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新装版が出ましたが、旧版のレビューはまだ開放されてるんですね。旧版も持っているのでこちらにも。新装版には新装版発売の喜びを書き連ねてしまいましたので。
圧倒的な世界観と作画の美しさ!作品の評価は完結してから…が多い自分ですが、未完であっても素晴らしい作品には変わりないなとこの時点で思わせる。美人受けが大好きな自分は、タキの美しさと気高さがドツボです。そしてその横にはサイズが倍はあろうかという男が彼を守るように立っていて欲しい。満点!満点!!BLには少ない戦闘シーンや命をかけた描写がクラウスのセクシーさをより際立たせます。
今はこういう作品がBLジャンルにあってもあまり違和感はない気がしますが、かつてのレビューを見るに、革命的作品だったのでしょうか。性交描写がなくても成立しそうだし、それでも人気は出そうな。
こういう設定大好き!と興奮しながら読みました。硬質な美貌を持つ受けに献身的に仕えながらも、陰ではその身を抱いている攻め。タキが本当に繊細な美しさを持っていて、思わず見惚れてしまうシーンも多々ありました。彫りの深い西洋的な美しさもいいけれど、黒髪に黒い瞳という和の美しさもやはり捨てがたいなと心底思います。戦場では皆の士気を高めながら、屋敷に帰ればクラウスのなすがままに抱かれる日々を送るタキ。そのギャップのある被虐美に酔い痴れてしまいました。
まだ1巻ではクラウスとタキの今までの関係性がちらちらと描かれるだけだったので、2巻ではもっと深く沈み込みたいですね。ここまで互いに執着を見せる根本的な理由を知りたい。というか、2人のもっともっと熱い激情を見せて欲しい。この殺伐とした世界の中で、2人が共に納得してこれからも隣にいられる未来を掴むことができるのか。2巻を読むのがとても楽しみです。
私の中では、他のBLすべて色あせるほどの衝撃的なお話ですね。
戦闘シーンは最高、でもあの2人のすれ違いっぷりは悲しすぎる。
静と動の違いはあってもお互い激情型なので、激突すればあの流血沙汰に至るのかと・・・。
古くさい迷信のことを知らないクラウスからすれば、帰国前後のタキの変化には混乱すると思う。
んで、「なんで拒絶するんだよ!」と、話し合いなんて言葉は頭から吹っ飛ぶということでしょうか。
黙り込むタキと話し合うのは難しいと思うけど、ここはクラウスが大人になって本音を引き出す他ないよね。タキを諦めるなんて、絶対に無理なのは分かってるから。
自分勝手に暴走してるから考えなしに見えるけど、基本的にクラウス頭は悪くないと思うし。
タキが本気で抵抗してない(ように私には見える)ことや、痛くて辛いことされる(つか、わざと乱暴に酷くしてる?)のわかってて逃げようとしない理由とか、冷静に考えればわかるんじゃないかな。
というか、体格差あっても絶対に受け入れるの無理って訳じゃないと思うので、もう少し丁寧に扱ってあげましょう。
本音は、お互いに何のしがらみもないない場所で平和に暮らしたいと思ってるのに、それができないのがこの話の一番哀しいところですね。
領民を見捨てられないタキの気持ちがわかるから、大好きな姉に別れを告げて、敵国に行くことを決めたクラウス。一緒にいたいからという理由だけでは、怖すぎる決断。そのタキにまで冷たくされたんじゃあ、あまりにも悲しすぎて、最近クラウスが可哀想でたまらなくなってきました。ピンチの時には、ちゃんとタキが助けに来てくれたけど(ハセベはヤバすぎる)。
伏線多すぎて、レビュー難しいストーリーですが、クラウスは言葉や行動で、タキはふとした瞬間の表情で、お互いを想いあってるのが伝わって来るだけに、せつなくて綺麗な世界観を感じます。
連載再開となったことで、なんとか2人が幸せになれる展開にしてほしいなと考えてしまいます。先生は、こういうどうにもなりそうもない状況から、何事もなかったようにハッピーエンドって得意だから。
私の中では元祖BL!というイメージです。
男性同士の熱い絆が根底にあり、近代の好きかもといった恋や体の関係から始まる恋でもありません。
戦場でのストーリー設定もしっかりしていてがっつり読みたい人向けかもしれません。
そしてなんといっても行為のシーンがえろい!
支配するような強引さもあり、背徳的な隠れえっ◯も、萌えます
ファンの方が多いようなので、気になって購入!
軍隊物や主従物も大好物なのですが、残念ながら、ちょっとハマりきれなかったです。
和洋折衷な世界観や絵柄があまり好みではなかったからか、時系列が分かりづらかったからか。。
やんごとなき身分であろう美人な受けがオジさんたちを差し置いて1人で司令塔をしているのがなんだか違和感だったからか。。
勘違いとか両片思いも大好きなのですが、さすがにちょっとお互い言葉足らずで、もうちょっと話し合えたらあんな流血沙汰にならないんじゃないかなーとなんだか歯痒かったです。