時給1万円の清掃王子&腹黒イケメンエリートの 愛と陰謀のドラマティック・ラブ♥

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表題作BUDDIES 上

梶 幸多
→34歳、大手ゼネコンエリート部長
如月 虹郎
16→20歳、ビル清掃員

その他の収録作品

  • 虹郎のひとりで(5人分の仕事)できるもん
  • カバー下:あとがき

あらすじ

美貌と笑顔で女子社員に「清掃王子」と大人気のビル清掃員・虹郎(にじろう)――裏では、大手ゼネコンのエリート部長の梶(かじ)に雇われ、時給1万円でスパイ活動!? 両親を亡くし路頭に迷った時に、梶からスカウトされて以来の秘密の相棒だ。「俺はあんたのためなら、どんな依頼でもやってやる」梶への想いを胸の奥に隠しつつ、二人で社内の不正を暴いていくが!?

作品情報

作品名
BUDDIES 上
著者
倫敦巴里子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199610172

ちるちる評価ランキング

34

4.6

(95)

(70)

萌々

(21)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
446
評価数
95
平均
4.6 / 5
神率
73.7%

レビュー投稿数11

続きが気になる

 下巻まで読んだ上で書いているので、もしかしたら下巻の内容も含んでいるかもしれません。

 攻め34才、受け20才の年齢差のある二人の話。受けが16才の頃に攻めの会社の重役相手に援交しようとし、攻めがそれを阻止した時からの付き合い。受けは清掃員として攻めの会社に潜入し、時給一万円でスパイ活動をするようになります。会社に害を成す人たちを排除するのが目的のようです。

 受けは中卒ですが、カメラアイやフラッシュ暗算ができる天才です。援交しようとしていた理由も、弁護士だった父が亡くなり、弟とともに叔父の家に引き取られましたが、叔父からの虐待に遭っていたため、二人で叔父の家を出るための金稼ぎが目的でした。このときに攻めが弁護士を紹介して亡くなった父の遺産を子供らが相続できるようにし、叔父の家を出る手助けをしてくれたので、恩義があります。

 最後のほうは常務の娘との見合いを壊してほしいとの、攻めの個人的な依頼でした。この女性、推し活で月に50万もつぎ込んだりしていて、お金目的の結婚でした。それを暴露したところ女性がキレて受けに氷水をぶっかけます。かばった攻めがそれを浴びて風邪を引いてしまいました。見舞いにきた受けに「むしろお前が結婚してくれない?」と攻めが軽口を叩き、キレた受けが告白してキスをしたところで終わっていました。

 気になる終わり方で続きが楽しみです。

0

BLだということを忘れてしまう

BLアワード2025のBLソムリエ部門大賞、ときけば、もう読むしかない!と購入。
面白かったです。
建設会社の開発事業部長(社長の弟)の梶と、梶にスカウトされた訳ありの如月(親がいなくて弟を支えてる)のバディ物。
如月のスペックがハイレベル過ぎて、こんな有能な人が右腕だったらそれはもう手放せないだろうなと。
この二人の関係性ですが、作中でも梶が言ってますが、距離感がものすごくちょうどいいのだと思うんです。
最初こそお金だけの繋がりのように見えましたが(高額バイト)、回を追うごとに信頼関係が窺えて、だけどべたっとしていないというか、いかにもビジネスライクのように見えました。見えたし、おそらく梶がそう望んでいるのを察した如月が、それに応えていたのかもしれないです。
ストーリーが文句なく面白いので、BLだということを忘れていまして、story5の展開に「えーっ!」と叫び、「あ、そっか、そういえば」と思うなどしました。
鈍感な梶もさすがに気付かされたので、下巻で二人はどうなってしまうかな。進展は楽しみですが心配でもあります。

如月兄弟も、梶兄弟も、兄弟仲がいいのが良いです。
それぞれ背景が異なるもののどちらも訳ありで重たそうですが、仲が良いから協力し合えそう。
こちらの方も下巻の展開に期待です。幸せになってほしいです。

0

練られたストーリー構成が魅力的なバディもの

はー、おもしろかった!
早く下巻が読みたくて仕方がなくなってしまった。

「年齢差がある男性のバディもの」という時点で既に心惹かれてしまうのですが、倫敦先生の画力の高さとストーリー構成の上手さったら!
流れるようにするするとテンポ良く読めて、なおかつしっかりとおもしろいのだからすごい。漫画が上手いです。
探偵もののような雰囲気+読み応えのあるお仕事描写が多めの作品をお求めの方はぜひ。

