BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
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原作の小説は未読です。
不良?と数学教師ですが、先生が真面目で何とか登校させようと家庭訪問するんですが、そこで抱かれてしてしまう…
と、単に抱かれた訳じゃなく、それが発情というまさしく野生のそれで。門外不出?の理由に先生はもう逃げられない立場に。でも、それでも一生のつがいとして結ばれた二人。
父親である月也がこれまた男前でびっくりしました。
これはコミックスの良いところですね。
小説ではなかなかイメージしにくい。挿絵次第ですけど。
ただ、きっと色々省かれているんじゃ無いかなと思ったりするんで、物語があまりに簡単に進むのはやむを得ないのかも。
小説も読んでみたいなとは思います。
初読みから数年経ちますが、時々妙に思い出すシーンがあります。
狼の姿で思いっきり走ったというたった一度の思い出を愛おしそうに話す峻王に、もう一度走らせてあげたいと、先生が雪原に連れて行くシーンです。
狼の姿になった峻王が、月の明るい夜空の下、真っ白な雪の上を駆ける姿が焼きついています。
他の人狼ものを読むとなぜか必ず蘇って来る印象的な場面です。
小説は未読ですが、世界観にぐいぐい引き込まれました。
男、しかも教え子に襲われる先生の恐怖の描写は見事で、通常のBLコミックであれば何となく気持ちの良い方へ流される流れになるところを、鬼気迫る拒絶まで表現されていたところが小説とコミックの違いなんだなあと気付いたり、兄弟の諍いを目の当たりにした先生の決意の表情も悲しいのに美しくて、この作品に出会えてよかったと思えました。
あとがきで「峻王の独占欲」がカットされたとありましたが、ぜひとも読みたかった!!絶対に大好物だったはず!
読み直しなので、もうすでにシリーズすべて読み終わっていますが、再読でものめり込んで読んでしまう魅力のある作品でした。
ちょっとした表情も秀逸で、特にラストのえろすのシーンは小さいコマですが、先生を気遣うような峻王が見られたり、愛おしくて仕方ないという眼差しだったり、細かい表情にまで萌えます。
ひとつだけ難を言うと、この年代の鳥海さんの作画は下から煽った角度の鼻がちょっと…、なんですよね。他の角度は文句なしに美しいので、そこだけ残念でした。
「蜜情」のコミカライズを読了してから、遡ってのおさらい読みです。
今読み返してみると、シリーズ中一番ほのぼのしているかもしれません。もちろん、命を賭けたやり取りもあるのですが。人狼×人間である前に、高校生×先生という、甘い禁断感があるからでしょうか。侑希がそのことで悩みもしますが…やはり身体を先に蹂躙されてしまったからか、どんどん虜になってしまいます。人狼である秘密を知ってしまった先生は一生神宮寺家に見張られるとの事ですが、それすらもラブラブの二人にはドンと来い!的な。甘い拘束となります。
ところで、シリーズを追うごとに読み手側の「もっと見たい!」を煽る月也さん(迅人、峻王の人狼兄弟の父)の全裸が見れます‼︎ 狼になってから人に戻る際、とりあえず全裸になりますからね。
側で常に付き添う岩切さんが強面なのに月也さんに優しいのも気になります。ある程度成人すると人狼は歳をとりにくいのか。月也さんの美しさを見るにつけ、そのあたりも気になってしょうがないです!シリーズは「蜜情」後もまだまだ続きます。今後も楽しみです。
岩本薫先生の原作小説シリーズは未読です。
シリーズ第1作の「発情」は、神宮寺家の次男の物語。
高校1年の神宮寺峻王(たかお)は、不登校の問題児。家がヤクザのため、女性の担任に代わって副担任の立花が説得に行くが…という冒頭。
峻王の部屋で欲情した峻王に犯される立花。ショックを受けるが同時に忘れられず、峻王もまたなぜか立花に執着心を表して迫ってくる。刃物を持ち出して抵抗する立花ともみ合った際に怪我を負った瞬間、峻王は「狼」に変身してしまう…!
…と馴れ初めはレイプであり同時に口封じ的な一方的な関係性です。しかし、不遜な峻王の中にどこか子供っぽい独占欲が見え、自分も強く求められることに一種の甘美さを感じて峻王にのめり込んでいく立花。
立花を護ろうとする峻王と、峻王を孤立させないために自分の命を捨てようとする立花。その立花の姿を認めて峻王の番として一族に迎え入れる一族の長・月也。
前半とは打って変わってドラマチックに甘々な展開になり、Hシーンもかなりどエロい描写となっています。(狼になるのは危険が迫った時なので、Hシーンでは完全に人間同士の絡みとなります。)
峻王は高校生とは思えぬ迫力ですが、いかにも「年下攻め」の甘えを含んだがっつきぶりが逆に可愛くも見えてくる。
ともかくこの2人は大ハッピーエンドで読後感良し。萌x2寄りの「萌」。
巻末に岩本薫先生による小説が収録されています。
内容は、「文化祭」。
女子生徒と一緒に「お化け屋敷」に入る立花。中で裏方をやっていた峻王に暗幕の裏に引き込まれ、すぐそこに生徒たちが通るシチュエーションで手で弄られる…そして自らも峻王のモノを口で…
…というエロSSです。
学校ではヤメナサイ!
原作は読んでいないので、比較する事はできませんがこちらの作品すごく良かったです。
何度も読み返しています!!
最初に発情期と言われた時は?でしたが、読んでいくうちにすんなりと世界観に入っていけました。
副担任の立花は不登校の生徒峻王を説得するために訪問するのですが、そこでは峻王は女の子を連れ込み淫らな行為をしています。
立花先生はなんとか説き伏せようと試みるのですが、「甘い匂いがする」と峻王に襲われてしまいます。
ここからなし崩しに体の関係が始まるのですが、二人が惹かれていく様子が丁寧に描かれていました。
実は人狼の峻王ですが、狼の姿でも決して態度が変わらない先生に惹かれるのはとても自然だなと思いました。
先生にとっても、初めは無理矢理体を開かされていましたが段々と心が奪われていくのがよくわかりました。
特にドライブに出かけて狼姿で思い切り走った後の峻王を抱きしめるシーンはきゅんとしました。
その後二人のエッチが甘く変化していくのもいいですね。
途中峻王の家族に引き裂かれそうになるものの、ちゃんとハッピーエンドでした。
そして峻王のお父さんが気になります。
峻王も言っていますが、高校生のお父さんとは思えない色気です!
もっと峻王×先生も読みたいです。
こちらが良かったので「欲情」も購入しました!
小説版も読みたくなるほど、良かったです!