コミック

  • K先生の野蛮な恋愛

K先生の野蛮な恋愛

ksensei no yaban na renai

K编辑之秘密的加班

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作K先生の野蛮な恋愛

鍛冶 隆生(人気官能小説家)
小早川 翠(担当編集)

同時収録作品山田くんと田中課長SP バレンタイン編/山田くんと田中課長

その他の収録作品

  • 犬と猫と素敵なお仕事
  • K編集者の秘密の残業(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

マジメ編集者の小早川は担当する 人気官能小説家・鍛治と 肉体関係を持ってしまった。 公私混同せず仕事をしたいだけなのに 私生活は野獣のようだ…と噂の鍛治先生から 逢う度に激しく求められちゃう小早川は★★ ●大ヒット「K先生」シリーズ第二弾 ●「犬恋」「K先生」「山たな」バレンタイン編 ●「山田くんと田中課長」お着替え編 ●大幅描き下ろし

作品情報

作品名
K先生の野蛮な恋愛
著者
夏水りつ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
通り抜けできません
発売日
ISBN
9784832288560
3.8

(71)

(20)

萌々

(26)

(19)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
17
得点
266
評価数
71
平均
3.8 / 5
神率
28.2%

レビュー投稿数17

愛すべき俺様

時節柄 引きこもり対策で購入した割に積み置きしていた【K先生………】シリーズ
タイトルと目つきからは想像できないくらい甘々だ ってのを実感しつつ 2冊目へ


ワガママ放題 嫉妬深くて強引な俺様で なのに小早川にはとことん優しい
そこに振り回され流される小早川

両想いを認めない小早川の抵抗がね ごとごとく通用しない 抗えない

なんだこりゃ?


いちいち煽るように真相をチラつかせ 深層を探りたがる編集長が見るからにゲイっぽいのに愛妻家とか

小早川がぐるぐるぐるぐる先生との関係を悩めば悩んだだけズレていく二人

じれってぇぇえええッ!


まぁ ほっときゃ先生の強引な引きで軌道修正されるのわかってるのに ワキワキしながら読んでる自分が………

俺様もの読む時って キャラの横暴さに嫌気がさすときがあったりしたんだけど K先生だと許せてしまう

何だかんだ自分のなかに芽生えた想いを「恋」と認めたくない小早川の非力な攻防はまだまだ続く

よし次【……不埒な純愛】にいきましょう

1

続編は嬉しいけれど、二巻目から失速…。


失速の原因は収録のバランス。

本編        6割
番外編と書き下ろし 4割

といった感じで、本編の物足りなさを感じました。

番外編のバレンタインのお話では「犬も歩けば~」「恋心は猫をも濡らす」のCPが総出演。
各CPのバレンタインの様子が書かれていて、全部読んだことがある人なら嬉しい内容です。

肝心な本編出ですが受けの小早川が一人悶々とするエピソードです。

好きと言われてないのに体の関係はある、これってセフレ!?という王道なお悩み。
加えて、先生の女の影が見えてヤキモチ妬いてまたグルグルしちゃいます。

解決方法も、結局男前なのは小早川のような…。
というか先生、毎回言葉足らず過ぎます(笑)
でも、なんだかんだ言って最後は俺様だけどいい男。

こんな二人が上手くいってるのはきっと全部、編集長のお陰だと二巻でつくづく思いました。

あと、一巻から掲載されている「山田くんと田中課長」は変化球過ぎなのと、恋愛発展が見られず、好みではないので相変わらず流し読みです。

これを入れるなら本編をもっと入れてくれー!

1

「恋とはどんなものかしら?」奥手な翠が初めての感情に戸惑う。

わたし的にはシリーズ中、最も好きなエピソード。
何でもそうだけど、恋は盛り上がり始めが一番美味しい♡ 気がします。
会えばガツガツと躰を求められ、求愛されているわけでは無い。というので、乙女思考の翠はクヨクヨと悩み始めます。奥手な翠にとって。初めて知る感情。「恋に夢中になるって、どんな気持ちだろう?」
K先生にとっては、『わかるだろ、分かれよ。』くらいなものですが、その気持ちはすれ違ってしまう。
抱かれる事で、淫らに色っぽく乱れてしまう翠に煽られて、堪らなくなっているのはK先生の方なのに‼︎
翠が 小木先生の締め切り間際 ホテルで缶詰め、というエピソードが一番好きです。
ここで会ったが100年目‼︎ とばかりに、同じフロアに詰めていたK先生に見つかってしまった翠は 文字通りK先生に囚われてしまい、抱き潰されてしまいます。K先生の言葉よりも熱い、激しい情動。
野獣の名に相応しいその躰にすっぽり収まってしまう翠の細腰。
「食われる」という言葉がこれほど似つかわしいエチシーンがあるでしょうか‼︎

バレンタインをテーマにした「犬恋」とのコラボ企画も楽しいです。今井はフランス帰りらしいイケメンぶりを発揮して、あっくんとは仲睦まじく。カフェで働く王子様 勝頼は、女の子から沢山のチョコを貰っていて、それはちょっだけ透を妬かせている。翠は 彼らを横目で見ながら、編集として先生方にファンからの贈り物をお届けに回る。最後はK先生のお宅へ。
そして、「やまたな」もバレンタインがテーマ。小さな課長にパラソルチョコ持たせて撮影って‼︎
頭良いな、それ。課員の要望を全部聞き入れる課長が優しい。ポッキーにはどよめきます。

編集長が謎なイケメンで、K先生と翠の関係を何もかもお見通しなのが可笑しくて。
同僚たちは「からかわれてるだけだ。」と笑いますが、当たってるだけに翠は戦慄します。
この神の目を持つ編集長の真意も気になりますね。

描き下ろしの「あとがき」が別の漫画になっているのも夏水先生ならでは。
ちょこちょこ描かれている「ナッツ学園」にもちゃんとストーリー展開まとめて読みたい‼︎
今回は「醤油先輩」の「俺のぽんずになれ。」には声を出して笑ってしまいました。ラクダさんの「言いたいだけ。」も可笑しくて。夏水先生とラクダさんの対談(⁈)も 毎度楽し過ぎます。
アルサーの大学生達に食われまくりの柑橘科高校生達ですが、いずれ恋になって欲しい‼︎ 切望します。

0

相変わらずです

『K先生』シリーズの2冊目です。
メインはもちろん鍛治先生x小早川君カップルですが、犬系カップルの今井xあっくんと猫系カップルの透x勝頼も番外編のようなお話でちょこっとだけ登場しています。
メインのカップルの方は相変わらずで、特に鍛治先生は小早川君に会うたびH優先で以前と何も変わってないな~って感じでした(笑)。
そのせいでまた小早川君が一人で悩んでぐるぐるしちゃうのですが、意外に強情というか意地っ張りなところがあって、この2人はなかなか意思の疎通が難しそうです。
でも小早川君が悩めば悩むほど鍛治先生の事を気にしているという事で、心境的にはちょっとだけ進展しているのかな?(若干ですが…)
ちょっと切ない展開ですが、脇キャラのお陰でコミカルな場面もあって(実は編集長が登場当初からお気に入りです)、楽しく読めました。

このシリーズのメインキャラが全員登場するバレンタインのエピソードが収録されているのですが、それぞれのカップルの色がよく出ているバレンタインで微笑ましかったです。
一番ドキッとしたのは待ち合わせであっくんを待っている今井君の姿。カッコ良すぎで何度も見てしまいました(笑)。
山田くんと田中課長のお話にもバレンタイン編が収録されていて、こちらもほのぼのでコミカルでした。
完全にオフィスのアイドル化している課長が可愛いです。

0

玄関あけたら息つく暇も与えません

くぅーっ!!やっぱり最高ですね。K先生の全てがツボです。
一巻の最後にようやく最後までしてしまった小早川ですがまだまだ自分の気持ちにも先生の気持ちにも自信が持てません。でも、先生の別ペンネームのこと、家にいた女の人のこと、レストランであった色っぽい女の人などなど聞きたいことや気になることが増えていきます。
この二人の関係に微妙にチャチャを入れてくるのが編集長!この編集長が一巻からかなりのセクハラ、パワハラおやじで、でも何故か憎めないキャラですね。お上品で素敵な大人の男みたいなビジュアルなのに、強烈に下品な事を言って小早川をからかいます。
いつも以上に鍛治先生の脱ぎっぷりもよくて、変わらず美しい肉体を堪能出来ますし、いつのまにかの翠呼びに大量出血しそうです。

バレンタイン編には、今井先生とあっくん、透と勝頼も出てきますし、『山田くんと田中課長』も収録されていて夏水先生のファンとしてはたまらない一冊です。そして、後書きの食べ物擬人化シリーズ。今度は醤油と柚子だのかぼすだの。「おれのポン酢になれ!」は柑橘界では言われてみたい台詞ナンバーワンじゃないでしょうか?!


2

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP