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狐の告白 狸の添い寝 ‐眷愛隷属-

kitsune no kokuhaku tanuki no soine kenai reizoku

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表題作狐の告白 狸の添い寝 ‐眷愛隷属-

弐式有生
23歳,エリート討魔師
山科慶次
19歳,半人前の討魔師

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

討魔師という魔を祓う力を持つ一族の慶次は、神の使者である子狸を身体に宿す半人前の討魔師。
バディであるエリート討魔師の有生にセックスを求められると断れず、
互いに好きと認めないまま身体の関係が続いていた。
そんな有生と距離をおこうとする慶次だったが、一族の当主で有生の父の再婚が発覚。
父の再婚相手に冷たい態度をとる有生を更正させようと慶次は勝負を挑むが、
負けた場合は「今後俺がやりたいと言ったら、素直に股を開くこと! 」と有生に約束させられて!?

作品情報

作品名
狐の告白 狸の添い寝 ‐眷愛隷属-
著者
夜光花 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
眷愛隷属
発売日
ISBN
9784799743980
4.6

(204)

(159)

萌々

(31)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
14
得点
950
評価数
204
平均
4.6 / 5
神率
77.9%

レビュー投稿数14

ようやく、期待していた言葉を聞けました。

今回も、読み応えありました。
節分の鬼ごっこの行事で慶次が子狸以外の眷属にも働きかけて、色々画策する所は、負けず嫌いの熱血漢の慶次らしい所もあり、それだけでなく自分一人でなんとかしようと空回りしていた人間が周りを巻き込んで行動を起こす所が随分成長したなぁと。
そして、ちょっとはこの節分を期に周りも慶次を認め始めたし、慶次も自信がでてきたみたいで、子供の成長を見守る親みたいな気持ちで読んでいました。
しかし、今回のメインの話。有生の義母の由奈
の話は、有生の家系は一体どんな恋愛観なんだ?と、悪いものが憑いていたとはいえ、義母としてずっと有生の母屋にあんな感じの女性がいる事になるとは、、由奈に罪はないのかもしれないけど、ちょっと不快になる女性でしたね、、多分正気を取り戻しても好きになれそうにない女性でした。
それでも、有生が今回由奈の前で、慶次の事が好きだ!と演技で言わなきゃならないのに、上手く言えずにその場から逃げるって。有生の弱みというか、可愛い人なんだなぁと。慶次に対して術が効かないというのも、結局は初恋の人だったから無意識に術をかけられていなかったのは、、もう、今回は有生の恋愛初心者の様な態度にやられっぱなしでした。
ようやく、お互いが好き同士だと分かった有生と慶次。ずっと聞きたかった言葉を言ってくれてありがとう。と思いながら読み終えました。

0

最高のシリーズ…無自覚モダモダ萌え

徹夜で読了。つい3日前にシリーズ1作目を読み始めた時は、まさかこんなにどハマりするとは思ってもいませんでした…

まだ1巻を読んでいた時、「もー早く好きだって認めちゃいなよお互いに〜」なんて思っていたのに、2巻からはモダモダしている2人の姿がやたら可愛く思えてたまらず。
ずっとこのまま「好きじゃないやい!」って言い合いっこしてて欲しい、なんて思うようになってました。やられた〜〜

今回は有生がついに男気を見せてくれましたね。
「俺のこと好きなんだろー!認めろ!」って、いつも有生をつついていた慶ちゃんの方がひよっちゃってる姿も大変可愛くてよき。

読み終わった後の幸福感の半端ない一作でした◎

1

最高の告白!!!

もーもーもーもー……!!
クッソ最高やないかい!な巻でした。

ついに来たよこの時が。ふー…やることやってんのに、恋愛方面ですれ違いポンコツの有生と慶次だから、恋人同士になるのはまだ先かもなぁと余裕ぶっこいてたら、まさかのプレゼントきました!嬉しいです、マジ最高です。

その恋人同士になるまでの流れも超絶素晴らしくて。節分恒例の新人討魔師イビ…いや鬼ごっこに絡めた2人のBLターンが、ニヤニヤ極まりないのです。2人の個人的な勝負(慶次と好き放題にエッチする)と絡めた鬼ごっこ行事の顛末が楽し過ぎる!この豆まき鬼ごっこならぬ、ハンター試験のようなバトルロワイヤルがめっちゃ面白い。

