電子限定おまけ付き
平岡組組長:吉利谷瞬×平岡組顧問弁護士:財前真澄です。
前回、めちゃくちゃ気になるところで終わったのですが、やはり今回も寸止めを食らってました。
(まぁ、病院のトイレですしね。)
もちろん吉利谷は財前に一発貰ってます。
そして、前回ちょろっと出てきた女性弁護士の彼氏ですが、この彼氏がとんでもない奴で!
なんと吉利谷の異母兄弟(弟)でした。
しかも吉利谷を呼び出すために財前を人質にして拉致しますが、そこは吉利谷がしっかり制裁を加えていたので、良しとします。
あと、財前はそこで吉利谷がヤクザになった本当の理由を曜明から聞くことになります。
というか、吉利谷の父親は本当に最低だな!と。ヤミ金業者に絡まれているところを吉利谷が助けたのにも関わらず、さっさと逃げるとか!!本当に最低ですよ!
とりあえず吉利谷は曜明兄に助けられて良かったです。財前は納得してない感じですが。
そして!そして!やっと!初Hですよ!
やっぱり財前は受けでしたね!!しかもまさかの童貞ですし!(これは意外だったw)
今回で吉利谷×財前は一段落したと思うので、次のCPも楽しみなんですけど、あとがきでイチャイチャさせたいと書いてありましたので、そちらも楽しみです。
花鳥風月のシリーズでは、吉利谷と財前の二人のお話が一番好きです。
曜明も好きですが、受けが今ひとつ好きになれなかった…なので、攻め受け双方好きなのはこちらのCPなのです。
財前よ…君は本当に良いやつだ。そんな君の想いをわからず勘違いしてしまう鈍チン野郎な吉利谷も不器用で色々あったから、ヤクザになっちゃったのよね。
彼らが子供の頃から、吉利谷、財前、一見の三人は男の友情で繋がっていた。それぞれがそれぞれの道を歩んでいるんですが、道を外れたと認識してる吉利谷は彼らから距離を置きます。
それでも毎年、財前の誕生日には短いメールが届く。。。消息確認のように。
この巻でやっと財前と吉利谷の間で色々なことの辻褄が合い、お互いの気持ちを理解します。結ばれて良かったなと。
でも財前…、君はホントにストイックだね。まさかの男女どーてーとは。。思わずペットボトルを落とした吉利谷の気持ちはよく分かる(笑)
組のイザコザなので、曜明がちょいちょい出てきてくれて嬉しい。火弦のワンコさ加減も可愛く思えてきました。昔はあまりにも自虐というかマイナス思考で(そりゃ過去がそうさせているとはわかるけどー)好きじゃなかったけど。
ドラマCDは途中で止まってるんですが、再開して欲しいなぁ。豪華キャストすぎて、今から同じ声優さん達でやるのはコストが合わないのかもなぁ。この巻のCD聞きたいす。
吉利谷の印象が最初の頃から随分変わったなぁというのを、改めて感じる巻でした。丹羽や火弦達の前では父兄のような存在感で、陽明や一見に相対すると隙がなく飄々としていて、ヤクザのトップとして誰にも喰えない感じが前面に出ていた印象でしたが。彼は財前相手だと、喜怒哀楽も普段の何倍にもなるんですね。吉利谷が唯一心を許し預けているのが財前。この関係性が尊いなぁと。
やはり2人が晴れて伴侶になるまで波乱がありましたね。結ばれるにはきっとまだリスクがあるだろうと思っていはいましたが、またもや一歩間違えれば死んでいた内容でハラハラ。糸川はアルコール中毒寸前になったり、火弦は陽明を守って撃たれたり、このシリーズの受け達は皆極限まで体を張らされますね。もちろん、後の展開と落差があればあるほど物語の面白さ、深みは増しますが。危ない目はどうかこれっきりで。受けでありながら、精神的には随分吉利谷を支えている男前な財前に惚れ惚れしました。
泣いたわ……。
財前の盛大で熱い告白。
ようやくストレートに届いたね。
それにしても……
っったくよぉ〜、ばか吉利谷!
なんで財前の一番が一見だと思ってたんだか……って感じだけど、「指は自業自得、お前の所為じゃない」と微笑む姿がかっこいいから許す!
(八巻読み返しても、あの盛大な勘違いにはどこ見とんじゃ!節穴め!!って感じだけど)
はぁぁ、財前がかっこよすぎるよぉぉ。
男前受け、尊い。
「俺は吉利谷の弁護士なので」とかさ、口だけじゃなくて合法的に守れる弁護士だなんて、かっこいいよぉぉ。
自立してる男前受け、最高すぎます。
不動の男前受け、最高。
で、よーーーやくの初エッチ。
「友達」という枠で無理やり閉じ込めてきた彼らの想い。
それらが走馬灯のように……じゃないけど、ここまで来るまで本当に本当に長かったねー。
ついについに……という感じで、また泣けたわ。
次はどのカプなのかなぁ?
個人的には財前好きすぎるので、このまま吉利谷×財前でいいなと思います。
だけど、もう吉利谷も財前も辛い目にあって欲しくないわ……。
ーーー
財前のあまりの男前っぷりに触発されて、男前受けを集めた本棚を作ろう!と思い立ちました。