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作者の前作が好きだったので
贔屓目でニヤニヤと表紙をめくりました。
それもあってか最初の数ページがなかなか進みません。
まあなんと、可愛いお話!
カップルの設定や展開などは珍しくないのだけれど、
コメディ要素たっぷりで、甘くてメロメロでも
人として生きていくための、大切な部分がちゃんと入っている。
そしてそれが複雑に描かれていないところも作品にぴったりです。
残念でも情けなくて悩んでも
はたから見たらどちらも太陽みたいなふたりだよなって。
細かいことを抜きにすると、キラキラな気持ちをくれる一冊です。
ぜひたくさんの人に読んでほしい。
レシピページに到達するたび意味もなくドッグイヤーしそうになった。
お料理はどれもおいしそう!
「ダメ犬の彼氏になる方法」からの逆読みで、
見多さん作品2冊目なんですが、
これもすっごく可愛くて微笑ましくてよかったです~!!
もう、見多ほむろさん、ツボに入りまくりです、
今日また古いの1冊買ってきちゃったw
こちらは「ダメ犬の~」よりも、
恋愛色がちょっと強めでキラキラしている印象でした~~☆
その分、可笑しさが若干弱めかな?
十分笑わせてもらいましたけど、あんまりギャグっぽくはなかったな。
どっちの要素が多めでも素敵なんですけどね。
(もう、見多さん作品の魅力にすっかりコロッといってますw)
一見余裕があって積極的に見えるイケメン、
カフェ店長の攻め(表紙左)は肝心なところでヘタレてしまうし、
そのカフェに野菜を卸している新米農家の受け(表紙右)は、
純粋すぎて恋に奥手って感じで、なかなか進展しない。
そんな2人の恋を、
攻めのカフェで働く地味めの店員が、
(味のあるモブ脇役! わざわざ「モブ」って書いてあるのが可笑しいw)
尻を叩きつつ、容赦なくツッコミを入れつつ、翻弄しつつ、
お話と恋の行方に面白さを出しています~
あ、いいところで登場して、動物アレルギーの攻めの邪魔をする、
ブサ猫たちもステキ脇役だったな。
好きな人を自分の作ったもので笑顔にさせたい、
困ってる時には力になってあげたい、
だけど、
今の自分じゃ力が足りなくて…でも、自分のできることからやってみる…
そんな2人がとってもキラキラしていて素敵です。
職種が違うふたりだけど、
お互いの存在が支えとヤル気になっているのも、
お互いに相手を眩しく想ってるのも、
素直に伝わってきて、すごくキュンときました。
トマトピーマン・バターナッツかぼちゃ・桑の実・花オクラ・セルリアック
そんなちょっと変わった野菜果物を使ったレシピまで付いていて、
頑張れば萌えだけじゃなくお腹も満たせるってのが、またニクイなぁ~~♪
食べることと仕事、どちらも生きていくのに不可欠だけど、
それを好きな人と一緒にできたら…その存在を活力に頑張れたら、
人生はもっとキラキラだな~~そんなことを改めて感じました。
エロさは少な目ですが、
ふたりの生活の中にHなことがちゃんと溶け込んでる描き方で、
そんなところもとても好きな1冊です。
何ですか、これは!!
すごく面白かった!!!
鼻息が荒くなったまま、戻らないくらいに神作品です。
以下の項目に当てはまる方は、この作品をフルに楽しめると思います。
① BLにえろすはなくていいと思っている
② ちょいちょい笑える作品が好き
③ BL作品購入の決め手は食べ物が出てきそうな気配
④ 猫を愛してやまない
⑤ 「なに食べ」のレシピを試したことがある
始まって4ページ目でもう大好きでした。
由井はイケメンなのに本当に残念すぎるほど残念でヘタレなところまで愛せるし、セツくんは素直で可愛いだけじゃなく、すごく苦労してきた子で守ってあげたくなるし、ひたすらモブ扱いを受けている三木も最高すぎて、文句のつけようがないです。
無理矢理一個文句をつけるなら、調理する人がマスクをするのは衛生上何もおかしくはないよ、ということくらいで、あとは何もかも萌えすぎた。好きすぎた。
笑って愛でるばかりではなくて、セツくんが農家を継ぐ過程の話が入るおかげでセツくんが農業にかける思いが並々ならぬことやセツくんにとっての由井の存在もしっかり伝わってきて、物語に奥行きが感じられたのも良かったです。
絵のクオリティも他の作品に比べて、この作品だけ群を抜いてませんか?もう何もかも好みでした。
レシピもセツくんが近所にいないので珍しい野菜は手に入りにくいよ、と思っていたら、ちゃんと代用できる手に入りやすい野菜も載っていました。カバー裏にもドライカレーのアレンジレシピがあったのでお見逃しなく。欲を言えばカバー裏は番外編的4コマが良かったけど、これもまた一興。
ふう、最高でした。薄いカバーをつけていましたが、これから何度も読み返したいので高い方のカバーにつけ直します。
表紙に一目惚れして購入しました!
表紙が好きで買った時に、表紙と中のイラストがかなり違ってガッカリなんて経験もあるのですが、中の登場人物のかわいさたるや(#^.^#)
イラストが綺麗で好みで大満足でした。
ストーリーも、ゆっくり丁寧に進む照れ屋な二人の恋に終始胸きゅん☆☆☆
美味しそうなレシピもたくさん描かれていて、真似したくなりました!どれも美味しそう\(^^)/
店長の由井x農家のセツ
ポタジェ(potager)/ジャルダン・ポタジェ(jardin potager):フランス語。
実用と観賞の両目的を兼ね備えた欧州伝統スタイルの家庭菜園のこと。
セツが由井を驚かせようと、珍しい野菜のポタジェガーデンをコッソリ庭に造っていた。
凄く綺麗な色どりの表紙のこの作品がHONTで紹介されていたので、興味を持ちました。可愛らしい物語でしかも料理の解説付、凄く嬉しい構成。
カフェの店長がセツの野菜無人販売所で野菜を購入する際につかったのは、お札折り紙の♥型。・・由井は、アピールすることにまめな人。
由井は猫に好かれるのに、猫アレルギーを持っている。
由井が愛する田野畑セツは、人付き合いが苦手、感激屋で涙もろくて、可愛い焼きもち焼き。
由井とカフェを運営する三木が、お店を紹介するブログ「残念店長ぶろぐ」を設営して以来、セツの野菜も、由井の店も来店が倍になる。
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レシピ 5種
①トマトピーマンの肉詰め
②バターナッツカボチャのトルティーヤ
③桑の実のアイスクリーム、パンケーキ乗せ
④花オクラのねばとろ丼
⑤セルリアックのドライカレー
良い提案をさり気なくしている良い作品だと思いました。
有機農法にこだわって美味しい野菜や作物を作っても、作る人達=農家の皆さんが流通販売のノウハウや伝手を持っていないため、売れなくて頓挫することが多いらしいです。
この作品のように、地元のレストランやカフェで全部野菜を買い取ってもらう方法で相互扶助する形が、美味しいうちに食べる事ができるし、地産地消で一番良いと思います。