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好きになってもかまへんで

suki ni natte mo kamahende

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表題作好きになってもかまへんで

守口盤、(高校生→)大学4年生
今里綾人、(高校生→)大学4年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

「お前が女とどんなセックスしてんのか見てみたいわ」

大学生活最後の夏休みが間近に迫った、ある日の昼下がり
人生で一番会いたくない男に再会してしまった綾人。
高校生の時、綾人をオンナにした男、
バンちゃんこと守口盤はルーズでクソクズでヤリチンである。

「あん時の続き、シよーや」

再会早々、セックスの誘い。なんて男だ。
自分勝手で強引で、女を跨ぎまくって、
……だけど気さくで案外優しいとこもある訳で…。
迫る彼に逃げる綾人だが、会えば会うほど身体は疼き…?

作品情報

作品名
好きになってもかまへんで
著者
斧原ヨーコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
英和出版社
レーベル
デイジーコミックス
発売元
三交社
発売日
電子発売日
ISBN
9784815550905
4.1

(68)

(32)

萌々

(23)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
15
得点
279
評価数
68
平均
4.1 / 5
神率
47.1%

レビュー投稿数15

No Title

前情報なしに表紙に惹かれて購入しました。3コマ目、ゲームしている所を無理やりキス。
強引な中にも添えている手に愛が見えて、強めな攻めなのかな?と期待しながら読ませて頂きました。


好みの問題だと思いますが、元カノの登場シーンが多くて(しかも直接描写はないですが攻めとも関係を持ってセフレになっている)、受けの子との三つ巴のような構図で私は苦手でした……。ハイスペ攻めのクズさを表現するためだと思いますが、もっと受けの子への想いが見えていたら、、、許され、、、(るのか???)
う〜〜〜ん!!元カノと寝ている時点でOUTかも泣
ごめんなさい。女関係でだらしなくて受けの子をモヤッとさせるのは好みではありませんでした。

それでも、流されるように何回も重ねてしまうHシーンは受けの子が可愛いかったです。
2人の高校時代の思い出のシーンも、学生ならではのキラキラと好奇心に溢れた様子が切り取られていて素敵でした。

最後、離ればなれの遠距離になってしまうのも、私はあっさりし過ぎだと感じたので、もし可能なら2人のラブラブな恋人編(攻めの愛を感じたい!受けくんも好き好き〜になってほしい)が見てみたいです。

0

クズ男ムーブとしては微妙ライン

ハイスペで性格に難ありドクズ攻め大好物です。本作もクズ攻めと謳われてたのでどんだけ倫理観ブッ壊れわんぱく攻めなのかワクワク期待して読んだんだけどあんまりクズじゃなかったな。期待しすぎたのか。
受けの現カノNTRだったらクズすぎて賞賛の拍手したけど元カノだしな〜。自分の中のクズ男ハードルが高くなってるだけなのかもしれませんけど正直微妙だった。ストーリーも薄い。

0

テンポが良い

攻めもクズだけど受けもわりとあやふやな状態で流されやすい印象。
けど、クズではあるけれどそれは受けのことが意識的に好きだという表れから、受けの元カノに取られたくなくて、その元カノともサフレ関係になるってところが中々の設定だったなと思いました。
受けの元カノとの濡れ場シーンは一応リアルな表現はないものの、こういうのが苦手な方は要注意かもです。
それからタイトル通りテンポが良いのはもちろん濡れ場もわりとほどよくあったので、そっちも楽しませてもらいました(=^・^=)

0

最初から最後まで不思議な印象、一筋縄ではいかないお話

まず表紙からして不思議です。
2人が並んでスマホいじりをするところからのキス、そして人物紹介
クソチャラ、関西弁、大学生×非処女な陽キャノンケ、大学生
コイツがクズ過ぎて恋にならん!

