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表題作花鳥風月 11

観世大輝
陶芸家
黒井沢斗(サバト)
町役場の地域振興課課長兼町長

同時収録作品番外編

吉利谷瞬
平岡組組長
財前真澄
平岡組の顧問弁護士

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

秋を迎えた山王町。沢斗は、町おこしのため「嫁とり祭り」を成功させようと意気込む。嫁役はなり手がなく沢斗が、婿役は大輝が務めることになるが……!? 大人気カップル大輝×沢斗成就篇!

作品情報

作品名
花鳥風月 11
著者
志水ゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花鳥風月
発売日
電子発売日
ISBN
9784403669378
4.5

(69)

(47)

萌々

(16)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
313
評価数
69
平均
4.5 / 5
神率
68.1%

レビュー投稿数8

沢斗と大輝のラブ 安心、感動、面白い

大輝×沢斗

長かった!
沢斗と大輝が4巻以来(なんと2015年発売)で、
待ちすぎて心が震えた!


大輝が記憶を失い、
切ないすれ違いや傷つけ合いを経て、

過去の大輝との思い出と今の大輝が織りなす中で、
1人の大輝として愛し続ける沢斗に心がじわっと打たれて、
大輝も沢斗のことが大好きで、
積み重ねていく新たな時間が、
失われた3ヶ月を上回るほどに
ラブが深まっていく2人を見て、
苦しみを超えた幸福感で全身が温かくなった!

どっちの大輝も同じように好きで「俺の大輝」と呼ぶ沢斗の姿が最高で、
大きな愛にたどり着く2人の姿に、本当に嬉しくて嬉しい!
ついに・・・2人の甘エッチが極上の眺めで、萌え転がった!

大輝のやんちゃっぷりに、
爆発してしまう沢斗のツン&デレが可愛くて、
そのツン&デレにまた大輝がやられてしまうという
キュンイチャが盛りだくさんで、面白い!
あまあまなほのぼの感と軽快なテンポが絶妙で、
読んで、安心感もあるし、感動もあって楽しい!

番外編 吉利谷×財前、
たったの12ページで展開される
温泉旅行、夏祭、
浴衣姿の2人に眼福すぎる!
財前の女王様っぷりや
高糖度なイチャラブ、エッチがが繰り広げられる!

4組のカップルも円満!
とは言え、完結はまだまだ続く。
次巻は、沢斗のバンドメンバー、ヤヤとガラのお話らしい。
楽しみすぎて待ちきれないです!

5

ツンデレプリンセスのデレにやられる

お久しぶりな大輝×沢斗編です。
今回はとっても田舎なシチュエーションを楽しむ回となってます。
米の収穫に地元の五穀豊穣を祈る嫁取り祭りに猪による被害、暴風雨による建物損傷と物損。
とってもローカルネタなのにそこに描かれているのは美形の男たちっていうギャップが花鳥風月です。

田舎にイケメンだらけだなんて、そりゃ若い女子も訪れるようになっちゃうよ。大輝がとあるキッカケでテレビと雑誌に取り上げられてからちょっとした町おこしになってる。

そんな中5年ぶりに開催の嫁取り祭り。花嫁役を沢斗、婿役を大輝がやる事になるんだけど、60キロの米俵を担いで神社の境内まで階段上がるだなんて過酷!大輝は沢斗にかっこいいとこ見せたくて快諾してたけど、余裕でこなしそうだ。5年前は花嫁役沢斗、花婿役は沢斗のモンペ幹久がやったらしい。60キロ担いだんやと意外に思ってしまう。
そんで、擬似とはいえ夫婦の契りを公衆の面前で演じる時の興奮度ったらなかったろうななんて思ってしまう。

今回は沢斗のデレが炸裂して大輝だけでなく読んでる私もプリンセスのデレにやられまくり。こりゃ堪らん!

