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「BANANA FISH」が語られる場で真っ先に挙げられる作品「ニューヨーク・ニューヨーク」で有名な作家さんで、著作「赤ちゃんと僕」はTVアニメにもなりました。
なので本作の存在は知っていたし、いろんな方々が絶賛していて気になってたんです。
そこへ今回、4/7まで1巻丸々無料だったので本巻だけ読破。
うぅーーーーん正直・・・元々絵柄があまり好きではなかったんですが、吸血鬼はマンガの題材として好きなので読みました。
結論から言うと好みからは外れていました。
<理由>
・主人公が辛い目に遭うのを見てられない
・暁の性格がすごいイヤ
(これからそこも覆るような展開あるのだろうけど、少なくとも1巻では彼の良さは分からなかった)
自分に同じことが起こったとして、置いてやれる余裕もなかったとして、ここまで酷い態度取れるかな?って思ってしまった。
・動物好きだからこそ本作のあのキャラが可愛いと思うけど、動物好きだからこそモヤる点もあります。
扱いが酷くて見てられなかったです。
・大人の男性が何度も泣きすぎ、と思ってしまった(リアリティに欠ける)
せめて1回ぐらいなら許容できたと思います。
<注意点>
ガッツリ刃傷沙汰あり(できれば見たくない派)
コウモリがとにかく可愛い!ので、おまけでこちらの評価です。
私には合わなかったというだけですので、上記が全然気にならない方は本レビューは完全無視して本作をお楽しみください。
飽きずにスラスラ読み進められるのは本当にさすがだと思いました。
著作を読むのは初めてでしたが、羅川さんの力量を感じました。
以前から勿論お名前は存じ上げておりました木原音瀬先生
各地でかなりDeepでDopeな作品をお書きになると耳にしており気になってはいたものの…先ずそこまで衝撃に強い方ではないビビりなのとBLでの小説はまだ赤ちゃん以前のミジンコレベル、、、
なかなか先生の作品に触れる機会は遠く、、、
そんな時に…さる大公夫人の言葉が頭に、、、!
ーーパンがないならケーキを食べればいいじゃないーー
そうです…!
ーー小説読めないなら漫画を読めばいいじゃないーー
って事で、、、w
今更ですがビビりな私でも読めそうなコチラを手に取った次第でございます
1巻から読んで行くぞ٩(๑´3`๑)۶
始まりの巻で既にたくさんの「気になる」がいっぱい‼
めちゃくちゃオモシロイです
そして作画の羅川真里茂先生も素敵ッ!!人物の描き分けが素晴らしいです!
原作未読なので元のイメージとかはなかったですが、それでもピッタリ‼って思えるキャラデザにすんなり物語の世界に誘導されました(〃ω〃)
主要なキャラは3人
先ずは間違いなく主役のアルベルト・アーヴィング、通称アル
昼は蝙蝠、夜は人間という難儀な生活を送る半端な仕上がりの吸血鬼
地元のネブラスカ(米)の食肉工場で血を啜っていたはずなのに、気付いたら冷凍状態で日本に輸送⁉←この発想が斬新過ぎて笑いながらも感心しちゃいました!
次いでアルと奇妙な同居生活を強いられているのが暁(アキラ)
エキゾチックなお顔立ちですが大変気難しい性格w
気難しいけれど決して冷酷ではないのがとっても魅力的
尚、お仕事も一風変わったエンバーマー
これもアルと出会うべくして出会った感のある相性の良さ!!
そしてアルと暁を引き合わせたのが忽滑谷(ぬかりや)
彼は警察勤務で捜査一課の刑事さん
温厚な性格の切れ者って感じでバチバチしちゃうアルと暁の良いバランサー役
吸血鬼のアル、エンバーマーの暁、刑事の忽滑谷
この3人が出会った事で起こる日常やキナ臭く匂う事件、、、
コミカルさとミステリーが抜群のテンポで展開されて行くこの1巻
笑いもドキドキもある上に、誰にも理解してもらえないアルの悔しさや寂しさの感情描写も迫って来てホロっとしてしまう( ;∀;)…
すごい所で終わっちゃうので急いで2巻に行きたいと思います!!!
