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マザーズ スピリット 2

mother's spirit

男保姆遇上原始部落大帅哥

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表題作マザーズ スピリット 2

カルタカ,推定16〜20歳,ルター族の留学生
筒月稜一郎,大学職員

その他の収録作品

  • プロローグ
  • 番外篇
  • エピローグ
  • カバー下:あとがき、4コマ漫画

あらすじ

BL界を揺るがせた異文化ネイティブラブが、パワーアップ!!
人気作家エンゾウの感動とエロと笑いの大ヒットシリーズ登場!!

未開の地ルターの留学生カルタカと、文化も性別も超えて愛を誓った大学職員の稜一郎。嫁としてカルタカの故郷ルターへ里帰り――のはずが、日本の常識がまったく通じない村の生活にパニック寸前!? けれど「カルタカの嫁に会いたかった!!」と、村人が温かく歓迎してくれて一安心。その一方、村の一部の長老達は嫁と認めず、カルタカと対立して!?

作品情報

作品名
マザーズ スピリット 2
著者
エンゾウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
マザーズ スピリット
発売日
ISBN
9784199607998
4.4

(317)

(186)

萌々

(88)

(34)

中立

(4)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
36
得点
1388
評価数
317
平均
4.4 / 5
神率
58.7%

レビュー投稿数36

眼福~♡

ルター族はどこに行けば会えますか・・・?
こんな美形揃いの一族、とんでもない世界無形遺産ならぬ「美形遺産」!!
とてもとても眼福な作品でした

カルタカを始め褐色の男達も眼福だったし、ルターの自然の美しさの描写もとても輝いて見えて眼福!な1冊でした

お話しもコミカルな雰囲気を保ちつつしっかり価値観とか家族とかを含めた「BL」を描いてくれていて物語としての読み応えもあり楽しかったです
ちょびっとだけ理事長のパワープレイが過ぎる感じがしたのは残念だけど…お話しの展開をさせるのに必要不可欠なキーマンなんだというのは分かってはいるんですけどね…( ・ิω・ิ)

何はともあれ初夏の夏の暑い午後に読むにはピッタリな感じの1冊でした!

今回はたまたま巡り合えたセールでの購入
セールは23年7/20までで30%OFF+ポイント還元♪(DMM)
修正は残念だけど蛍が飛ぶ感じの修正でした
この当時蛍修正、多かったなぁ…(ライトセーバーよりマシかなぁ?)

1

素晴らしいの一言

読み返し。

皇城大学の事務員の稜一郎と、ルター族の留学生のカルタカのお話。
大好きな作品だったので続編発表された時
とても嬉しかったのを覚えています。

続編もすごく良いんです~!(*´▽`*)
今回は稜一郎がルターに行きます。
そこでカルタカの父親に会ったりと色々あるのですが、とにかく甘い!!!!
困難なこともあるけど、お互いがお互いを想いあってる気持ちが第一にあるので
安心して読み進めることが出来ます。

稜一郎のカルタカに対する気持ちが私はすごく好きなんです。
綺麗だけじゃない気持ちが、ほんとにカルタカのことを好きなんだなぁって…。
カルタカを手放してあげることが良いってわかってても
絶対にそれはしたくないってカルタカの父に言うシーンがもう…。

コメディも入りつつ、見せるところはしっかり描かれていて
やっぱりエンゾウ先生はすごいなぁと再確認しました。
切なさもあり、温かさもある素晴らしい作品です。

0

一巻を上回る二巻が最高!!


一巻目は日本が舞台、二巻目は攻めの故郷ルターでのお話。

一巻で二人の行方が気になっていたので、続巻はとてもありがたい!
そして二巻目は二人の関係が綺麗に完結します!!
もうこのちゃんと綺麗に終わってくれるありがたさ、たるや!!
ハッピーエンドって素晴らしい!と改めて思わせてくれた作品でした。

民族BLなんてきっとすごく描きにくいだろうし、かなりの工夫をされながら作り上げられたからこそ、こんなに読みやすくなっているんじゃないかと思います。
攻めや受けの設定も、構想も本当に面白い!
ずっとずっと幸せになってほしいカプです。

5

たくさんの愛

1巻に引き続きカルタカと稜一郎のピュアな愛がたくさん感じられるお話となっていました。

約束通りカルタカの故郷ルターへふたりで里帰りして、文化や慣習の違いに戸惑ったりぶつかったり…。
それでもたくさんの困難でも乗り越えてしまえるほど、ふたりの間には大きな愛があって。
それをカルタカの家族やルターの人々とのやり取りの中に見つけることができたのが素敵でした。

不味そうなビジュアルのお酒が美味しかったり感動の場面では理事長がヘリで登場したり。相変わらず非現実的な面白さではありましたが、それ以上にカルタカと稜一郎の美しい愛がたくさんつまったお話だったなと思いました。

2

やっぱりカルタカに萌える

2巻はカップル編というかルター編というか。1巻ラストにちらっと描かれていたシーンと電子おまけ漫画の内容が1冊分になってる感じでした。内容は盛りだくさんで楽しかったです。そしてやっぱりカルタカのキャラが良い!
ルターの文化はいろいろ凝ってて面白かったです。精神や風習、お辞儀の作法なんかも独特で。一つ一つに込められた意味が沁みます。この先もずっと二人は幸せに暮らしました、という未来まで見えそうなラスト。ギャグも挟みつつしんみり感動させてくれて最高でした。
一番のお気に入りは番外編のおネムなカルタカ。理事長の大胆な見開きは一体なんだったんだろう…。

3

世界ウルルン感

ウルルン、、世代がバレますかね?

ルター族という架空の部族の次期長候補である美しい留学生・カルタカくんと、大学事務員のリョウイチローが恋に落ちる本の第2巻。

晴れて恋人同士となった二人は夏休みを利用して、ルターへ。リョウイチローは村人たちの歓迎を受けるが、カルタカの嫁(と将来的には子ども)を期待していた老人たちからの視線は厳しく…というのが今回の主なストーリーライン。ここで、『外国人』『同性』が効いてきましたね。

読み物として面白いですが、BL的に萌えるか?と問われると、ちょっと違うかな?

それと、いくらルター族が優秀でも、この短期間でリョウイチローの長文一人語りをきちんと理解できるようになるのか?という疑問が湧いてしまい(そんなにわかるなら喋る方の文法ももっと上達するだろ!と思ってしまう)萌に集中できませんでした。

家族(一族)の中の二人、という見方が好きな人にはとってもおすすめ。二人の世界でラブラブしてて!と言う方にはちょっと違うかもしれません。

1

ラブも増量!えっちも増量!

続編も続けて読んでみましたが…最強!
1の方は最終話でくっついたので、エッチシーンは少なく、村での結婚式の後の1日Hもカットされたので、続編はエロ増やして欲しいな〜と思ってたら!まさかの結婚式の後の濃ゆ〜いエッチシーン、書いてくれました!!!

1で最後の書下ろしで描かれた、ルターの村に行くということをまるまる1冊やっているのですが、えっちはパワーアップするは2人の愛もパワーアップするは外堀も完璧に固められるわで…。最高でした。

エッチシーンはもう本当に(子供)できちゃうかもねってところ悶えましたし、その前の川で休んでいるところも綺麗すぎて…。

2人ともお互いへの執着心がさらに深くなって、カルタカの静かな執着心にはドキドキしました。おめえ本当に16-20か???攻めとしてのポテンシャル高杉…さすがルター族。

ルター族の設定を上手く使えているし、素晴らしいハッピーエンドだし、最後に、受けの家にいって歓迎されるのも、その点が気になっていたので良かったです。

大満足!不満無し!ありがとうございました!

1

大大恋愛ですね

まあ、細かいことはおいといて、国や文化や民族の壁を乗り越えての、大大恋愛ですね。
と、ところどころ感動していたら、まさかの理事長見開きに全部持っていかれた感www
笑ってしまいました。

一国のクーデターもなんのその。
1巻冒頭の、地位と権力と財産とコネが最後に効いてくるとは!?
でも、考えてみたらそうですもんね。それだけの力があるなら、こんな時に登場しなくてどうする、てことだし。

にしても引き続き、全編、2人の愛が強くていいですね。
そりゃ、周囲からの反発もあるけど、それを納得いくように(読者も)乗り越えていったと思う。
カルタカが甘えられる、弱い面を見せられるのが稜一郎だった、というのもいいし。
稜一郎がきれいごとでなく、カルタカと離れたくないというのもわかる。

稜一郎がルターキャンパスの先生としてカルタカとルターにいることになるのも自然な形で落ち着いたと思う。

理事長に全部持っていかれたけど、脇キャラもよかった。アクナム、ジルタナ、アロニア、爺も。

稜一郎の実家へカルタカと挨拶へ行く番外編もおもしろかったです。

ずっと2人の絆がいいなと思えて、ラストまで心地よく読めました。
細かいことはおいておいて、本質的な部分ですばらしいと思います。

やっぱり1点気になったこと。
稜一郎がルターの言葉を学ぶ場面が少しでもあったらもっと自然に感じられたのでは?と思った。
カルタカと結婚する覚悟があるわけだし、ルターの子どもたちにも懐かれていたし、ルターの言葉を覚える気持ちがないの?んなわけないよね…とちょっとだけモヤりました。

1

前作を超えた続編!

前作ではカルタカが日本に来て・・・というお話でしたが、今作では稜一朗がいよいよルターへ赴きます!
ストーリーとしては王道、予想通りの展開と言えるでしょう。
が、挟まれる異文化コミュニケーションが絶妙な笑いを生み、稜一郎やカルタカの真直ぐさに感動し、エロとルターの人々の美男美女ぶりを堪能・・・そしてここぞとばかりに笑わせてくる(笑)!!いや~本当に面白かったです!!!
前作で稜一郎が「いつかルターに行ってみたい」と言ってたので、書くべくして書かれた後編なのだと思います。素敵な続編ありがとうございました!
前作を楽しんだ方なら、是非この続編も読んでいただきたいです。

1

BLを超えた…ヒューマンドラマ…

エンゾウ先生の作品は面白くてエッチで大大大好きなのですが、なかでも愛とか人間同士の関係について考えることができる本作はBLを超えたヒューマンドラマのような位置づけで読んでいて本当に感動しました。

前作でカルタカと稜一郎の進展は見れましたが、今作ではカルタカの生まれ育ったルター族での出来事が描かれスケールが大きくなっています。
言葉も文化も価値観も全く異なる地で男同士の恋愛を認めてもらうのは簡単なことではないのですが、稜一郎のまっすぐで優しい人柄が現地の人々に受け入れられていく様子は見ていて本当に胸がいっぱいになります。

そして、ルターの村の壮大で美しい自然とそこに生きるカルタカやアクナム等の家族たち…はぁ、、美しい。生きること、人を愛すること、性別を超えた愛情や人生というものがぎゅっと詰まっておりました。
そこへスパイスを効かせる理事長‥相変わらずキャラが立ちまくってる。

今回沢山出てくる子供たちも本当にかわいくて、どのページを読んでいてもずっと幸せになってしまいます。カルタカの子ども時代も神がかった可愛さ…母ちゃん美人…そりゃそうだカルタカとアクナムの母親だもんね。

あ~~カルタカ…えっちだ…
とにかく読んでほしい。おすすめの作品です。

2

愛は国境も越える

一巻でくっついて完結したのかと思っていたお話が続いてました。そう、確かに結婚してなかったし、この国際結婚、どっちに住む?問題や村の後継者問題、家族への報告問題など問題が山積みでしたね。
今回はその辺の結婚に関するお話でした。

なんだかんだ色んな事件がありましたが全てのことが二人の気持ちをより確かなものに変えていき、民族も性別も国境も越えて結ばれるのは感動的でした。特に夕日が沈む頃髪の毛を切って一生を捧げる相手に渡す風習、素敵でしたね。

両方の家族にも受け入れられて、二人が離れなくても良くなって本当に良かったです。現実的にかなり支えてくれているリョウイチロウの職場にも感謝です。

1

2巻もぜひ読んで!