どういうこと?どういうこと?どういうこと?と疑問がいっぱい。

タイトルもだし、非処女な陽キャノンケというのもだし、どういうことなんだろうと気になりすぎて購入しました。

高校のときに身体の関係があった2人が数年ぶりに大学で再会してからの関係も不思議でした。
2人の気持ちがわからない、会ったり、勉強したり、また関係を持ったり、年頃の青年同士のような普通の楽しいやりとりがあったり、でも、すっきりしない気持ちのまま、話が進みます。

あっさりラブにならない展開、男男、男女のセフレという関係、絶妙なくすぐったさと、じれったさが続いていきます。
作者さんのセンスと感覚がすごいなと読み返してみて、改めて感心しました。
不思議なようで、実は現実味のある話なのかも、と思ってみたりしました。

ふわっとした感じのまま両想いになりますが、そこもやっぱり不思議だけど、かえって現実味があるような、いいラストでした。

描きおろしで告白してお互い認識しての(やることはずっとやっていたけれど)交際が始まるのが読めて、とてもよかったです。
描きおろしでよりラストが印象的になりました。

2人の今後のお話も読んでみたくなる、そんなラストでした。

0

【あの時・・・自分ら以外の時間が止まったような気がして・・・完全に二人だけの世界やと思ってん(盤)】

エロス度★★★★★★★

盤と綾人が紡ぐ恋物語♡
大学生同士の恋で、高校時代にセフレだった2人の再会ラブがとても美味しい!

自分をオンナにした黒歴史的存在な盤と関わり合いたくない綾人ですがその気持ちとは反対に高校時代にSEXしていた記憶のフラッシュバックでカラダが疼き、結局は抗えない熱の渦に。盤がナチュラルにヤリチンで綾人の元カノとヤったりとクズさが目立ちますが、綾人に対する気持ちがなんというかものすっっっごく不器用すぎて見ていて焦ったくなります♡

痴話喧嘩みたいた2人のやりとりなどがたまらなかった(*´꒳`*)

0

もっと頑張る攻めの方が好み

たまたま見つけた作品で、試し読みを読んで面白そうだったので読んでみました。初読み作家様です。
(以下ネタバレありますのでご注意ください)

綾人(受)は大学4年。夏休みを前に、高校の同級生でエッチもしていた盤(めぐる)(攻)と偶然再会。それ以降盤がグイグイ近づいてきて…というお話。

盤が、高身長のイケメンで、スポーツも勉強もできて、女にモテてヤリチンのクズ、ということなんだけど、ここまでのクズ攻めは読んだことがなくて、ちょっと引きます。
綾人を元カノと復縁させたくないからって、その元カノと関係を持つ、というのがどうしてもモヤってしまう。しかも何度も。う〜ん。

こんなクズなのに、綾人は盤と再会以降、気になってしょうがなくて、また流されて何度も寝てしまう。
何だかんだ言ってるけど、結局盤のこと好きなんだなぁ。

二人ともお互いのことを好きなのに、エッチはしても自分の気持ちは言わないで、相手のことを探ってるような会話をしてる。
綾人がそうなるのは、盤がヤリチンだから臆病になるのはわかるけど、盤はなんなんだろうって思っちゃう。

綾人に元カノとセフレになってることがバレた後の盤の行動も、自分から連絡先削除して見せたり、元カノとより戻すなら協力すると言ったりして、綾人を突き放す感じ。

最後は、突き放された綾人が何とか自分の気持ちを伝えて、ようやく仲直り、みたいな感じ。綾人が頑張らなかったら、また離れ離れになってたんじゃ…。

盤が綾人に「振り回されていい迷惑」って発言があったけど、いやいや、振り回してるのは盤だろうと思う。

読んでいて、盤が綾人を好きな気持ちは伝わってくるんだけど、盤と両想いになるために努力するわけではない。受け身というか。
自分はそこはもっと頑張る攻めが好きなので、盤にはほとんど魅力を感じられなかったなぁ。 

だいたい「二人だけの世界」とか言って、綾人をずっと好きだったみたいに匂わせてるのに、高校時代から他の女子とも関係してるとか、何やねん(怒)

綾人は盤に振り回されながらも、どうしても好きで、最後は頑張ったね、えらい!と思いました。
あと濡れ場で妙に色っぽくなるのがよかったですw

受けを好きなくせに頑張らない攻めが、好みではなかったですが、ストーリーは面白かったです。ただ萌えはあんまり感じられませんでした、残念!
あ、でも書き下ろしの二人は可愛くてよかったかなw

紙本 トーンや白抜き修正(修正箇所の描写は少なめ)

1

終わりよければ全てよし

盤のことがよくわからず、しつこく強引で身勝手だなと思いながら読んでいたんですが、あれもこれも全て綾人への片思いがゆえだったと。
綾人は盤に振り回され流されヤキモキしながらも惹かれて。
なんだかんだあって両思いになりハピエン。
終わりよければ全てよしな読後感です。

わかってしまえばまあ盤のことは許せるかなと(偉そうにすみません)
綾人の元カノと関係を持ったのは綾人のことが知りたかったからですもんね。
でもその理由がわからないままだとただのクズヤリチンでしかない。
綾人が福岡に行くと知って拗ねて急に冷たくなるのも子どもかと。
綾人よく耐えたなと思います。
福岡へ行く時の別れ際の決め台詞がかっこよかったです。
あの時の盤もよかった。
さんざんクズい所を見せての種明かし、綾人を好きな素のかわいらしさを最後に描いたのがお上手〜と思いました。
キス、絡みの絵がきれいで好きです。

作家買いしたので試し読みしなかったのですが。
2人とも目が隠れるくらい前髪長いのがちかちか気になってしまって。
せっかくのイケメンがもったいないわ〜と。
水に濡れておでこが見えた時の2人のお顔立ちの良さに、いい男たちやないの〜とおばちゃんは思ってしまいました。完全な個人的な好みです。

チーキー〜でもそうでしたが脇キャラが徹底して軽薄に描かれているのも独特だなと感じました。

0

意外と純な

注目作家・斧原ヨーコ先生作品。
元関係があった同級生に会いたくないのに会ってしまった!
…から始まる、すったもんだの再会LOVE。

読めば読むほど、このルーズなモテ男・盤ちゃんはやっかいだ。
視点は綾人なので、ことさら盤ちゃんの捉えどころの無さやいい加減な部分が強調されて見える。
綾人側に立てば、そりゃ困るよね。
でも盤にしてみれば彼側にだって時間の流れも考えもある。はず。
だから、こういうのは思い切って上下巻にして、下巻で全く同じ話を盤視点から描いてほしいなぁと思うのよね。
Hひとつとったって、挿れられる側(痛かったんなら尚更)と挿れる側じゃ捉え方はまるで変わる。はず。
盤は挿れる側。痛くも痒くもなくキモチイイだけなんよ。だからヤリチンにもなるし来るもの拒まずにもなるわけよ。つまり雑なんよ。
でもなぁ…ゆなちゃんの件はなぁ…
どっちもどっち?
いや、ゆなが悪い。ホントBLに女が出てくるとロクなことにならん。あ、私女イラネ派です。
揺れ動く感覚が独特なところがとても面白かった。
絵柄は…好きですけどチーキーの時の衝撃は薄れたかな…普通にきれいでかっこよい感じで、正直独自性は薄まったかも。

0

待ってました〜♡やっぱり好き♡

量産型の作家様ではないので新作が出た時の喜びはひとしお‎٩(ˊᗜˋ*)وとにかく斧原先生の筆致が大好きです。全体的にクールな感じで攻めはしっかりかっこいいのにどこか人間らしいコミカルさがあって受けはHシーン以外でもなんか色気があって可愛い、でもしっかり男(の子)、ナヨナヨじゃない。これは個人的には重要事項で「貧乳僕っ子女子のNL読んでたのかなっ!?」と見紛う如くタッチの過度にナヨい受けが地雷の自分にとって斧原先生が描く受けはど!ストライクなのです。それと「もしやノンフィクション?どこかに居そうな2人。」と思わせるファンタジー過ぎないストーリーも、昨今のアレヤコレヤ設定のファンタジー度増し増しストーリーには拒絶感を否めない自分にとっては読んでいて心から楽しめるのです。今作は斧原先生初の同級生同士のモダモダ、でもラブ度高め、Hシーンはそれはもう♡な作品。斧原先生のお話は読んだあと「この先の2人も見たいなぁ〜」といつも思うのですが今回も然り。続編希望です。社会人になった2人がどうなるのか続きが見てみたいです‎(ღˇᴗˇ)。o