冒頭からワケアリそうな2人の関係はいったい?とページをめくっていけば、密かに暗躍しながら社内の不正や悪事をばっさばっさと軽快にぶった斬るバディの姿が。
これが本当に気持ちが良いのです。気分爽快とはこのこと。
彼らがなにをどうやって暴いたのかがわかる種明かしパートでは、なるほどあそこのセリフはそういう意味だったのか…と、ページを遡って確認をしてみては、あちこちに少しずつ撒かれていた種が一気に回収されていくようでこれまた気持ちが良いのです。
改めて、絶妙にひねりが効いた丁寧なお話作りの数々に思わずため息が漏れました。

そして、1番上手かったのが梶と虹郎の関係性についての描写。
細かな説明台詞がなくてもごく自然に2人の関係性を把握することができ、物語の合間合間で彼らがどんな風に出逢って信頼関係を築き今に至るのかまでを読み手が疑問を抱く前にタイミング良く教えてくれるんですね。
だからこそもっと先が早く見たくなるというか、練られた構成の上手さが光る1冊でした。
ガラリと色が変化する終盤の展開には完全にやられてしまったなあ。
BL面でもグッと掴まれました。

お仕事描写がメインとなっていた上巻。
はたしてバディの恋はどう転がっていくのか?
引き続き、最後まで見届けたいです。

0

神作品レビュー通りの素晴らしい作品!

ちるちるさんの評価が高く、私が推しているレビューアーさん達も神評価を投稿されていたので、上下巻を一気読みしました。

うん。
間違いなく素晴らしい作品です。

さすがの倫敦巴里子先生です。
(倫敦先生の既刊作品はいくつか御宝本棚にしまっております^_^)

2夜連続放送の特番ドラマ化されるような素晴らしいストーリー。
高い画力。
全てのセリフもモノローグも無駄な一言一切無し!

不遇な天才☆如月くんと、エリートリーマンの梶さんのキャラも、大好きです。

倫敦先生がしっかりと練り込んで執筆されたとのことですが、納得の素晴らしい作品です。

コミックスが手に入って良かったーと思いました。

0

クールな強気受けがそんな時もクールで強気で…可愛すぎた。

結論から言いますと、上下巻ともに…
「大・満・足!!!!!」
ありがとうございます!

まずは上巻のみの感想です。
初見は、事件部分の分量が多くちょっと混乱しました。
談合やゼネコン、政治家など現実的なドロドロ案件が幅をきかせており、
これ虹郎だよね?ん、違う・・?そうなると、誰が味方で、どんな思惑があるのか??もうすっかり疑心暗鬼ですよ。
そして話も難しく(←頭弱い)読み進めながら、若干泣きそうになりましたw

が、その中で、ただひとつ確かなのは「梶と虹郎」だけは確実に繋がっていること。裏切るような関係じゃないこと。
2人でいるシーンはホッとする。この絆ほんと救われましたー。
ちなみに諸々解明された上で読み返したら、この事件の話もすっきりさっぱりスカッとしましたww

談合以外のお話もどれも面白かったです!
そして2人の過去や食事シーン、階段での逢瀬、さりげないところに2人の信頼関係や絆が垣間見える…尊。

受けの虹郎は超美形チートだし梶は引きが強すぎる。
そんな2人のバディ…最高やん。。

加えて、お話は面白いけどBのLは薄いなぁ~と思っていたら、終盤一気に来ました!!
しかも虹郎からかいっ!(最高)
おま…クールな顔して…そんな…!(可愛すぎるだろぉぉぉぉぉぉ~~!)
強気受けって大好きです。
そして、実は童顔で髪下ろすと大学生みたいな34歳攻め。スーツのときはピシッとしてるのにーーー。いいですね、これまた好物です。

上巻はバディお仕事要素強めでBLは薄め。でも、読んだら下巻はよ!ってなるので、上下巻揃えて読むのがオススメです。

ところで、読み返していて気づいちゃったのですが、上巻最後の社長登場シーン。2ページで3回ほど社長のメガネの形が変わっていませんか笑
似合うメガネ試してたのかな?笑笑

4

バディBLの代名詞となる名作だと思います

バディがバディになっていく為の設定が本当にうまいです

現代もので舞台は大手ゼネコンを軸にしています
この設定だからこそありそうな所謂「政治的な事案」を彷彿とさせて、諸問題を解決していくような世直し的な面白さがあるストーリーがすごく面白いです