木原音瀬先生の「吸血鬼と愉快な仲間たち」のコミカライズ。
存在はずっと認識していたのですが、原作が好きなので失礼ながら却って心配で、二の足を踏んでおりました。このほどRenta!様で1巻まるまる無料という、超太っ腹なキャンペーン中だったので、良い機会と思い試してみた次第です。
結果。
脱帽でした。すごい。すごいです。コミック1巻は原作1巻の途中までなのですが、テンポ感もほぼそのままだし、原作の世界観そのままといってもちっとも過言ではありません。むしろ原作がお好きな方にこそ読んでほしいくらいです。
なんといっても、アルが、蝙蝠の時のアルが、めっっっちゃくちゃ可愛いです。こんなに可愛くていいのかー!
くるくる変わる表情もさることながら、フォルムが最高です。ぬいぐるみみたいー。特に一番最初の、冷凍工場で最初にみつかった時のちんまり感。ちょっと変な声出てしまいました。可愛い。
まだ1巻だからアルは暁を苦手に思っていて、わざと爪を立てて肩にしがみついたり、人になっても憎まれ口を叩いたりするのが、なんだか懐かしい。ここから色々あって今の境地に至るのだと思うと、実に感慨深いです。
まだ登場人物も少ない時分なので、暁の職場の皆さんですら、これからです。2巻以降も楽しみです。
木原音瀬先生原作の小説が出版社の関係で途中までしか出ておらず漫画はどこまで出来るのかなと思っていたところ、新たに刊行されるとのことで(最終巻まで刊行予定?)安心して漫画の方も読み始めました。
テンポも良くコミカル多めシリアスもありというバランスの良い作品。
ちなみにブロマンスです。
さすが羅川真里茂先生といいますか。
もともと途中まで原作を読んでいたので内容はわかっていたのにすごく面白くて神コミカライズとはこのことか…!と小躍りして喜びました。
何といってもアルのコウモリ姿が可愛らしくて!
私自身どちらかというとコウモリが苦手で漫画という絵で見るのはきついのでは?と不安だったのですがキュートに描かれていてまるで犬猫のようなペット的な存在かと錯覚してしまうほどでした。
人間の姿もイケメンなのですが良い子だけどおバカちゃんな感じでかわいい。
アキラはまだ一巻ではアルに対しツンというか厳しいのでそこは次巻かな。それでも厳しいながらも優しいところは節々に感じ取れます。
とても良いところで終わるので出来れば2巻も同時に読むことをおすすめします。
この作品を読むまで、木原先生は、リアル派で
夢も希望もないメリバな結末を用意する痛い作家、と捉えていましたが、
こんなに面白いニヒルなコメディも書ける人だったのだ、と認識を変えました。
輸入肉の箱からヒラリと落ちる落ち葉
干からびたペラペラ乾物コウモリが、人型に復活する場面に笑わない人はいないと思う。
絵が綺麗、コミカライズ担当の描写センスもいい。
絶版の2006年発刊の小説版の原作二冊も探して読む。
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アルベルト・アーヴィング:吸血鬼 大学三年で死亡。
死亡前に吸血鬼の女子大生に噛まれて、牙のない半端な吸血鬼に変化。
3年前、吸血断ちに失敗。アメリカの精肉店で冷凍梱包材に挟まれて渡日。
裸体で人化して留置、蝙蝠に変身して脱獄。
暁と忽滑谷の前で変身して、半端な吸血鬼であると証明
高塚暁:友人の忽滑谷から「蝙蝠アルベルト」を譲り受ける。
エンバーマー(遺体衛生保全士)なので、蝙蝠曰く、血の臭いがする。
忽滑谷:警視庁勤務 高塚の友人