• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作エンドロールは100年後

林 蔵乃介
便利屋/カフェ店主,アラサー
早坂 怜久
ドラマ脚本家,アラサー

その他の収録作品

  • 書き下ろし:コントロールも100年後
  • あとがき

あらすじ

現在絶賛スランプ中の怜久は相続した田舎の家に逃げてきた。空き家の庭で見つけたあるものに困り、藁にも縋る気持ちで頼ったのは……? 便利屋×脚本家、大人のスライス・オブ・ライフ!

作品情報

作品名
エンドロールは100年後
著者
月村奎 
イラスト
ミギノヤギ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403526275
4.2

(104)

(60)

萌々

(23)

(15)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
15
得点
440
評価数
104
平均
4.2 / 5
神率
57.7%

レビュー投稿数15

きっとまた読み返すだろうお話

わ〜!スラスラ読めて元気になるお話だ〜。

主人公の怜久がスランプや田舎暮らしに右往左往したり、初恋にムズキュンしたり。とっても楽しかったです!

人見知りコミュ障ネガティブさがもう共感しかなくて。グルグルしてるところとか自分がキモっ!って思うところが、お前は俺か!?なくらい。

なんだかんだで素敵な恋人までゲットしちゃって、やりますね!

お互い嫉妬したり…。

蔵乃介視点が1ページでもあったら嬉しかったなあ。言葉で怜久をどう思っててどこを好きになったか書かれてますが、細マッチョな実は穏やかインテリで。本当に怜久のこと好きなんだよね?と問いただしたいようなほのぼのが長くて。

ようやく最後に雄な蔵乃介が読めました。
変態っぽい感じなことを言ってましたけど、本当に?どんな妄想を?というかこの手練れな感じは相当な経験を?

新しい仕事と職場で色々キャパオーバー気味で、気分の乱高下がすごくて体力も気力もギリギリだったのに、このお話を読んだらちょっと前向きになれました。

こんな話こそ何度も読み返しそうです。

0

「自分で思っている以上に、エネルギッシュで、太陽みたいな人です」

脚本家の怜久がスランプ脱却のために田舎に引っ越してきて、出会ったのは便利屋の蔵之介。
やっぱり月村先生の日常BLが大好きだなと再確認しました。
優しくて明るくエネルギッシュな蔵之介に惹かれていく怜久。
でも蔵之介は過去の出来事からそうではないと思っていたり。両思いになってからのお互いの嫉妬もお互い誤解が解けるまでのやり取りも良かったし、怜久が前向きに仕事に取り組めるようになれていい方向に進んでいくラストで良かったです。

0

ふんわり癒される

出会いから恋に落ちるまでの日々にはこれと言って大きなドラマはないんですが、
何気ないところから恋が生まれる"普通さ"にものすごくキュンとしてしまいました。
いつどこで恋が始めるかなんて誰にもわからない、そんな新鮮なドキドキ感がめちゃくちゃ良かった…!

蔵之介は最初からずーっといい人で嫌なところがひとつも見えてこないのが逆に心配になるレベルだったけれど、
でも苦しい経験をしたことが今の穏やかな人柄に表れているのだと知ると彼がさらに輝いて見えて
過去を乗り越えて生きている姿がさらに素敵に映ります。
ちょっぴり後ろ向きな性格の怜久のことを認めてあげながら、そっと背中に手を添えるように見守る。そんな蔵之介のあたたかさがものすごく沁みて、いい出会いをしたなぁとほっこり。
嫉妬したりすれ違ったりもしてしまうけれど、それもお互いに相手を『好き』だからこそのものなので
微笑ましい気持ちで見守ることが出来ました。

月村先生の作品はハラハラしたり苦しい展開になるものがあまりないイメージなので
BLとしての萌えと癒しを求めて読んでいる部分があるのですが
今作もその期待を裏切らないほんわかした大人の恋にすっかり心が潤って、
疲れ気味の頭と身体に優しいお話でした…!

1

りっくんタイム

この作品の受けは脚本家なんだけどスランプ中で自己肯定感もダダ下がりで、月村作品でお馴染みのグルグル受けではあるけれど、それは自己肯定感が低いからというよりも、脚本家として想像力が豊かだからついあれこれ想像しちゃってといった印象を抱きました。
怜久の1人ツッコミも多く、文章も従来よりポップ?というか軽めというか、深刻ではない。

めっちゃ萌えるー!とか、このセリフ刺さる〜!とか、攻め好きぃ!!とか、そういうテンションがあがるところはなく、ほんわか優しい穏やかなお話なので、夏の暑さに疲れたときに読むといいのではないのでしょうか。
リアルな夏は暑くて汗ダラダラでうんざりするけれど、でも涼しい部屋で「夏の描写」を読むと、夏っていいもんだなーと思ってしまうというか。

それと「りっくんタイム」はずるいですね。

おまけして萌萌で。

1

タイトル回収が秀逸



田舎での運命の出会い


脚本家の怜久(受け)は、超絶スランプに陥り、気分転換を口実にして少し前に相続した田舎の民家に逃げてきました。
が、都会育ちの怜久には処理不可能な事態の連続に四苦八苦する日々。
それをフォローしてくれるのが、近所の何でも屋さん藏乃介(攻め)でした。
スランプからは全く脱出できず足掻く怜久に藏乃介が便利屋でバイトをしないかと誘ってくれるのです。
取材と称してできる仕事を一緒にしていくうちどんどん藏乃介にら惹かれて行ってしまうのです。


雑誌掲載の表題作と書き下ろしの続編の2篇編成で、どちらも怜久視点の話になります。
前編は2人がくっつくまで、続編で怜久の仕事の進展と2人の初めての試練について

田舎暮らしあるあるが散見する中で仲が進展する様を楽しく読ませていただきました。
近所に人が勝手に入ってくるとか。
慣れてると全くなんとも思わないんで、ちょっと前に芸能人がそれで不祥事になってましたが、あの時は都会ではそーだよなーと、妙に納得したことを覚えています。

後編では仕事の光明が見えたと思って楽しい話と思ったら当て馬もどきに振り回される話でした。
私としてはそれよりは怜久の仕事関係のその後の話もう少し読みたかったと残念に思いました。

全篇にわたっていろんな感情が芽生えるたびに怜久がそれを興味深く咀嚼してるのが脚本家(作家)としての才能なのかなと面白かったです。

前編の最後にタイトル回収があって、不思議なタイトルだと思って読み始めたので妙に納得しました。

楽しいお話ありがとうございました。

1

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP