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『彼が眼鏡を外すとき』・・・なるほどなぁ、タイトル回収お見事です。
読み終わってからもう一度読み返してみると、ここはこういう意味だったんだなと理解できて、さらに面白かったです。(こういう作品大好き♡)
麻生先生は機微を描くのが本当にお上手だと思います。台詞で表現するのもですが、台詞がなくてもキャラクターの表情や目線や行動で考えていることがわかるのが凄いなと思います。
一つだけ気になったのはキャラクターの顔が似ていて、これは誰?となるシーンが時々あったことです。(土屋君は一発でわかるのですが一太、巴、賢次辺りが偶に?となりました)よく見ればわかるし、会話から察することもできましたが、、
でも、この点を考慮しても素晴らしい作品で、購読してよかったなと思いました(*^^*)
5人兄弟の長男一太は面倒見が良い人気者で、馴染もうとしない転校生土屋が気になる。
強引に接するうちに土屋の良い部分がわかってきて、お互いに惹かれ合っていくDKの青春ピュアラブ!
この二人も最高なんだけど、一太の弟賢次と親友巴の話がまたたまらなく良かった!!
親友への恋心を抱え苦しむ巴、そんな巴が好きで兄に自分を似せて代わりになろうとする賢次。賢次の健気な一途さがめちゃめちゃ泣ける。
そして可愛い感じだった美少年賢次が、高校生になって巴より背が高くなり男の顔になってるのがもうたまらん!
恋と友情と家族愛溢れるものすごく素敵なシリーズ作品だった。
少し前の作品だけど、購入してから積んでて読んでいなかった事を激しく後悔。
胸の奥があったかくなってキュンとする、超オススメです!!
2cpのお話。
一太と土屋。
一太が土屋にぐいぐいいくのが、普通ならもっとうざそうなのにそうならないところが一太であり麻生先生だなと。
土屋のめんどくさい感じも、うざい一歩手前でかわいらしくなるさじ加減が好きです。
賢次と巴。
冒頭の眼鏡くんが賢次とは最後まで気づかず。
あの眼鏡くんは教師?誰?と思いながら読んでいました。
巴が一太のことを好きで、先に出てきたcpへの横恋慕は不毛に感じたり、実らないのに…とめんどくさくなることがあるのですが、そこはさすが麻生先生、すごくおもしろかったです。
セリフ、心情描写、表情、流れが自然で引き込まれる。
巴と一太のお互いをよくわかっている場面なんか特によかったです。
賢次が素直で賢くてかわいいこと。
それが2年であんなに成長してエロくなるとは!ビックリです。
そしてようやく眼鏡なんだ…となるんですが、ここのつながりが私にはあんまりピンとこなかったですw
賢次が眼鏡を外すのは巴に会う時で、一太に少しでも似るようにで、巴の気持ちが自分に向いているか不安だったということなんですね(すごい見たままの説明)
でも、もう眼鏡を外す必要はないよ、というラストなわけね。ハピエン。
麻生ミツ晃先生の作品は切なさの後に幸せがあるので、いつも楽しみに読んでいます。
こちらの作品はオムニバス集なのかなと思いながら読み始めました。どちらのカップリングの作品も良かったですが、特に後半の表題作がお気に入りです。表題作の入りの回想部分、これ切ないやつだなあと感じずにはいられませんでした。
とにかく巴くんが切ない。特に巴視点でお話が進んでいくので、親友の気持ちが自身から他者に向けられていく過程を突きつけられる様子がよくわかります。巴が他人の気持ちを敏感に察してしまうという部分も相まってとにかく切ないです。
そんな巴の気持ちを感じとってしまう一太の弟の賢次ですが、本当に良い子なんですよね。とにかくまっすぐで、、、。「兄の代わり」の下りはそんなこと言わないで..と言わずにいられません、、。
そしてタイトルの意味が終盤で分かるのですが、、この時は関係性は落ち着いているものの、やっぱり数年たっても気にしていたんだ、、と。
個人的には巴が幸せを掴むことができて本当に良かったです。BLならではの切ない、きゅっ とするような物語です。おすすめです!
土屋が好きになれなくて…。
いつもは作品情報を見ないで読むのに、この作品はうっかり前情報入れてしまったんですよね…。
そしたらもう、突然現れて、横から掻っ攫っていったみたいな土屋が受け入れられなくてまいりました。
人当たりが悪くて、もじもじしてて、口も悪いし、いいとこ一個も見つけられなくて…。
一太も土屋と付き合い始めてからも、買い出しに付き合わせるのは巴っていうのが、何だかなあという感じで。
情報に左右されやすいだめ人間です、自分。
そんなわけなので、賢次がすくすく育って一太超えをしてくれたのは大変喜ばしかったです。
先に情報入れなければ、一太と土屋のCPも楽しく読めたのかなあ。
でも土屋みたいなタイプは苦手だから、どうだろう。
やっぱり作品情報は見ないで読むのが一番ですね。