2

どクズが純愛

クズと純愛って相容れないものだと思うんですが、
本作においてはクズがめちゃくちゃ純愛しちゃってるんです。

本作の攻めの盤ちゃんはヤリチンでデリナシーのクズ野郎。
だけど、クズはクズでも受けのことが大好きすぎで、
でも不器用ゆえにきちんと気持ちが伝わらず空回り、
その結果、受けを傷つけちゃうそういうタイプのクズなんです。

大学生の綾人は大学で高校時代の友人で、
自分を抱いたクズ男・盤ちゃんと再会します。

昔と変わらず接してくる盤ちゃんに気まずさでいっぱいの綾人。
けれど、盤ちゃんの方はそんな綾人の内心に気付いていないのか、
ただの無神経なのか、グイグイ押し寄せてきて、挙句の果てには
セックスまでしてしまいます。

そこからは高校時代のようにセフレ状態が再開する二人。
流されるままに身体を重ねるも、ベタついてきたりドライだったり、
盤ちゃんの気持ちがわからずモヤついてしまう綾人。

そんな中、盤ちゃんが自分の元カノとセフレになっていることを知ってしまい…。
うわぁーマジモンのクズだった…。
綾人の迫っている裏で他の女を抱いていたとか結構ドン引き案件です。
人によっては地雷かもしれませんよね。

だけど、ここで読むのを止めなかったのは行動はクソクズであれ、
盤ちゃんが綾人のことを好きだというのはわかりすぎるくらいに
わかっていたから。

なので、こんなにも綾人を愛してやまない盤ちゃんが
どうして綾人を裏切り続けるのか、その謎心理を知りたい…!
いつもは余裕綽々の盤ちゃんが綾人に縋る攻めザマァが見たい…!!
という願いを込めて読み続けました。

結果としてはそこまで取り乱す盤ちゃんが見れたわけではなかったけれど。
ただ、盤ちゃんの愛が激重だったことだけはわかった。
一言好きと口にしてしまえばこんなに遠回りしなくて済んだのに。

綾人と元カノがヨリを戻すのを阻止するために元カノを抱くとか、
最低すぎるけど捨て身で必死すぎるわ。
でも、綾人以外でも勃つんだなってそこはちょっと残念でした。

結局、綾人から突き放されたら逃げて、どヘタレ属性も追加されました。
綾人が向き合ってくれなかったら終わってたんじゃないだろうか。
「二人だけの世界」なんてロマンチックめいてみたり、
「お前の世界には俺がおらん」なんて拗ねてみたりするくせに、
肝心の「好き」は絶対に言ってくれないんだもんな。
最後くらい素直で必死に追い縋る盤ちゃんが見たかったな。

盤ちゃんのはっきりしないズルさとか、緩すぎる貞操観念とか、
モヤモヤするし、やっぱり最後まで好きになれなかった。
んですが、最後の綾人と離ればなれになってしまうことを
デカい図体して寂しがるところは不覚にも可愛くみえちゃって。
たぶん、もう盤ちゃんが綾人以外を抱くことってないんだろうな、と
思えました。
そのうち綾人を追いかけて博多で転職しちゃったり、するのかな。

0

清々しいほど

高校時代は仲が良かった盤と綾人。
色々あって疎遠になり綾人はもう会いたくないと思っていたのに…
大学生最後の夏、偶然にも再会してしまったところからはじまるお話。
盤のクズっぷりがあらすじのざっくりしたところからも伝わってくるので、どれほどのクソクズなのか確かめてやるんだ…!と挑む気持ちで(?)読み進めました。

