像力の欠如に唖然ですよ。

多分『こーんな嫌なヤツ続きが、恋してこんなに可愛くなっちゃったよ!』という萌えを引き出すためのかわいさんの演出なのでしょうが、萌える前にわたしなんて嫌いになってしまいましたから……
なので、中盤あたりまで読むのが苦行でした。
でも、なかなか手に入らなかった本でしたから投げ出すのはもったいなくて(苦笑
わたしのケチ根性の勝利とはいえ、なぜかよけい虚しくなります。

『上海金魚』の滝野が佑季を大切にしてる様子が読めたことが、この作品でわたしが唯一嬉しかったことです。
あー、このカップルは本当癒されます…北嶋効果なんでしょうかね。
『中立』ではなく『萌』を選んだのも、ひとえに滝野たちの様子にでしたよ。

2

わがまま王子が恋すると?

私は、かわい有美子先生の本にすっごくハマっているのでこの「透過性恋愛装置」の評価が良いので探してやっと手に入れましたっwwそして、その日に読破しましたww

大人の魅力のホテルマンの牧田×自意識過剰の若手建築士の北嶋なんですが、まず受けの北嶋はとにかく俺様?わがまま?性格悪い?な感じなんですっww
前半までの北嶋は、もうどうしようもないのですっww

そんな、わがまま王子の北嶋ですが、恋をして変わるのですっ☆彡
そのお相手は、よく出来た大人のホテルマンの牧田なのです。
もう、出来すぎな人ですよ、牧田さんは。
あることがきっかけで、北嶋は牧田にいちゃもんをつけにいくのですが北嶋は牧田の紳士な態度に惚れてしまうのです。まさに初恋です。

そして、プチストーカーになるのですが。
そこから、告白→玉砕してしまいます。

が、しかし、なんだかんだで北嶋の直球勝負に見事牧田はほだされますww
そして、牧田は意外にエロかったですww

最後に牧田目線のお話があったのですが、北嶋は牧田が絡むと乙女になりますっww

そして、私は北嶋が好きになったのでこの後になるのか続きな「月一滴」絶対読みますっ!!

面白かったです!!

1

乙女な猫ちゃん、しっかり躾てもらいなよw

受けが、びっくりするぐらい乙女で恋愛体質。
自分の気持ちに気づいてしまってからの、
攻めに対する思考も態度も話し方も、もう、どこのウブな女の子ですか?って感じ。
ベッドでの口調もすごぉ~く甘ったるい。
俺はすごいんだ!
他人の気持ちなんか無視!
そんな最初の身勝手人な言動と比べると、変化ぶりがとても激しくて、多分余計にそう感じるのです。
そんな受けの性格が、変化前も後もな~んか鼻につくんだよなぁ~と思いつつも、
でも、憎めない可愛さを感じずにはいられない……わたしもほだされたかしら??w

でも性格って、
本質はそんなに簡単にコロッとは変わらないと思うんですよね。
だから、
攻めに夢中なうちに、しっかり躾てあげてほしいわ~って思っちゃいましたw

攻めが、ほだされてしまってからも、
骨抜きで優しいばっかりな人になってしまわないのが好印象でした。
人間性に優れた穏やかな人が見せる、ベッドでのテクニックやSっ気、ん~いいですねぇ。

それから、自分は「上海金魚」でイマイチ好きになれなかった、こちらでは脇役の滝乃が、
この本ではかなりいい味出してるなぁ続きと感じました。
仕事での取引先への姿勢などを見て、
「上海金魚」のレビューを書き直した方がいいかなぁと、ちょっと反省……。

面白かったです、こちらの本♪
でも、やっぱりかわいさんの文章は、
自分には時々イメージしにくかったり、テンポが合わない時があるみたいで、
読んで理解するのにすごく時間がかかるのです。

