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表題作黒か白か 10

館林 和茂(芸名:皇澤 茂),俳優
姫宮 慎(芸名:鷲宮 慎),俳優

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

周囲が自分にだけ隠す「何か」、そしてシゲの抱えている事について自分からは聞かないと決めた慎。だけど、このままで良いのか次第に疑問に思い始めていた。そんなと時、福居が慎に接触し…?描き下ろしも収録!

作品情報

作品名
黒か白か 10
著者
さちも 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
黒か白か
発売日
電子発売日
ISBN
9784041135785
4

(34)

(11)

萌々

(13)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
135
評価数
34
平均
4 / 5
神率
32.4%

レビュー投稿数7

急展開。

「黒か白か」の10巻目。

さて。
今までジレジレと進んできたラスボス(だと思ってるんですけれども)の、東京スカイスターの社長・浅草さんとの駆け引きが今巻で大きく動きました。

慎もシゲも、すべては相手のために。

いままで、慎という男の子は凄く狭い世界の中で生きてきたんだと思うんですよね。悪い意味ではなくって、彼にとって大切なものは「芝居」だけだった。それがシゲと出会い、彼と恋をして、彼の世界はどんどん広がっていった。だから、芝居に深みも増したし、役者という部分においても人としても、成長していった。

けれど、それはシゲに守られた「箱庭」だったんだろうなと思うんですよね。
それに気づいた慎は…、と話は続くわけですが。

浅草という人物は外道として描かれていますが、シゲと似てる部分があるなと思うわけです。いわく、何を犠牲にしても、踏み台にしても、欲しい物は欲しいと行動する。まあ、シゲ×慎を見守りたいの私としては、浅草のおっさんは敵なわけですけれども。

浅草さんの撒いた策が、これからどんな芽を咲かすのか気になります。
姪っ子すら彼にとっては駒でしかないんだろうなあと。

今のところ、お互いに相手を守るのは自分しかいない、彼だけは守りたい、という思いに駆られているわけですが、でも、彼らの最高にして最大の味方は、お互いであるわけで。一人で行動せずに、相手を信じてタッグを組んで闘ってほしいなあと、そう思っています。「慎見守り隊」の面々もいますしね。

「黒か白か」はめちゃめちゃ好きなシリーズですが、あまりだらだらと長引かせても中弛みするだけな気もします。ぼちぼち、彼らに安寧の時が訪れて欲しいなと思うのですが。

2

みんな慎が好きなんだなぁ…

読み終わった率直な感想は「え?もう終わり??」でした。
あまり話が進んだような気がしなくて、みんなが慎に魅力を感じて好きで、なんとかしたいとそれぞれ思っているんだと改めて伝えるだけの10巻でした。

今巻でやっと慎がシゲや他の人たちに内緒にされていたことを浅草社長から聞かされます。
浅草社長が今回も見事に嫌な奴です。でも、なぜかシゲも嫌な感じになっています。それは慎を守る為でもあるけど、ある意味慎を自分に縛り付ける為でもあるのかな?と感じてしまいました。

小菅さんがなにかまだ隠して、なにかをしようとしているようなので、それが次巻ではわかるのかどうかが楽しみです。ちょっと間延びしている感じがしてきているので、次巻ではどどーんと浅草社長をギャフンとさせてほしいものです。

後半のシゲと慎の69はとてもよかったです。
また、描きおろしのシゲの子ども時代や互いにかわいいと言い合っているのもかわいかったです。

「黒か白か」5周年おめでとうございます!

1

ついに秘密が…

10巻まで来ましたね。
今回、ついにシゲが必死に隠して抱え込んでいた秘密が慎にバレちゃいましたね。
不穏…ものすごく不穏。
辛い展開になりそうで怖い。
でもここを乗り越えてのハッピーエンドなんだろうな。
毎度のことですがページ数少ないのであっという間に読み終わりました。
なんかあの社長の姪っ子女優がただひたすらウザかったなーという印象。
あの姪っ子の絡みもっと少なくても良いのでは…。クドかった。
あと作画が崩れたというか絵が変わったのかな?なんか違和感ありました。

1

10巻

10巻~おめでとうございます!!
記念すべき10巻だけど、ページ数が少ないから(その分、お値段も親切ですが)まだまだ揉めてて、外野が画策してるのにイライラさせられまくりました……
それだけ、慎が魅力的なんでしょうけど!

