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表題作馬鹿とハサミ 4

筋間 巧
31歳,風俗店オーナー
森崎 陽介
22歳,ヒモ

その他の収録作品

  • 描き下ろし 馬鹿な子ほど

あらすじ

筋間への気持ちを自覚した陽介。
意識すればするほど、どんどん気持ちは募っていく。
筋間から向けられる視線にも優しさが含まれ、幸せな時間が続いていた。
けれど筋間との関係が変わることを恐れ、つい気持ちを伝えることを躊躇ってしまう陽介。
しかし、気持ちを誤魔化すあまり、ふとした言葉で筋間の逆鱗に触れてしまい…?

「馬鹿とハサミ」堂々完結!


初回限定版の小冊子では恋人同士になった後の2人が読める!
描き下ろし漫画たっぷり19ページ♥♥♥
その他、キャラクタープロフなども収録♥

作品情報

作品名
馬鹿とハサミ 4
著者
ひなこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
シリーズ
馬鹿とハサミ
発売日
電子発売日
ISBN
9784866538112
4.7

(264)

(214)

萌々

(34)

(13)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
30
得点
1245
評価数
264
平均
4.7 / 5
神率
81.1%

レビュー投稿数30

一貫しておバカちゃんなのが良い。

やっと読めました、完結巻。
このシリーズは陽介のおバカちゃんぷりが一貫してましたね!筋間さんへの気持ちの変化はあったものの、割とどうしようもないクズ受け性質は変わることがなくて、それが良かったと思います。(途中で改心して別の分野でメキメキ力を伸ばしていく成長クズは結構見かけるので)

そして常に表情かわらないけど、それに振り回される筋間さん。その儘ならなさがイイんですね。

甘いような甘くないような2人だったので、この2人が名実ともに恋人同士になるなんて。安定した関係になって、お互い愛情を隠さない様子が見れてハッピーです。
良き完結巻でした!

0

堂々の完結

4巻で完結の巻となります。
だんだんと甘くなってきていた二人の関係。3巻では波乱の展開があり、絆を感じた二人でしたが、そこから恋人になるまでがもう一山ありました。

陽介の生い立ちにからくる、恋愛への恐れ。決定的なことになると逃げてしまう。
でも筋間のために何かしてあげたいと、ママ活を始めてへそくりをしています。

馬鹿だけど、あれこれ複雑に考えず自分を慕う陽介をかわいく思う筋間。
しかし、いつまでも煮え切らない陽介にしびれを切らし、ある策に出ます。

ようやくハッピーになる二人ですが、やはり嫉妬は恋のスパイス。。

この二人の関係性と、作者さんの技で、二人のHが濃いです。ラブと併せて楽しめるよいシリーズ。

1

最高でした

完結しちゃいましたね…かなしい
もともと女性のヒモだった陽介が家から追い出され、原因である筋間さんのヒモになってやろうっていう陽介のアホな思いつきから物語は始まり、主従関係でありながら、陽介の打たれ強くて反骨精神旺盛なワンコっぷりに、筋間さんの執着心は加速していき、お互いに愛し合うようになるまでの過程が描かれたストーリー。
だんだん互いの思いや態度、関係性変わっていくところが見応え満点
3巻あたりから、筋間さんが愛情を面に出してるところもあったりして…筋間さん最高かよ

陽介が筋間さんのこと名前で呼ぼうと散々モジモジしたあげく、寝起きで突然のハグからの「タクミさん」って…うううかわいい死ぬ
「馬鹿で可愛いよ」ってな!筋間さんな!言っちゃいますよね!馬鹿で可愛いワンコ陽介もクーデレな筋間さんのそのセリフも優勝よ

2

やっぱり馬鹿な子ほど可愛い…

控えめに言って最高でした!
今まで読んだことはなかったんですけど、名前だけは聞いたことがあって、本屋で見かけたのをきっかけに読み始め、一気読みしてしまいました。控えめに言って最高です。

もともと住んでいた女性の家から追い出され、その原因となった人物のもとへ戻ることになった場面から始まり、二人がお互いに愛し合うようになるまでの過程が描かれたストーリーがとても良かったです。じっくりと関係が変わっていく様子が魅力的でした。

特に、最初は陽介に対して冷たかった筋間が、最終巻では彼への好意を素直に表すようになっていたのが印象的でした。

そして、最後の「馬鹿で可愛いよ」という一言!
か、か、かぁぁぁぁぁぁぁ!最高すぎました……!ありがとうございます!!!!

1

馬鹿な子ほど可愛い!

筋間さんのただいまとフ○ラと独占欲!!!
好きなのに予防線を張ってしまう陽介になんでだよ〜言っちゃえばいいのにー!と思いつつ、好きだからこそ口にして関係が変わるのが怖いのかなと思っていたら、陽介ってほんとうに寂しがりで怖がりなんだなぁって。
別れるときのことを真っ先に考えてしまうって、何かあった人じゃないとそうはならないと思います。
親には育児放棄されて寂しくて怖くて、多分彼女はできてもちゃんとした付き合いじゃなくてすぐ別れて…そんな今までの経験からそういう考えになってしまってるんだろうなって。
口からうっかり「好き」ってこぼしてしまった時はよし!と思ったのに、また誤魔化しちゃって。
本当の陽介みたいなものが、4巻で垣間見えました。
たかってばかりだったけど、筋間さんに何か買ってあげたいと思ったことも、簡単に言えていたはずの「好き」が言えなくなったことも陽介にとって筋間さんが初めてのことで。
よかれと思ってしてることがズレてるから筋間さんの逆鱗に触ってしまうのだけど、彼にとっては今までとは意味が違うことをしたんですもんね。
今まで普通の仕事をしたことがないってことはないのかもしれないけど、自分には向いてない無理やりたくないって楽な仕事で回避してきた陽介が自分もできるじゃん!ってなれたのが、これから筋間さんと過ごしているうちに自信もつけて自己肯定感も増えていって弱さも克服して新たな陽介になっていくんだろうなって思わさせてもらいました。
働きたくはない根っからのヒモ体質は変わらないのかもしれないけど、そんな馬鹿で駄目なところも含めて筋間さんは好きになってしまったのだし、根気強く付き合ってくれるよね。
攻めの独占欲とお仕置き好き満たされました。
馬鹿な子ほど可愛い!!!

あと、誠と琉司がまだ繋がっていたことにびっくりしたけど、陽介も言ってたけど誠はそういう子に弱いんですね…分かりやすいなー!
誠と琉司って、限定版小冊子でもいい感じだったけど、付き合う可能性はあるのかな? 
なんかお似合いなんだけどどうなんだろう????

えろ面の話をすると、修正(の本数?)が増えた気がするんだけど私の気のせいかな?
違ったら申し訳ない…。
今回も大好きなひなこ先生の揺れるちん…が見れたし、満足だし眼福です。

最後に。
すごい私事な感想というか感情というかが4巻を読んでいて込み上げてきたので、どうでもいいことをここから下でちょっと喋ります。
ほんとどうでもいいことなんで、読まなくて大丈夫です。
狭い家のほうがいいって言えるくらい誰かのことを好きになれるって羨ましいな、って思ったんです。
こういうことをいうカップルには他作品でも出合ってきたんですが、今まで読んで感じていた感情とは自分の心境が変わったのを感じて。
誰かといる生活が落ち着くなんて、世のカップルや夫婦親子にとっては当たり前な経験なのだろうけど、自分は一人で好きなことしてる時間が好きで一人遊びに時間を費やして過ごしてきてしまって、人生折り返しの今後悔しだしたんです。
今まではそんな後悔してなくて、そういう事を言うカップルを見ても(読んでも)幸せそうでいいな〜!って微笑ましく思っていただけだったんですが。
こういうことが言える陽介もそれを好ましく思って受け入れた筋間さんも、私には眩しかったです。
狭い家より広い家のほうがいいし、狭い家で複数で生活するなんてうるさくて無理とか思っちゃうもんな…駄目だな……こういうところが不適合なんだよなぁって。
こういう言葉(台詞)が自然と出るような人間になりたかった…。
急にリアル持ち出した話をして申し訳ない!
ほんと、付き合うってそういうことだよなぁって改めて思いました。

2

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