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―――俺も、てめぇに触りてぇ。
わ〜い!らぶらぶだわぁ♡
お互いのことがめっちゃ好きなところをたくさん見られてうれしい。
1巻からそうだったけど、この2人、相手のこと大好きですもんね。それを結構言葉や態度で出すから、こういうのが見たいんや〜とうれしくなる。
しかも、竜之介が照れ屋さんなのもギャップ萌えだし。
男前でおかん気質でもあるから、志摩のことを男気で守ろうとしたり、包容力で甘えさせてあげようとしたり。
ストレートでいい!!
こんなん志摩はますます竜之介にメロメロになるの、わかる!!と。
そりゃ、竜之介がかっこよすぎるから志摩が意地を張っちゃう事はあるけど、結構すぐ仲直りするし。その素直さが好きだし。
仲直りの仕方もたまらんかったです。
BLはどちらかが女子みたいなかわいいキャラのカップルが多い印象なんですが、私は2人とも男!!な感じが好きなので、志摩と竜之介は萌えます。
個人的な好みでは攻受逆なので、リバってくれてもええんやで〜と思いますが、それはないのかな。
寅之介が志摩の髪型を竜之介の好みにカットしたのはナイスでした。
ゆくえ先生やる〜!!とうれしくなっちゃう。
あとがきのヤンキーコスプレの先生、1巻に引き続きかわおもしろくて好きです。
表題作の二人の付き合ってからのあれこれと、竜の友人のお話が収録されてました。
メインカプは、相変わらず志摩が竜のギャップを楽しむ良い関係が続いているみたい。お弁当から志摩のちょっとした家族問題?に切り込むほっこり話。竜の影響を受けて、置いて行かれたくないと成長していく志摩のDKなところがとても良かったです。竜もちょっと素直に気持ちを言えるようになってて、成長が見られました。
ただ終わり方は中途半端かも。日常の切り取りだけで、この一冊の中での二人のまとめのようなものは何もなく別カプの話に移ってしまいました。
後半はいかにもモブな感じだったヘタレが主役です。2グループが集まってしまうと、誰が誰やら分からなくて困ってしまいました笑。うーん…こちらはあまりハマれず。
描き下ろしは表題作の二人。こちらもちょっとした二人の日常の切り取り。全体的に萌え不足でした。
◆睨めば恋2(表題作)
2巻まで来ても、やはり私にはテンプレ感の抜けない展開に感じてしまいました。ブラコン兄に志摩がすんなり受け入れられてしまうのも、竜之介が料理上手で志摩にキャラ弁を作るのも、志摩がその弁当をぶちまけてしまって竜之介に許されるのも、全部読めてしまう展開。1巻同様発売時の2014年に読んでいたら、もっと新鮮味を感じられたのかもしれないけれど、志摩も竜之介も次はきっとこんな反応をするんだろうなぁというのが分かってしまうので、ちょっと居た堪れない気分になります。けっして王道が苦手なわけではないのだけど、私には合わない空気の作品でした。
◆気づけば恋
表題作だけなら中立になりそうでしたが、こちらも1巻同様同時収録作が悪くなかったので、萌評価にしました。竜之介の腰巾着であるヘタレのスピンオフ。といってもヘタレ目線ではなく、ヘタレに片想いしている攻め視点というのが意外で面白かったです。この視点だからこそ、竜之介ラブなヘタレの意外な一面も客観的に見れて、ただのモブだった彼の魅力をぐっと引き上げてくれたように思います。
相変わらず、照れると凶悪な目付きになって睨みつけてしまう竜之介。けれど、志摩はもはや竜之介が可愛いとしか思えないので、自分がそんな顔をさせてしまっている事に萌えている。
志摩は彼氏として、ブラコン兄 寅之介に認めて貰いたいと頑張ってみたりする。
寅之助さんは弟可愛さに志摩を認めない!というスタンスでいるものの、志摩の男らしさに絆されてもいる。弟が自分の手から離れて成長して行く事を寂しがってもいる。寅之介さんは店長とどうにかなりそうな気もするなぁ。ここには描かれ無いけれど。
志摩は生徒会役員だけど、それ程優等生では無い。至って普通の男だ。だからもうすぐ卒業してそれぞれの道へ行くであろう、生徒会長や竜之介を見ていて、焦る気持ちからがむしゃらにバイトしたりして、疲れて、見失いそうになる。
会いたいのは、触りたいのは、ただ竜之介だけ。
お話が中編と短いので、結構駆け足なんですが、母子家庭で良い子にしなくてはならなかった志摩の話とか。寅之助さんに男らしくケジメつけに行くとか。自分の将来に竜之介がいる事を真面目に考えるとか。恋愛以上にハートフルなお話でした。
後半は竜之介の自称舎弟、もしくは金魚のフン的な令侍の恋のお話、「気づけば恋」
同じく竜之介の取り巻きの一人、理は章という双子の兄がいる。二人は令侍の幼馴染。章は出来がいいので、二人よりも偏差値の高い別の高校に通っている。いつも一緒に居たのに…。令侍は、自分よりも竜之介をアニキと慕っているらしいのが、章は気に入らない。嫉妬しているのだ。
そして理はそれに気づいている。気付かないのは令侍だけ。お決まりのモダモダラブです。
残念なのは、脇役だけに⁈ ラブシーンなっても令侍がどこかブサイクなところ。というか…モブ顔⁈
せっかく主役なんだから、もぅちょいご容赦して欲しかったかも。
街中で出くわした彼等の中で、普段色恋にやや鈍い竜之介さんが察してるのが可笑しかった。ヒトの事はよく見えてるんですよね、竜さんは。理に令侍を連れて帰る様に促したりして。
双子弟、理は良い男っぽいので、彼のスピンオフも出そうですよね。登場キャラ全員カップル化していくのでしょうか。
竜さんのキャラがいいですね!アニキ!男前です。
なのに受け!照れたり恥ずかしがると睨んじゃう。
2巻では志摩が竜の兄寅之介にケジメをつけに行ったり、竜の進路に触発されてバイトや生徒会の仕事を頑張ったり。
でもそれで忙しくてバテて竜とすれ違っちゃうんですよね。
竜も志摩を触りたかったんだね!可愛い!
お弁当のエピソードや志摩親子のお話も良かったです。本当に竜はアニキだなあ。懐が広くて大人で。なのに志摩には照れ照れで。
気づけば恋
ヘタレと幼なじみの双子の兄、章のお話でした。
ヘタレが不良になった経緯にびっくり。
そして恋心に気がつくのが遅いよ!
スピンオフは嫌いじゃないけどこれは別になくても良かったかな。すみません。