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王子は無垢な神官をこよなく愛す

ouji wa muku na shinkan wo koyonaku aisu

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表題作王子は無垢な神官をこよなく愛す

レオンハルト・ローレンツ・エスヴァルド,22歳,エスヴァルド王国第1王子
ナザリオ,17歳,不思議な力を持つフィオラノーレ国の神官

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

『手を触れた者の運命の相手が見える』という不思議な力を持つナザリオは、
第一王子の花嫁を占ってほしいという大国からの依頼を受けた。
ようやく着いた目的の国で最初に出会ったのは、偶然にも第一王子のレオンハルトだった。
レオンハルトは、ナザリオが自分の花嫁を占うためにやってきたと知ると態度を硬化させ、すぐさま帰国するよう促した。
だが、なんとか占う許可を得たナザリオが見た、王子の運命の相手は──。

作品情報

作品名
王子は無垢な神官をこよなく愛す
著者
釘宮つかさ 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
シリーズ
王子は無垢な神官をこよなく愛す
発売日
ISBN
9784775528853
3.9

(70)

(26)

萌々

(23)

(15)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
271
評価数
70
平均
3.9 / 5
神率
37.1%

レビュー投稿数9

紳士な攻めと2匹のモフモフに癒される・:*+.

とっても優しくほっこりするお話でした。
不憫な境遇の受けが救われる王道ストーリー。

受けが不憫すぎるということがなく、良い意味で重すぎずライトで読みやすかったです。

なんといってもピーノとロッコ、2匹のモフモフちゃんたちが可愛すぎます…!
ナザリオのことを「ナー様」と読んですりすりしてくる姿…イラストがなくとも脳内で勝手に構図をイメージして悶絶。腐女子の得意技ですね(違
小動物好きにはたまりません。

攻めのレオンハルトが言葉遣いも態度も紳士的なのに、怪我して手当が必要となったナザリオに「着替えを手伝わせてくれ」と言いつつ優しく攻めているのがたまりません。。

個人的には、当て馬?のクラウスが好みで、そっちでくっついてくれても良かった、と思ってしまったり。
クラウスとレオンハルトがもう少しバチバチとナザリオを取り合ってくれたら、よりワクワクしたかな〜なんて思いました。

1

攻め、すました顔してやるなー!

神官とはいえ、ナザリオは無垢すぎる!!
そして鈍すぎる!!!!!

でも、そこが良かった。

これ、もしBLじゃなくてNLで、ナザリオが女ヒロインだったら、割とイライラさせられたと思うんですよね。
相手の男が、せっせと毎日お菓子を携えながら自分の部屋に通って、あれこれ気配りしてくれているのに好意に気づかないなんてありえねー!!カマトトぶってんじゃねぇ!!って憤慨したはず。

でも、BLという男どうしだからこそ、ギューっとされたり、あちこちキスされたり、お世話と称して体の隅々まで拭かれたり抜かれたりしてんのに、まさか自分に好意があるという発想には至らない。

毎日の慰めが「いつしか日課のようになっていた」というところを読んで、えっ!?攻め、すました顔してやるなー!!ってなりました。
おまけにナザリオときたら、「レオンハルトに胸をいじられすぎて痛い」ってなことを、「少しは文句言ってやる!」というつもりで、レオンハルトに言っちゃうんですよねぇ。
そりゃあレオンハルト笑顔になるわ!
で、「医者に見せるのが嫌なら、私が舐めて治すしかない」とか言い出すレオンハルト。
おぬし悪いやつよのぉ……!!


ユリアンが脇役当て馬にしておくにはもったいないほどのキラキラぶりで、おまけに傷心エンドでかわいそ……と思ったら、続きがあるじゃないですか!
しかも購入済みだった。(記憶力)

ピーノとロッコもかわいくて癒されます。


2

無垢な神官を体から落とす王子。

大国エスヴァルドの第一王子(レオンハルト)×北端の小国フィオラノーレの神官(ナザリオ)の物語。
3冊目の発売に出会う事ができて、シリーズものと知らずに購入。
前作があると知って慌てて電子で前作を読んだ次第です。
電子はイラストはついてないのが残念でしたが、
面白くて3冊いっきに読んでしまいました。
読み終わった後ではナザリオを溺愛するスパダリという印象のレオンハルトですが、最初はナザリオが自分の花嫁を占いに来たと知るや、自国の大臣が依頼してわざわざ来てもらってるのに、いくら自分の意思ではない依頼とはいえ、いきなり帰れと言うレオンハルトにさすが王子様は我儘やのう…ってなりました。
読み進めるときちんと謝罪していたので自分を顧みられる人で良かった~と一安心しながら読み進められましたが…
あと、レオンハルトの意外なところが、かなり手が早いって事でした。
え、体から落とすの?ってなりましたが、ナザリオのあまりの鈍感さ故か、ライバルに出し抜かれないようにか、はたまた唯々触れたい欲求に勝てなかったのか…全部かなぁと続編も読み終わった今では思ってます
一方のナザリオはほんとに無垢な神官で、心綺麗すぎて眩しいってなるほど無垢で純粋で…そりゃみんな惚れるわ~って感じでした。
そして、なんつってもピーノとロッコが可愛い
この2匹はレオンハルトとナザリオの恋のキューピッドじゃないかなぁと思いました。
なんかモヤッとした所は、テオがこの2匹を触れないって所。
ナザリオへの忠誠心というかなんというか…を考えると心優しいテオがなんでこの2匹を触れない…というか避けてるんだろう?ってなりましたが、スピンオフのシリーズ2冊目で理由が明らかになってスッキリしました
他の心残りは脇キャラのクラウスが不憫で可哀想だったので、彼にも誰か心からの存在を~と思ってたらスピンオフのシリーズ2冊目で幸せになれて良かった~となりました

1

やっと読めました

実は積み本にしてるうちに行方不明になってしまい、続編が出るので思い切って電子で購入しました。みずかね先生の美麗なイラストが入って無いのが悲しかった…。

釘宮つかさ先生の王道ストーリーって大好きなんですよ。今回も楽しませて頂きました。

そしてレオンハルトとナザリオとの出会い方からして、どーやってラブが育つのよと心配になったり…、レオンハルトの従兄弟のクラウスに持ってかれちゃうんじゃないかとハラハラしました。でもナザリオに好意を抱いてからのレオンハルトにビックリしました。この第一王子エロ過ぎだろうと…。それにナザリオが鈍感過ぎる。

途中ナザリオが事件に巻き込まれたりはしますが、終始甘々な展開だったと思いました。

ナザリオの祖国であるフィオラノーレ国の問題がアッサリと片付いてしまったのがちょっと拍子抜けだったかもしれません。

2

魅惑の乳首?

初読作家様でした。

レオンハルトが、最初はすごくカッコいい王子様かと思って読んでいたんです。
そしてナザリオに惹かれているのも、読む側としてはちゃんと伝わる態度でした。
ナザリオの窮地に駆けつけて、助け出すシーンもカッコ良かったです。ヒーローって感じで。

怪我を負ったナザリオを甲斐甲斐しく世話をして、好意を表しているのも微笑ましくて。
…と、こらっ 笑
いい大人がお医者さんごっこを…大真面目にやればいいってもんじゃありません 笑
無垢なナザリオ相手にとんでもないイタズラをするとは!
その描写が、変態チックで素晴らしかったです。

ナザリオが魅惑の乳首だったのか?レオンハルトが変態だったのか?
そこがちょっとはっきりわからなかったのが残念だったので萌2にしました。

1

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