ボタンを押すと即立ち読みできます!
このレビューを書いてる時点で27巻まで発売されています。
まだまだ続きそうなダークファンタジー、自分の備忘録用に印象的な巻のレビューを書いていきたいと思います。
シリーズのざっくりした概要をまとめるので、1巻以上のネタバレもしています。
【蓮】…何かを封じている結界
【神生(家)】…結界を守る祭司の家系(贄となることもあり)
【天野(家)】…蓮の器を排出する家系
【中の沢 天野(家)】…天野から放逐されたハグレ家系
【塔谷(家)】…守護する武闘派の家系
【氷見(家)】…物見をする家系
主人公は中の沢天野家の兄・晃一。
晃一の半身が塔谷家の次期統領・一臣、二人に関わるキーパーソンが神生家の弟・葉月です。
蓮が封じているものとは何か?
それは遥か昔の異世界、神魔将の熾烈な戦いの結果で、晃一と一臣の前世、葉月が引き継いだものと大きな関わりがあり、それを浄化することが晃一と一臣が今世で背負った宿業になります。
それに四家のいやらしい思惑が絡んで、時に二人の障害となり、物語は複雑に展開していきます。
すべてを魅了する”静”の美しさと強さをまとった晃一、強くたくましい一臣、欲望を全開にした危うい葉月、それを禾田先生の神秘的な絵が魅力的に描き出しています!
設定が壮大で、登場人物も多いこの物語、読んでこそ真価がわかります。
巻数の多さで読むのを戸惑うかと思いますが、蓮の結界のカタがつく17巻まで一気に読んでいただきたいです!
(※BL的な展開は10巻以降になります)
現在24巻まである、このシリーズ。前から気になっていたんだけど、とうとう手を出してしまいました。壮大なミステリックホラーの始まりです。ただ、1巻は謎だらけで、頭の中が?でいっぱいでした。
主人公は、高校3年生の晃一です。子供の頃に不思議な力があった、高校1年生の弟の淳と二人兄弟です。
淳が力を無くして、晃一が頭に大けがをした9年前の事件の真実。晃一と淳の本当の関係。淳を欲しがるクラスメイトの存在。晃一の傍にいる塔谷の存在。蓮様とは何者なのか…。
これらの謎を早く知りたくて、ワクワクします。
1巻ではBL要素は全然ないけど、兄弟同士のブラコンぶりにニヤニヤします。