花恋つらね(5)

hanakoitsurane

花恋长词

花恋つらね(5)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神42
  • 萌×230
  • 萌10
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
15
得点
360
評価数
82
平均
4.4 / 5
神率
51.2%
著者
夏目イサク 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花恋つらね
発売日
ISBN
9784403667145

あらすじ

新春浅草歌舞伎で大役を担うことになった惣五郎と源介。

だが源介にかつてない試練が訪れる。

一方、足踏み状態だった惣五郎との関係に変化が!?

表題作花恋つらね(5)

新井源介(本名・野田淳平、高校3年生・歌舞伎役者)
松川惣五郎(本名・東周吾、高校3年生・歌舞伎役者)

その他の収録作品

  • 第三十二幕〜その後〜(描き下ろし)
  • 第三十二・五幕 午前五時(描き下ろし)

レビュー投稿数15

長編ならではかな?

五巻目!こちらは源介の葛藤巻です。今まで舞台で大きなミスなくやってきた源介が、たぶん初めて壁にぶち当たります。一巻完結ものだと、こういうエピソードはカプのどちらかしか描かれないと思うので、長期連載ならではってとこですかね~。
散々悩みながらやってきた惣五郎と違い、源介は凹んでも乗り越え方が分からない時間が長くて、見ていて苦しかったです。どちらかというと天才タイプっぽく描かれていた源介が焦る描写とか、失礼ながら萌えてしまいました笑。で、ラブラブがパワーになって成長を遂げるって感じで、すごく良かったー!
欲を言えば、源介の歌舞伎シーンでもうちょっと説得力を出して欲しかったかな。いいシーンが描かれてなくて、1ページ飛ばした?と思って何度か行ったり来たりしちゃいました。
次巻への引きは迂闊すぎるばかっぷる笑。芸能人ならもうちょっと用心深くなろう!そのままの方が可愛いけど!

0

歌舞伎漫画

歌舞伎の名門・玉乃屋の御曹司/若手女形役者の松川惣五郎
大谷屋の御曹司で/立役の若手有望株・新井源介
・・・この二人の恋愛と芸を競い切磋琢磨しあう物語。
歌舞伎漫画は、楽しみながら学べるので好きです。5巻の次が、もうすぐ発刊らしいので、待ち遠しい。

日本の伝統芸能を知ってもらう為に、歌舞伎漫画は貢献していると思う。
歌舞伎の歴史を調べると、井原西鶴の作品にあるように、発祥はBL要素濃厚。「陰の間」の役者や、舞台とセットで存在した芝居茶屋とや出方の関連等々、興味深いです。
でも江戸文化の紹介をBLでをするなら一つ心配が・・今の日本には「陰の間役者はいない」事を前置きしないと誤解を生むかも? フジヤマ/ゲイシャ=和服の女性はみんな遊女と誤解する外人はいまだにいるらしいので誤解を生むかも。(ジャッキーチェンも誤解していた)

過去の歌舞伎漫画と比較されて、この作品がイマイチと批評されがちなのは仕方ない。日本の伝統芸を描くには、膨大な知識が居るし、デッサン力が必要、かなりハードルが高いです。
著者は「見えを切る」描写以外は上手だと思います。(参考するなら写真じゃなく、浮世絵がいいです)BLで歌舞伎をとりあげた作品は多分他にないので、応援したい。
---
メモ:
★歌舞伎を扱ったBLは、「花恋つらね」の他に「 シグナルレッドベイビー」:北上れん・・が、あったけど歌舞伎漫画じゃない、歌舞伎町もの。
//話題になった歌舞伎漫画の一部、ほとんど少年漫画(★印は好きな作品)//
★「かぶき伊左」:「百と卍」の著者、紗久楽さわ 歌舞伎役者市村伊左衛門 
★「ぴんとこな」: 嶋木 あこ 二枚目の和事役「芯のある良い男」という意味 
 「君は「好き」の代名詞」:嶋木あこ 彼を待てなかった幼馴染の彼女
★「HANAGATA」:小安珠世 歌舞伎とバレーがテーマ コメディ
★「蠢太郎」:村上 もとか 命を狙われる女形・中村蠢太郎親子の謎(←特に好き)
 「カブキブ!」:榎田ユウリ 部活で歌舞伎
 「國崎出雲の事情」:ひらかわあや 見た目美少女な国崎家の国崎出雲 コメディ
 「かぶき姫」:下元智絵 歌舞伎の祖をつくりだした娘 歴史もの 実話
★「イシュタルの娘」〜小野於通伝〜:大和和紀 信長に愛された娘・小野於通
★「かぶきドロップ」:糀谷キヤ子 名役者の先祖が憑依 現代の歌舞伎界のリアル 
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0

はよっ、続きを!

