コミック

  • さめないうちに召し上がれ

さめないうちに召し上がれ

samenai uchini meshiagare

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作さめないうちに召し上がれ

北川 亮介,建設会社営業部→喫茶店「かふぁ」店長,31歳
水島 智晴,建設会社建築工務部,31歳

あらすじ

建設会社に勤める工務部の水島と営業部の北川は、
立場も性格も違うけど仲の良い同期。
転勤で離れ離れになっても連絡を取り合うほどだったけど、
ある日水島を訪ねてきた北川は離婚報告をし、
さらに会社まで辞めると言い出した!
以降電話も繋がらず音信不通になった北川を心配していた水島だったが、
一年後に突然「喫茶店はじめました」と連絡がきて…!?

作品情報

作品名
さめないうちに召し上がれ
著者
山田ユギ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801976009
4.4

(85)

(51)

萌々

(21)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
374
評価数
85
平均
4.4 / 5
神率
60%

レビュー投稿数13

No Title

なんか…しみじみ良かったね…。結婚式の時に号泣してるなんて好きしかないのよ…。でもずっと親友だったからって認めようとしない水島の健気なことよな〜。ずーっと前から心の支えだったんだよな北川の…。コーヒーと猫と2人の風景があたたかくてとってもよかった。楓くんツンデレだけどいい子よね。

0

片思い~~~

長年の片思いに悶々としている姿は可愛くて切なくて、叶った時の満たされ感がとても良い!!
好きを拗らせて拗らせ、いざ気持ちを向けられても信じられなくない。
そんな拗らせっぷりがいとしい!!
「片思いのプロ!!」って啖呵切るとこツボすぎです!
結ばれるまでも、拗らせからのモダモダがすごくて(楽しい、可愛い)
その水島のモダモダに負けない攻めっぷりがとても良い~
同僚として長く信頼しあってるからこその掛け合いが楽しくて
恋心には…キュンでした!!!!

2

萌えるんだけどなんかひっかかるような…

楓くんとオーナー、ゲイバーのママになんか見覚えがあるような気がするけど…。店の名前が見えなかったけど、もしかしてチェリーパイ?ピーチパイ?じゃないよね?

二人ともとっても良いキャラでした。
イケメン北川と可愛い水島。
え〜こういう形でわかる水島の気持ち、本人は自覚あったのなかったの?必死に抑えつけてたの?

甘々パートは新婚北川に萌えますが…。
自分にとっては深刻な問題が。
北川が旅に出て毎日水島のことを考えて…セルフ絆され攻めか?ノンケなのにそこはいいの?

最後のジャカルタでのエピソードや最後のページも良かったです。

一冊に盛りだくさんでしたね。そういえば誰もタバコ吸ってなかったな。
北川がイケメンだったな。

1

好大人的一个故事

。。。。為什麼攻的小舅子還喜歡過他

0

切なさの後にはとびきりの甘々を。

ユギ先生の新作は大人のこじらせ恋愛もので、
派手さや奇抜さはないけれど、じんわりと沁みるお素敵な話でした。

ある日、建設会社で働く水島の元へ仲の良い同期の北川がやってきます。
久々の再会に喜ぶ水島でしたが、北川は突然の会社を辞めると言い出して…。

その日から、連絡が取れなくなってしまった北川。
親友の消息を心配する水島でしたが、それから一年後、
行方知れずだった北川から突然「喫茶店はじめました」と
メッセージが送られてきて…。

再会した北川はそれまでと雰囲気が変わっていて、
水島に対する態度も甘くてまるで恋人に向けるような
熱っぽくて優しいまなざしを向けてきます。

けれど、水島はそんな北川の変化に心当たりもなく、戸惑うばかり。
それもそのはず。
1年前に再会したあの夜、実は水島は酔いと悲しみに任せて
北川の唇を奪うという大失態をやらかしていたのでした。

あくまで二人の関係は唯一無二の親友で、水島も自分の
北川への想いには無自覚なのかな?と思っていたら…違いました~!