上下巻あるので時間の経過で関係が変化していくのも楽しめます
上下巻を読んだらまた上巻を読むと視点を変えて作品を楽しめるのも噛み応えのある所だと思います

1度目はドンドン先を急いで読みたくって見落としていたような細かい所も、読み返しをする事で「あ!そういう事か!」「なるほど…こんな布石があったのか…」と分かって来るのも含めて薄まらない濃さのある作品となっています

そんな演出の効果を発揮してるのはプロットの上手さ何かも当然ですが、やっぱり画力にもあるんだと思います
ほんのちょっとした髪型の変化だけでなく、唇の荒れ方や隈の存在の変化で虹郎の生活環境が梶と出会った事で改善された事が分かる対比が生々しいコマは、落ち着いて眺めてると改めて凄いな~と見入ってしまいました

上巻では特に「社長」の存在の匂わせ方が絶妙に上手いですね!!
彼は一体どんな人物でどんな役割で、果たしてこのバディにとって敵なのか味方なのか???というワクドキの効果を凄く上手く煽ってくれます

何を信じていいのか?
この先に何があるのか?
分からないながらも「梶と虹郎だけ」は信じられそうな感覚になるのもまた不思議ながらも納得で・・・
ほんと、エンタメバディBLの金字塔になり得る名作だと思いました!!!

3

うますぎる…

こういうテーマやストーリーが面白すぎる作品ってここにどうBLが落とし込まれるのか、無理矢理感はないのか、とか途中でそういうことが頭をよぎるのですが、そこまで含めてあまりにも最高なのでぜひみなさん読んでください。

大手建設会社の悪い事を暴くのに相棒となった2人のお話。
まず何よりその悪事が暴かれる過程や解決後の爽快感にそういう系統の小説やドラマが好きな方は間違いなく虜になるくらいすごく作り込まれています。

その上で恋愛展開がもうびっくりするくらいドンと投げられるのですが、それがまた興奮を煽られる…虹郎からなのか!!という衝撃はもちろんですが、「この思いは知らせないつもりだったんだ」に湿っぽさが入ってこない感じがとんでもなく解釈一致で最高でした。

これ下巻どうなるかな~恋も相棒もどう転がるのか全く目が離せない作品です!

2

これはヤバい…ッ!!!!!!!!!! 絶対に「お話しがおもしろいBL」が好きな方は必見だと思う作品‼

「!」の数で衝撃を伝えたいがばかりにすごい数の「!」でレビュータイトルを埋めてみましたが、実はそれでも足りない位にもんのすごくオススメしたい作品です‼

上下巻作品ですが、今は上巻を読んで下巻未読でレビュー書いてます
下巻を読みたい気持ちと、早くこの作品への想いをレビューに残したい気持ちのせめぎ合いの末、、、自分の記憶力の低さを考慮してレビューを先に選びましたw

大手ゼネコンを舞台にした作品タイトル通りの「バディもの」!
ゼネコンというチョイスがこの作品のエンタメ性の軸を太くしてる所がイイです!!
ゼネコンと言えば…金も利権も人の野望も欲も絡むので事件性を孕ませるのにすごく最適な舞台設定♪

そこに相棒の片割れの梶(攻め)はこの会社の血縁者でもう片方の虹郎(受け)はビルの清掃員という凸凹感のある組み合わせ!!

会社の権力闘争を軸に政治家、社内派閥、幹部の暗躍と失脚なんかの事件を暴きつつ、バディとしての絆を強めていく

更に虹郎自身がお金を稼ぐ為に梶とタッグを組んでいる理由自体にも大きな意味があるのです
それは今現在虹朗が弟の楓を必死に支えて生きなければならない窮地に陥っている根本的な原因をハッキリさせる必要がある!という事
ココは骨肉の争い的な汚い大人の影を感じます、、、( ・ิω・ิ)ムムム…

そして恐らく梶自身の生い立ちにもこの血縁者による不条理に対する憤懣やるかたない想いがありそうです、、、(¯―¯٥)⁉

この辺の、これ見よがしな共通点を見せるのではなく、薄っすらお互いが感じ取れる位の僅かな匂わせを頼りに惹かれ合っていく2人の繋がり方を読者に感じさせてくれる流れが……芸術的に上手いんですよッ‼
本当~~~~~~~~~~にお話しの構成が緻密で巧み!!

読み込める、読みたいと思える、気付いたら読み耽ってる、、、
そんな【お話しがおもしろいBLを読みたい方】には超絶おススメなエンタメBLです!!

本丸の目的を果たすために外堀を埋めるようにミッションをクリアしていく2人の痛快劇がとにかく最高にオモシロイ!!