じゃれ合いから抜き合いへ発展し、やがて身体の関係を持つようになった高校時代。
盤が何を考えているのかわからなくて、自分の中にある感情とも向き合わないまま離れてしまった綾人ですが、会いたくないと思いながらも忘れられずにいたのだと思います。

そして再会。からの、クズで謎な言動の数々も再び。いっそ清々しい(笑)
でもところどころでしっかりと綾人への想いは見えているんですよね。
それがあまりにも真っ直ぐなので綾人には逆に伝わらなくて、すれ違って拗れて。
すごくもどかしくて焦れったかったけれど、ふたりがしっかりわかり合うためには必要なやり取りだったのかもしれません。

そして盤のポエミーな発言はちょっぴり可愛くて、クズな一面とのギャップに驚きつつも萌え(笑)
実は一途だったりするのでは…?という、期待までしてしまいました。

これから遠距離になるふたりがどんな風に関係を続けていくのかめちゃくちゃ気になるので、彼らの未来もぜひ見てみたいなと思いました。

1

良きニュアンスBL(ღ˘͈︶˘͈ღ)

単話配信の1話目を読んでからコミックス化をお待ちしていた本作♪
読めるのを楽しみにしていました~
基本電子派の私には少々迷い所な紙本先行…読みたい欲に打ち勝てず紙でお迎えです
斧原先生の作品を紙で読むのは初めてなので少し新鮮な気持ちです (ღˇ◡ˇ*)♡

とにかく1話を読んだ時に感じた攻めの盤ちゃんのキャラの魅力が気になって気になって…♡ダメンズからどうしても目が離せない…( ´3`)‼
このクズ男さんはどんな想い?意図?があって綾人に声を掛けたのかな~
そしてこの2人はどんな過去があったのかなぁ~
盤ちゃんはどんなクズ男さんっぷりなのかな~
と、尽きぬ興味が湧きまくりでした

そんな中いざ読んでみました♪
読んでる最中に思ったのが「盤ちゃんごめん…(>︿<。)‼」という思い…‼
単話の1話だけで盤ちゃんにまぁまぁなダメンズ認定をぶちかました私…
もちろん愛情込めての「ダメンズクズヤリチン呼び」でしたが(またたくさんヒドイ形容詞使うんですけどもwww)、念願の1話以降を読み進めていくと、、、

アララ…ラ……?盤ちゃん、、、そんなにクズ男でもないんか???
と。。。 (。゚ω゚)⁈
お見受けするに再会後は結構綾人を大事にしてるように見えるし、何なら綾人の発言に振り回されて拗ねちゃってるんじゃない???
と、何だかクズ男というか不器用メンズなのか……⁈と思えて来ます

この辺は読者としては綾人と一緒に盤ちゃんの思惑にジレジレ展開ですね~
そしてこの作品の個性はこの後にやって来ます‼
あれ?盤ちゃんってもしかして…??‼
と、思わせられてからの展開が斧原先生らしいというか、この作品らしさというか、、、‼⁉
作品の個性だと思うので詳細は控えますが「あーー…盤ちゃん…。盤ちゃんは盤ちゃんだったんだな~(ΦωΦ)」と思わせてくれますwww


この2人を語るのにやっぱり過去は外せないのですが、その過去を振り返ったとしても今を知ったとしても、ぶっちゃけ「やっぱりねーー!」とか「そうだったんだーー!」と2人の心情を手に取るようには分かりません(私の場合は、です…)

何で綾人は盤ちゃんを必要以上に意識しちゃった反応をしてしまったのか、とか大学で偶然再会しなかったらこのままだったのかな、とか全部に対しての明確な答えは分かり易くはないかな~?とは思うのに「意味が分からないんだけど=3」というモヤっと感は不思議と感じない読後感

恋か憧れか、嫉妬か困惑かみたいにほんの微妙な差過ぎて本人すらハッキリ理解出来ないような感情の機微こそが、先生の描く絶妙なリアルさだと感じますし、そういう雰囲気が伝わるニュアンスの描写がお上手だなぁ~と思ってしまいます