本当はずっと自覚していたけれど、それでも男の自分には
北川を幸せにできにないから、と頑張って親友であり続けた水島。
出会った学生の頃からずっと秘めてきた恋心。
北川の幸せを願うばかりにその恋心は固く封印していたのでした。

北川が結婚した時も、離婚した時も、健気に親友としてふるまい、
自分の恋心を打ち明けることはなかった水島。
だけど、何度諦めようとしてもその想いが消えることはありませんでした。

この当時の水島の気持ちを思うともう切なくて、胸が締め付けられました。
だからこそ、水島の気持ちを知った北川の態度が再会後には一変し、
その甘いアプローチに照れて、戸惑う水島が可愛くて微笑ましかったです。

なまじ顔面がいいので、甘い口説きが破壊力がありすぎる!
ユギ先生の作品の中でもイケメン攻め上位に入るくらいの男前っぷりでした。
しかも、一度惚れたら一途で、献身的で、溺愛攻めって、
ツボすぎるんですってばー///

でも、そんな無敵の男前だろうと、水島の一途さを知ってしまえば
絆されないわけがないんですよね。

切なさもたくさんありますが、その後にはちゃんとご褒美の甘々が
用意されておりました♪

大人の男の恋だけれど、変に駆け引きをしたりせず、まっすぐに向き合い、
みっともなく泣いてしまったり、追いかけてしまったり、程よく情熱も
あってよかったです。

3

くぅぅぅ〜!しみる!!

受けはあっけらんとしているんですよね。
視線とかそういうものに恋のかけらを一切滲ませないの。

だから、最初は実は攻めのことを密かに好きだったパターンかな?大抵こういうメガネ受けって健気と相場が決まってて(偏見)密かに攻めに片思いしてるはず(偏見)と思って読んでた私。

だけど「ほんとは好きなんじゃない?」と指摘されても、心外だとばかりに「いやいやいやいや、ないないないない」とぶんぶん否定する様子に、あぁ、本当にただの親友としか思っていないのかも……と思った矢先。






「〜それならせめて一番の親友になりたい」

ときたもんだ!!

ぎゃーーーーー!!!!!となりました。
やっぱり健気受けだった。

しかも特大の。

そして北川のビジュアル。

あのメガネに白いシャツ(肩幅広くていい!)、黒いエプロン、どれも絶妙。
個人的に髭はあまり好きじゃないので、この髭がなかったらどうなるのかなー?と指先であご髭を隠してみたら、途端に色気が消えてしまって、この髭も重要なんだ!と気づきました。
北川のヒゲは、良き。





ーーーー
弓削くんでスピンオフ読みたいな。
ただし私の中で、弓削くんは受けなんですが……。
しかも攻めは美人で強気なオネエがいいな……。(ピーチパイのママではない)
わぁ〜きれーなおねーさん!!と女と信じて近寄ってみたら、逆に喰われてしまう弓削くんが見たい。

ママもお元気そうでなにより。

4

わちゃわちゃ+ほっこり+甘々

とても穏やかな気持ちで読める作品でした。親友で元同僚との再会から、片思いの曖昧なドキドキが加わり、往生際の悪い主人公にきれいに自覚させてハピエン。その後カップルになってからの一展開もあり、読後の満足度が◎です。
水島は怒ったりデレたり常に表情豊かで、見ていて楽しいキャラ。家族を作ってあげられないからずっと親友でいるって自分に言い聞かせてきたわけだけど、卑屈さがなく前向きな応援に本気なところが好きでした。
北川は再会した時点ですでに腹をくくってたみたいで、まっすぐ水島に甘々で照れます笑。嫉妬も口説き文句も流し目も全部甘い!デフォが微笑み状態で何でも受け入れる系彼氏。テンプレセリフと昔のドラマっぽい雰囲気が逆に新鮮です。あとフットワークの軽さが最高!これはできる男!
脇キャラたちもみんないい味出してました。弓削のあほな明るさが特に良いです。巻き込まれて報われなくて面白可哀想で大好き。
くっついたところで終わっても納得だったけど、その後の二人も描かれていて、より安心感が増しました。これからもずっと続きそうに思えるカップルを見届けられた気分で、とても幸せな読後感です。

4

ユギ先生節

お久しぶりのユギ先生。あーめちゃユギ先生!と思うお話で、大好きでしたが絶対忘れないかと言われると?だったので萌2にしました。ユギ先生の既刊お好きな方でしたら絶対大丈夫!と思うお話、連載されていた部分+描きおろし7P+カバー下(喫茶かふぁのレシピ♡)。

同期入社でなぜかウマが合っていた営業の北川。「離婚した」「会社辞める」と言われた後、連絡が取れなくなっています。1年連絡なかったのにある日「喫茶店はじめました」と連絡が入り・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
楓(攻め元嫁の弟)、弓削(受け担当現場の兄ちゃん)、楓の彼氏+ブルー(飼い猫)、攻め元嫁、ゲイバーのママ(既刊によく出てきていた方のはず、名前が出てこないー)ぐらい。楓ちゃんと弓削が良い~!

