電子限定描き下ろし付
無事に恋心を伝えて、カップルとなった2人。
抜きあいっこから先に進むのがちょっと怖いような和馬と、そんな和馬を大切にしたいけど気持ちが溢れてくる千秋。
できたらできたで、今度は周りの人にカミングアウトするのも怖くて誤魔化してしまって、どうしたら良いのかわからない和馬と、そんな次元は通り越して、今後もずっと一生そばにいる事を当たり前のように感じている千秋の覚悟。
このカップルは、何かすれ違いそうなことがあっても、きっと今までの幼なじみの関係性のおかげなのか、性格なのか、ちゃんとお互いの気持ちを分かっていて尊重しているから、こじれずあまあまに過ぎてくのだなぁ。
それがすごく心地よくて、気持ちの動きとか2人にとっての大変なこととかがあるんだけど、辛いことにならなくてすごく私は好きです。
最後の屋上のシーンは、そんな2人のいいところがすごく良くて、めちゃくちゃ何回も見返しました♡
下巻まで読んで、さらにさらにだいすきな作品になりました♡
期待しすぎたかも。なんだろ。ストーリーがサラッとしてます。 特に劇的なことも起こらず終わりました。読み始めから終わりまで、ワクワクと期待しながら読んだら、普通でした。
上巻で不完全燃焼(不完全えっち?)だった二人がしっかり交います!
上巻では白抜きだった局部がうっすら見えるようになってます!(紙本)
でも何よりも、ア◯ル描写がリアル!!
あぁぁ、指突っ込まれてこんなに広げられちゃってー。
えちぃ面だけじゃなく、ストーリー的にも更なる進展が。
巴の二人を見守っている感、ハンパない。心配しているんだけど、あくまでも陰ながら、って感じ。
巴や先生のように丸ごと受け止めてくれる存在って、すごくありがたい。
作品の持つ温かみにも繋がっているのでしょう。
でもこの後には、その巴と先生が切なくも愛し合い別れる未来があると思うとやるせないです。
本巻では、先生の左手薬指の指輪が吹き出しが重なったりしてちょうど見えないようになっているんです。
「家族になろうよ」を既読だと気付くんですが。
千秋と和馬の間にあるのは結局「恋」ってことで終わるんだけど、私はやっぱり「友情」であり「愛情」でもあるんだと思います。
そこが生まれた時からの幼馴染みというもので。ある意味相手の全部であるって感じ。
そして将来的には、恋人同士の二人は結婚して夫夫になり、子育てをして家族になりながらも、恋情と友情と愛情を持ってお互いを慈しみ合っていくのだと思います。
付き合い始めの和馬と千秋の、とっても楽しい楽しい蜜月期から始まった下巻。
思わずフフフとなりました^ ^
家でも学校でこっそりイチャイチャ。そしてついに身体を繋げられました。もうこうなったら無敵の2人じゃん?って思っていたら、進路やこれからの2人の未来について考える千秋と、そこまでは考えていなかった和馬との気持ちのすれ違いが。
千秋の本気度は上巻でも思っていたけど、すごいですね。和馬との将来をちゃんと考えている。進路となったら、自分たちの問題だけじゃなくて親も巻き込んじゃうから難しいですね…ムムム。
和馬が最後はキッパリと自分たちの関係を宣言できたのはカッコ良かった^ ^
和馬の方も千秋とこれからの時間を過ごしていく強い覚悟を感じました。ていうか、高校生のお付き合いって異性でもそんなに深く考えないと思うのに、2人の真剣さはすごいと思う。
下巻は終わったのに、ここからまた2人の未来が始まるんだなって思わせる素敵な旅立ちでした(^ ^)
2人の高校卒業後の話も続編で読めるので、めちゃくちゃ嬉しい。千秋と和馬のイチャイチャと仲良しは最高です。
下巻ではいつ二人が結ばれるんだろう~って思いながら読んだんですけど
まさかの…!!!!大晦日!!!!!!!!
なんか一生『二人の初めて』を忘れることがなさそうな日だなぁって思いました(*´▽`*)
下巻では甘々だけじゃなくて様々な葛藤があります。
これからの進路はもちろんのこと
二人の関係もそうだし、大切にしたいものが多すぎてこわくなる和馬。
そんな時もまっすぐな千秋。
どうなっちゃうんだろうって思ったけど
ここで出てくるのが担任の先生なんですよね。
あっこの先生は…となりました。
すごく良い先生だったので、なんか複雑な気持ちになりました。
この二人に欠かせない存在はやっぱり巴だなぁと読んでいて思いました。
巴がいなかったらきっと千秋は気持ちを押し殺したままだったんじゃないかなって。
そして本條さんもいい子だなぁとこちらを読んで改めて思いました。
鈍感そうに見えて鋭いんですよね。
そしてとてつもなく良い子なんですよ。
個人的に本條さんにも幸せになって欲しいなぁと思いました。
卒業式で最後終わるのがエモくていいなぁと思いました。
はぁ…上下巻通して素晴らしいお話でした。