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表題作潮風メロウ

真尋
大学生
ワタ
人魚

あらすじ

人魚、それは各地に残る言い伝えの中で耳にする伝説の生き物─のはずだった。
ある日、海でカヤック釣りを楽しんでいた真尋の前に”その子”は姿を現す。
言葉を発することもなく、ただ人懐っこく真尋の手をひいてにっこりと笑って見せる少年のような彼の下半身は魚…。
初めて目にする未知との出会いと意思疎通の難しさに戸惑いながらも、無邪気で無垢な姿に心惹かれた真尋は彼にワタと名付けて一緒に過ごすことに。
しかし、この出会いは後に二人のこれからを大きく揺さぶるものになっていって…。

作品情報

作品名
潮風メロウ
著者
高見乙 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
picn comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784823606892
4.6

(107)

(81)

萌々

(16)

(5)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
488
評価数
107
平均
4.6 / 5
神率
75.7%

レビュー投稿数20

素晴らしい作品

日本語がうまく話せなくてごめんなさい。私は海外の読者です。漫画を読みながら日本語を勉強しています。潮風メロウ」をシーモアで買って、最初から最後まで読みました。

この作品は本当に大好きです!登場人物の表情を見ているだけで、感情が伝わってきて、泣いてしまうところもありました。物語が終わるころには、幸せな気持ちで笑顔になりました。

高見乙先生、素敵な作品を作ってくださってありがとうございました。 I love this work a lot! I will definitely buy the physical book, too! I look forward to sensei's future works! I will continue to support you, sensei! <3

3

【あるいて、あるいて・・・まひろとあるいて終わりたい!(ワタ)】


エロス度★★

真尋とワタが紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。

おやおや。懐かれ系の純朴青年と好奇心旺盛なピュア人魚の恋が生んだ奇跡・・・とても興味深く、人魚のもたらす可能性が素晴らしい祝福ですね。

真尋に懐きまくるワタが非常に愛らしく、真尋とワタのやりとりの微笑ましさにほっこりします。
また、ワタの持つ癒しの力を知っても利用しようとせずに彼を守るために関わるのをやめようとする真尋の気持ちもグッときました。

ワタが人魚となった経緯は切なくて刺さりましたが、永遠よりも真尋と歩く道を選ぶワタの想いが尊くて胸熱でした。

1

可愛い!!!

Love this story, especially healing

1

哀しくて優しい話

人魚の少年と釣り付きな青年(大学生)が偶然出会って心を通わせていくお話。ラブではありますが、恋愛のそれではなくてどちらかというと人間愛(人魚ですが・・・)感が強めの作品。

過去に人魚が迫害されていたという背景はあれど、物語に登場する人は大人も子どももみんな良い人でほっこりしながら読み進めていけます。どうやってラブになるんや・・・とも思いますが、なるほど、そうやってエロに持っていくのかと一人感心してしまいました。

絶対に幸せになってほしい二人なんですが、攻くんはこの島の人じゃないんですよね?このあとどうするのか気になる・・・。

2

人魚少年が可愛すぎ!

最近人魚とBLを絡めてくる作品が多いような気がします。
この間も人魚姫を思い出すような作品読みました
いえ大好きなんですけどね!喜ばしいことです。幼い頃人魚姫の御伽噺大好きでしたから
人魚伝説とBLって相性が良いのかもしれませんね
こちらの作品も非常に素晴らしかったです
とにかくワタが可愛いです!子猫みたいな美少年、無邪気、食べるの遊ぶの大好き
好奇心旺盛、とにかく可愛いが凝縮されてる男の子
そりゃあ真尋くんが夢中になるのも分かる

後半はなんだか神話みたいな
てっきり真尋はタイラの生まれ変わりかと思ってましたが、違うのね
でもタイラはワタに恋していたんじゃないかな?禁断の恋、自分の命と引き換えにしてもワタを助けて欲しかったって泣けます

真尋とタイラと海神から愛されすぎたワタでもそれがワタを苦しめることになってしまったなんて…
でも今度こそ本来の人間としての生をおくれることになって良かった
そしてやっぱり真尋の中にはタイラの命が宿ってると思いたい私なのでした

2

物語と画力で魅せる2人がどこまでもエモーショナル

ちょっと気になっていながらもなかなか読めずにいたこちらの作品
夏の間に是非読みたい…!と思いいざ拝読!!