++攻め受けについて

攻めは眼鏡&あごひげの超イケメンああ大好きすぎて涎出る。ずいぶん前からイラストだけ拝見していて、どこに出てくるキャラなんだろうと思っていたのですが、やっと出会えて感激です。胸元まで見える緩いシャツの着方、まくった腕、ラフなヘアスタイル、色っぽい笑顔、すべてが好みド真ん中。一度結婚した時の「家族ができた」と嬉しがる、その切ない背景も良き!(王道っちゃ王道なんだけど)

受けがこれまた良い。好きだとは思いつつ家族を作ってあげることはできないからと自分の恋心にはすっぱり蓋をして微塵も見せない。親友ポジ死守!がっつり男前、さっぱりきっぱりお仕事頑張るし、ねこちゃんみたらメロメロんになってるところもああ可愛い。ユギ先生の絵が好きだからかな、きゅうと胸絞られるところと笑うところの按配が最高に好きなんです。最後、ジャカルタまで追っかけてきた攻めに「なんで一言言わない」とぷんすか怒って攻めを正座させるコマなんか超好き。

サブキャラの弓削もめちゃ良いおちゃらけ加減で大好きでした。ユギ先生、お話、ほんとにありがとうございました。描きおろし部分がこれまたハッピーな終わり方になっているので、ぜひぜひ皆様お手に。

6

弓削くん推し!

 山田ユギ先生の作品は全部ではないけれど相当読みました。
こちらの作品は前情報なしに迷わず発売日に購入しました。
 良くも悪くも山田先生らしいほのぼの系?人情系?  ちょっと言葉が出てこないんですが親友同士のちょっともだもだ温かなハートフルストーリー、、、
 だからこそなんで親友が恋人同士になるのか私にはちょっと分かりづらかった。
 最初の最初から2人は恋人の目線で付き合ってきたのであればまぁ分かる。
親友と思ってたのが間違いだったんだなぁーって事で。
 でもどうもそうじゃない、らしい?
 じゃあなんで親友が恋人になるんだ??
 多分私の性癖も関係してるのかもしれません。
 義理でも血が繋がってなくても、親子とか兄弟とか家族が肉体関係を持つのは地雷。
大の親友ってのもそれに近いのかもしれません。

 って、私の地雷話はどうでもいいですよね。
 はい!今回、推すのはガテン系イケメン弓削くんです!
 浅黒い肌にちょいロン毛、みょーにテンション高めで気のイイやつ!
彼以外、かすんでいました、光り輝いていましたもん!すみません。
 すみません(再度)山田先生のキャラではないんですが、元No.1ホストから型枠大工に転向したあのかたを思い出して目が潤みます。
 山田先生、弓削くんと新しい美人マスターとのスピンオフ、是非お願い致します!!
 このご本を読んでいない方にも是非是非読んで頂きたい!
 で、チャーミング弓削くんのスピンオフ実現を一緒に目指しましょう!!

5

ユギマジックの胸熱

まとまるの待ってました!
内容的にはそれほど目新しい訳ではありません。
真面目リーマンのノンケ同僚への片想いが叶う……!というストーリー。

主人公は建設会社勤務の水島。
本当は設計部志望だけど現場監督さんを頑張ってる。
そして、同期の北川に友情以上の気持ちを抱きながらも、言うつもりも進めるつもりもなかった水島だけど。
北川は会社を辞めてしまい音信不通だったが、1年後カフェの雇われ店長になっていた…

水島は担当している現場から近いこともあって毎日通います。
友人関係も無事復活…
…じゃないんだなこれが。
普通に考えたらこんな事無いよなぁ…なんだけど。そこはユギ・マジック。すごく胸熱なんですよね。
北川もとても真摯な気持ちで水島の事を考えたんだろうな。
そして、一番自分が空っぽになった時そばにいて欲しかったのが水島だったんだろうな…
想いが通じ合ってももう一波乱あります。水島に海外への長期出張の話が!
ここもね、2人の共通の夢があるから。
恋心の高まりよりも、未来を見据えて仕事を取りますよ。今度は北川が待つ番です。
待ちきれないんだけどね。
あとはとにかくユギ先生の絵がいい!
北川はいい奴でイケメンで。
水島はカタブツだけど色っぽくて。
楓ちゃんも弓削くんもいい。
ラスト、夢が実現した2人の姿がこれまた胸熱でした。