源介のスランプ回です。
ちょっと最初の方は可哀想でハラハラしましたがスランプのプロである惣五郎がそこはきちんとフォローしてモヤモヤが晴れましたね。
狭い世界だけに本人だけの問題ではなくしがらみが色々あって大変な二人。男同士、有名人同士と言うことに更にプラスして家柄も問題になってきそうですね。
ラストで源介のお兄さんに朝イチの二人を目撃されてますがこっからお兄さんはどう解釈してどういう態度に出てくるんでしょう?!続きが早く読みたいです。

0

お互いの存在が相乗効果を上げている

『花恋つらね(4)』の続編です。
夏目先生はどの作品も絵が綺麗で読みやすく、ストーリーも面白いです。

梨園を舞台とした歌舞伎役者としての成長と高校生らしいラブロマンス。
大谷屋御曹司で立役の新井 源介(本名:野田 淳平)と玉乃屋御曹司で女形の松川 惣五郎(本名:東 周吾)のお話。

前作では、毎年1月に開催される「新春浅草歌舞伎」で、2人はそれぞれ重要な配役を任されることになりました。
その全体稽古が始まった頃、惣ちゃんの祖父(菊右衛門)は髙村雲之介を呼び出していました。
今作は、その続きになります。
ある日「新春浅草歌舞伎」の稽古中に雲之介が現れました。
惣ちゃんを含め周りは厳しく指導されますが、源介くんは何も注意をされません。
そして、源介くんの稽古が終わり、雲之介が言った一言は
「高校生って感じだねェ」
その言葉にショックを受ける源介くん。
源介くんは、自分なりに悩んで考えて出来る限りのことをしますが、正解がわからないまま「新春浅草歌舞伎」の初日を迎えました。
しかし、与えられた役をこなしていくだけの日々に源介くんの焦りは募ります。
一方、「鳴神」の雲の絶間姫を演じた惣ちゃんは役者としての成長が感じられ、周囲からも褒められます。
惣ちゃんと自分を比べてさらに落ち込む源介くんは、とうとう舞台で台詞をとばしてしまいました。

菊右衛門の頼みで源介くんを見るようになった雲之介ですが、いろいろ思うことがあって意地悪を言っているようです。
源介くんが「寿一郎」になれるのかを見極めているのかな。
寿一郎と菊右衛門、そして雲之介が仲良かった頃の回想シーンもあり、続編では寿一郎と菊右衛門の仲違いの理由も解き明かされそうです。

本番で台詞をとばすほどのスランプに堕ちた源介くんを助けたのは、やっぱり惣ちゃんでした。
惣ちゃんは可愛いのにカッコいい!!
確固たる目標があるから落ち込んでもブレないのですね。
源介くんがベタ惚れするのもわかります。

後半は、無事に千秋楽を迎えた夜に惣ちゃんが源介くんのお家に泊ることになります。
前作よりは少し進んだ2人(笑)
ところが、源介くんの兄(蔦丸)に2人で同じお布団で寝ているところを見られてしまい…。

とんでもないモノを見てしまった蔦丸は1人で悩みます。
本人たちの努力とは反対にどんどん身内にバレてる…。
きっと、続編では波乱が待っているに違いない(汗)

1

2人の直向きさが愛おしい

 ストーリーよし、萌えよし、エロよし! このシリーズが改めて好きだ!と感じさせてくれた5巻でした。歌舞伎界で繰り広げられる青春というだけで十分面白いのですが、やはり主人公2人が本当に魅力的だなと。今回は演技面で珍しく源介が壁にぶつかりましたね。雲之介自身あえて厳しくしたと自覚はしていながらも、まったく的を得ないことを言っているわけではなくて。源介はこれまで何でもそつなくこなしてきました。アガらない。ミスをしない。それらは惣五郎がどんなに羨んでもそう簡単には得られない、まさに恵まれた能力。でも、綺麗な演技と、お客を惹き付ける演技とは違います。器用貧乏とでもいうのかな。彼は無難な評価を得られるちょうど良い高さで立ち止まっていた状態で、そこからさらに上に行くにはどうしても何かのきっかけが必要だったんでしょうね。

 そして、同い年で憧れの対象でありライバルであり想い人でもある惣五郎の言動によって、彼は変わるきっかけを掴む。惣五郎の演技を見て、彼への評価を聞いて、そして彼自身から言葉をかけられて。落ち込んでいた間、綺麗なだけじゃないあらゆる感情が源介の中を駆け巡ったと思いますが、芸術でも他の仕事でも、やはりそういった葛藤を経てこそ、人は新たなステージに進めるんでしょうね。飾らないありのままの自分を晒け出した言葉で源介を鼓舞する惣五郎に惚れました。歌舞伎だけでなく、2人のプライベートにも大満足。いざそういう雰囲気になった時の惣五郎の言動がリアルに緊張感があってとても可愛いかったですし、源介もコマが進むごとに雄の顔付きになっていくところがたまりませんでした。最後は修羅場で終わってしまいましたが、蔦丸が目にした源介と彼の腕の中でぐっすり眠る惣五郎の絵は本当に幸せそうで最高でした。

0

立場逆転?

5巻となり、ふたりの関係も進展していくはずと。
うっすらとした期待を持って読み始めました。
しかし、絶好調だった源助が雲乃介から指導を受けて一気に暗く落ちていきます。
怱様の、役者としての大きな成長を目の当たりにしながらも、源助自身は足踏み状態となり、鬱々とする日々。
そんな源助を、怱様の見守る姿勢がなんだかホッとするポイントとなります。
されどやっぱり最後は怱様。
源助にとってはファンであり、ライバルであり、恋人。
源助の一歩先で、喜びも妬ましさも少しだけ超越した自信が大きな支えとなり、背中を押してくれます。
千秋楽を迎える頃にはようやくいつもの源助の顔に戻ってホッとしました。
ふたりの進展に関しては。
怱様そんな無体な、と思わないでもないのですが。
パパラッチ的な事も棚上げとなり、源助の兄バレ?と波乱の種だけがばら蒔かれたような感じです。
全体を見れば必要な内容かも知れませんが、コミックスとして読むには多少の行き詰まり感に物足りなく感じてしまう回となりました。

0

これは最後までいったの?

今回の公演で惣五郎は絶好調、源介はスランプに陥っていました。祖父のライバルだったという雲之介からの手厳しい言葉に1人で焦ってました。

それでも惣五郎の言葉に吹っ切れた源介は、雲之介に役者として楽しみだと思われるようになります。

千秋楽が終わって源介の部屋でようやく身体を繋げるのですが、入れただけで終わってます。ww
抜いてと言われてその通りにした源介の忍耐力を褒めてあげたいです。
事後に2人で布団で寝ていたところを、兄の蔦丸に見られるような相変わらず迂闊な2人がとても心配になります。

2人の祖父達の間に何があったかも次巻辺りで判明するでしょうか?

0

祖父時代の源惣も気になる

◾︎淳平(歌舞伎役者 立役 源介)×周吾(歌舞伎役者 女形 惣様)
今まで惣五郎視点で惣様がグルグルしてる事が多かったのですが、今回は源介がグルグルします。
どちらかといえば惣様が照れたりもだもだしたり恥ずかしがったりしてるのが好きだけど、今回自信満々でしたからね〜可愛いけど

終わりしな、やっと初挿入(一瞬でしたが)にこぎつけます!ゆっくりゆっくり進む高校生の2人が愛い

夏目イサク先生が30幕の扉についてTwitterで「源介祖父と数年後の源介両方イメージして描きました。と言ったら担当さんが素敵なキャッチをつけてくれた。これいろんな意味で取れてすごい好き」とおっしゃってました。キャッチは「ずっとずっと見てた。その背中だけを———」成る程。

1

落ちても、こけても、のめっても、だんないだんない 。

今巻はお稽古~舞台部分がすごく好みで、シリーズ中、いちばん好きな巻になりました!
気持ちにどすんと響く場面もあれば、思わずクスっと笑ってしまう部分もあってバランスが良くて好き。
歌舞伎の【鳴神】が読みやすく解説されていて面白い。
このシリーズは毎回、お稽古~舞台とBLが両方とも入っていて楽しめるんですよね~。

色気ゼロカロリーの惣五郎が雲の絶間姫という、セクシー☆ハニトラな役を愛らしく演じ終わった際の会心の笑は一緒にガッツポーズとりたくなりました。

**********

大役を与えられたふたりに試練…!