2巻も盛りだくさんでした!
1巻よりも二人がさらに感情をぶつけ合って、愛情も理解も深まり、お互いの家族達にも紹介して。

登場人物が多くてルターの大自然とかの描写も大変迫力がありました。

ルターの子供達もとっても可愛くて。
稜一郎がちゃんと自分の言葉と行動で村の皆にカルタカの嫁として認めてもらえて良かったです。

昨日復習の為に1巻を読んだのですが何度読んでも感動します。

理事長の登場シーンに笑えました。相変わらずすごいですね、どんな人脈をもっているんでしょう。

そして最後にはルターで日本の学生を受け入れている皆の写真が。ここはグッときました。ああ、一緒に離れないでいる道を拓いたんだな。あれからおそらく数年後と思われるアナの姿、稜一郎の肩を抱くカルタカ。

カルタカにとって弱くなれる唯一の人稜一郎、お互い絶対傍にいたい気持ちが明るい未来に繋がったようで。

そしてセックスにとっても積極的になったカルタカ。表情がそそられますね、雄です!エッチも激し目です!セクシーですね。
またカルタカがとってもロマンチックで!

きっと衝撃を受けるだろうなと買ってからなかなか読む勇気が出ませんでした。やっと読めた!読んで良かった!

1

カルタカの話す言葉なら重みが心地良い作品

エンゾウ先生の画力がとても凄くて
もちろん、ストーリーもキャラクターも
魅力的で眼福な一冊でした

前作からの続きで、カルタカの故郷へ
想像するだけでも、波乱万丈ありそうで
実際にいろいろ大変なんですけど
けど大変さの中には、どこにいても変わらない、変えられない歯痒さもあって
心が締め付けられるような切なさと
それらをも包み込む慈悲深い愛情と
家族や仲間の温もりと
いろいろな感情が繊細に描かれてました

素敵なお話でした

稜一郎の家族のお話も読めるんですけど
何か納得させられる家族でした
エンゾウ先生のお話は、細かな設定まで
ほんとにツボで、読んでいて心地良かったです

3

ジャンルを超える秀作

だいっ好きです!!!
りょういちろうさんが戻ってきて髪の毛をカルタカに突きつけるシーンはかっこよすぎて鳥肌がたちました。
エンゾウさんの作品でちょこちょこ見かける、「かっこいいセリフをキレ気味に言う」のが好きなんです。本当にシビレる。ストーリーや人物像がしっかりしてるからここぞという場でバシッとキマるんですよね。
マザーズスピリットの何が好きって、カルタカの魂の美しさに気付いて、そこに惚れ込むりょういちろうさん自身の心の清らかさが好きです。(相手のどこを好きになったのかがちゃんと読み手に伝わるBL漫画って意外と多くない気がします。)
ルターの心の捧げ方や、ルターの教えもとてもよかった。
ほんわかさせてくれるギャグの部分ももちろん最高に好きです。
いつか、彼らのお面の謎が知りたい。
あと、個人的にアロニアのビジュアルがどストライクでしたので、最後に成長したアロニアがちょっとだけみれたのが嬉しかったです。
画力、表現力、物語などあらゆる面で一線を画す素晴らしい作家さんだと思います。

14

美形も見慣れてしまう?

面白かったけど…一巻ほどではなかったかと思いました。
やはりカルタカとの異文化ギャップは日本にいて面白いのとルターの一族はみな美形なので島に行ったら普通?になってしまうので日本で騒がれてる方が面白かったです。
カルタカと稜一郎がくっついた後で続編を作るとなると、どうしても一族への紹介となってしまうの仕方ないとしても、最後ら辺の解決の仕方はご都合主義だったと思います。作品的にもギャグ要素は必要なんですが、最初から理事長に連絡すればあんなに焦って帰国とかなかったんではないかと思いました。

7

ビジュアルも中身も、男前すぎて。

1巻が面白かったので2巻ももちろん購入。
2巻はカルタカの故郷・ルターへ赴く稜一郎のお話。

いやー、何が凄いって、エンゾウさんの描かれるイケメン男子がこれでもか!って登場するんですよ。しかも半裸で(←ここ大事☆)。まさに眼福。

でも、彼らのカッコよさはビジュアルだけじゃない。
中身がとにかく男前。
カルタカの父ちゃんが、クッソカッコよくて萌えはげるかと思いました…。

ルターでは稜一郎はカルタカの嫁として歓迎されるのですが、でも、もちろん反対する人たちもいる。そんな人たちを、カルタカと稜一郎の2人はどう説得するのか―。

というところを軸に展開するストーリー。

ぶっちゃけていってしまうと、予想の範囲内、というか。
1巻がああいう形で終わった以上、続編はこういう展開になりますよねー、っていう予想をなぞったような展開なんです。

なんですが。

とにかく、カルタカをはじめとするルターの男たちがカッコいい。
自然を愛し、守り、共存する。本来、人はこうして生きていくのが正解なんだろうな、という。自然に感謝し、謙虚に生きる彼らの姿がなんとも素敵です。

そして、稜一郎を一途に愛し、そして村のみんなにも受け入れてほしいと願うカルタカの姿は、まさに攻めの鏡といっていいでしょう。こういう攻めさんが苦手という方はあまりいらっしゃらないんじゃなかろうか。

そして一方の稜一郎も。
言葉もわからない、村での規則もわからない、そんな中、カルタカのためにみんなに受け入れてほしいと奮闘する彼の姿がカッコいいです。力では子どもにさえ負けてしまう彼ですが、カルタカを愛する想いはだれにも負けてない。

先の先までスーッと見通せる展開でありながら、

そうそう、こういうストーリーが読みたいのよ!

と、多くの腐姐さまの共感と萌えを集める、甘くて優しい作品だったと思います。

カルタカ×稜一郎の2人はがっつりくっついてしまったので次作はなしかな…、と思いきや、素敵男子登場です。カルタカ似の、イケメンで、性格がよさそうで、しかも賢い。その名もアロニア。将来を担う素敵男子に心鷲掴みにされました。

ぜひともアロニア視点のスピンオフを…!
と、激しく所望しておりますです、エンゾウ先生。

でも、最後の理事長に全部持ってかれましたね。
最高のオチでした。

カバー下にも爆笑。
先生、トーン張り、お疲れさまでした。
先生の描く褐色肌のイケメン男子、最高でした!

