イラスト&電子限定SS付
討伐に向け四人が一緒に戦う、そんな巻でした。
樹里もアーサーを好きなことを認めてラブラブモード。
そのせいか思ったよりランスロットの登場は少なかった気がします。
残り3巻ですが、もう次回が最終回なんじゃ…?と思うくらいクライマックスに近づきます。
ジュリの所業により、内情が変わり果ててしまったキャメロット王国。
魔女が登場したり、一時的に樹里が現代に戻ったことによる急展開で全容が大体分かってきて、頭の整理もつきどんどん楽しくなってきます。
こんなにワクワク心が躍るBLファンタジーは、他にはないのではないかと思うくらいです。
3作目の「生贄になる」の、アーサーvsランスロット戦の最中にジュリが突然現れた事件を、アーサー側から見た展開としてスタートするこの4作目。
なるほど、本物の神の子もとい魔女の子・ジュリが現れた混乱を両面から知る事で物語世界が立体的に立ち現れる!
妖精王を見て逃げ帰ったジュリだけれど、王都で妖術の使い放題、ユーサー王もモルドレッドも操って…
…と、ジュリの恐ろしさ邪悪さが描かれます。
しかし、アーサーが惑わされないのが救い!
以前樹里と見つけた聖剣エクスカリバーを岩から取り出して、ジュリを倒す計画を立てます。
この辺りはアーサーと樹里のラブシーンを挟みつつ、冒険ファンタジー的なストーリー展開。
マーリンがついに自分と樹里、モルガンとジュリの秘密を明かし、ジュリ討伐へ!
しかし、この巻はそこでは終わりません。
エクスカリバーでアーサーから腕を切り落とされるジュリ!しかしモルガンが助けに現れて…
いっときの平安。アーサーが王となります。
しかし、モルガンが樹里に語りかけた真実は‼︎
…と、またまた緊迫感。
そこからの樹里の行動は…正しいのかなぁ、ちょっと考え無しのような気もするけど…
この巻のラストは元の世界・日本で。なーんか違和感。
私もすっかりキャメロット王国の方に馴染んだようです。
ぎゃー!
なんていうところで終わるの‼︎
いやいや、すごいねホント……
アーサー視点で始まるシリーズ4作目。
エクスカリバーを手に入れて、三騎士揃い踏みで勇者感満載。
止まらないワクワク感‼︎
魔女の子ジュリを退けて、いよいよ戦いも本格的に始まる?なんて思ったけど、そんなに簡単な話じゃなかった^^;
タイトルの意味を考えながら読んでいたけど、後半納得。
ついに、現代に戻ってきた樹里。
母親は知っていたのですね。
父が本当に愛していたのは、樹里のお母さんだったんだろうな。
きっと……
で、まさかの樹里の妊娠⁉︎
だよね?絶対!
この終わり方、リアルタイムで読んでたら発狂するレベルだわ。
ここまできたら、一気読み必至かも!
少年神シリーズ四作目。
前巻で目覚めたジュリが、今巻でやりたい放題です。
そして離ればなれになっていたアーサーと合流し、モルガンを倒す武器を手に入れる事に。
ジュリの行動に鬱憤がたまった後のこの流れに、きっとワクワクする事かと思います(*゚▽゚*)
城に戻りジュリに傷を負わせてモルガン退治に希望を見せながらも知る真実は、樹里にとって残酷なもの。
このアップダウンが物語の面白さを引き立てるんだろうな〜。
今巻ではアーサーが輝いてます!
いや、今までも充分格好良いんですが、樹里の側には強いランスロットが居るからその魅力が存分に発揮されてなかったんですよね(^^;;
王子から王へなり、樹里への愛も揺るぎようもなく、アーサー推しにはたまらない巻かと(*´Д`*)
最後が非常に気になるところで終わりますので、これから読む方は次巻を用意して臨まれる事をお勧めします。
ファンタジー系は興味がなくていままで読もうと思わなかったのですが、皆さんのレビューを読んで読んでみましたが、なんですか!とても面白いではないですか。
アーサーがどんどん色っぽくなっていくのでドキドキものです。
子供の頃にみたアニメでもアーサー一押しでしたが…。
英雄色を好む。いいですね。