先ず、、、離島の海に行きたーーーい!
と一瞬で思わせてくれる画力で魅せる空気感に一気に魅了されました

島の人の空気感、悠久の時を感じさせる海の描写、、、すごく上手いです‼プロの先生に上手いって失礼な言い方で恐縮ですが、語彙力ないのでご了承下さい…(>ㅅ<)

1ページ目からの展開の早さにもグイっと引き込まれます
特に後にワタと名付けられる人魚の彼の登場で一気にこの物語の虜になりました
登場から序盤は全くセリフはないのですが、とにかく行動と表情が無条件でかわいい!!
あんなに無邪気に懐かれたら放っておけないよね…可愛すぎる…!

実際真尋も彼に名前を与え時間が許す限り一緒に居る事になります
最初はきっと懐かれたから、そして次に感じたのはワタを守らなければ…という責任感、この責任感故に下した決断を覆した後からはもう真尋の欲による行動
心配から一緒に居るのでも、責任感から一緒にいるのでもない、、、
真尋自身がワタと一緒に居たいと思っているのが伝わるのが良かったです
一緒に居たいというより「手放せない」という強い欲にも感じるのが好みでした

真尋が移動の度にワタをヒョイっとお姫様抱っこしたりする仕草とかもなんかすごく画的に萌えてしまう♡
大事に思う気持ちと可愛いと思う気持ちが伝わる真尋の行動
そしてつたない言葉で、そして精一杯の行動で真尋の側に居たいと伝えるワタ
文句なく見守りたいし幸せを願って止まない2人でした(♡´∀`♡)

そして離島に旅行に行きたくなりました…‼

2

幸せになって欲しいなって思える2人のお話しでした

人魚BLは初めてです
思っていた人魚像よりもずーーーっと可愛らしくてビックリ!
人懐っこさがたまらない可愛らしさでそれだけでほんわかします

ほんわかするだけではなく「人魚」ならではの胸がギュッとするようなお話しもあってすごくストーリーに惹き込まれます

人魚のワタを保護?庇護?する真尋
この釣り好き青年がまた大変好青年!
人として信頼出来るタイプの青年

お互いが自然と惹かれていく感じがとても穏やかに描かれていながらも、ワタの過去にまつわるお話しではシリアスに、、、
すごくドキドキしながらも目が離せない展開にどんどん引き込まれます

とてもファンタジーとしての設定が活かされたお話しでした
異世界の中のファンタジーというよりもリアルな現代の中に生きる伝説や言い伝えが溶け込む中で「もしかしたら…!?」と思えるようなお話しでした

真尋とワタがその後どうしてるのか?をとても知りたくなるお話しです
そして絶対に仲良く暮らしてると信じてますが勝手に幸せでいて欲しいな~って願いたくなっちゃう2人でした

1点だけ私の理解力が低くてよく分からなかったのが、過去のお話しの際に名前の部分が伏字になっていた理由が分かりません、、、
あれはなぜなんでしょうか、、、
そこだけが理解できずに少しもやっとします(自分自身に、、、)
多分自分の問題なので評価には反映していません
でも、なんでなのかはやっぱり知りたい…読解力が欲しい……。。。

4

可愛くて、心温まる作品

美しい島で出会った、釣り好きの青年・真尋と人魚のワタ(名付けたのは真尋)の、優しくて心温まるストーリー。
美しい自然描写と、ずっと一緒にいる為に、ワタの辛い過去と向き合っていく2人の姿に、物語の世界にどんどん引き込まれていきました。
真尋とワタが感情豊かで可愛いし、ワタの笑顔がとっても愛らしい。
2人を取り巻く島の人々も優しくて温かくて、穏やかに暮らすの2人の姿に嬉しくなりました。
お気に入りの一冊になりました。