そして、、、この堪らないバディ感に浸っていたら終盤でしっかりBL展開がやって来ます .゚(→ε←*)゚ .゚
いやいや…上手すぎるでしょ⁈このお話し運び!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

下巻がどう終着するのか⁈見届けに行って来ます⸜⸜٩( 'ω' )و //

尚…私は梶さんには是非とも髪は上げたままでいてもらいたい派ですw

修正|キスのみ~( ´3`)~♡

3

BUDDIES 上

倫敦巴里子先生のバディもの
しかも上下巻
期待を胸に読み始めました
さすがの世界観で引き込まれます

上巻では色恋の模様は最後に一気に出てきます
それを踏まえて読み返すと虹郎のいじらしさが可愛くてたまりません

大人な梶さんの一挙手一投足に本音では振り回されていたのかと思うときゅんきゅんします

そして虹郎のチート感
めっちゃ良い
張り切ってましたが、小気味よいです
運命的な出会いも好き

ストーリー上のハラハラ感も読み応えがあってとても良かったです

3

お仕事バディBLが面白い!!

上下巻で、バディもの。
SNSでもなにやら評判がいい。

と聞いたら、読まずして年は越せないと決意。


不遇な家庭環境により、元々の頭脳を燻らせていた虹郎は、大手ゼネコンのエリート部長(腹黒)梶によって、時給1万円で雇われる。

ときに「清掃王子」。

ときに「女性」になりきり、二人で社内の不正を暴いていく。

緻密にお話が練られていて、Loveは少ないですが、お仕事ものとしてはとても読み応えのある上巻でした。
そして、早急感や無理やり感なく、徐々にBのLの部分が描かれているのもとても好感度高かったです。

個人的には、虹郎のあの頭脳が最終的に梶のバディのためだけに使われるのか。
それとも、亡き父のあとを継いで弁護士になれる道を再び目指すのか。
その辺も気になっていたりします。

下巻では判明するのでしょうか。


糖度甘めのお話より、陰謀をバッタバタと解決していく、爽快すぎるBLが読みたい方にはとてもオススメな1冊です!

0

素に戻って思い返してみたら何も始まっていませんでしたw

なんかまた飛び出した風になっておりますが

倫敦さんには珍しい上下巻 おかげさまであらすじバッチリ確認済です ←普段めんどくさがってあらすじ確認しない人


自分の目指すものを捨て弟との生活死守に初めてを売ろうとした日 突入してきた腹黒部長に釣り上げられ即答で小飼に
あっという間に 昼は清掃の王子さま 夜は時給1万の王子さま の出来上がり


大手ゼネコンの内部不正をサクッと暴くだけかと思えば「小さなことからコツコツと」ってな感じで 専務の愛人問題からはじまり 部長の児童(虹郎絡み)買春 喰えない無所属議員が絡んでごちゃっとしたけど不動産統括部長の再開発をめぐる談合 何かが加速するように暴く問題がデカくなっていく

面白いです まぢで

虹郎の強気な態度の裏の恩義忠誠もそうなんだけど 中卒なのに切れ者過ぎて これを駒として使い持つ梶の思惑はまだまだみえないんだけど あえて仲の悪いふりをしている義兄(現社長)と関係がありそでなさそで あれ? 脱線してる?
とにかく 社内外で繰り広げられる悪行にサクッと潜入できちゃう「ありえねぇだろ」感はあるんだけど それだけ虹郎がデキる男だってことで大目に見ても 目かッぴらいて読み込んでしまうくらいほんとおもしろいんだって 
※ 個人的には実物の嘉村さんを見た瞬間の衝撃が最高潮 

ただ 上巻だけで20人近くの名前が動いちゃったので流石に相関図作らないとついていけなかったあたしの右往左往な右脳左脳 ヨッシャャャッ!←上手いこと言ったつもりの人

え? そんなに複雑なのかって?

いやいやいや ぶっちゃけここまで出た人間で相関図を作らなきゃいけないほど込み入った話はないです
こっちの話にあっちの人が絡んでるとかもないので 変に身構えずとも読めるのでご安心を 
ただ人数が多くてあたしが混乱しそうだったので作っただけです 悪しからず


虹郎兄弟の不憫を知り おまけのハラスメントの一斉と見合いのぶち壊し依頼
些細なことでバレた片想い 意識はしても同レベルのLOVEには至らず
まぁ信頼と実績は確実に積みあがっているのでね ハイ

Σ ってッ! 突如現れた兄がとんでもねぇ爆弾投下しやかったァァアア

いつも以上にお話の内容に触れずご迷惑をおかけしておりますが 一大事発生につきサクッと下巻にいかせていただきます レッツらゴーーーッ

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