イラスト付き
は〜、めちゃめちゃ面白かったです!!
色々疲れていた心に笑いと萌えがそっと入ってきて、荒れた心を十分に満たしてくれました…本当に感謝、感謝です✨
まず、笠井あゆみ先生の表紙よ!!表紙買いしたと言っても過言ではありません。
背後の黒塗りの車に、ビシッとタキシードで決めたエリアス。その手の中には愛する二人ー幼稚園のお洋服の凛乃と、愛する番の火玖翔(ホクト)。
普段着の火玖翔の手をそっと下から支えてるのがね、グッときます。
タイトルのフォントやカラーもポップな感じで大好きです❤︎
ちょっと変態っぽくて申し訳ないけど、撫で回したくなる…//
そして表紙も含めて全てのイラストが神すぎて…神々しかったです…
特に私が大好きでニヤニヤ眺めてしまうのが、口絵イラスト。主役二人の愛息子、凛乃たんの可愛さ大爆発。
凛乃を真ん中に浴衣で三人川の字でお布団に!
凛乃を見つめるエリアスの視線の優しいこと…凛乃を見つめ、大きな手でそっと布団を掛けてあげようとしてるのです。
そして文字通り手足を投げ出して大の字で寝ている凛乃の横には「はたらくしんかんせん」の絵本。きゅんが過ぎて心臓が痛くなる〜もうずーっと見ていられる〜。
内容の方も、シークレットベイビーものながら重すぎず軽快なテンポで進んで、とっても心地よかった☺︎
帯にもあるとおり、結婚したいスパダリアルファ × 拒否るオメガの攻防がもう、楽しくて楽しくて。
個人的に「頑張るんだけど(自分から頑張ることに慣れてないから)、ちょっと間抜けなことになっちゃうスパダリ攻め様」大好きです❤︎❤︎
も〜そんな攻め、エリアスが本当に愛しい一冊でした◎
エリアスが主演する映画の映画監督からサインをもらい喜ぶ火玖翔に、「どうしてもと言うなら、わたしもサインしてやってもいいが?」なんて言っちゃうエリアス、か、かわええ。。(*´ω`)σ
火玖翔から特別な目で見てもらいたい欲が出ちゃってますね〜。
「は?いえ、けっこうです」とつれなく返され「なぜだ!?」とか焦ってるのが本当に笑えて、ふふふ…とちょっと声が出ちゃいました笑
可愛い息子、凛乃のためにプラレールを買い、ホテルの部屋で組み立て火玖翔と凛乃をおびき寄せた(?)エリアス。
火玖翔に「28歳児ですかっ!」と詰め寄られているのも笑えて仕方なかったです。
そんな傲岸不遜な(←この四字熟語、最低でも6回出てきてて笑いました( ̄∀ ̄))エリアス様が、最後の最後は愛を乞うて土下座ですよ…グッと来ないわけないよー!
愛する火玖翔のために日本語も覚えようと勉強する、不器用な溺愛アルファの姿にメロメロになっちゃいました。
ちょっと疲れた時、ふふっと笑って幸せ気分に浸りたい時に、ぜひぜひおすすめの一冊です♪
シークレットベイビーなオメガバース。
タイトル通り、オレ様なハリウッドスター×ツンツンな通訳のラブコメ。
言い合う2人のテンポが最高だったし、2人の子どもの凛乃がかわいかった♡
個人的に、こういったサクッと読める甘々BL王道小説を定期的に摂取したくなるので、この作品は大正解でした。
笠井先生の煌びやかなイラストも、タイトルと派手なストーリー展開に超ぴったりで、ぜひ物語のなかのモノクロ挿絵もうっとりしながら眺めてほしいと思いました。
真船るのあ先生の初めてのオメガバが「スパダリαとは結婚できません!」なので、オメガバ作品はこれで2作目になるのでしょうか?私個人としてはこちらの方が好みでハマりました。
ラブコメなのでオメガが誰も辛い目に遭っていません。更に火玖翔(ホクト)が強気でアルファであるエリアスにツンツンしていて全然負けていませんでした。
そして全てに恵まれていて俺様なアルファであるエリアスが、火玖翔と出会ったことで人生がガラッと変わり生活態度も一変したところに凄く好感が持てました。特に再会してから日本語を学び始めてモノにするあたりがアルファでした。