全部がニュアンスでお察し下さいという訳でもないし、分かる所は分かる感じなので押しの強さの無い”程好さ”がいいなぁ~と思えますし、同時にもっと掘り下げてーーーって思ってしまう位にキャラの人間らしい複雑なリアルさも楽しめます

セリフやモノローグでは分かり難くても、ちょっとした表情やお互いに触れる手や回した腕、重ねる唇の描写などから十分に2人がお互いをどう想っているかは汲み取れるニュアンス描写にグッと来ます

高校生で拗れた恋心
大学で再会し再燃した確かな想い
遠恋とお付き合いが同時に始まる社会に出る2人
これからの2人を楽しく妄想させてもらおうかな~と思える描き下ろしが良かったです♡

プールの描写も多いからかまた夏になったら読みたくなりそうです(о´∀`о)

※描写としてのそのシーンはありませんが女性と寝ている、という展開はありますので苦手な方はお気を付けて下さいませ
女性キャラ自体もとても打算的な感じの女の子です…(・д・)

修正|薄ぅ----いグレートーンとたまにぼやかし描写、発光したこれ見よがしな白抜きじゃないのでホッとしました(紙本)

6

じゃあ盤ちゃんがハムスター?

おぉぉぉッ! お久しぶりにお名前みたぁぁああ
って 作家さま買いしたんですけどね
なんかごめんなさい 気のせいだっみたいです
本棚引っ掻きまわしても作家さまのお名前みあたらず 他作品のタイトルみても覚えがなく

あたしはまた誰と勘違いして飛びついたのやら?

いやでも これもご縁 失礼極まりないのはいつものこと なのでいつも以上に丁寧に読みたいところ



世界の三大珍味にも負けず劣らずな ルーズでクソクズでヤリチン そんなごちそう三種盛り 読む手が止まるわけがない サクサク読めちゃう

いや ごちそうだからすすむんじゃなくて読みやすいんだわ
絵の淡白さと見ている状況が同じでって言い方をするとお話自体が淡白なのかってなりそうだけどそうじゃなくて テンション的な こう葛藤や嫉妬はあるのに静かに青白く燃えるものを見ているような なんだろ?はじめましての作家さまは思えないほど すんごい落ち着いて読める

ありがたやッ!

綾人がかわいかった Orz そこに尽きた
どんだけ廻れば気がすむねん っていうあの すんごい勢いでハムスターに廻される滑車を延々みてるこの感じ ←そっち?

一難去ってまた一難 夜毎廻される滑車の如く ほんとずーーっとぐずぐず燻ってカラカラ空回って
で ヤることヤってるくせに肝心なところすっ飛ばしちゃったから起こるすれ違いに突入

そもそもこれ 盤ちゃんてクズなの? ゲスいの?
確かにヤリチンなんだろうけど 求められることに流されてるだけで自分から欲しがってるのは綾人だけじゃん
てか あたしとしては キープしてチラつかせてねだる女の方がどうかと思うレベルなんだけど

んんん

盤ちゃんの不器用さに綾人が禿げなくよかった
思い通りにならないことをやり返してみたり 小学生レベルの好きな子だからいじめちゃうで溢れちゃってるのよ

で やられた方はそれが地味に気になって 気になって 気になって 気になって
ちょっともぉさいい加減観念しやがれッ!って言いたくなる


ふたりのテンションのせいか お互い明かせない手の内(言葉)にもどかしいとかじれったいほぼないまま
素直になれない付かず離れずな中学生 になれたところで終わっちゃったんだけど
いやごめん こっから遠距離だよね? ちゃんと恋だ愛だが見れるところだよね?
ここまでノリノリで読んできた あたしどぉぉぉする?

ええええええええええッッッッッ? こんなんありぃぃぃ?????

1

ドロドロの青春の味 じれったいラブ!