記憶無くす前の大輝と今の大輝。そこにずっとこだわって大輝に冷たく当たってた沢斗が色々気づいて態度が軟化していった挙句のデレです。
この感じ、[是]のあのカプに近いものがあるなと同作家作なだけに思ってしまった。

描き下ろしの吉利谷×財前ショートストーリー!最高か!財前の誘い受けは大好物です。あぁ、この2人が好きだ。

紙本で購入
太かったり細かったりの白線修正

3

1番大好きなCP

10巻からずっと楽しみにしていた大輝×沢斗編でした。今回も間違えずにAmazonで購入しました。リーフレット最高でした。www 個人的には1番ツボにハマったCPでして、2人の恋の行方にかなりヤキモキしてたんです。

大輝のデリカシーの無い発言の度に沢斗の気持ちを考えて切なくなったり、頑なで意地っ張りな沢斗の態度にハラハラしたりと、恋の切なさが堪らなく性癖にぶっ刺さって来たのがこのCPでした。

そして今巻大活躍したのは猪でしたね。www よりによってあの大皿を割るとか…。更に「嫁とり祭り」への乱入とか!どちらも町民の腹の中に消えてましたが、大輝と沢斗が一歩踏み出すキッカケになってました。感無量ですよ!大輝は文句なしてわ格好良いし、沢斗は凶悪なまでに可愛かったです。大輝と一緒に何回も悶絶しました。

11巻まで来ましたが12巻も楽しみに待ちたいと思います♪

2

大団円。

2013年4月に1巻が刊行され、実に10年以上という長い年月読者に愛され続けている『花鳥風月』の11巻目。11巻目は大輝×サバトのお話。とある事故をきっかけにこじれてしまった二人の恋の行方はー。



個人的にツンデレちゃんてあまり好きじゃないんですが、サバトは可愛い。
大輝にツンツンしちゃう理由があるからでして。かつて二人で紡いだ時間を、事故で失ってしまった大輝の記憶は戻るのか?

個人的には記憶が戻るんじゃないかなー、と思いつつ読み進めましたが、さてその結末はいかに。ぜひとも読んで確認してみてください。

11巻の表紙で沢斗が身に纏ってるのが白無垢にしか見えなくてですね、え、あら、そういう感じ?といそいそしながらページをめくりましたが、もう、めっちゃ美しい…!そしてトラブルが発生して白無垢を脱ぎ、腰ひも一本でささーっとたすき掛けしていく沢斗のなんと男前なことか。カッコよ!

大輝が記憶をなくしたのは決して彼のせいではなく、沢斗もそれを頭では理解しながら気持ちを整理して受け入れるのには、それなりの時間が必要だったんだな。割れたお皿や自分たちが守っていく村の伝統と絡めながら、それらを沢斗が少しずつ咀嚼していく姿にめっちゃ萌えました。

大輝をきちんと受け入れようと決意した後の沢斗はまさに「漢」。
「尻で抱く」を地で行くナイスガイでした。

終盤には『花鳥風月』の他CPも登場していてそちらも大変よろしかった。

それにしても『花鳥風月』の表紙ってめちゃめちゃ素敵よね。いつも思うけど。最近電子で買うことも多いのですが、今作品に限って言うと、紙媒体で買ってしまうのです。

2

あのカップルが出した答えは。

大好きなシリーズなので、待ちに待った新刊でした。加えて、心残りだったカップルの、「かかえ続けた恋の答えが今ここにある」なんて帯の煽り文句を見ては、居ても立っても居られません。

あの悲しい事故が描かれた4巻以来ということで、実に9年ぶりでした。興奮するなという方が無理というもので、先を知りたい気持ちと自分の希望通りの答えなのか…とドキドキが止まりません。

そんな中読み進めましたが望んだ展開ではなく、正直ガッカリ感は否めませんでした。ですが、幸せそうな2人を見て、これで良かったのだと思えたのです。

何より、これで良いとサバトが答えを出したのなら、ファンの一読者としては何も言えませんしね。
他カップルも幸せそうで、やっぱり大好きなシリーズだとしみじみと思いました。

2

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