素敵だなぁと思うところも、勿論あるんですけどね。
乙女な猫のマーキングの品々のあたりは、とても微笑ましく印象的でしたし。

全体を通してそう感じることが難しい自分が、残念でならないです、……くすん。

4

江名

snowblackさん、コメントありがとうございます♪

ベットでのあの甘ったるいセリフと喘ぎがダメでしたかw
わたしも「そこも乙女なのね、ちょっとなぁ…」って正直感じましたよ(^^;
でも、もともとストレートな攻めにはそれくらいの方が可愛いのかしらね。
躾、ダメですかね?
いやぁあのまま年をとるのはどうだ?と変に心配になっちゃいまして、
もうちょっと周りが見える猫ちゃんになった方が、
牧田さんとも永く一緒に居られるのでは?と思ったのでありますよ(*^^*)

snowblack

江名様、こんにちは。
かわい有美子さんは好きな作家さんですが、この人気作品は個人的にはちょっと微妙です。
北嶋くんの、俺様でナルシストで自己中な乙女っぷりは面白くて嫌いなキャラじゃないんですけれど、(躾けられちゃったら、北嶋じゃなくなっちゃいませんかw?)
ベットでの女の子みたいなセリフがどうしても許容できないんです。
心は乙女でも、ああいう喋り方はしないで欲しかった、というのが個人的希望でした。


乙女のねばり勝ち

この作品 すっごい人気ありますね。
私は何にも考えず普通な感じで読んじゃった。
受け うざい。
どんだけ自分大好きなのだ?
こんな乙女ちゃんはイヤだ。
なんでこんなにワガママばっかり。
振り向かなくてウジウジしていたのが 攻めの目に止まってなんとか付き合いが始まり
分別のある大きな愛で包んでくれるから うまくいっているのでしょう。
攻め 大人だ。
受けが会社へいろいろ文句言いにきた時の対応も大人だった。
乙女に押し切られちゃったね。

7

豹変っぷりがすさまじいw

ワガママで俺サマで自信過剰でイヤな奴(しかし仕事はできる)というDQNに片足・・・いや両足浸かってるような超トラブルメイカーな受が、超紳士な攻に一目惚れして、なんとか振り向いてもらおうと画策するお話です。

もう、ほんと豹変っぷりがすごかったです。受の北嶋も・・・そして攻の牧田さんも!!
序盤の北嶋の俺様っぷり自信過剰っぷりは半端なく、仕事や周りの人に対する態度もそれどうなんww社会人としてどうなんww
・・・とツッコミたくなるほどですが、根がまっすぐというかもう、なんというか強烈なキャラで引き込まれましたw
終盤はもう、え?同一人物??くらいのゴロニャンっぷり。

今まで散々遊んできたのに、本気の恋には中学生か!みたいな行動をとっちゃう北嶋から目が離せませんでしたw
でも、最初のほうは北嶋が本当にDQNすぎて行動がイタいのであんまり読み返せないww
読む返す時はいつも中盤くらいからw

牧田さんのムッツリ紳士っぷりも素晴らしかったw
牧田さん視点の「NIGHT&DAY」は、紳士な顔の裏側でこんなこと考えてるのかーとw
牧田さんが北嶋をちゃんと愛しく思ってるさ続きまが伝わってきてよかったです。

1

ど直球向こう見ず乙女思考の上を行く

ごう慢不遜で自信家な「男マグロ」の王子様、今まで女性関係はそれなりにあったけれども『本気の恋愛』はしたことがなく…
そんな子が恋に落ちて、どんどん乙女思考が展開されて…むしろどこの中高生のウブで純朴な男子だと思うくらい、結構アホな行動に出ています(笑)
しかし、そのあと後悔のあまり仕事も手につかなくなったりして、可愛らしい反面大人としてどうよ…と呆れたり。

でも、私は微笑ましく(むしろ爆笑しながら)読ませて頂きました。

ただ、相手方の気持ちの変化からの最後の展開がちょっと急かな…と。
もう少し純情アホ王子様の乙女思考な葛藤を眺めていたかったです(笑)

1

なんだかんだで、北嶋勝利?!(笑)

もうね、もうね牧田さんがいいの~っ(><)
大人の男性ってカンジがとにかくいいの~っ!!
それだけでいいっvv

感想終了…って訳にはいかないけれど(笑)

あらすじにも書いてある通り、牧田と北嶋は出会う訳ですがっ。
牧田に惚れた北嶋のプチストーカーのような行動に苦笑(^^;)
そして告白、玉砕。

だけどそのままお話が終わるわけもなく…
牧田の方も、なんとなく北嶋が気になるようで何かと気にかけてるうちに、ほだされた?!
ほだされるまでには2人いろいろとある訳ですが、北嶋あんた可愛いよ、本当に…


そして牧田、エロ親父に突入(爆笑)
いや~っ、牧田さんその態度の違いは何ですか?!
北嶋メロメロで乙女丸出しやん!!