12

2人の出した答え

前作のマザーズスピリットに衝撃を受け、2巻の発売を心待ちにしていました。

大抵のBL作品はなんやかんやありますが、2人の愛があればなんとかなるよね!ってな感じで終わることが多いですが、今作はカルタカと陵一郎の間にある歴史や文化の違い、カルタカの村での立場、男同士ということ・・・などなど高い高い壁を2人で乗り越える過程が丁寧に描かれていて読み応えと読み終わった後の満足感が凄かったです。

カルタカ父がかっこいい^ ^

8

「僕のすべてを君にあげる。」シンプルで美しい魂の愛。

まさか、この作品の続巻が出るなんて。全然予想して無かったので、まずとても驚きました。
物語としては確実に続きなので、「マザーズスピリット」を最初に読まれる事をお勧めします。
彼らの後日談、留学で来日していたカルタカの母国、美しい未開の地 ルターに今度は稜一郎が訪れます。
この手の展開は既視感があって。オチも、エピソードも想定の範囲内だったりもするのです。
それでも‼︎ やはりシンプルな心の邂逅のその美しさ。自然に囲まれ育まれた、魂の美しさ。
愛とは、ただそこにあるもの。限りなく美しいものであること。
『自然のままに輝き、いつだって美しくそこに佇む』。
そして、自分の弱さもすべて。捧げられること。
なんと言っても、黄昏時を別名「逢魔時」と言うその美しいプロポーズのシーン‼︎
カルタカのたどたどしい日本語で語られる言葉、仕草。
「…手のひらに渡すは魂。この髪を渡すは器。」
ロマンティックに描かれたそのシーンの美しさ。大好きです。
この島の人は身体を魂の器だと表現することが多いのだけど、そういう異文化を作り上げた作者の細やかさにも唸らされるものがあります。とてもシンプルに暮らす人たちの、美しいこと。
もちろん美形が多い島の事だから、それだけでもぅ、美しいんですけどね。

後半の、島が守る、島を護っているとも言えるエイジェナの美しさにも心がじわり。
アレは無垢の宝石の鍾乳洞ですよね。もしかしたら、切り出されていないそんな地が何処かに本当にあるんじゃないかとも思わせてくれる、とても美しいものでした。

唐突に出て来た美しく賢い少年アロニア。首長となるべき兄を慕うアクナム。など、これからを担う若者たちのその後も気になるので、もしかしたらまだ続くのかもしれません。
けれど、ルターで学校を開いて次世代の教育に携わる稜一郎を見れたので、この物語はこれにて美しく完結しておいて欲しいな、とも思います。

軍機を飛ばす事も出来てしまう、トンデモ理事長キリューインの「地位と権力と財産とコネと友人」も凄く気になる‼︎ この方にはぜひ他の作品にも顔を出して欲しい。とんでもないスパダリ力ですよ⁈

0

これで終わりだと思うと凄く悲しくて辛い

大好きな二人にまた出会えた喜びと、これでお終いなんだな...って思ったら悲しみと。
お話も涙あり、笑いありの何度でも読み返したくなる素晴らしい物でした!!
皆さんが仰る様に、本当に美しいルター族の世界観と人々...眼福♡
稜一郎が言う通り、ロマンティストな民族なんだなぁ...
またお子達がめちゃくちゃ可愛らしくて、ほっこり♡
なんだかんだ、アクナムは面倒見が良いところが好き!!相変わらずのブラコン振りだけれど、ちゃんと稜一郎の気持ちを組んでるところ、マジ好き!!
アクナムの御相手、私もめちゃくちゃ気になります。
悩みに悩んで出した稜一郎の答え...そして嫁でも戦士でも有ると言わせた断髪シーンはグッときました。
弱みを見せられる相手...深き言葉ですよね。
お母様の願いが叶って、周りも読者も幸せにしてくれた二人の絆が永遠で有れ!!
こんな相手に出会いたい...そう思わずにいられない素敵なお話でした♡
エンゾウ先生、本当に有難うございました( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )

欲を言わせて貰えば...この2巻も是非ドラマCD化して頂きたいです、切実に♡

6

ロマンチックルター

前作の最終話から電子描き下ろしの結婚式までの間のお話が収録。
もぉぉ待ってました♡カルタカ&稜一郎♡

ルターへ里帰りしたカルタカについて行った稜一郎。
子供たちやカルタカの父たちには迎え入れられたけど
歴史や文化の維持存続に趣を置く年配者からは
受け入れてもらえない稜一郎。

それでも、カルタカの漢っぷりは
地元ルターで本領発揮♡
もぉぉとにかくカルタカがカッコよかった!!!
そして、カルタカのお父様・・・渋くてめちゃ好みでした♡

今回は少し弱気になってしまう(?)カルタカが拝めて眼福でした!
その対で、めちゃくちゃ男らしさを発揮した稜一郎。
もぉ最高かな!!

4

美しい儀式

稜一郎がカルタカの嫁としてルター族の村へ
ご挨拶に伺う第2巻。

大自然の中、独自に発展したルターの文化や
儀式は素敵なものばかりでした。
魂を手のひらに、身体の一部である髪を相手に渡し
全身全霊を捧げるルター流のプロポーズ…
夕陽に照らされて穏やかな表情を浮かべる
カルタカは神々しくすらあり本当に美しかったです…

カルタカの肉体・顔面美の素晴らしさ…
伏せ目のまつげ…麗しすぎた…
筋肉、腰骨のライン、完璧すぎ…もう存在が美の塊…
そして稜一郎を愛おしそうに見つめる眼差しの
優しいこと…!!

そして今回はカルタカの稜一郎への想いが溢れ出す
場面が多々あり、いつも落ち着いているカルタカが
感情を露わにする姿、胸熱でした。
稜一郎も体裁を捨て自分の気持ちに正直になった時の
晴れ晴れとした表情がよかったです。

お互いを想い求め合い、自分らしくいられて弱さを
見せられる、心を許せて身体を委ねられる唯一の
存在になっていったカルタカと稜一郎。
そんなふたりがさらに魂で惹かれ合い繋がりを
深め合う素敵な続編でした。

1巻の電子特典の結婚式が2巻本編で描かれていてさらに
その後の初夜(一日中)…の営みも。
えっちの時に雄々しく荒ぶるカルタカの表情が
たまりません…!
ふたりの身体的・精神的な繋がりをたくさんいっぱい
すごく感じることが出来たので満足な一冊でした〜。

6

攻めの裸体が美し過ぎる

まさか続編が読めるとは!
今回はルター里帰り、愛深まって結婚編。

噂通りルター族は美形しかいませんでした!
褐色イケメンの美しい筋肉…眼福でした。
作者様ありがとうございます!

