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今宵は…兄さんの、望むままに

作品名
ふたご 緋牡丹と白百合
著  者
丸木文華 
イラスト
丸木文華 
媒 体
小説
ISBN
9784781607290
出 版 社
イースト・プレス
シリーズ
アズ・ノベルズ(小説・イーストプレス)
発売日
2012/02/01
価 格
¥893(税込)
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特典

出版社さま特製書き下ろしペーパー付き★

買うか考え中/身分差(皇帝,華族,貴族,極道)/はたて、作家ま行(所持)/はたて、所持本/ルチラキ小説/mikan009 読了/HANAKOT欲しい物・年下攻め以外/暁時雨欲しい物・小説/暁時雨欲しい小説/ネイコ読みたい本棚/カイ

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タイトル

(←タイトルでネタバレ注意!)

本文 文字数:0

ネタバレ有り

黒木永之助/双子の兄で軍医

EX8 EX14 EX18 EX23 M

黒木直次郎/双子の弟で病弱な文筆家

EX21 EX23 I K

キーワード

双子 ガチ兄弟・父 すれ違い 過去のこだわり トラウマ・障害・記憶喪失

状況

軍 幕末から昭和モノ

トーン

あまあま シリアス 推理サスペンス その他

展開

---

H度

標準的

あらすじ

兄・永之助は壮健で逞しい医師、弟・直次郎は病弱で繊細な文筆家…太陽と月の如く対照的な黒木家の双子兄弟。
だが、露西亜との戦が終わり復員してきた兄は、人が変わったように暗い翳りを纏っていた。
戦地に赴く前、積年の思いを告白され体を許してから、ずっと兄の帰還を待ちわびていた直次郎はその豹変に戸惑う…。
そんな折、帝都では女性ばかりを狙った猟奇殺人事件が多発する。まさか犯人は…。狂おしき異端浪漫。

(出版社より)

作品同時掲載

はなひらく / あとがき

2

茶鬼 12/02/04 18:17

ひい~兄さん、勘忍して~に萌える

禁忌といえば丸木文華さんなんですが、確かに禁忌ではありますが読み終わってみると、実に甘美な禁断の密の味といった風であります。
作中に猟奇殺人なる一見カニバリズムを思わせる事柄も登場しますが、それすらも、そうしたいほどに相手を思うといった比喩の象徴のような使われ方であったのかな?なんて思います。
何より、丸木さんのこの本の良さは、アズの前作もそうでしたが明治という時代背景をとらえて、文章の文体や、登場人物のしゃべる言葉、そういったものにも時代をかんじさせる気配りがあり、他の作家さんのなんちゃって時代モノとは一線を画した文章になっています。
そして現在もある当時から営業している神田・上野等下町かいわいの老舗の飲食店が登場して、また風景描写も当時を頭に思い浮かばせるのに一役かい
とても時代というものを大切に表現されている部分が、秀逸だと思いました。

そしてそして何より、この作家さんのこの本で抜き出ているのはエロ描写です!
もちろん、行為に際しても隠語としての”菊門”などという言葉を使ったり、時代にあわせて手ぬぐいを登場させたりと、時代的配慮もそうですが、
それが一層の淫靡さを増す効果に役だっていたりして、他にもエロエロ作品なんてあったりしますが、エロというより淫靡・淫猥といった表現がぴったりのいやらしさを醸すのがなんともいいのです!(詳しくは読んでねw)

日露戦争も終わり、軍医として従軍していた兄永之助は帰還しますが、それから双子の弟・直治郎を避け、家人ともぎくしゃくした関係になっています。
そんな頃、体の柔らかい部分を切り取られた女性の死体が上がる猟奇殺人事件が連続して発生しており、作家をしている直治郎はそれに関心を持つ。
折しも、永之助の友人から彼が「好きな人の人肉を食べたいと思った事があるか」と聞かれたという話を聞いて、直感から兄が何か関係があるのでは?と思いだす直治郎。
直治郎を避けながらも、激しい嫉妬を見せ直治郎を手籠にする永之助。
永之助に抱かれながら、彼への気持ちを固めて行く直治郎。
果たして猟奇殺人の犯人は?
そして双子の禁忌の愛は?

そんなすじだてで展開されていきます。
ここはあまり筋について触れない方が楽しいのでノータッチで♪
とにかく、双子の双子であるがゆえの結びつきを当然として受け入れてみましょう。
少々禁忌感は薄いかもしれませんが、それでも彼等は悩みます。
妹の存在もちょっとビックリで思わずニヤリとします。
お話は推理やミステリーを交えたものではありますが、そこに大きなウエイトがというより、そこの根底に流れる心と言った部分を見るためのものであったと思いますので、そこは突っ込む必要はないかと思われます。
淫靡だけど、上品で上質な作品だったと思います。
丸木さんのこうした少し古い時代を感じさせる作品は、もうちょっと読んでみたいですね。

コメント

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marun 12/02/01 18:45

双子の兄弟で禁忌さく裂なのに・・・

設定はかなり濃いめの双子の兄弟で禁忌度が高い作品なんですが
作中に猟奇殺人と言う犯罪が描かれている為か、禁忌よりも
愛情や執着の強さが前面に出ている感じで兄弟だからと言う
悲壮感はないんですよね。
受け様の浮世離れしたイメージもあって二人の関係自体は有り
みたいなノリで読めるんです。
最終的には禁忌のハッピーエンドの作品になるので後味が
悪いって感じも無いですが、禁忌ものがダメならアウトですね。


戦争前に出兵する兄から熱い思いを告げられ1度だけでいいからと
兄を受け入れた受け様。
戦争に行く前に好きな人に思いを告げるのは王道ですよね。
そしてもともと仲が良い双子で虚弱な弟はその思いが嬉しかった。
そして終戦後戦地から帰還した兄はすっかり人が変わっていて・・・
相思相愛から始まっているはずなんですが兄は弟から距離を取る。
始めは戦争でショックなことがあってと思っていた弟ですが
次第に弟は虚弱な自分を兄が見限ったのだと思うのです。
そこに猟奇事件が起こるんですよね。
女性が連続して殺され、身体の柔らかい部分だけ切り取られる。
そして兄の不可解な行動、そして弟が調べ始める・・・
その事件を通して兄は弟への思いの強さに恐怖してるんです。
それは戦地でのある出来事が兄へ暗い影を落としてるのです。
すれ違いながらも結局離れられない二人の禁忌のラブです。

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タイトル

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