盤×綾人


大学生ドロドロの青春の味わいがして、
会いたくないけれど、心のどこかで会いたいという、
恋しているときしか現れない感情に胸がギュンギュンし、
2人の高校時代のほろ苦い思い出と、
今のもどかしい関係が絡み合って、
確実に恋の予感が感じさせるのに、
「好き」だけど、伝えられない綾人と、
「好き」だけど、伝わらない盤。
こっちまでハラハラしてじれったくて叫びたくなる!


大学生活最後の夏休み、
自分から逃げてきた
高校時代のセフレの盤に再会してしまう綾人が、
早々に盤から誘われる。
セフレ関係の再スタート!?という始まり。

盤、
男前でガタイもいいし、顔もイケメン。
関西弁もイケている!
「クソクズ」な態度やだらしなさを期待していた。だが、
読んでいるうちに、そこまでクズでもない気がしてきた。
終盤までは彼の気持ちがはっきりわからないけど、
綾人への想いは大体推測できる。
彼の行動ひとつひとつには、何か隠された意味があるみたいで、
エッチも優しいし、
強引さもあまり感じないし、
高校の時の綾人への思いやりもカッコいい、
実はすごくいい男だよね!
ただの気さくさではなく、
不器用で愛情表現がうまくできないだけだ。
綾人に会えなくなったことの寂しさが本物で、
綾人の元カノとの関係も「綾人のもの」だから、案外に純粋なんだ。

そんな盤を翻弄するのは綾人の方だと思う。
グルグルと悩んで、
会いたくないとザワザワして、
人気者の盤に恋に落ちるのが、自信がないんじゃないかな。
簡単に盤に振り回されて、逃げて、
再会して、また簡単に振り回されて、
ある意味で欲望で自分から誘って、(ちょっぴり淫乱っぽく)
自分がしたいのに盤のせいに片付けて、
鈍感のゆえに
盤への嫉妬の爆発と、
「好き」という気持ちの発見も遅れて、
自分もしたいのに盤の強引さに責任を押し付ける。
無自覚に盤を翻弄する方法が絶妙でしょ。

高校時代のエピソードにときめいちゃう。
特にプールに落ちるなんて王道シーンがびしょ濡れキュンで、
大学生になって再現も最高!

エッチシーンがもの足りないかな。
一生懸命求め合う2人のエロ姿がもっと見たい!
せっかく身長体格の差が見どころだし、
もっとエロエロの方がストーリーに合うし。

曖昧な関係性のままがいいのに、
個人的に描き下ろしいらなかったかも。

2人の微妙なラブの行方が、
本当に不器用すぎて、テンポがドジで、
勘違いからすれ違いが生まれて不安定で、
やっとお互いの気持ちが通じていても、
最後までモジモジして、
でも、それこそが恋の真骨頂!
究極な焦燥感にグイグイ引き込まれ、ハマって仕方ありません!

5

ハラハラドキドキが絶妙!

1話を読んだ時に盤ちゃんは人を弄ぶ人をおもちゃにして楽しんでるだけなのかな…と元カノのゆなに近づいてきたときはゾッとしたのですが、最後まで読んだ今は盤ちゃんのことドクズ!!と思いながら綾人に対しての愛情深さとか不器用ながらも綾人を特別に想ってるところ、盤ちゃんなりの独占欲だったんだな…と
綾人に久々に再会してからの盤ちゃんの言葉は本当に綾人のことが好きで好意的な言葉たちは冗談抜きの本気で出てきた言葉なんだと思ったら、やはり盤ちゃんも可愛らしくてまっすぐだけど不器用ながらも精一杯だったんだなと思いました。盤ちゃんに絶えず人が寄ってくる魅力はそこにあるんじゃないかとも思ってみました。
2人に足りなかったのは言葉を交わすことで、ちゃんと言葉で伝え合える今2人は最強だなと思います。
エッチなシーンも本当2人の表情や横顔すべて美しくてとろけました。
最高のハッピーエンドで心の底から安堵して、幸せのため息が出てしまいました。
斧原先生の作品は読了後の満たされ度が半端ないことになります。この作品ももちろんそうで、出会えて良かったです。
素敵な作品をありがとうございました!!

2

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