自分に生まれた源介への感情を役に投じることで見事に昇華させた惣五郎。
今回演じた絶間姫の原動力も恋の力なので、今の惣五郎にはピッタリでした。

対照的に「年相応」な悩みを抱えて揺れ動く源介。
勝負事と違って他と比べられないから具体的なポイントで指摘されないと自分で汲み取るしかない。
でも、これって自分(と役の解釈)を信じてないとできないから難しい。
そんなぐるぐる~を源介が味わっています。

彼らは高校生であると同時にプロの役者で心身ともにセルフメンテナンスを続けながら舞台に立っています。
惣五郎は生まれもっての華はあれど、実は努力して結びつけるタイプで、これまでそれなりに酷評されていることから、(叩かれることに)上手に付き合えていたりします。

かたや源介はソツなくこなす天才肌で彼の板の上はハデな起伏はなかったんだろうなぁ。
初めてキツいダメ出しくらって落ち気味の源介が惣五郎チャージをオネダリするの可愛かった。

オフの惣五郎のくるくる変わる表情が本当にキュートで、読んでいるこちらまで元気をもらえてしまう!
そんな惣五郎に焦りを感じてちょっと気まずい感じになる源介が「高校生っぽく」ていい。
そうそう、色事だけでなく芸事でそんな余裕のないキミが見たかった(笑)
それでも自分を奮い立たせて本番に臨む姿はやっぱりプロ。
励まし合って成長を続ける姿に見応えがありました。
しばらく放っておいてって言われても言いたいことを伝える惣五郎だからこそ、源介も何度でも惚れ直しますよね。

Love部分。まだ完全合体ではないけれども!
惣五郎がコッチの味を覚えて「濡れぬ先こそ露をもいとえ」な大胆な子になってもいいなぁ…もだもだ赤面、甘酸っぱいのも好きですが←
鍵はちゃんとかけてね!浮かれすぎ可愛いけれども!!

源介を鍛える愛すべき敵役(笑)熊じいの気持ちがすごく切なかった~。
源介や惣五郎のおじいちゃんたちの話がチラッと出てくるんですが、追っても追っても届かないつらさがすごい伝わってきました。
いっそ嫌いになれたら楽ですよね…憧れの人だからこそつらい。

これから先におじいちゃんたちの決別経緯に触れると思うんですが個人と役者との立ち方に関係してる気がします。
そこに訪れたとき、若いふたりが何を選択するか楽しみです。
武市さんや源介のお兄ちゃんももっと出て~!
お兄ちゃん、頭抱えたままだし(笑)
次巻どうなるか待ち遠しい。

2

旧源惣コンビも気になる

源介と惣五郎ついに……な巻です!

源介が珍しく芸を批判され、自信喪失し追い詰められていく姿は辛いものがありますが、惣五郎の頼もしさと、後半二人のラブラブ具合に救われるので大丈夫です!笑

そして、今回一歩進んだ源介と惣五郎の恋模様以上に心奪われたのが、熊じいこと雲之介の回想シーン。若き日の寿一郎(源介の祖父)と菊右衛門(惣五郎の祖父)が出てきます。この頃はまだ「源介」と「惣五郎」だった二人ですが、とにかく色気がすごいです!!基本的に今の源介と惣五郎に似ているんですが、それ以上に滲み出る色気的なものがしっかり描き分けられていて本当にすごいです。

当時「源惣コンビ」として人気を博していた二人を追いかけ稽古に励んでいた雲之介。しかし、二人が今後一切共演しないことになってからは、事情も分からぬまま菊右衛門の相手役を務めるようになります。あこがれの人と共演できる喜びもつかの間、実感してしまう寿一郎との差。「おれはあんたをこんなに綺麗にみせてやれない」というセリフが、とても印象的でした。

それにしても寿一郎と菊右衛門の間にはなにがあったのかとても気になります…以前の巻では源介は寿一郎から「最高の相方」の話を聞いているし、菊右衛門が昔を思い出して微笑むシーンもあります。現源惣コンビとともに、「旧源惣コンビ」が今後どう描かれていくのか、楽しみが増えた5巻でした。

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