そして、あの姪っ子、本当にイライラさせる天才ですね。
楽屋で二人きりになった時、週刊誌に撮られたり噂されたり大丈夫って心配になったり…

という面もありましたが、慎が自分から行動するとこ、気持ちを悟られないように演技するとこは、想いの強さを感じられて良かったです!!
あの誘い方は可愛い~
69で先に出した方が上って競い合ってるのに、自分でお尻をいじる慎よ……
とことん責めらておもらしまでイッちゃうの最高でした!!
シゲの気遣い、笑い合う2人も!!

描き下ろしのシゲの子を~ってくだりも可愛すぎです!!

本当に早く早く穏やかに、演技に没頭してほしいものです。



0

元帥は死んだ 次に死ぬのは誰だ

なんかほんと まいッど 言い訳するみたいでアレなんですが
アニメイトさんでもなければ コミコミさんでもとらのあなさんでもなきゃ 応援書店でもないんです

むしろマイナーな地元書店

なのになぜかこの【黒か白か】だけムダに(ムダじゃないけど)フラゲしてしまう

しかも そういう日に限って休みで 
もっと言えば いつも入荷の連絡は午後もだいぶ過ぎた頃 なのにこれに限っては開店直後

もうさ ほんと どういう加減なんだか
(今回驚愕の発売日4日前入手 まぢどうなってんの?)

いろいろ申し訳ない限りなんですが そんな諸事情ございまして(ゴールデンウイークめっちゃ仕事するから)とんだ飛び出し お許しいただければ幸い

てか あたしが飛び出したところでなんの役にも立たないんだけど (((*≧艸≦)ププッ


よし 言い訳終了!


ここまで来て大根女優の 本気で好きなの っていうクソうぜぇ話がぶっ込まれ
ドス黒い真打ち登場にシゲを守りたい慎 そんな想いをよそに みんなが慎を 慎のしている恋を守ることに必死だった前巻

発売サイクル早いけど地味に進まないのがこのお話の もどかしさで 醍醐味 でもあるわけですが


すすんだよ 今回

シゲが必死で隠してきた核心に慎が触れちゃいました
そんでもって 衝撃の事実をシゲが知った


Σ 以上ッ!


ダメよ これ以上は語れない
というか 正直10巻にもなってまだここか という感じ


エロはいつもより少なめ だったかな プレイ自体は濃かったけど
いやもうね 今回エロはお控えなすってでいいから その先へ って本気で思った


彼らを取り巻く薄汚れた世界
東京スカイスターの陰湿なタレント捕獲がついに慎を襲う


んんん 小菅さんが「カギ」の束を握ってる風なのに手出ししないのが妙に気になる
社長は社長だし めんどくさい女の暴走もあったんだけど どうにも気になったのは小菅さんなんだよね

なんだけど ほんと話が短すぎて

シゲが隠してきたものに『守る』の本当の意味を知り その孤独と犠牲の上に自分の幸せがあった事を知ってしまった慎がこの後なにを決断し どう動くか

その時シゲは何を思うのか
梅島は 小菅は 多々良は 花崎は 

そこに至る前で終わっちゃったのよ ほんといいとこ寸前で

ゲス社長回だったこの巻 シゲの執着や激情 劣情ってのはあんまなかったんだけど 内容のおかげか 一番守りたい自分が一番守れていない事に気づき新たな覚悟を決めた4巻に負けず劣らず のけっこう重要な巻になってはいたのかな?


追いたい刹那的な恋がそこにあるのに 各々が腹にためる思いが交差しすぎてほんと厄介なんだけど せっかくの佳境に短いが故の間延びにつながらなきゃいいな って思ってしまうよね

1

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