この作品は本当に気に入ったので、久しぶりに同人誌の方にも
手を出してしまいました( ̄w ̄)ムフフ

2

CDを聴いてから

CDを聴いてから原作読みです。
CDもですがこの作品は前作「上海金魚」を読んでから読むと
ますます楽しめます。
皆さんもおっしゃる通り、北嶋のギャップにやられます。
ほんとに可愛い・・(*^_^*)
CDでは北嶋目線のお話で終わっていたので、なんだか急で慌ただしい
感じでしたが、ノベルのほうでは牧田目線の「Night&Day」というお話が
あり、どうして北嶋に・・・の理由がわかりかなりスッキリしました!
とってもお勧めな作品ですが、「神」評価じゃなく「萌」に
したのは、「萌」という言葉がほんとピッタリな作品だから(*^_^*)
読んで後悔しないんで是非お手にとってみてはいかがでしょうか?
CDも聴いてほしいですね~(^^)とにかくキャスティングがピッタリなんで
驚きますよ♪

2

毒を食らわば~病みつきになりそうです

決して受け様が毒夫というではありませんが、この毒にやられました。
とてもつもないスーパーツンデレは、牧田さんと読者と、一部S&Mの方にしか効かないでしょう(笑)
初めて読んだ時、北嶋のわがまま王子ぶりに腹が立ち、牧田さんはきっと北嶋をいじめて喜ぶSなんだわ!と思いこみました。
しかし2度3度と読みたくなるこの中毒性の話。
滅茶苦茶性格の悪い北嶋が、牧田さん一筋の乙女に変身するのが見事すぎて
語尾に「~なの」だの「~ね」だの体がくねりそうな言葉の変化も、見事すぎて、
北嶋がいとおしくて仕方なくなりました。
きっと牧田さんもそうなのかな?
そして牧田さんも普段の紳士からエロ魔人に変身で、二人して世界征服できそうなくらいの勢い?

「上海金魚」のカプも出ておりますが、あちらが静ならこちらは動。
読み返すたび何度も萌えを貰える神小説です。

3

萌えまくりました

かわい先生初読みです。メチャクチャ萌えました!

気鋭の若手建築家である北嶋は、友人から老舗ホテルが企画する高齢者用マンションの実施コンペへの参加を薦められ、出向いた説明会でホテルの企画部長である牧田を紹介されます。

北嶋の俺様ぶりがなかなか鼻につきますねー。手に入らないものはない、自分にできないことはないと信じ込んでいる、謙虚さから遠く離れたところにいるタイプの男。それを隠すこともないので、周囲から浮いています。よくこの年までこれで生きてこられたなあ。きっと挫折を味わったことがないんでしょうね。ただ、周りを気にせず本音がボンボン飛び出している様子を見ていると、「人間が悪い」というよりは、「子供のままの人」という印象です。

さて、自信満々で臨んだコンペでしたが、説明会の間居眠りし、牧田の説明を全く聞いておらず、コンペのコンセプトを理解していなかったため、最優秀賞を逃してしまいます。「出来レースだ!」と怒り心頭で牧田のもとに乗り込んで行く北嶋でしたが、牧田はそれに対して非礼を責めることもなく、穏やかに、誠実に、かつ毅然と対応するのです。牧田がとっても大人でいい男。相手の長続き所を述べつつ、はぐらかすことなく言葉を尽くして丁寧に説明する。このお話、牧田が落ち着いた大人の魅力を漂わせるのに対し、北嶋が子供っぽいせいか、年齢差は4、5歳なのに、どことなく大人×子供の匂いが漂うんですよね。

北嶋が牧田に恋に落ちていく描写がいいですね。何ていうか相手の真摯さ、懐の広さ、人間の大きさに心を持っていかれちゃった、といった感じで。すっかり「恋する乙女」、それも、暴走する乙女に変貌。遅咲きの初恋なんですよね、彼にとっては。これまで、他人との絆を作る努力をしてこなかったツケが一気に回ってくるのです。ウブというか幼いというか…。策を弄することもできず、直球勝負(あらすじには「策を弄して」とありますが、策と言うほどの策を弄してはいないような…)。ホテルやら駅で牧田をストーカー(本人は「見てるだけで幸せ~」なんて思ってる位だから、そんな意識はないんでしょうが)。で、ホームで告白→玉砕。あれよあれよという間に可愛らしくなって行くこの変貌ぶりが何故か違和感なく自然に読めてしまうから凄い!この人、基本はとても正直なんですね。取り繕うことができなくて、全部表に出てしまう。それが北嶋を可愛く見せるのでしょうね。あらぬ想像をして「どうしよう~」とか言って恥らっている北嶋に激萌えしました。