概ね歓迎ムード、でもやはり異国のしかも男が嫁、に納得しないおじいちゃん達も…
試練ですね〜。
でもこういうの逆に余計に仲深まりますよね〜。

ルターの美しい海の夕暮れ時に愛の誓いをしてくれたりねー、もうロマンチックが過ぎました!
普通なら気恥ずかしくなるセリフやシュチュエーションもイケメン外国人の片言な日本語だと糖度100倍。
今回2巻読むにあたり1巻を読み返したのですがカルタカのいちいちド直球な愛情表現にキュンキュン、これは2巻でも健在でこの作品の大きな魅力ですねー。

綺麗で賢く強い誰もが認める英雄であり自身強くあらねばと思っているカルタカが稜一郎の前でだけは甘えたさん…大きな躰を丸めてヨシヨシされる姿がたまりませんでした。お母様の言っていた通り弱さを見せられる相手に出会えてよかったね。
国際事情で日本に帰れなくなるかも…という場面で、負傷中のカルタカは稜一郎だけでも帰国させようとします。一度は帰国を試みるもやはり離れられない、とルターに戻ってからの稜一郎が男前でした!
嫁であり戦士でもある、最高じゃないですか笑。
後日談で大学のルター校が出来て異文化交流、良い流れで実を結んでました。
側で彼を守る宣言に偽りなし、稜一郎良妻です!

余談ですが、あっという間に日本語覚えちゃったハイスペック少年アロニア君…クールなイケメン、絶対いい男に育ちそう。

10

大好きなカルタカにまた会えた!

プロローグで、カルタカが甘いムードを出せるようになっていてドキドキ。
一旦溜めて耳元で愛を囁き、耳チューするなんて…カルタカ大人になったのう…。生まれつきのイケメンは誰に教わる事なくこういう事自然に出来るんだね〜(しみじみ)
エッチも、「たくさんやらしいリョウイチロー笑」に1教わって10覚えたのか?持っていき方も堂々としたものです。…まだガツガツしてるのでもう少し余裕が出ると尚良し(個人的に「理想の夜のカルタカ」があるのです笑)

で、このプロローグのまんま甘々ラブコメ路線かと思いきや違いました。
2人でカルタカの故郷ルターに里帰りするんですが、それが意外にもとても真面目で。1巻の描き下ろしでサラッと描かれていた、初夜に思う存分2人だけで愛し合う、までにそんな事があったとはね…っていう。

勿論ルター族のイケメン男子や可愛いやんちゃ坊主や女子とのほのぼのエピソードもあるんだけど、メインは少数民族ルターのこれからの在り方、というか。
ただでさえ部族が過渡期を迎え複雑な思いを抱えてるおじいさん達に、他国からの嫁(しかも男)は受け入れ難いよなぁ、とか病院などインフラが整っていれば、とか真剣に読ませる部分も多かった。

個人的にはプロローグの様にもうちょっと気楽にラブコメを楽しみたかったのですが、ルターを知る事でリョウイチローに自覚が芽生え(なんとなーく流されているようにも見えていたので)、カルタカを支えていける頼もしい受けになったのが良かった。ルターキャンパスもカルタカや皆と助け合いながら何だかんだ上手いこと運営してるんだろうなぁ^ ^


そして…カルタカの(半裸)胸板最高だったなぁ。褐色・黒髪・身体のバランス…完っぺき!美しいよカルタカ…

7

アクナムさんのお相手は誰なんですか!?エンゾウ先生…!!

美しい心というのは醜い感情を一切持たない清らかな心という意味ではなく
己の本心から目を逸らさず、本心に背かず、受け入れる強さをもった心の事――。


今作も1巻に引き続きBLで恋愛漫画ではあるのだけれど
社会で生きていくうえで大事なことを教えてくれるというか
自分の中にある「負の感情」とどう向き合えばいいのか、
自分にとって大切なものはなんなのか、
そういった事と向き合う時間を作ってくれる作品です。

夕日がなくなる瞬間のプロポーズはいつかフルカラーで見てみたいです。
美しかった…。

カルタカと稜一郎の感想は素敵レビュアー様が沢山書いて下さっているので
ここからは自分の欲望のままアクナムさんについて語りたいと思います!
マザスピ2は怒涛の展開で感動あり涙ありキリューインが全て持って行った笑いありと
盛りだくさんだったのですが私が一番衝撃を受けたのは…!!!!

横断幕を持つアクナムさんの三つ編みが…!!!!無い!!!!

アクナムさんご結婚されたのですか!?
お相手は男性!?女性!?
アクナムさんが幸せならもちろん女性と結婚されても祝福しますが
女性だとBがL出来ないからアクナムさん編ないって事ですよねぇ…。
私は1巻からアクナムさんが大好きなのでアクナムさんが主人公のスピンオフが読みたいんです!!

アクナムさんはもっと他の国も見てみたい!と言っていたので
世界を旅している途中で海外の大金持ちとBL展開になるとか
大手お菓子メーカーの御曹司とBL展開になるとか
まさかのアロニア×アクナムさんの年下攻め展開とか!!!!!
妄想してたのに~~~!!!

教室でカルタカが抱っこしてたのがアクナムさんのお子さんだったら
私のアクナム編が見たい!という夢が叶う事はないんですねT-T
だったらBL誌じゃなくてもいいのでアクナム編お願いします徳間書店様。

アクナムさんの探求心やバイタリティは社会人として尊敬しています。
お仕事BLではないけど社会人の心にガンガン響く作品です。
仕事とか人間関係でちょっと行き詰ってる方に読んでほしいです。
めちゃくちゃ元気出るし、心がスッキリしますよ♡おススメです!!

12

『強い男になりなさい でも弱さを見せられない者にはならないように』

紙本
修正…ホタル
カバー下…あとがき漫画、おまけ漫画
カバー折り返し部分…コメント

4

描き下ろしの雰囲気は大好き

1が萌評価の人の感想です。
エンゾウ先生の絵は綺麗で丁寧で、カルタカの体格とかとっても好きです。そう、カルタカは可愛くてかっこよくて一途で真摯で好き!

神率がとても高いところ非常に申し訳ないのですが、筒月が好きになれるかが作品を好きになれるかに直結して、悲しいことに1巻同様好きになれなかった。落ちをギャグにしたせいで、この漫画はギャグとして見てよかったの?!それならもっと好きだけど…でも真面目な展開多目だったし…と複雑な気持ち。
筒月がルターの言葉を全く分からないところも疑問でした。カルタカと一生一緒にいる気で、カルタカは日本語を勉強してるのに、筒月は教えてもらってないのか?

1巻描き下ろしの結婚シーンが2巻の結婚シーンかしら?1巻ではカルタカの髪があるけど、その辺は後で設定変わっちゃったから致し方ないという感じかな。

4

スピリット of mother〜弱さを内包してこその強さ

「マザーズ スピリット」の2巻です。
今度は稜一郎の方がルターを訪れ、カルチャーショックに遭う展開。
それでも思ったよりもルターの住民たちは稜一郎をカルタカの大切な恋人であることを「了承」していることに驚きます。
ただ、長老たちはやはり子を成せない男との関係性を歓迎してはいない…
ここは私の嫌いな、子供が産めない事が引け目となる、という展開が流れているように思えます。
しかし本作ではここはそれほど強調はされず、島の空港近辺で紛争が起きることで稜一郎が出国できなくなるかも…⁉︎だからすぐに日本に帰らなければ!という急展開があり、一度はカルタカと離れて一人日本に帰ろうとする稜一郎だが…
本作の大きなメッセージは、何が自分の一番の望みなのか、それを貫くも偽るも自分次第…
それはルターの秘められた聖地「エイジェナ」からのメッセージ。
前作でのカルタカの日本での奮闘、そして本作での稜一郎のカルチャーショック。もっと面白おかしく文化や習慣の違いを誇張してギャグっぽく仕上げても楽しい物語になったはず。しかし本作は非常に荘厳な愛の真実と結婚の神秘を描いてくれた。
…とマジメに感動してたんだけど、ラスト、キリューインはイイ仕事をしてくれた…抜け感が出ましたね。私は正直お笑いで終わるパターンってイマイチ好きじゃないんだけどね。

強くあれ、でも弱さを見せられない者にならないように

深いな…この言葉、心に刻まれました。

9

カルタカの魂の器とスペシャルな顔、体❗️

ふわぁーめちゃくちゃ良かった!
前作は、ルターでの結婚式メリィダで終わっていました。
今作は、まさにroad to メリィダ!

異文化 男同士の大きな困難を、『何故困難と思うのか』考えて、それでも共に生きる選択をするカルタカと稜一郎。

もう、目の前にはルターの大自然と人々が広がりますよ!

結婚する相手に贈る、髪の毛。

魂の器ですって~❤️ロマンチック極まりない!夕陽が沈む瞬間に自らの魂を託しちゃうんです…
読みながら、息止めちゃいましたね~❤️

このお話は、魂の結びつきを性愛と共に描いています。色んな想い、欲とか、削ぎ落とした芯の部分。

カルタカと稜一郎には、芯の部分で結びつくものが存在していたんですね。

ルターでの日々は、大変なんでしょうけど本当にかけがえのない素晴らしいものなんでしょうね❗️

そして、カルタカの顔と体のスペシャル感ね!
未開拓だった(稜一郎もだけど)エロさが、カルタカの攻め感が、成長してますよ❗️

ルターでのえっちは、文明社会にない解放感に満ち溢れておりますね~

は~良い❤️

これから、日本とルターの交流が盛んになるようですし、第二のカルタカみたいに嫁(男)を、連れ帰ること有りそうですね!

是非今後のルターも見てみたいと思いました!




4

感動!!

カルタカ嫁を連れて里帰り編、との事で
稜一郎の苦労が半端無いんじゃないかと思いましたが
深い愛に溢れたお話で読み返す度にじんわり沁みます。
ルター族の逞しさと優しさに触れられて
彼等との出逢いの奇跡に感謝したくなりました。

日本から移動だけで約一日かかってしまうルターは
暮らすにはかなりの覚悟が必要そうですが
自然と共に生き、人としての魂が輝いているので
シンプルマインドがとても魅力的でした。

子ども達や大人に歓迎されつつも一部の爺様達にはすぐ受け入れてもらえず
稜一郎よりカルタカが落ち込んでいたのが少し悲しくなりましたが
ピンチにも愛で立ち向かう二人の姿に、素直に感動!!
あのカルタカでさえ時にはマイナスな感情もあって当然ですし
稜一郎の前ならそれをさらせるというのは
きっと良い所を見せるより特別な事でしょうね。
その人の全部をまるごと愛するのは決して綺麗ごとではなくても
何度でも気持ちを確かめ合って
あの二人ならどんな困難にも打ち勝てる気がしました。

カルタカのお父さんがイケオジ過ぎてしんどい。
子ども達が懐いてくれてめっちゃ可愛い。
アクナムのナイスアシスト最高。(泣くところにもらい泣き)
カルタカの情熱的な愛情表現凄い。
稜一郎のヘタレ加減と男前度のギャップにきゅん。
そして理事長持っていきすぎてズルいwwwww

みんながずっと幸せでありますように!!!

15

褐色美男子にどっぷり浸りました。

他レビュアー皆さまと同じく、まず眼福という言葉が出てしまうほど、
ルターの褐色美男子攻めにうっとりです。
個人的には切れ長の眼が大好きで、カルタカの美しい流し目がたまりません。
しかも、筋肉美が凄まじい…、カルタカの父はもちろんイケオジで、カルタカの未来ですね。

エンゾウ先生の画力で満腹なんですが、内容も正統派の王道で作り込まれています。
ルター村を訪れた二人が、部族に二人の仲を認めて貰い、更に関係を深めていく様子が描かれています。
長老に理解して貰えず、カルタカが日本では見せなかった表情を見せたり、
ルターの子ども達や景色に癒されたりと、ルターが満喫できる仕上がりで、
秘境の部族という設定が充分に生かされたストーリー展開でした。

そして、自分を弱くする人、リョウイチロウの胸は自分だけのものと言い、
大きなカルタカが甘える姿にキュンキュンが止まらない。
ルターの子どもにも、リョウイチロウの胸は譲らないカルタカなんて…大好きなシーンです。

最後はエンターテイメントで、喜怒哀楽に愛が詰め込まれた一冊でした。
続刊あるんでしょうか…褐色筋肉美男子の眼福はこのシリーズでお願いしたいです。

7

イチャイチャがとまらない



2巻発売おめでとうございます!
1巻がきれいに纏まってたので、てっきりもう続きがないと思ってたので楽しみにしてました♪


初っぱなから、カルタカのイチャイチャがとまりません(笑)


今回は《嫁、夫の実家に挨拶編》って感じです!


美形しかいないルター族にビックリ!
稜一郎が、村に行くと思いの外歓迎されてるのもビックリ!でも、やっぱり嫁が男というのに納得のいかない村の人もいて、稜一郎はみんなに認めてもらえるのでしょうか??


今回もイチャイチャやエロも良い感じにあって面白かった!
ルターの村の女の子、アナちゃんがとても可愛くて可愛くて( 〃▽〃)


でも、1つだけごめんなさい。
ルターの風習で、結婚するとき男の人が自分の髪を切って相手にあげて、飾り(アクセサリー?)とする風習があるということなんだけど…
ちょっと、ゾゾッとしてしまいました(汗)
少数民族の部族の風習感というか、そういう設定な感じを描きたかったのはわかるんですけどね(汗)
ちょっとだけ…ゾゾッと(^^;ごめんなさい…


でも、それ以外はとても楽しめたお話でした!
そして、やっぱり理事長すごいな(笑)
太田学長も、まだまだ頑張って!(笑)

6

心も姿も美しく

前作が出てから、もう4年近く経っていたのですね。
今回は、稜一郎がカルタカの故郷ルターを訪ねるお話です。
村の子供たちや、ほとんどの人たちは稜一郎を歓待してくれますが、皆が皆、手放しで二人の関係を認めてくれているわけではなく、、。
ここまで潔く、真正面から愛を貫こうとするお話は、この設定だからこそ。
断崖で、夕陽の中で誓う愛。
とってもロマンティック。

ルターの里は、周り中のみんな、顔も肉体も美しい褐色の美男美女だらけなので、トーン肌にボディペインティングと、作画コストは大変なことになっています。
が、その分、読ませていただいているこちらとしては眼福この上ない。
良い物を拝ませていただき、ありがとうございました。

5

カルタカLOVE

麗しい男が山盛り&爆笑。なんと目福な&幸せ楽しい1冊・・・カルタカ好きすぎるので神です。「雑誌掲載6話分+爆笑描き下ろし8P+カバー下4コマ+カバー下あとがき」です。ああ楽しい、大好き。先生、褐色男子山盛りトーン、お疲れ様でした、有難うございました!!!!

お話は、夏休みになったので「よし、ルターの村に行こう!」となり、メインの舞台はルターです。=褐色男子山盛り!!!!!!そして美形揃い!そしてそしてカルタカ父登場!!!!!!しぶい!!!!!!

ここまででもう興奮のあまり息切れしてるのですが。

リョーイチローさんの異文化体験話がこれまた爆笑で。「申し訳ない、絶対無理」というシチュなのに、なんなのあんた、その懐のでかさ。とでもいいましょうか・・・リョーイチローさん、今回、さらなる偉大さを感じさせてくれて、まじ感動です。素晴らしい。

色々あって、一旦離れるか的状況もあったりするのですが、そこで登場キリューイン!私はこのページで笑い転げて読み進められなくなってしまいました。先生のこのお話運び、大好きです。盛大にツボってます。

良い男たんまり、笑いどころたんまり、キュン死にしそうになる萌えどころもたんまりで、すっっっごくお買い得な一冊だと思うのです。
シリーズ2巻って1巻より勢い落ちること多いよなと思うのですが、これは規格外でした。
最後の描き下ろし(こんどはリョーイチローさんの実家に行く!)も超絶面白し、カルタカがこれまためっちゃくちゃカッコいいので、雑誌追いかけていた方も是非!!!!!

ああ幸せだ。カルタカ大好き。

9

・・・・美。

うはー(∩´///`∩)
めちゃくちゃ良かったです…!

今巻は稜一郎がルター族へ訪れる内容になっています。
ゆえに右見ても左見てもルター族の+゚。*顔面美*。゚+がッッ!!!
もちろん容姿に限ったことではありません。

煌めく瞳も気高い精神も非常に美しく、自然も美しく。
まさに「・・・・美。」に尽きる1冊でした(∩´///`∩)

感動シーンで爆笑をさらっていく理事長も最高ですw
程よいツッコミとコミカルさもこの作品にとっては大事なポイントですからね~!


さてさて。
今巻はあらすじにもあるように、稜一郎がルター族を訪問するお話です。
カルタカの嫁として歓迎してくれる人が沢山いる一方で、
好意的ではない人もやはり居て…。

落ち込むカルタカを稜一郎が優しく包み込み、
カルタカはルター族に伝わる魂と器を預ける儀式を交わします。

しかしその直後、飛行場でのトラブルで日本に帰れなくなる可能性が出てきます。
カルタカはルター族に残り、稜一郎だけ帰国するよう強く告げーーーと展開します。


カルタカの中にあるルター族の精神の純粋さ・美しさももちろんのこと、
稜一郎がカルタカを求めるストレートな気持ちもグッときます…!
心が求めるまま行動する姿と快く思っていない人達に向ける言葉にジンワリ(;///;)

ロマンチックなシーンが多々あってですね。
それをなんのてらいも無くやってのけるカルタカにニヨニヨするし、
"ああっ!もうっっっ/////"ってなる稜一郎にもニヨニヨ(∩´///`∩)
それが全然わざとらくないしキザにもみえないし、ほんともう、無自覚ジェントルメン恐るべし。

