電子限定描き下ろし漫画付き
いつか雨が上がるように、僕らはゆっくり恋していく――。
ドラマ化おめでとうございます!この機会に一気読みしようと1巻から読み返しましたが、控えめにいって最高!じゃありませんか??
らくた先生の作品ってクスッと笑える部分が織り込まれていて、切ないシーンはもちろんグッと落として来るけれどそればかりじゃない明るさも散りばめられている所が大好きです。
奏はちょっと後ろ向きな性格で過去の恋愛でのトラウマもあってもう恋なんてしないと決めているサラリーマン。そんな時に偶然出会うのが、高校時代の同級生真城。彼の底抜けに前向きな性格は高校時代から変わらず、再会しても何度も連絡を取ってきて!?
奏視点では恋に臆病になっていて突然始まった真城との関係にドキドキどうしよう!?と悩む姿にニコニコしちゃう訳ですが、真城視点ではそんなに軽い話ではなく、彼の生い立ちが彼の全ての欲求を飲み込む癖を作っていて闇は深いです。とても陽とは思えない考えの持ち主で、むしろ真城の方が高校時代の奏の言葉に救われていて今があるように思います。
奏がようやく気持ちを伝えたラスト……続きが気になる終わり方です♡
本編キスのみ
雨の日に子猫を拾ったところカフェの店員に声をかけられ、寄り道したカフェで高校の頃好きだった相手と偶然再会します。ぐいぐい距離を詰めてくる攻めに受けが高校の頃、攻めのことが好きだったことを告白し、「もうお前のこと好きになりたくないから放っておいて」と拒絶しますが、攻めは自分も受けのことを好きだったと告白します。そこから恋人としての関係を新たにスタートさせるお話でした。
攻めは最初こそ強引でしたが、自分より他人の気持ちを優先させてしまう優しい性格なので、いきなり性的な関係にはならずにゆっくりと距離が縮まっていきます。
1巻はキス止まりで、エチは2巻以降に持ち越しのようです。
攻めも受けもすごく好きなキャラでストーリーも、両思いだからとすぐにはうまくいかないところがよかったですが、受けの職場の同僚♀が受けが同僚の女性社員をフッたことについて理由を問い質してきて、たまたま攻めと受けが水族館デートしているところを見かけていたことから、男が好きなんじゃないかと詮索してきたのは、デリカシーがなさすぎて不快に思いました。
話はめっちゃ良い!!
メインの2人も好き!!
特に、攻めがめっちゃ素直で良い子だし
受けも葛藤しながら頑張ってる!!!
受けに告白した彼女も、
喫茶店の2人も好きだ!!!
サブ役の年上女性が
マイノリティへの配慮なさすぎて、かなり無理めでした!!
余計なお世話すぎる、、、
ただの同僚がアウティングしろって良い立場か??
ほっといたら勝手にアウティングさえしそうだし、、、
悪気のなさがまだタチが悪い、、、
お話とはいえ、こういった行動は本当によくない、と思ったのでコメントいたしました〜
好き作家さんのため作家買いしていました。この作品が代表作なのかな?
「レンタルタマちゃん」がすごく良くて、それ以来交わせていただいているのですが、こちらの作品はその中でも珍しくツボらず、辛口評価になってしまいました。
同級生の再会もの。奏の方は当時から真城のことを好きだったが、告白できず今は出版社の営業職。そんなときふと真城に再会する。
なんと真城は奏のことを好きだと言いだし。。
高校生当時言えなかったこと、会わなかった時間に興ったこと、それぞれの背景があるのですが、奏が乙女でぐるぐると思考が定まらず、ばちっと意見を言うキャラが好きな私にはちょっと合いませんでした。ごめんなさい。
好き作家さんだけに続編も番外も購入済みで準備万端でしたが、これからちょっと新たな気持ちでまた読みたいと思います。
新刊が出たのに合わせ、おさらい読みです。
高校時代のクラスメイトとの再会物語。エチなし。
じっくり読めて、じんわり沁み入るこの感じ…好きです。
再会早々ものすごいスピードで距離を詰めてきて、陽気でワンコ系の攻めだな、と思っていたら、母親との関係で彼が抱えたものがだんだん見えてきて…
自分も家族関係の悩みを持っているので、胸に刺さって読みながら苦しくなったりしました。
「家族」という言葉に縛られて、自分の欲望や怒りを我慢してきた真城(攻)だけど、これからはきっと奏に相談して一緒に悩んだり悲しんだり、迷ったり…そういうことが少しずつ出来るようになっていくのかな、出来るようになっていってほしいな。
それにしても、水族館デートで「いもむし」Tシャツを着てる真城、可愛い!
そして魚を見つめる奏をじっと見つめるその目線がね…恋してるんだね…って分かっちゃうよね。
全体的にすごく好きなお話なんですが、一点、奏のプライベートかつ繊細な部分にドカドカ踏み込んでくる金森さんの言動!
いくら奏にフラれた職場の仲間:藍沢さんのためとはいえ、正直嫌な気持ちに。。藍沢さんがいい人で良かった…;