なので終盤まで火玖翔にすげなくされるエリアスが健気で、素直になれない火玖翔にかなりヤキモキさせられるんです。
そんな時の清涼剤が2人の息子である凛乃なんですよ。賢くて優しいとても良い子なんです。
火玖翔の気持ちを引く為に一生懸命に頑張るけれどもどこかずれているエリアスと、本当は4年間忘れた事が無かったのに住む世界が違うと本音が言えない火玖翔がずっと平行線なんです。
ところがある事故をキッカケにやっと2人の関係が前進します。
あとがきで真船るのあ先生が触れてましたが、エリアスは家柄にも恵まれているハリウッドスターなので、ゴージャスで金銭感覚が突き抜けています。セレブなのでお金の使い方も嫌味がなく気持ちが良いくらいで読んでて楽しめました。
両親は揃っていたけど寂しい少年時代を送った攻めと、両親に愛されてたけれども早くに喪くして家族に憧れていた受けが出会って家族になるまでの素敵なお話でした。
笠井あゆみ先生、真船るのあ先生の初タッグ。
作者買いしていましたが笠井あゆみ先生なのでマスト2バイです。
タイトル通り、ハリウッドスターのαから逃げるΩのラブコメです。
ストーリー展開は予測出来ちゃうのに
攻め受け共にキャラが立っていてとても面白かったです。
攻めのαは両親共にハリウッドスターで本人も子役時代から有名人。
周りからチヤホヤされて育った天然系オレ様。
受けのΩは早くに両親が他界し、でも不憫さを感じない自立型。
お父さんがアメリカ人だった事もあり、ネイティブスピーカー。
そんな受けなのでΩである事に引け目を感じて一生1人で生活していこうと思っている矢先に運命の番らしき攻め様と出会い一夜を共にし…
と物語は進みます。
ツンツンツンツンな受けをオレ様なりに一生懸命見守っているところ、かなり執着して○年○ヶ月○日ぶりだ!とか言っちゃうとこ。
萌えました♡
ラブコメ好きな方にオススメです♪
笠井先生だからマストバイ。笠井先生の攻め(傲慢強気俺様)の絵がこんなにピッタリと感じたキャラは久しぶりかも。攻め受けのやり取りが楽しかったので萌2寄りの萌にしました。本編230Pほど+あとがき。
ロサンゼルスの高級和食レストランでバイトしながら大学に通うオメガの火玖翔(ほくと)。ある日いかにも超有名人★という様子の人物が、取り巻きを連れて来店。何か感じるものがあったのですが、後日再びハニートラップをしかけられた攻めがフラフラしているところに出くわし・・・と続きます。
攻め受け以外の主な登場人物は
リノ(おこちゃま、激かわ)、晃弘(いとこ)、ロイ(マネージャー)、ライアン(ボディガード)ぐらい。
++面白かったところ
傲岸不遜な攻めと塩対応な受けの思いっきりすれ違っているところでしょうか。面白かったです。まず出会った最初のころに「世話になったからな」と小切手を切ろうとしたところで、ぷっつん切れた受けが思いっきりボディーブローするところから始まり、4年後再会した際には「私と寝て、私の口座残高を減らさなかったのは君だけだ」からはじまり、大ファンな監督のサインを貰えてニッコニコな受けを見て「どうしてもというなら私もサインしてやってもいいが」「は?いえ、結構です」という感じ。くすくす笑えて軽やかにお話を読み進められます。そこに加えてリノちゃんの「おににり、おににり♪」「リノのすきなみいとぼおる~♪」などと天真爛漫な可愛さが最高。そりゃこんなかわいい子で、どう見ても自分が父親やろと思ったら離れられへんようになるよなーと思います。
ちょっとした攻めのプライドが邪魔をするのと傲岸不遜なところを理解してもらえず(万人、理解できないとは思う)くっつくまでのあれこれを楽しめる楽しい1冊でした。軽やかコメディお好きな方でしたらおススメです!