今回とても良かったなと思ったのは、
ルター族のお話でカルタカは周囲から"戦士"として扱われているところです。
前回は"何も知らない留学生"の立ち位置で子供みたいな可愛さが当たり前だったのですが、
今回は屈強な戦士でありながらも稜一郎にだけ甘える姿がホンッッッッットもうね!!!
ギャップ萌え過多!!!留学生のときよりギャップ萌え過多!!!なのです!!!(///Д///)

デッカい身体を丸めて稜一郎に包み込んでもらってる姿が最高に良かった…。
自分よりガタイがいい攻めを「かわいい!」「かわいい!」ってなる受けの構図が堪らん。
年下攻めでこれはホンンッット萌えるやつ…/////
番外編のエピソードでカルタカの亡き母の言葉がここに還ってくるのもまた良き(∩´///`∩)尊

ルター族の子供達がめちゃくちゃ可愛いのも潤いでした♡
稜一郎に懐く3人の無邪気さに癒やされた…可愛い…。
タオとサニはアレだ。将来的にアレする妄想しちゃう…。尊い。
超絶美少年・アロニアは登場シーン少なくない…?もっと見たかった…。

そんでカルタカの幼少・少年時代が回想で出てきたときは悶絶ッッッ(///Д///)
攻めのちっちゃい頃の姿みるの大好きマンには堪らないお姿に叫びそうになった。
美!!!!超絶美!!!!カルタカはちっちゃいときから美!!!素晴らし…。
ちょこっとでも成長過程見られてありがたみしかない+゚。*(人;∀;*)*。゚+

俗物にまみれた感想ばかり書いちゃいましたが、
ストーリーは精神の結びつきが美しく描かれていて心に響くものが沢山ありました。
心が惹かれ合って人種も国境も言語も越えて全てを包み込むBLです。
是非とも沢山の人にこの美しさに触れて欲しいと思います。

最後にどうしても特筆したい。
とうとう軍機まで動かした理事長何者…?w

ーー(切り取り)ーー
余談:アニメイト限定小冊子は壊れたベッドを絡めたお話でした♪
稜一郎の居たたまれなさが偲ばれるコミカルさで面白かったですヾ(*´∀`*)ノ

11

魂で惹かれ合う存在

最高です!
語彙が崩壊するほど、いい!すごい!面白い!感動した!
こんな言葉しか出てこない…とにかく良かったです‼︎

今回は、稜一郎とカルタカがルターの村に帰るお話です。
村人たちは暖かく稜一郎を迎えてくれ、子どもたちもすぐに懐きます。
カルタカ(村人)の大切な人は村のみんなの大切な人…という考えが浸透しているのでしょうね。
とても素敵な村です。
カルタカの父もカッコよく、カルタカや稜一郎を大切に思う気持ちに胸が熱くなりました。

前作で魂を渡す儀式が登場しましたが、今作では器を渡す儀式も登場し、非常にロマンチックでした。
器を受け取り、ずっと2人でいることを誓う稜一郎とカルタカでしたが、空港でクーデターが起こり緊急帰国することに…
その直後、カルタカが事故で怪我をしてしまい帰国出来なくなってしまいます。
村に残ろうとする稜一郎に、帰るよう強く言い放つカルタカ…

一度は村を出る稜一郎だが、本当に大切なものはカルタカだと気付き引き返します。
自分の心と向き合い、色々なものを犠牲にしても本当の自分の気持ちを貫き通すことを決めた稜一郎の魂もまた、美しいのでしょうね。
カルタカもまた本当の気持ちを隠していて、稜一郎を村から離れられないようにしたい欲求と戦っていました。
ルター族も神聖な聖人なんかじゃなく、普通の1人の人間なのです。

稜一郎を導いてくれたのは、カルタカが好き・大切という一途な想いでした。
「僕から離れるな」と詰め寄る稜一郎にあっぱれです!
こういう稜一郎だから、カルタカも甘えられるのでしょう。

2人を認めていなかった村の爺たちも、やっと稜一郎の思いを分かってくれたようで、二人の結婚式が行われます。
これは、前作描き下ろしに大幅加筆されたようなお話でしたが、そこで終わるの?っていう前作のその後が詳しく描かれていて大満足です。

最後は、地位と権力と財産とコネと友人を持つあの方が現れ大円団です。
皇城大学のルターキャンパス開校という素敵なオチも付き、描き下ろしでは初めて稜一郎の家族との対面もあり…とにかく最後まで抜け目なく素晴らしかったです。

Hはそれほど多くないのですが、交尾からちゃんとセックスに変化していたのが良かったです!
体位もお互いの顔の見えるものだったり、カルタカのスキルが爆上がりしていました(笑)

カルタカの弟・アクナムや村の少年・アロニアも気になって仕方がないので、ぜひスピンオフも読んでみたいです。

8

今作もとても良かったです

前作がとても好きで、でもキレイな終わり方をしていたので続編はないものだと思って情報を集めたりはしていなかったのですが、ちるちるのツイッターを見てたら今作発売とのことで即購入しました。
前作は電子だったので今作も電子です。

大まかな内容として、前作の電子描き下ろしマンガまでの詳細とその後といった感じです。
プロローグは日本での日常、ストーリー4話までで攻の故郷での話、番外編で攻のお母さんや受の家族が出てきます。
今作も電子描き下ろしあり。攻の故郷でのある贈り物に関する話です。

前作の心情描写も素晴らしかったのですが今作は更にパワーアップした感じで読後感は最高です。
明日も頑張ろうと思えます。
受の包容力、攻のかっこよさ、攻のお父さんや弟のフォロー、攻の故郷にいる子供たちの受の懐き具合、それによるちょっとした騒動など盛り沢山です。
最後の理事長オチも良かったですw何者なのか謎は深まるばかりw

攻受の営みも相変わらずとてもエロい。
特に結婚式後の川でのあれこれは描写も相まって読んでいてとてもドキドキしました。

あとがきは今回1頁でしたがやはりトーン貼りは大変そうでエンゾウ先生お疲れ様です。
あとがき後の4コマまで楽しめました!

9

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