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壮大なミステリックホラー物語の8巻です。今回は、とうとう塔谷と晃一たちの前世の謎が明らかになります。
前世で、塔谷と晃一と蓮の3人で、異界の妖獣を生み出す召喚門を封じるために、死闘を繰り返していました。その時に、羅鬼(現在の晃一)が魔獣に捕まってしまうのです。自分を助けてもらうと縛印が解けることが分かると、自分ごと野獣にとどめを刺せと呀雷(現在の蓮)に命じます。
この3人の前世からの繋がりが理解できて、お互いに執着していた謎が解けます。それに、辛い役目を負わせてすまないと謝る、死に際の羅鬼が切なかったです。
そして、9年前の兄弟たちの過去の事件が、明らかになりそうなところで9巻に続きます。相変わらず、BL要素は少ないけど、だんだん晃一と塔谷の絆が強くなっていく様子に萌えます。