ボタンを押すと即立ち読みできます!
俺だって愛されたい――― 性欲を満たせれば誰でも良かった、はずなのに……
やっぱり春田せんせーは天才でした。セーヘキでした。短編集だからとりあえずスルーしよ、、とか思っていた自分をどつきまわしたいです、さいこう
①リーマン×DD
めちゃくちゃ好き…!!!!!!
紳士と見せかけて黒いリーマンめちゃくちゃ好き!!!!
このDDがどこまで落ちちゃうのかちゃんと見届けたいです(;o;)
きっとロシュツとかいろいろさせられちゃうんだろうな!な!(続きを渇望。表情が天才です
と、思ったら????
え?え?
えー!!!!辻さん、、もっとがんばって!(最終的には受ちゃんを幸せにしたいけど、でもしばらくは「すき、くるしい…」もやってほしい光属性と見せかけた黄昏属性の腐の叫び/長い
②DD×DD
受ちゃんがどクズ様パターンも、春田せんせーのは美味しいですね…!『可愛いゲス』ってイイ♡
攻の成田くんのSみあふれる表情も素敵です(*´◒`*)
③DK×DK
エモ…!高校最後の夏かあ、、卒業したら彼らはどうなるのかなー?と妄想しながら読み終えました。同性カップルが堂々と手を繋いで歩ける世界になってほしい(@リアル)という思いと、いつまでもバレたくない世界であってほしい(@創作)という思いで、ウッとなってます。
表題作+描き下ろしのオマケと、他2編です。3作品それぞれ雰囲気は違いますが、ストーリーがしっかりしていて読み応えがありました!!
『彼がかわいいと言ったから』
ゲイ専用の掲示板で出会い、セフレ関係にある二人。ヒゲを生やして、特に華奢でもない普通の大学生の受けを、攻めは「かわいい」といつも褒めます。セフレとしての関係だけで良かったのに、攻めにどんどん惹かれてしまい…。
受けが非常にかわいい! 一見クールで割り切った関係を楽しんでいるように見えますが、実は臆病で甘えたがりなのです。過去の恋愛での痛い経験から、セフレ以上の関係にはなりたくなかった受けですが、攻めに急に冷たい態度をとられるとひどくショックを受けます。そして攻めが女の子と歩いているのを見て、元彼とショックのあまり寝ちゃうのですが。
会ってくれなくなった攻めの事をひたすら考えて、可愛くなればと女装し、泣きながらその服を捨てる受けが切ない…。でも、その泣き顔がめちゃくちゃかわいいのです。
元彼がいい仕事をしてくれて、攻めに気持ちを伝える事が出来ますが、もうここからの素直になった受けがかわいすぎてキュンキュンします。ここで、めでたしめでたしかと思いきや、攻めも一癖ありとどんでん返しです。
描き下ろしの『君の名前を呼んだなら』が攻め視点で、恋愛はゲームと言ってる攻めの本性が分かります。相手を落とすのが楽しかったのに、受けのあまりの純情さにやられちゃって「マズイ」と焦る攻めがザマァって感じですね。
『チョコレートセブンポット』
女にだらしなく、追い出されて住む所のない受けを、攻めが部屋に置いてやっていますが、「行く所がないから」と付き合う事になり…。受けが小悪魔系ですが、無邪気でもあり憎めない。ページ数が一番少ないため、あっさりめな所が残念です。
『なつかぜ』
高校生モノで、同じ寮生同士のピュアな恋です。攻めが大好きで、デートをしたり手を繋いだりしたい受けと、周りにバレるのが怖い攻め。夏祭りで雨に降られ、神社の境内で雨宿りしていた時に「二人なら平気だよ」と受けが言うシーンがとても心にしみて素敵です。そしてここでの浴衣で触りっこのシーンが、とても色っぽいです。
一つ一つの作品が読み応えがあり素敵ですが、全部もう少し長いといいな〰。特に表題作は受けにメロメロになる攻めを見たかったです!!
第一個故事是攻玩弄受,然後又被受的純情釣到了,不得不說受求親親求抱抱時候很萌ww 第二個故事是渣受配好人攻,我愛的橋段都有,喜歡,最喜歡!!第三個故事就是平淡甜蜜的小情侶,感覺這一本的三個故事都差別蠻大的,很好,我很喜歡ww
春田先生はコミカルでポップな作家さんだと思ってましたが、あらすじも知らずに読んだこの本でイメージ変わりました!
3カップルのストーリーが収録されてますが、どれも話のテイストが違っていて、作風の幅広さ、短編集としてのアソート感も楽しめました。
「彼がかわいいと言ったから」「君の名前を読んだから」
※この話は作者さんが用意した展開を順通りに読んでいくことにトリッキーなおもしろさが隠れているので、レビューを読まずに、まず本を読むことをオススメしたいです。
金曜の夜だけ会うセフレの二人。受けの大学生・裕人はヒゲがあって、態度もそっけないし、まったく可愛げがないのに、攻めのリーマン・辻は「かわいい」を連呼する。
裕人自身もかわいくないだろと思ってるのに、言葉には力あり!だんだんかわいくなっていき、辻に冷たい態度を取られたら、すがり系男子に変わって…
1話目は裕人の視点、2話目は同一時間軸の辻の視点で語られます。
あの時、辻はあんな態度を取りながら、実はこんなことを考えていたのか!と、真実を小出しにしていくトリッキーな展開にゾクゾクさせられました!
裕人は真実を知らないまま終わりますが、この余韻が残る終わり方も好き。
(あとがきの後日譚予想は見なかったことにします。私も編集さんと同意見です)
「チョコレートセブンポット」
【あく】たがわ【ま】さきは、家に居つく・借りた金は返さない・浮気するで、後輩女子から【あくま】と呼ばれてる。
そんなヒモ体質まさきに真面目大学生・成田がつけこまれるコミカルなストーリー。
成田の視点で語られるから、まさきの甘い言葉は本心なのか、ヒモ的戦略なのか、一瞬考えてしまうのもトリッキーでおもしろいところ。
「なつかぜ」
寮住み高校生の、誰もいない寮で盛り上がったり、夏祭に行ったりの日常を切りとったストーリー。すれ違いや問題が起こるわけではないのだけど、なにげない一言やちょっとした仕草から、恋する気持ちが読み取れて、青春の探し物みたいでくすぐったかったです。
あらすじも知らずに買った本でしたが、何も知らないからこそ楽しめる本でした。
春田先生初読ですが、特に「なつかぜ」の絵が綺麗で読みやすくてすっかり好きになりました。
◾︎彼がかわいいと言ったから
もどかしさに叫びたくなる終わり方で、そうかそうか裕人(大学生 受け)は幸せにはなれないのかぁと思いつつ、続けて描き下ろし「君の名前を呼んだなら」…もう一度もどかしさに叫びたくなりました。辻(攻め)よぉ…。
◾︎チョコレートセブンポット
表題に引き続き、愉快犯的に人の感情を弄ぶキャラを描くのがお上手です、春田先生。
◾︎なつかぜ
こちらだけ雰囲気が違う素直な高校生のBL。単行本に前2作と同時収録されちゃったのはちょっと不憫。純粋で可愛い高校生BLです。
※電子書籍 他の方のレビューであとがきの記載がありましたが、電子書籍には無く。カバー裏だったのかな?