イラスト入り
高校を卒業していよいよ討魔師として本格的に仕事を始めた慶次のお話でした。
慶次の性格が結構鬱陶しいというか、、ちょっと依頼者に甘える様に頼られると、安請け合いしちゃうとか、ちょっと考えればこれはまずいんじゃないか?って事までやって。結果的には、反省しているから、ギリギリ許せるんですが。ちょっと頭が悪い所もあるのかなぁと。
でも、それで前作ではほとんど活躍出来なかった子狸が、今回は思いがけずに力を発揮した場面はお、お、と驚きながら読みました。そして、子狸の事とても好きになって、段々と慶次とも絆が出来たことが嬉しかった。まだまだ慶次も子狸も成長途中なんだなぁと実感する巻でした。
そして、悪霊を祓うだけでなく、妖魔を操ろうとする厄介な人間の登場。
結果的には、雨降って地固まるという感じで、危険が及んでようやくお互いに愛してる事に気づいたのは良かったけど、まーだ「お前なんか好きじゃねーし」って言ってましたね。全くこのふたりは!!ってそれでも楽しいから続きが気になります。
子狸だけは二人の気持ちをちゃんと分かってハッキリとラブラブです!って言ってるのが可愛くて面白かった。
そして、どんどん二人のえっちは濃厚になってきて、そういうシーンもとても楽しめました。
いや〜〜前作でも有生くんのツンデレ(デレはほぼなかったけど)っぷりにぐふふ、となりましたが、シリーズ2作目のこちら、前作を上回る”デレ漏れ”にニヤニヤが止まりませんでした。。
”無自覚執着溺愛攻め”最高ですね(ため息)・:*+.
ファンタジーとしてのストーリーももちろん文句なく面白く、今日仕事があるのに夜中の3時まで読み耽ってしまいました。止められなかった〜〜
主人公二人よりも、子狸ちゃんの方が恋愛に関してはしっかりしているのが笑えます。
待ち針持って一生懸命退治する慶次くんも、想像するだけで可愛すぎる。❤︎
今回のお話は、一作目で慶次視点から語られた幼少期のエピソードが、有生視点で語られるところから始まるのがいいですね。
もう初対面から大大大好き、完全なる一目惚れじゃないかーーー!!と、布団の中で文字通り転げ回りました、はい。最高でした◎
三作目も今日、徹夜で読むことになりそうです…☺︎
シリーズ二巻目です。
やっと攻めのデレがやってきました!
不器用でつっけんどんな態度で分かりにくかった攻めの愛。
子狸と周りの人だけがそれに気づいている状況が面白い!
また、恋愛ばかりだけではなく何かと事件に巻き込まれてしまいピンチに陥るエピソードがいい!
その中で愛が育まれる…これは夜光花先生だからこそできる作風ですよね…。
二巻も安定に面白い。
これは失速知らずではないかと思います。
あとは言わずもがなイラストが神です。
今巻も面白かったぁぁ〜!!
またもやトラブルホイホイの慶次がやらかす案件がありますが、トラブルを重ねる程に2人の仲が深まっていってるようなそんな気がする。いや、そんな気がしていたことが確信に変わりました。
慶次が半人前で危なっかしい側面は変わらず。それを呆れながらもフォローする有生が、面倒見が良いというか。…これは惚れた弱みとでも言うんでしょうね。ツンの合間に見せるデレが最高によろしい仕上がりになっている展開でした(*´︶`*)♡
この2巻の見どころは、
事件編…妖魔憑きの若者を救う。
妖魔使いの男が現る。
BL編…有生のと慶次の好き。好きじゃない。好き。好きじゃない。の押し問答のやりとり。
イチオシは何と言ってもBLパートです!!!
何が良いって…有生の慶次への気持ちが露呈する、ニヤニヤ、ムフムフ♡が見れました。慶次を好きになったきっかけも描かれていたし、慶次への肉欲を露わにする有生も見れたし、慶次を眷属よりも大事に思う強い愛情を感じとることができたからです。
つまり、有生と慶次のBLがドギューンと盛り上がる要素がいっぱいなのです。
好き。好きじゃない、のやりとりがたくさん出てきます。2人ともまだ明確な好きの気持ちを自覚していないので、こんな幼稚な掛け合いがなされるのです。
一番ひどいのは有生ですね。それもうほぼほぼ好きって言ってるヤツ!ってツッコミたい(笑)有生は有能な討魔師だけど、恋愛面ではポンコツ過ぎる。でもそのギャップがまた良いとか思っちゃう可愛さもあり。…とにかく、2人のBLがグッと近づいた嬉しさに満たされました(*´꒳`*)
2人のポンコツなやりとりの傍らで味を出していたのが、待針。待針が恋愛解説をしてるのが、めちゃくちゃ笑っちゃう。慶次が気付けない有生の想いを、待針がこういうことだよってフォローします。
待針にナイスアシスト賞をあげたい!とても素敵なフォローをありがとう。
そんなこんなで2人の想いがカチッと一致するまで、あともうちょっと。続きを早く読みたい気持ちでいっぱいです。
お仕事BLとしてもとても見応えある作品。慶次と待針の討魔師としての成長を追いながら、かつ有生と慶次のBLの成長も追いかけていくことが、とってもとっても楽しいです♪
『眷愛隷属』シリーズ第二弾です。
今回は有生と慶次の出会いの話から始まります。
有生視点で始まるのですが、このとき幼い彼はそういうことを思っていたのかと知ることが出来ました。
今回も前回出てきた涼真とひと悶着あるのですが、
慶次の大人しくしてられない性格にすごくイライラしました。
言葉足らずな有生も悪いけど、かばんを隠すなんてなにか意味あるに決まってるのに
ほんとに慶次は馬鹿だと思いました。
お話は面白いけど慶次のことが嫌いになりそうです…。
最終的に有生を救ったのは慶次だけど
そもそも慶次があんなことしなければ
こんなことにならなかったよな…とモヤモヤ。
次巻も読む予定ですが、果たして慶次の暴走に
イライラしない日は来るのだろうか…。