景品は自分自身だからこそ気合いを入れる慶次と、いつでもセックスできる権利を獲得するのに躍起になる有生のガチンコバトルは、慶次の色仕掛けで幕を閉じることになりました。挿し絵も良かった〜…。
有生がその後慶次をどうしたのかって?…はい、それはもう膝と腰がガクブルの…な展開だったのはお分かりかと♡


この巻でキーパーソンとなるのが、有生の若くて新しい義母の存在。彼女がまあー読むからに有生ラブのオーラバシバシの女性でして、これは良からぬ形で関わってくるだろうな、ってのが分かります。そんな義母にデレる慶次にムカつきながらも、有生と待針はまともな反応を示していたのが救い。ドッキドッキで読み進めていたところ、マジでヤベー女だってことが分かります。鈍感な慶次ですらヤバさを感じるレベル。
そんな慶次たちが彼女の目を逸らすため、どんな行動をとったかと言うと…

ズバリ!かりそめの恋人同士(≧∀≦)

慶次にしては良い提案するじゃないの。と心の中でガッツポーズと盛大な拍手を送りました。
「5・ラブラブ大作戦」は必見です。人前イチャイチャと、有生が「愛してる」が言えず恥ずかしがってその場から逃げ出す姿が拝めます。有生に可愛いと思う感情を抱く日が来るとは思わなかったです(笑)
感情を揺さぶられっぱなしの有生を見たい方は、ぜひぜひ可愛い挿し絵と共にご覧ください。


義母の胡散臭さは、後ろで手を引く妖魔使いの男が絡んでいるんですけど、最後はビシッと解決。またも慶次が自らトラブルに飛び込むお約束な展開がありましたが、それがあったから2人が気持ちを通じ合うことに繋がりました。マジで最高な流れと結末!
もーねー…有生が壊れたおもちゃみたいに、気持ちを自覚したら好き好き連発しまくるんですよ。笑っちゃうしかないですよね、極端すぎる〜。でも面白いからもっとやって良い(笑)

言葉で言わなきゃ伝わらない慶次。
言葉を言わなくても行動で分かるだろ、な有生。

好き。好きじゃない。好き。好きじゃないの前進しないやりとりに、ついに終わりの時がきました。噛み合わない会話ももう終了です。
待針も私も待ち焦がれましたよー(*´︶`*)♡

素晴らしいオチ。萌えたっぷりな結末。
読後感サイッコーな幸せなエンディングは満足以外の言葉が見つかりません。
余韻にいつまでも浸れる素敵な一冊でした。

2

この瞬間を待ってた

『眷愛隷属』シリーズ第四弾です!(*´ω`*)
二人のお話だけだと3作品目になります。

今回は、父の再婚相手(由奈)に対して冷たい有生に、慶次は勝負を挑みます。
慶次が勝った場合は、由奈に優しくすること。
慶次が負けた場合は、今後有生がやりたいと言ったら、素直に股を開くことと言う
なんとも無謀な賭けをすることになってー…。

明らかに由奈が有生に媚を売ってて怪しいのに
その態度を素直に受け入れちゃう慶次に、なんだかなぁと思っちゃいました。

その後もやっぱり突っ走る慶次にイライラ…。
有生が好きだから読んでるけど、この先もずっと慶次にイライラさせられそうだな…と思いました。
そろそろ自分の能力に見合った行動してよ…と何度思ったことか…。

それに比べ有生はついに自分の気持ちを認めて…!
一回好きだと言ってしまえばこっちのもんだと言わんばかりに、
好き好き言ってる有生は新鮮ですごく良かったし、
精神攻撃が効かなかった理由にニヤニヤしました。
なるほどねぇ(*´ω`*)

有生が言った『俺の愛は重いよ』って言葉に
胸がきゅんっとしました(*´ω`*)
そこまで自覚したのかぁって(*´ω`*)

遂にちゃんと両思いになった二人。
これからどうなっていくのか、すごく楽しみで仕方ないです(*´ω`*)

0

一段落ついたかな?

いやー、面白かった^^
ラブ以前に、ストーリーが最高に好きです。
今回は、待ち針のかっこいいところがあまり見れなくて残念でしたが、次への期待に繋がりました。
慶次と待ち針の成長も楽しみな作品です!

そして、ついに有生と慶次が恋人に♡
恋人同士のHはやっぱり全然違いましたね。
有生が我慢できないほど気持ちよくなってるのが嬉しい!
これも、相手のことが本気で好きだからですよね。
ケンカップルになりそうだけど、それもまた楽しみです、

コミカルで可愛くて、愛があって。
とにかく大好きなシリーズです。
続きが楽しみで待ちきれません!!

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