10

大人の大人すぎない恋愛

同じ会社の同期で親友の北川と水島。
北川が水島に退職する事と離婚の報告をしにやってきます。
引き留めたけれど、北川は退職。そのまま音信不通に。
1年後、突然北川から「喫茶店はじめました」とメールが来ます。
久しぶりに会った北川は、喫茶店の雇われ店長に。
なぜか慈愛?に満ちた表情で見つめてくる北川に少し驚きながらも今まで通り仲良く交流していく二人。

今までのように仲の良い親友として交流しているのですが、水島の職場の弓削(明るいガテン系)や、北川の元妻の弟の楓(美形な毒舌ゲイ)が登場して二人の恋愛が進み出します。
長年の友人関係から恋人になるお話で
丁寧に自然に、気持ちや関係の変化を描かれていました。

北川の、余裕のある色気溢れるイケメン最高すぎます。
優しくて仕事もできて、モテるし。
でもそういう何でも持ってそうに見える人って、他人にはわからない虚しさみたいなものがあるような感じで。
そんな北川にとって水島って、自分にないものを持っていて、一緒にいて虚しさを感じない相手だったのかな、と思いました。
水島って雄みはあまりないけど、実はすごく男らしいカッコいい人でした。
そんな水島を好きになった北川って見る目ありすぎだと思います。

水島の北川に対する気持ちはずっと蓋をされていて、その気持ちを察して水島を気遣いながら恋を進めようとする北川。
大人同士の恋。素敵。でも大人すぎないキュンや萌えがあり最高でした。最高すぎて連続で何回も読み返してしまいました。これからもきっと読み返してしまうと思う、すごく素敵なお話でした。

9

ページを開けばすぐにユギさんワールドへ

山田ユギさんの描く男性は受けも攻めも色っぽい。セクシーなシーンじゃなくてもキャラに独特の色気があるのです。商業BL漫画にハマり始めた初期に好きになった作家さんなので特別の思いがあります。絵柄もストーリーもちょっと笑かす小ネタも皆最高。皆好き。

今作も片想いを長くこじらせた素敵なお話で切なくほろ苦かったです。そして最後の大ハッピーエンド。数年先の幸せも描いてくれるのがユギさん流。アラカンどころかアラ古希をすぎてもラブラブな作品も描いておられます。

今回1番テンション上がったのはあの角刈りのゲイバーママが登場した時。彼も元気そうで良かった。愛すべきユギ作品の名バイプレーヤーですから。仕事が大好きないい大人なのに恋愛面では不器用すぎて素直になれない受けとそんな受けを根気よく暖かく見守り続ける攻め。お二方共素敵でした。

10

大人の拗らせ片思い

いや〜、よかったです。萌えどころは裏切らないですね!タイトルのセンスも大好きです。

リーマン!スーツ!メガネ!(他にもあるけど)あと、元妻?…すてき…。作者様が描く、大人同士がチラ見せする切ない片思いにキュンキュン悶えました。このキュンはBLにしか適用できない男同士限定です笑。キャラの年齢層は問いません!

同じ建設会社に入社した同期が、仕事を通して1番の親友となっていく関係性ってすごくいいよなぁ。まずそこにググッと掴まれます。北川の方はバツイチになったばかりだけれど、元妻とは変わらず仲が良さそうなのはワケアリ…?

水島と北川は配属部署は異なるものの、お互いの仕事ぶりを通して自身の励みとしている間柄。北川が転勤になって勤務先が離れていても、水島と一緒に飲むためにわざわざ遠方から会いにやってくるような親しい仲だったのに…。突然、北川は退職してしまいます。

北川がいるから夢に向かって頑張ってこられた水島にとっては大ショックもいいところ。彼が会社を辞めてからは一年ほど音信不通で、やっと連絡が取れたと思ったら、なぜか喫茶店の雇われマスターになっていた…

喫茶店の近所にあるお花屋さんで店員をしている楓、水島が目下現場監督担当で部下となった弓削がストーリーに加わって、次第に水島側の本心が見えてくるプロセスにキュンキュンです。切ないんだけれど、ブフッと笑わせてくれながら進むその遊びの部分もホッとさせてくれて、やっぱり余裕を感じさせてくれますよね〜。

ユギ先生のカッコよくて男気溢れる攻めと色っぽい受けが大好きなので、今作も大満足でした。受けは天然ちゃんですが無自覚な誘い系かな?ギャップが色っぺぇですよー。キャラの表情、特に流し目が相変わらず素晴らしいので刮目してください!でも受けの私服がかわいいけどクソダサいのはご愛嬌笑。トップスの柄…笑

にゃんこ好きさんも和めるような、最後は幸せ感満載のラブストーリーでした。楓のショートストーリーにもほっこりです♡

11

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP