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表題作男子、隣人と食せよ

その他の収録作品

  • 救済の卵粥
  • 春分のおでん
  • 理解のシュークリーム
  • 兄弟と豚丼
  • 他人とカレーうどん
  • 仲直りのホットケーキ
  • 成長のアップルパイ(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

じゅわっと染みる幸せの味
誰かと食べるご飯はお腹も心も満たしてくれる。
ちょっと奇妙なでこぼこコンビの心温まる食卓模様。


偏屈で偏食家の大学生・米田 白行。(よねだ しろゆき)
主食はタバコとガムとカップラーメン。そんな米田の食生活を
心配した隣人・面谷 麦(おもたに むぎ)の提案で、
ご飯を一緒に食べることになる。
低体温な米田と超ハイテンションな麦。
食が生み出す優しいヒューマンドラマに癒される。

作品情報

作品名
男子、隣人と食せよ
著者
森世 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Be comic【非BL】
発売日
ISBN
9784865892437
3.9

(37)

(9)

萌々

(18)

(10)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
147
評価数
37
平均
3.9 / 5
神率
24.3%

レビュー投稿数8

平和は幸せな食卓から

森世先生の非BL作品が気になっちゃって。

確かに途中までのほほ~んとしてましたけど、
やっぱり先生特有の「闇」もちょっぴり混ざっていて、
とにかく大満足なストーリーでした!

BLじゃない… でもなんか匂うw
色んな料理を美味しく食べるシーンも明らかにエロいし、
勝手に妄想が膨らむ (=w=)♡

あと個人的な話なんですけど、自分も両親がちょっとね。
だから麦の気持ちが痛いほど伝わってきて、泣いちゃった。

素敵な物語をありがとうございました。

1

ほんのり?正反対だけど仲良しになる男子たち

非BLですが、BLで活躍されている森世先生の作品でしたので買ってみました。
ほんのりブロマンス?な隣人同士(大学生)。

陽キャワンコと、陰キャ照れ屋な隣人。何かとおしかけてくる麦。ごはんを食レポしながらうるさくもおいしそうに食べる。
一方の米田は人嫌い。傍若無人なものいいだが、根はやさしい。麦にだんだんと絆されて、いつもつるむ仲に。

非BLながらも、米田のデレがみられてちょっとおいしい作品。そしてご飯を食べるシーンが多く、文字通りおいしそうなシーンもたくさん。
しかし、レシピ漫画というよりは、お互いのキャラや脇(麦の家庭、特に弟の小豆)の成長物語としてストーリーがしっかりしていて読み応えがありました。

1

これはいい飯テロ漫画

お腹空いた!これに尽きる。
人付き合いを避けまくる米田と煩いコミュ強面谷の食卓風景。

米田は意外に素直だったりマメだったり可愛かったり、面谷も明るいとは言えない家庭事情だったり背景を持っていたり、メインキャラ二人が魅力的。
食卓風景は美味しそうに、ときにエロく食べる米田が見どころなのかな。飯テロだが料理そのものの描写より、キャラたちが食べている姿が食欲をそそる。一緒に食事をすることで、徐々に二人の距離が近くなっていくのも良い。

ラストが随分急展開だと思っていたら、第七話は描き下ろしだった。米田の好みを細かく把握する面谷と、臆面もなく「楽しい」と言えるようになった米田に感動。
この二人の食卓風景はずっと見ていたいと思う。もっと続いてくれたらいいのになあ。

ほっこり癒されてお腹が空く、良い作品。

0

男同士の友情も尊い

ひっじょーに癒されました^^
非BLですが、食している時の米田のお顔がとてもエロい!
うっとりした恍惚の表情……素晴らしかったです。
森世先生の画力の高さとキャラの魅力が、
より一層作品を盛り上げています‼︎

麦の食レポがリポーターさながらで、
まさに食マンガ(笑)
大袈裟な表現も、コンビが無口な米田なのでウザく感じませんでした。

ただ食べるだけでなく、各話にしっかりしたストーリーがあり、
あっという間に最後まで読んでしまいます!
麦と米と小豆、名前も食材でとても可愛い♡
ラブはないけどQOLは爆上がりですね⤴︎

0

飯テロが酷い(褒めてます)

 BLコミックを読み始めてからBL作家さんの非BLコミックを読むのは初めてだったんですが、恋してようと友達してようと、私は男の子同士が楽しくやっているところを見るのが好きなんだなぁと改めて思いました。冷めた主人公と料理上手で世話焼きな隣人、最初なんか友人とも言えないくらいのドライな関係だけど、気付いたら隣にいる回数が増えいつしかその光景が当たり前になって、という過程が料理と共に描かれていて最高でした。

 せっかく非BLなので2人の関係性以外についても言及すると、やはり料理の描写が素晴らしいですね。色を付ければそれなりに見えるでしょうけど、白黒でも美味しそうに描くのって実は結構難しいと思うんです。この作品に登場する料理は白黒でも十分過ぎるくらいに食欲をそそりました。森世先生の技術力が光っています。そして、主人公が食べてる姿がエロい。口を開けて料理を迎える時、舌が料理に触れる時、咀嚼する時などなど、とにかくいろんな食べる瞬間を見せてくれます。誰かの食べる姿を官能的に感じる人って一定数いると思うのですが、分からなくはないなぁと思わず納得してしまいました。最後までちょっとドライな部分を残しつつ、でも出会った時よりは確実に関係の深くなっている2人を見守るのが楽しい、そんな作品でした。

0

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