ところで、この作品、豹変するのは北嶋だけではありません。最後に紳士な牧田の豹変が待ち構えているのですよ。ベッドでちょっと意地悪なエロオヤジに変貌。これがまたいい!言葉責め+焦らしプレイに萌えました。今までのは、世を忍ぶ仮の姿ですか!と言いたくなる。いや~、ギャップのある大人って素敵。

2

なんだこのスーパーツンデレはw

ここまでツンデレでいいの?ってぐらいのツンデレ受けでしたねー。
セックスのときなんて、ツンデレを越えてスーパーオトメになっちゃったから、「そこまでかい!」と思わずツッコミ入れちゃいました。
めっちゃ面白かったです。
攻めがほだされちゃう気持ち、よーく解りました。受けが可愛すぎる。

冒頭、主人公の『悪気のないイヤな男っぷり』がさんざん描かれます。イライラするほどの傲岸不遜男なのだ。私はイヤなやつが大好きなので、ここからどう変貌してくれるのかと、ワクテカしながら読みました。正直『いいひと』が主役よりも楽しいんですw
読みすすめるうちに、この主人公の可愛げが少しずつ伝わってきます。萌え萌え。萌え死ぬ。
攻めの36歳もなかなか良かったです。なにがいいってセックスがいい。普段は理知的で穏やかなのに、セックスになるとエロエロオヤジに変貌するこの落差!恥ずかしいよアンタ!w

攻め受けともに、落差萌えしまくれる良作でした。

4

ドラマCD とってもオススメです

皆様、お書きのとおり、傲慢で生意気な俺様男・北嶋が、本気の恋に落ちて、超乙女に変身してしまう
「BLでも、これはアリかよっ!」
みたいなお話ですが、
文章のテンポもあって、いつの間にかうっかり泣かされちゃったりして
「えぇーいっ、くやしぃーっ」
みたいなお話ですが、
これのドラマCD、とってもいいです。
北嶋:鈴木達央(たっつん)
牧田:安元洋貴
たっつんの北嶋は、最初の傲慢男の時も、ちゃんと自分の仕事には自信と責任があった上での素直な傲慢さです。
傲慢でいやな男かもしれないけど、憎めないかわいさがある。
そして、安本さんの牧田!!
原作でも、北嶋に「声のいいオッサン」呼ばわりされていますが、本当に、あの声で話されたら、、、
コンペの件でねじ込んでいった北嶋が、牧田の大人で真摯な対応に、あっさり自分の非を認め、あまつさえ、もう自分の仕事でもないのに、牧田に認められるようなものを作りたいと頑張ってしまいたくなるのも無理はない!
北嶋が、乙女のように恋してしまうのも無理はない!
北嶋が恋する心でコロコロ転がって可愛くなっていく様も
牧田がいざとなると、めちゃ続きめちゃスケベな親父になる様も
BLCD的なお楽しみとしては非常に完成度の高いおすすめな1枚です。

このCDを聞いていただくと、BLCD未体験な方にも、私が時々
「このせりふを○○さんの声で聞きたい」
と叫ぶのに、納得していただけるのではと思います。

4

可愛いったらありゃしない

この北嶋君は常識では考えられないくらい俺様です。
その俺様に、今まで牧田さんのようにゆっくり諭してくれた大人がいなかったんでしょうね。
牧田さんに人間性まで治してもらって、めでたしめでたしです。

この作品はドラマCDになっています。
北嶋君の変わっていく様が、よーく分かりますので、是非聴いてみてください。

3

前作『上海金魚』とは真逆を行く「キャラ小説」

本の装丁は『上海金魚』と対を成す、金と緑を基調とした落ち着いた雰囲気であるが、内容はまるで真逆を行くような、かっとんだ「キャラ小説」といってもよいだろう。
それと同時に前作の主要人物の違った一面も表現され、地続きとなった2作に奥行きが生まれているようにも感じられる。

本作の主人公の北嶋は優秀で美形の建築士だが、真剣に取り組まずとも仕事も恋人も手に入ってきたなんとも嫌味で自信過剰な男。
だがその本性は、挫折を知らず青臭い10代のまま30代に突入してしまったかのような、非常に子供っぽい人物である。
女性との付き合いもすがすがしいほどの見た目重視かつマニュアルどおりのやり方で、友人たちには「本当の恋愛をしていない」「男マグロ」などと評されている。
たとえそう言われても自分の生き方に何の疑問も抱かなかった北嶋が「初めて」自分から恋に落ちたのが、年齢以上に落ち着いた雰囲気のあるホテルマン・牧田である。
クールを気取っていたはずの北嶋が牧田に恋してころっと変貌するさまこそが本作のキモであり、この部分を面白がれるかどうかが、本作を受け入れられるかどうかの分かれ目であろう。

先に続きも述べたが、脇キャラとして登場する『上海金魚』の滝乃・佑季・登がみな物語にしっかりと絡みいい味を出している。
特に、本来の親友である滝乃を差し置いて男同士の恋愛相談に図らずも巻き込まれた佑季と登のなんとも面倒くさそうな態度は、前作の雰囲気の中ではありえなかっただろう。
勘が鋭くすぐに懐に入り込む、対北嶋ならではの態度といえるかもしれない。

牧田もなんだかんだで北嶋にべた惚れなことは巻末の短編『Night & Day』に明らかだが、彼がどうして北嶋に絆されたかについては本編ではほとんど語られていない。
本作だけでももちろん充分に楽しめるのだが、牧田視点の番外同人誌『恋は遠い日の花火ではなく』を読むことができれば、地の文の本編との一致率が高いだけに北嶋の言動の裏での牧田の心情がつぶさにわかる仕掛けになっている。

4

Wのギャップ萌え

前半・・・というか、結構半分くらい、どうにも苦しかったです。北嶋のオレサマっぷりが余す所なく発揮されてて、こういう人種が本気で苦手な人には拷問に近いです。
が、会いたさが募って軽くストークしてしまい、勢い告白までしてしまった健気でかわいい北嶋を見てしまうと、その後の事はあまり気にならなくなります。
「上海金魚」の登場人物だった(らしい。未読なんで)人格者の滝乃が、振り回されて、尻拭いをされまくりつつも、何となく切り捨てられないのも、そういう所を見抜いているからなんでしょうね。
好きな人にだけは気がついて気を回せる所があるようなんで。

北嶋が惚れてしまう牧田は、ホテルマンで、かなりいいガタイをしてるけど、物腰が柔らかく、とても上品で落ち着いてて、恐ろしく卒のない人です。
ついでに言うと、ものすごく声がいいらしいです。これ、結構作中でも重要度高いです。
北嶋のあまりにストレートで直情的な物言いや態度に気おされることなく、上手くあしらうんですけど、実はおくびにも出さない裏では、結構そのイロイロにやられてしまっているんです。
それに、北嶋は気づいてないだけなんですけどね。
続きまぁ、いっぱいいっぱいで気づかないでしょう。
牧田に惚れたと自覚してからの行動は、女子高校生でももうちょっとマシだろう!?ってくらいのオタオタぶりですから。
普段の物言いも、悪口も、恋愛に関しても、ものすごく直球勝負なのです。

で、北嶋の好き好きオーラにほだされ、覚悟を決めた後の牧田が・・・エロオヤジに豹変する様は、なんかもう、ちょっと感動しましたね。
普段、必要以上にストイックで、物腰は柔らかだけど境界はキッチリつけてる人のセックスって、想像できない!って思うんですけど、そういう人がエロかったら、更に倍でエロく感じちゃうもんですね。
北嶋もホントに初めて!ってくらいに翻弄されまくります。
でもって、いちいちいちいち反応がウブでかわいくて、言ってる事もなんか支離滅裂なんですよ。
エロ度は多分、普通レベルだと思うんですけど、ギャップのある二人のお初は、かなりエロく感じましたね。
オレサマ>>>エロカワ王子
紳士>>>言葉攻めエロオヤジ
という、二つのギャップが楽しめます。これはお得です。

登場人物として出てくる、友人・滝乃と、その恋人水端の事が書かれてる「上海金魚」も読んでみたいんだけど・・・ものすごく入手困難らしいので、何とか読めないかな~と思ってるところです。
ちらっと出てきた感じ、こちらはとてもいい人たちっぽかったし、北嶋が一目置く、滝乃の恋愛ってのにかなり興味がわきました。

4

最初に後書きを読んだとき、かわいさんが「ラブコメ風味」と書いていたので、なんだいつものかわいさんじゃないのか……と読む気が一気に失せたのですが、なんのことはないいつものかわいさんの受けでした(笑)

ちょっと壊れちゃってるのに、自分でそれに気づいてない受けは大好きです(爆)
ラブコメ風味とかわいさんが言ったのは受けの壊れっぷりが笑いを誘うからでしょう。
滑稽なほど独りよがりで、それが初めて本気の恋愛をして哀しいほど空回り。
まさか泣かされるとは思わなかった。


前半のなんだこいつ?の展開から一転、必死な後半の姿は哀れさと切なさが相まって読んでいるこちらまでが必死になってしまう、さすがかわいさんです。


親友滝乃は「上海金魚」の思いやりのある優しい攻めから冷酷な親友に(笑)
自分の相手に優しいのは特別!って感じで、本当の滝乃はこっちってことですかね。
それもおもしろくてなかなかいいです。
滝乃の相手の水端も最初は主人公北嶋に振り回されて可哀想……とか思っていたのに、後半ちゃっかり敵を取ってる?辺りが笑えます。

この話は前半と後半の人物達の様変わりが面続き白いです。

そしてなんと言っても攻めの牧田は出番がその割に少なかったのに、最高の男じゃないですか(爆)


読み始めとは全く違って、お気に入りの仲間入り決定!な一冊でした。

5

萌え死ぬってば。

今年ナンバーワンの作品です。
何処へ行っても売ってない程の人気ぶりでした……。
近所の本屋で見つけた時は抱きしめて帰りました(笑)

ワガママ三昧・プライドが高く人の事などお構いなし!という性格最悪な主人公・北嶋は
ホテルマン・牧田と出会い恋に落ちていくのですが……。

北嶋さん……女の人にモテているのですが、それは相手から告白されたのか分かりませんが、牧田に対してのアタックがまるで女子高生です(笑)痛々しいし、あからさまだし、もぉ見ていて、こっちが恥ずかしいぐらい牧田が好きで好きでしょうがない!という態度で……最初に出てきた性格なんて忘れてしまうぐらい可愛くなります!

子供っぽいけど直球な北嶋に振り回され、牧田も絆されてしまうのですが。

最後のHは凄い……エロいです。お二人とも。。。
女の子っぽい受け方をする北嶋が可愛いですw
牧田はエロオヤジ炸裂で死ぬほど恥ずかしい……!!!!!!

かわい先生が牧田視点で描く同人誌「恋は遠い日の花火ではなく」を刊行されましたが、萌え死ぬかと思いました(笑)視点が違うだけで雰囲気が変わりますねぇ。
想われる側の辛続きさとか、幸せが伝わって「牧田さん良かったね……」と呟いてしまった程。
牧田の離婚した状況も解って十二分に楽しめました。そちらもおススメですw

4

恋は人を変えるのね・・・

この作品のリンク作である「上海金魚」が好きで、上海金魚の登場人物たちがもう一度見れるということで買いました。

他の方たちも書かれていますが、正直最初は主人公北島の傍若無人さにムカムカしながら読んだんです、これ、この北島の俺様振りにどこまで耐えられるかで話を読み終えられるかどうかがきまってくるかも(オオゲサ?)

でも、北島が初めて本当の恋と言うものを知ってから、良い大人の男が好きな男と同じ電車に乗りたいがために遠回りしてみたり、好きな男の一言で一喜一憂する様が可愛いやらおかしいやらで、次第にその変貌振りがすごく愛しくて仕方がなくなってくるんですよね、もうまさにマジックにかけられた気分です。

上海金魚に出ていた主役の二人も頻繁に登場するので、前作がお好きな方にもお勧めですよ^^

3

嫌な奴が、いつの間にかかわいい奴に・・♪

主人公の北嶋があまりに一生懸命ストーカーして、朝の電車でそっと牧田の姿を探す初々しさは、もうかわいいとしか言いようがないです。

冒頭部分で、あまりに子どもっぽい北嶋のわがままぶりに、本を捨てそうになりましたが。それも70ページほど我慢したら、あとはもう、北嶋の胸のたかなりが、読者の期待の高まりとなり、牧田に振り向いて欲しいと、一緒になって、懇願するようになります。

牧田に好きになってもらえるなら、なんでもがんばっちゃうっていう北嶋のかわいらしさったら。

冒頭の「嫌な奴」が、いつの間にか「かわいい奴」にかわる様は、マジックとしか言いようがなくすごいです。

北嶋に振り回され、あっちこっちで頭を下げさせられた友人滝乃と、清楚でいて匂い立つような色気のあると北嶋が称した水端の出会いのお話は「上海金魚」で、読めます。

2

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