__モコ__
【どうしても触れたくない】スピンオフ、小野田×出口第3弾。
小野田さん、いいですねぇ…いいですねぇ!(突如興奮)
その考え方いいですよ、もっと思い悩んで下さい。
元々小野田さんはノンケだった訳だし、考えて悩んですぐ答えが出ないなんて当然だと思うのです。
「俺、君が好きだ!(キランッ)」なんてすぐいかないのが普通だと思うんです。
だから、出口さんが自分を好きなのに「処理に困ってない」と言ったり。
「後腐れないやつと」と言ったり。
そういう言葉に翻弄されるんです。
「自分の事を3年も好きで居た、ピュアでいじらしくて可愛い出口さん」
なんて、自分の都合のいい解釈とは全く別な出口さんが出てくるんですもん、そりゃグルグル悩めと言ってるようなもの!!
……いやー、好きです。もっと悩んでくれと思う。
そして、表紙が凄く好きです。
あたたかな日差しに眠る小野田さん。
そんな彼の眼鏡をイタズラに外す出口さん。
何て幸せな構図なんでしょうか。もっと2人にあたたかな光を。
ぐるぐると悩んで心が真っ黒になる感覚を味わう小野田さん。
あなたの答えはきっと1つだ。
このシリーズで一番切ない巻ではないでしょうか。
出口さんの意地っ張りなところが裏目に出たというか。
小野田に精神的負担をかけて自分との関係を重荷に感じないようにと、つい言ってしまった失言。
この時、小野田が出口に言った言葉が、実は後でキーになってるんですが、これ本編の話にも繋がってるんですよね。
ヨネダさん、すごい、上手いとまた思ってしまいました。
好きで仕方がないのに、却って嫌われるようなことをしてしまう。どうしてこう上手くいかないのだろう・・・
名作『どうしても触れたくない』のスピンオフ作品。
『after 9 hours』→『after 10 hours』→『色のある世界』→『色のある世界2』です。
『after 9 hours』ではラスト2ページで、『after 10 hours』では「ヨシ」の2文字で萌え死にそうになった私ですが、ここにきて、「ページをめくる前に萌え死にかける」ハメになりました。
前2作を読む前に見たときは、普通に「いい表紙だなー」って感じだったんですが、前2作を読んでから見たら「なんだこれは!」で、表紙をガン見してしまった…。
中身は切なさの極致です。
両方の気持ちが分かってしまうから、苦しくて切なくて。
ストーリーそのものは特別にドラマチックなものでも特殊なものでもないと思うんですが(どちらかというと、ありがちな話だと思う)、なんでこんなにキュンキュンするのかな。
コマ割りもセリフもモノローグも登場人物の表情も、ヨネダコウさんは飛び抜けたセンスを持っていると思います。
大好きな小野田さんと出口さんのお話。
実は本編(?)の2人よりもこちらの2人の方が好きかもしれない、と思う今日この頃。
出口の微妙なさじ加減というか、フツーに友達のような付き合いしてるようでいて、要所要所で乙女ちっくというか可愛くて。
小野田がそのことに目を奪われるのもわかります。
そう思うのはきっと心が動かされてるからで。
なんとも思ってない相手だったらそんなふうに思うこともないだろうし。
というか、なんとも思ってなくないから新しい関係へ進もうとしているのだけれど。
真面目な小野田の率直な言葉は、結果的にお互いが傷つく結果しか生まなくて。
出口はそのことに対して恥じてないと言ったけれど、きっと言わなくて済むのなら言わないで済ませたかったことだろうし、部屋を出て行く出口がまたここに戻ってくるという自信は少しもなかったんじゃないだろうか。
小野田のばかー!
だーーーーっ!俺も早く知りてぇよっ!!!
「どうしても触れたくない」の脇カップリングのお二人
小野田さんと出口さん
前作「after 10 hours」の続きのお話です。
乙女v出口さんの告白を受け
もぉ出口さんのことが気になって気になって仕方ない小野田さんw
だけれども根がまじめな小野田さんは
相手の好意が見えてるから思い上がってしまっているのでは?と
真剣に悩むんですよね。
簡単に手ぇだしたりできずに
悶々と、男同士のsexの仕方をネットで調べたりw
そんな折、出口さんは、小野田を好きになってからの3年間も
不特定多数の男と性処理してた発言!!!
自分のことを一途に慕う出口の思いもかけない性生活に衝撃を受けると同時に
出口を勝手に理解していたつもりでいた自分にも衝撃を受けちゃうんですよー。
大人ですもん。
片思い=純潔
じゃないですもんね!
想っても想っても受け止めてもらえないモノのはけ口は必要なんだ!
出口さんは、乙女属性だけど男なんだ!
早く、出口さんの心とカラダを受け止めてあげてほしいよ小野田さん。