2

可愛すぎる♡

人魚という設定にどうなるのかなぁと読み進めていくうちに悲しい過去も相まって一気に読んじゃいました✨
2人とも可愛すぎる♡
大切にしたい一冊になりました✨その後の2人も見てみたい✨✨

2

まごうことなき神

好き・・・・・・・・・・!!!
もう読んでいる途中から神を押したくて推したくて、
でも、最後まで読んでみないとわからないし…
だけど、読み終えてもやはりまごうことなき神でした!
発売前までは単話でも未読だったので、
本作をおすすめして下さった方にただただ感謝です!

あらすじは簡単に申し上げると、
釣り好き青年と人魚(♂)のボーイ・ミーツ・人魚です。

釣り好きが高じて毎年島にやってきて釣りを楽しむ青年・真尋は
ある日、海で下半身が“尾びれ”の青年と出会います。
海に行くたびに姿を現し、懐いてくる彼を真尋は“ワタ”と名付けます。

人魚と言えば“美しい”イメージを抱きがちですが、
このワタ、人懐こく笑顔がめちゃくちゃ愛らしいんです!
天真爛漫な笑顔で懐いてくる姿になにこの愛おしい生き物~!と
メロメロになってしまう読者続出です♪

そんなワタに逢瀬を重ねるうち絆されてゆく真尋でしたが、
あるとき目にしたワタの力に彼が異形であることを
改めて思い知らされ、ワタのために別れを決断してしまいます。

けれど、真尋から別れを告げられたときのボロボロと真珠の涙を落とし、
尾びれを引きずって追い縋るワタの姿に胸が張り裂けそうでした…。

そして、記憶を失っていたワタには悲しい過去もあり…。

可愛い一人と一匹の和やかな交流に癒される前半と、
切なさで胸が締め付けられずにはいられない後半。
終始情緒が翻弄されっぱなしでした。
人魚伝説という決して珍しくはない設定も
ストーリーとキャラクター次第でこんなにも瑞々しく、
切なく、ときめかせてくれるものなのか!とのめり込んで読みました。

切ないながらも可愛さが炸裂していて目が離せないワタと
そんなワタを甲斐甲斐しく世話を焼くスパダリ・真尋のイチャ甘も
たっぷりと堪能できる1冊でした♡

2

みずみずしい表情と繊細な感情描写に、強く惹き付けられました…!!

読み応えがあり、考えさせてくれる、心に響くお話でした!!
1ページ1ページを捲るたびに感じる透明感が印象的で、拝読させて頂いた後、美しい海や空を見た時のような、澄んだ気持ちになりました!
初めての体験で、胸が熱いです!!

優しくてカッコいい真尋くん・同じく優しくて可愛いワタくん、大好きです!!
互いへの思いやりに、胸がじんとしました…!

ワタくんの秘密に、とても切なくなりました。

細やかな南国の風景の数々にグッと引き込まれ、沖縄の離島にいるような気持ちになりました!!

高見乙先生がお描きになられる人魚の表現に、すごく魅了されました…!!

Hシーン、愛情とエロさのバランスが良かったです!!
表情の色っぽさに、くらくらしました…!
めちゃくちゃドキドキしました ( 特にキスシーンが好きです )!!

普段は、どちらかというとリアル系?(学生ものなど)を拝読させて頂いておりますが、ファンタジー系?も良いな…と思わせてくれた作品でした!
語彙力がなくて申し訳ございません(汗)。

カバー裏の4コマ漫画4作品、とても面白かったです!!

2人の続きが、すごく気になります!!
大切に読み返させて頂きます!

カラーのワタくんの目が、とっても綺麗で美しくて、吸い込まれそうです…!!
詳しくは、コミコミスタジオさんのアクリルコースターとメロンブックスさんのイラストカードで拝見できます!

高見乙先生のpixivに掲載されている「【商業BL】コミックス特典一覧 」のページにある2人のイラストも、とても素敵なので、是非拝見してみて下さいませ!

7月13日現在、comic picn(ピクン)編集部さんが、BOOTHにて、「『潮風メロウ』高見乙先生発売記念特別限定セット」の受注受付をされています。
受注期間は、8月1日(月)18:59までです。
気になる方は、是非!
→8月8日追記
重版を記念して、受注期間が8月19日(月)12:00までに延長されました!
重版、おめでとうございます!!

1

哀しい、愛しい、あいの想い

高見乙先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
可愛い 5
しんみり3
ほんわか 3
エロ 1
な感じだと思います。

真尋くん×ワタくんのカプです。

海でカヤック釣りをしていた真尋くんの前に人魚が現れる。少年の姿をした、好奇心旺盛で人懐っこいその人魚にワタと名前を付けて一緒に過ごすようになる。しかし、ワタくんが持つ不思議な力を知り、それが誰かに悪用されるかもしれないと、ワタくんの為に真尋くんは会うことを止めようとするが…。

毎年島を訪れ、釣りを楽しんでいる大学生の真尋くん。そこで出会った少年の姿をした人魚、ワタくんのほんわか交流とワタくんが存在しているしんみり理由に、心が揺さぶられます。

まず、とにかくワタくんが可愛い。好奇心旺盛で人懐っこく、溢れる笑顔に癒されます。
そんなワタくんと一緒に過ごす真尋くんですが、ワタくんの為に一度離れようとするが、ワタくんがそれを拒み、まさかの足が生え、人間の姿になります。しかし完全な人間になった訳ではないので、色々と生き辛さはありそうで…。そこで、一緒に過ごす為にワタくんのこと、人魚のことを調べる真尋くん。そこで明らかになることは…。

ワタくんの過去など、しんみりする描写はありますが、ワタくん達に身の危険を及ぼすような悪い人は一応登場しないので、ワタくんの力を狙って危ない目や実験に…みたいなことにはならないのでご安心を。

ワタくんの過去や記憶から、少しずつ明らかになる、ワタくんが存在している理由が哀しいもので、でも愛しさもあって、絶妙なバランスで描かれているので、しんみりさもありますが、ワタくんが前に進んで行こうと、歩き出す姿に心が温まるので、是非とも読んでほしいです。

2

ありそうな「人魚」のお話。

作者様の書籍は3冊目
商業誌は全て読ませて頂いております。
新刊は電子でチラ読みして気になり購入しました。

読んで→面白かったです。
とても素敵なお話で、書映を裏切らないキレイなお話。
読了感良いなー。と余韻良好でした。
「あらすじ」~で、ファンタジーです。
苦手な方は御注意を。

ストーリーの中心は「人魚」。
過去にも同じような「人魚」登場の作品は読んだことがありますが、基本「人魚」がいて!と人魚の存在ありきな物しか読んだ事はなくて、コチラの作品はちょっと違った。
私の中で「人魚」=「架空の生き物」UMA的認識なのですが、何故かちょっとこれは何処かであるかも!?あったかも!?なんて思ってしまうような自然な流れの物語。
謎の解る古文書でも読んでいるような気分でした。
ファンタジーなのに違和感ないストーリー展開。
世界観に入り込み易く読み進め易かったです。

で、私のオシ!推し!
「わた」のかわいさ。
絵柄もですが、行動やセリフ。
幼い感じもあるのですが、ショタ感は感じなくて「かわいい」読みながら何度、独り言を…。
見て欲しい、皆様に。
リアルの、その年代(正確な年齢は不明ですが見目的に…)にそんなクリアな男子は存在しないんでしょうが、イヤ、かわいかった。
私、好きでした!

「人魚」と「かわいさ」レビューになってますが、ちゃんと「B」が「L」してます。
控えめですが、身体も最後までしてます。
ラストはハピエンです。
2人で幸せ&仲良しまでみれます。
何かあるなら、もうちょっと後、どうなる?
が見たかったかな。
どこかで、2人が幸せに暮らしている…と思えるラスト。
良かったです。
でも、いつも思う!しっかり幸せになって欲しい!
また2人を見れたら、幸。
ただの、欲です。ごめんなさい。

素敵なお話で何度も読み返したいと思う作品でした。
作者様、素敵なお話ありがとうございます。
気になっておられる方いかがでしょうか?

5

あたたかさが沁みる

人魚が登場するのでファンタジーな展開ではあるけども、設定に無理がなくとても読みやすかったです。
海での風景の美しさと真尋とワタの温かいやり取りがすごく心に沁みました。

突然目の前に人魚が現れたら?
きっとものすごく驚いて、もしかしたら拒絶したり恐怖したりするかもしれません。
でも。真尋は全く動じず、目の前にいる存在をありのまま受け入れてしまえるんですよね。
そんな器の大きさとにじみ出る優しさを感じ取れたからこそ、ワタは真尋のもとへやってきたのではないかなと感じました。

真尋も無邪気で素直なワタにどこか惹かれるところがあって、一緒に居たいと思うようになっていって。
恋愛感情ではなかったとしてもそうなる流れはとても自然で、海から出て始まっていくふたりの生活に新鮮なときめきが満ちていたのも素敵でした。

ワタにとって過去を紐解いていくのは苦しいことだったけれど、そばにはずっと真尋が居たので読み手としても救われた部分があります。
そして島民の優しさにも触れることができて、ずーっと温かい気持ちのままでいられたのがすごく嬉しかったです。

これからは同じ時を一緒に紡いでいけるようになったふたり。
ずっと幸せでいてほしいなー。と、自然と笑顔になってしまえるようなお話でした。

5

号泣必須のファンタジーBL

綺麗な表紙に惹かれ購入。
1つの島の中で完結する切なく美しく温かいファンタジーBLに涙が止まりませんでした。

まずもうとにかくワタが可愛い!!!可愛い絵柄と相まって動物的な行動や表情をするワタは嬉しいも楽しいも寂しいも悲しいも本当にど直球に表現するのですが、読んでるこちらはそれに引っ張られまくるのでもう終始心動かされまくりでした!!

そして自分が残酷なことをしているかもしれないと思いながらワタから離れることもできず、逆にワタのためならどこまでも一生懸命になれる面倒見のいいまひろ。話が進むにつれどんどんかっこよくなるし、雄味見せてるまひろめちゃくちゃかっこよかった…

人魚と人間、どうやって話を収束させるんだろうとドキドキしながら読んでいましたが、島に伝わる伝説と絡め切なくもすごくしっくりくる結末で大満足でした。

ものすごく読み応えのある1冊です。おすすめ!!

6

静かに胸を打つ

連載が始まった頃かな?
いつか忘れてしまったんですが、Twitterでこちらの作品の広告が流れてきて、単行本になるのをお待ちしておりました。

ある日、釣りをしていた主人公の目の前に人魚が姿を現して...という始まり。

この人魚、ただの人魚ではないんです。

島の伝承を研究するうちに明るみになる真実。
それを知ったときには胸を穿たれます。

島の空気感や、伝承話による話の奥深さ。
とても丁寧に描かれた物語でした。

わた が幸せに暮らせますように。

4

絶対読むべき!

Xの試し読みで偶然出会い、読んでみると引き込まれる内容で、まずワタの表情がもういちいち可愛くてみてると幸せになれます。あまりファンタジー系BLを読まないのですが、とっっっってもおもしろくて夏にふさわしい作品だと思います。悩んでる方は絶対買って読むべき!です!

4

とにかく可愛いしっかりファンタジー

かわいい!!!!
こんなに可愛くて癒されるBL久々に読んだ

かわいいだけじゃなくてストーリーも本格的なファンタジーで楽しめました

島の風景や海の空気感も伝わってくる綺麗でさわやかな絵
夏の始まりにぴったり!

2人がいつまでも自由に楽しく暮らせますように

4

7月初泣き作品。

カヤックで海釣りを楽しんでいた真尋の前に、突然現れた二本の腕。

びっくりした真尋の前に、人懐こい少年の顔した人魚が現れる。
ワタという名前を付け、海へ行くたびに真尋のことを楽しそうに待っているワタに、次第に心の距離が近くなっていく。

が、ある日。
真尋が海で出血する怪我をしてしまう。
するとワタが、自らの血によって真尋の怪我を治してしまい、その不思議な力を他の人たちに知られてしまったら悪用されるのではないかと心配し、もう会わないことを伝える。

拒否するワタ。
そして、なぜかそのワタの下半身が人間のように足がついていて、、、
というお話。


優しくて面倒みのいい大学生×ワケあり人魚。
ワタのことを悪用されないために始めた、真尋こフィールドワーク。
その土地に実際にあった人魚の伝承を辿るうちに、過去の真実が明かされていくのですが、切なくて涙が止まらなくなります。

しかも、ワタが健気でいい子すぎるせいで、胸が本当に切なくギュッとなってしまって、悲恋じゃないことを必死で祈るエンドでした。

もうね、本当によかったのでこれはネタバレなしで一気読みしてほしいです。


帯に書いてある「読ませる珠玉の物語」に、嘘偽りはないので、騙されたと思って読まされてみてください!
まりあげはは、好きなお話でした!

2

心打たれる、現代版 ”人魚姫(王子)”ストーリー

人魚のワタがとんでもなく可愛い!!
そして可愛さだけでなく、兄弟愛がテーマの切ないお話でもあり、胸のやわらかい部分がきゅっとなる作品でした。

こちら、鮮やかなブルーの表紙と可愛い絵柄に惹かれ、購入。
大学生×人魚のカプのお話です。

ある日、カヤックで釣りを楽しんでいた大学生の真尋(まひろ:攻)。
バランスを崩してカヤックがひっくり返ったところ、手を引っ張り、釣具を拾ってくれたのは、なんと人魚の男の子!

それ以来、真尋が海へ行くたびにたびたび寄ってくるようになり、懐いてくれたその子に「ワタ」という名前をつけて一緒に過ごすように。
そして一緒に過ごすうち、ワタが持つ特殊な能力や、ワタの記憶と島に残る民話との一致などを知ることになりーー

と続きます。

序盤の、出会ってからの二人の交流がなんともいえず可愛くてほのぼの癒されます・:*+.
初めて見るスマホを耳に当てて遊んだり、積み木をしたり、二人一緒に三味線弾いたりカヤックに乗ったり。
”人魚”ってリ◯ル・マーメイドの影響かどうしても女性的なイメージが自分の中では強く、”男性の人魚”って違和感あるかなと思ったのですが、全っ然でした。可愛い絵柄と、ワタの素直で子犬のように懐っこい性格が、尾ひれを持つ「人魚」にぴったりハマってる!

そしてワタに足が生えてからの二人の同居生活もなんとも言えずほのぼの可愛くて、壁になってずーーーーっと見ていたい…と思いました。

ほのぼの展開が続くのかと思いきや、思わぬワタの治癒力の発覚&蘇るワタの記憶によって、ワタの抱える切ない過去と海との関係が明らかに。
溺れ死んだ兄、ワタをなんとかして蘇らせようとした弟の必死の思いゆえの行動、その兄弟愛に胸が詰まり、苦しくなった、、

このへんのストーリー展開がとても秀逸なだけに、個人的には二人が体を繋ぐまでの関係になるのではなく、友情以上恋人未満のような、ふんわり匂わせてくれるぐらいが一番心地よかったような気がしなくもない。。
とはいえ絵柄やキャラへの萌えとストーリーの切なさ、最後に見える光に心を強く揺り動かされる、素敵な人魚王子物語でした✨

紙本で購入したのですが、カバー下に四つの4コマ漫画が描かれています。それぞれがクスッと笑える面白さ&可愛さ(*´艸`)
特に裏表紙の、海神に「泣きぼくろがぐっど」と顔採用される真尋のお話がお気に入り◎

カバーを外してじっくり楽しめるのも、推しポイントです☺︎

★修正:白抜き(紙本)

2

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