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VRと言えば某夏の戦いの映画での「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!」から進化していないしΣ(゚Д゚;)ww現実では未だにVRは未体験で、そもそもゲームもしないアナロガー気味な読者です
そんな私が読んだ中なので、すごい興味が沸くと同時にどの辺迄がリアリティある事なのか?とか設定の活かし方の巧さ!みたいな所までは読み取れてなかったかも知れません
こんな私が読みましたが、楽しめた‼とは思います⸜⸜٩( 'ω' )و //
でも、きっとこの作品の真髄は「楽しむ」事よりも「前向きになれる!」っていうメッセージ性を受け取れた方が、もっとコンセプトに合っていたように思います
テーマにあるのが「コンプレックス」なので、その中で藻掻いたり、逃げたり、立ち向かったり、ハンドルを切り直したりする事をキャラを通して昇華させて行くのが読み処であったと感じました
すごく良いお話しではありますが、少しだけ私的にあと一押し欲しかった所もあったので、その辺も書いておきます
先ず、ディアバの管理者さんの冷静なツッコミとかw好きでした…!
結構重要な立ち位置かな?と思ったのですが、結局この管理者さんの存在自体がストーリーの中で何かのフックになってたりとかって感じではなかったので、、、逆に少し都合の良い存在に見えてしまったのが惜しく感じました
また、桐島さんの家庭環境の負い目?みたいな所も、、、これはコンプレックスなのかトラウマなのか、、、
もう少し分かり易く説明があったら良かったです。。。
「見返してやりたい!」という桐島さんの反骨精神みたいな所の原動力になっている事と”性格が悪い”と自覚するように振る舞っていた事への結び付きがあんまり腹落ちしなかったです…
そして本田さん…
んん…むむ…む…ん~~…
本田さん…ちょっと狡くない…かな…?って思ってしまった…
特にあの待ち合わせの件ね。。。
まぁこれこそ「コンプレックス故」なんだとは思ったけれど、、、
同僚?後輩?から現実の桐島さんが自分をポジティブに捉えてくれていたのを知れたからバーに行く気になったって事だよね。。。?
これって、、、あの時にその桐島さんの思いを知る事が出来なかったら、自分から誘っておいてブッチしてたって事?になったかも知れないって話しだよね。。。
もしもそんな事になったら(なってはいないんだけれど…)桐島さんには新たなトラウマ体験が追加されたと思うんだよなぁーーー…
なんか、、、ここの演出が私は全然素敵に見えなくって。。。
本田さん、ずりぃな…ってなってしまい。。。(ㆀ˘・з・˘)
攻め属性には無いけれど、、、ヘタレやん…って。。。
桐島さんが良いなって思った本田さんの良さであるハズの「くだらなさと関係なさそう」な所も、本田さん自身のきっと本質的な良さである「優しい所」も実は結構日和見的なんじゃないかな。。。と思ってしまいました。。。
まぁ、現実の人間だとね、これが普通のリアリティですよね!!
と、いう点では非常に本田真太さんはキャラを越えた人間らしさを感じさせてくれるキャラだったんだと思います
この辺は創作のキャラとして見るか、リアリティある人物像として取り込むか、というそれこそ「現実逃避」との狭間での作品との向き合い方次第で感想が変わりそうですね
個人的には初めての作家さまで、あらすじ紹介にあった「稀代のストーリーテラー」という所や各所での高評価な点に期待値を高め過ぎてしまったかも知れません
それでも見知らぬ面白い舞台設定で、興味を持って最後まで読めて良かったです‼
修正|濡れ場はあるけれど修正の必要のない体位での絡み方
青年漫画にはあるけれど、商業BLにはあまりない設定で、社会人ものだけれど爽やかさもあって、ジャンル問わず漫画読みとしてはかなり面白い作品でした。
巻末に初期設定なんかも載ってましたけど、本田のビジュアルをあえて良くしないの、攻めてるなぁと。だって格好良くしたほうが絶対幅広い読者にウケると分かりきっていて、でも設定を重視して本田をこのビジュアルに出来る作家さん、信頼感が増す。印象深い表紙もとても好きで、今後の作品も読みたいです。
萌2〜神
先生の『こいの徒花』は数話拝読しましたが、一作品をきちんと読むのは初めてです。
本作は表紙でちょっと尻込みしてましたが、高評価で興味を持ち、試し読みしたらすごく面白かったので読んでみました。全200ページ。以下ネタバレあります。
まずは攻めの真太(しんた)のキャラデザに驚かされます。こんなにもっさりした攻めの作品は初めてかも…。
そしてVRの仮想空間を使った風俗、というのも読んだことのない設定ですごく面白いです。
自分の容姿にコンプレックスがあり、私生活では陰キャの真太は、仮想空間風俗〈でぃあ・ばーす〉でイケメン高校生になり、そこで出会った「アキ」とえっちしたり、友達と話したり、学園生活を謳歌する。しかしある時アキが実は上司の桐島であると気づいて…というお話。
もっさりした攻めの作品楽しめるかな?とちょっと思ったんですが、ストーリーが大変面白いのと、VRのマコトがイケメンで、マコトとアキのシーンが目の保養になったので大丈夫でしたw
初めはもっさり陰キャだった真太が、ディアバでアキと過ごすうちに、真太自身に変化が起きて、自信がつくというか、他人に気後れしないキャラに成長していくのがとても良かったです。
また桐島の方は、シュッとした男前でシゴデキで、真太から見ればコンプレックスなんか無さそうに見えるのに、実は色々と事情があり闇深い感情を抱いていて、現実に疲れ切っていて…。
真太はそんな桐島をほっとけない気持ちになる。
ディアバでマコトが、男たちに襲われそうになったアキを助けて学校の外へ連れ出し、「素直に泣ける場所に連れて行きたかった」と話すシーンは、真太という人の男前な真っ直ぐさにキュンとするものがありました。
後半、いよいよ真太と桐島がマコトとアキとして会うことになる。ここ、桐島がマコトの中の人が真太と知ってガッカリしたらどうしよう…(汗)、なんてドキドキしたんですが…杞憂で良かったですw
「どうしても会いたかったから アキに」と言う真太、すごく男前に見える!
そして現実の二人がベッドに座って向き合うシーン。桐島の「どんな人が来ても マコトがいいって思ったから…」。桐島がしっかりマコト=真太に恋をしていることが感じられて、素敵だなって思いました。
そして最終話はディアバの末路が描かれる。
二人が最後にディアバに入るシーンは、「俺たちもう大丈夫」と堂々としているマコトと涙するアキを見て、二人ともこの場所に来て、お互いと出会えて救われたんだなぁ…とグッと来るものがありました。
ラストの桐島の吹っ切れた行動も良かったな。
そして描き下ろしはかなりコミカルで楽しかった♪ 同僚に惚気る真太に、イチャつく二人が可愛かったです♡
コンプレックスを抱く二人がそこから脱却する救いのあるストーリー、とても良かったです。先生の他の作品も読んでみたいなと思いました。
電子 濡れ場は修正不要な描き方
童貞陰キャのイケてない・パッとしない男子が主人公。
メガネを外して、いきなりイケメンになったり美人になったり…はしません。ビジュアル大改造☆なイメチェンもしません。それが良かった!
VRの仮想空間で、コンプレックスとは真逆のビジュアルで仲良くなりセフレになった2人。設定がすごい。
気になるあの子は実は近くに居て…!?
という、ここはお決まりのパターン。
そして特にBLではそこに「相性悪い/嫌いだった/嫌な奴」要素が加わりますね。
お相手は高慢な上司だったわけですが、
実はお互いにコンプックスを抱えて自分に自信がない者同士で…。
「現実はツライ」中で何とかやってる。
決してキラキラなBL漫画の世界ではなくて、現実味と虚構が絶妙に織り交ぜられているなぁと感じました。
攻めで言えば、もっさりはもっさりのまま。
でも自信も無く人付き合いもうまくなく仕事もパッとしない使われる立場だったところから、
この物語を通して、
変わろうとする姿や、少しずつコンプレックスを払拭し自信を身につけていく様子から
彼の成長を見ることができました。
内面が変われば印象も変わる。
前より明るい表情や大きな声で挨拶する姿に、これから益々格好良くなっていきそうだなぁと感じました。手足が短くとも!
2人がVRを通じて恋をして、
リアルでも出会って、
恋人になって、
自分たちを取り巻く社会がなにか変わったわけじゃないけど、
彼らの生き方は確実に変化していて
最後の2人の吹っ切ったような表情に未来を感じる終わり方でした。
あと、描き下ろしでラブラブしてる2人が見れたのも良かった!
受けは声にコンプレックスがあったのか~なるほどね~。
ツンな受けが実は気にしてて…ってのは本当可愛ですね。
攻めは平凡枠から外れることは無さそうだけど、包容力があっていいな~。
VR×大人の青春やり直し…?
これまでのどこかダークな空気感を漂わせる既刊とは
少々異なる味わいでした。
テレビ制作会社のAD・真太は多忙な日々に追われるも
誰にも言えない楽しみがあります。
それは仮想空間風俗“でぃあ・ば~す”の世界での
セフレのアキとの逢瀬。
VRの世界ではコンプレックスである容姿のことも気にせず、
可愛いアキの優しさに癒される真太。
けれど、そんなアキの現実世界での正体は
職場の苦手な上司・桐島だったのです。
ある日、偶然アキが桐島であることを知ってしまった真太。
知りたくなかった現実に戸惑いながらも、
無意識に“アキ”と桐島を重ねてしまうようになってゆきます。
生きづらい世界で生きる不器用な大人二人の生き様を描くとともに、
唯一素直になることのできるVRでの世界での交流を通じて恋に落ちてゆく
ビターでありながらも読後は爽やかさを感じるお話でした。
