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今月末に番外編集第2弾が発売される、パブリックスクールシリーズ。
エド×礼の物語しか読了していなかったため、
よし!読むぞ!と気合を入れて読み始めました。(Kindleで全448ページ)
…やっぱり、こちらも素晴らしく深い「愛の物語」でした。。
以下あらすじなしで、感想のみを。できるだけ短めに…
愛することができる強さ・優しさに溢れているのに、それを知らない健気なケイト。
愛おしくて悲しくて、途中涙が止まりませんでした。
実母を恨み、◯んでしまえばいい、と思ったスタンと、自分を愛してくれなくても、憎んでもいい、それでもいいから生きていて欲しいと願うケイト。
二人は正反対に見えるけれど、その心には
実は共通する愛と優しさがある。
それがきっと、二人を共鳴させたのですよね。。
それぞれがそれぞれのやり方で、
寮の中の「弱き者」を助け、
手を差し伸べる様が強く印象に残りました。
終盤スタンを愛し、その輝きを外へと放つようになったケイトが寮でモテモテになり、勉強会への参加者も増えていく様子にはほっこり。
皆がケイトの魅力に気づいて夢中になり、
やきもきするスタンの姿も可愛らしくて
くすぐったくて、辛い展開が続いた分、
込み上げてくる幸福感に酔いしれました。
また、スタンの終盤の告白が泣ける。
ひっそりと木の上に隠れていたケイトのことを
「下りてくればいいのに」「下りてくれば、甘えさせて可愛がって涙を拭いて、笑顔にさせるのに」とずっと思っていたー
胸打たれる告白です。
「幸福な王子」の朗読劇で、ケイトがなんとか絞り出した最後のセリフも、なんとも切なくて愛おしくて( ; ; )
それが、一番届けたい相手、実母には全く届かない事実に胸抉られるのですが…
たとえ親からの愛を与えられなくても、
人を愛することはできる。
愛されることだってできる。
そんな希望のひとすじを見ることができた気がします。
ラスト、メンバラーズ視点のお話がまたグッときます。
そんな早くからケイトの本質を見抜き、
この壮大な計画を立てていたの!?と恐れ慄きますが…
恋情とは違う柔らかな愛で、ケイトのことを見守る姿に胸がじん、と熱くなりました。
できる兄を持ち、また母と兄の秘密を
知りながら見て見ぬ振りをし苦しんできた
アルバートの救済にもまた、胸震えます。
上に立つ者は、必ずしも圧倒的支配者、
強者でなくてもいい。
皆に「支えたい」と思われ、慕われ、愛される存在であったっていいー
スタンとケイトの愛の物語と共に、
アルバートの救済にも心掴まれる物語でした。
そして、更に嬉しかったのは。
…エドとデミアンが、出てきてるー!!ということ。
こちら、確か番外編集1で、一緒に出かけるはずだったレイが風邪?だかインフルだかにかかってしまい、仕方なくエドとデミアンで出かけて朗読劇を鑑賞するー
というシーンが出てきたのですよね。
それをケイト視点で見られるなんて!
読みながらひとり、大興奮でした。
レイと来たかったのにー!と、フンスフンスと文句たらたらなデミアン、可愛いw
ひっそりと陰に隠れていたツバメは
自身が愛されること、愛することが出来るということを知り、愛する王子(スタン)のそばで幸せに暮らすー
そんな光あるエンディングに涙した、
素晴らしく深い、愛の物語でした。
パブスク4作目はエド×礼ではなく、彼らが卒業して数年後のリーストンが舞台です。
別カプですがまたまた家族に愛されてこなかったケイト(父親が日本人)とスタンが主人公。
最初から気になっていたケイトの首の付け根から胸元の傷。
養父からの性的接触、実母からの仕打ち、それを上回るスタンの母の行動。ケイトとスタンの子ども時代の描写は本当に読むのが辛かったです。
が!
両親からの愛を知らないふたりが、たどたどしく愛を育み、愛を分け合うようすが最後に見られたので最後まで読んで本当に良かったです!
エドとデミアンが登場した時はなんだか泣きそうになりました。仲良く?できていそうでよかったです笑
BL小説界の不朽の名作に名前を挙げられるパブリックスクールシリーズ。
スピン元CPよりこちらの方が好きそうだったので、スピン元未読で読みました。
表紙の謎めいて妖艶な攻めの表情に目を奪われます。
が、最後まで読んでみると攻めスタンの印象がガラリと変わる。
まだ10代だから…いや、10代らしく…?思っていたより若く、傲慢だけど傷つき臆病で、不器用で藻掻いている子でした。
樋口先生らしい独占欲強めの執着攻めだなという気がします。
受けケイトは思慮深く健気。ケイトも最初の頃の仮面が剥がれどんどん素直な感情を表に出すようになり…全体的に涙が多かった気がします。(良くも悪くも)
萌え〜!や感動…!は無かったけど、途中切なくて自分も泣いてしまう場面があり、1冊とても読み応えがあり満足です。
ハッピーエンドで終わっていますが、お互いに愛が重く愛に飢えているので、彼らはこれからまだまだ試練がありそうだなと。
続刊にこのまま進むつもりです。(ちょっとハラハラ)
舞台はまたリーストンへ。今作はスタンと桂人の物語。桂人、アルバート、スタンの過去が壮絶でしんどかった。 スタンもアルバートもちょっとずつズレているが何故なのか…最後に明らかになるけれど…。桂人が愛を知らず、愛を知り、人を愛そうとするところがまた健気で泣けたよ…。そしてスタンの印象が色々と変わっていくのも面白かったです。 メンべラーズはさすがヘッドボーイだけどその観察眼は怖いほどだったわ〜!ある意味エドより怖いかも
攻めが不特定多数を抱いてる男娼設定はすごく好きです。
受けは、一巻目の主人公と違って、女々しくなくて外見も女子供っぽくないからまだマシだった。
ただ読んでるとすごくストレスの溜まる登場人物ばかりだな〜って印象。
受けは養父から性的暴行されてたからいいけど、攻めが……実の母親とだったから胸糞だった。同性ならウェルカムだけど、母親と息子の近親相姦は気色悪すぎる……。可哀想とか同情ではなくて本当に気持ちが悪い。
