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表題作二重螺旋 (1)

篠宮雅紀,尚人の5歳年上,モデル
篠宮尚人,10歳~高校1年生,高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

尚人の十歳の誕生日──。
祝いの席には、誰もが羨む自慢の兄・雅紀と優しい両親や姉弟たち。そんなありふれた家族の幸福な日常は、父の不倫と家出で一瞬にして崩壊する──。
笑い声が絶えた家で、中学生の尚人はある日、母と雅紀の情事を立ち聞きしてしまう。「ナオはいい子だから、誰にも言わないよな?」動揺する尚人を抱きしめた雅紀は、脅すように甘く囁いて!?
実の兄弟が紡ぐ禁忌と執着の絆──キャラ文庫の大人気シリーズ、完全コミカライズ!!

作品情報

作品名
二重螺旋 (1)
著者
円陣闇丸 
原作
吉原理恵子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
二重螺旋
発売日
ISBN
9784199607585
4.2

(147)

(91)

萌々

(25)

(18)

中立

(9)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
17
得点
618
評価数
147
平均
4.2 / 5
神率
61.9%

レビュー投稿数17

ガチ兄弟

ガチ兄弟なので読む方は注意が必要なのと、受けの弟が不憫すぎます笑 元々小説で読んではいたのですが、コミックがあると知って即購入しました!本当に買ってよかったです!やはり小説のほうが心理描写が分かりやすい部分もありますが、独特な文章の書き方?をされているので読みづらいと感じる方もいるかもです。その点、漫画では感じないため良かったと思います!あと単純に好きな作品を絵で見れて嬉しいです。ただ漫画にするとかなりの巻数になりそうですが、気長に待とうと思います!

0

家庭崩壊すぎて、萌える以前の問題だった

「実兄弟モノでー、闇深くてー、エロエロなBL読みてーなー」と、気軽に手を出して良い作品じゃ無かった。
BLに限らず、映画やドラマ等も登場人物に感情移入しすぎるタイプなので、ダメージめちゃくちゃ大きいです。

優しい両親、尊敬できる兄、しっかり者の姉、悪戯好きで生意気な弟、そして真面目で良い子ちゃんな主人公・尚人
平凡で幸せな家庭が、突如、父の不倫によって崩壊。

定職に就けず病いに伏せる母、そんな母を介抱する兄、荒れ狂う弟と衝突して母方の祖父母の元へ行った姉。
正に、絵に描いたような家庭崩壊。
それでも、家族がまた戻れるよう懸命に家事をする尚人ですが、中学1年生のある日、兄と母の異常な関係を目の当たりにする……。

辛い…でも、1番辛いのは、その光景を目の当たりにしてしまった沙也姉なんですよね。
もう、尚人と言うか、沙也姉に感情移入しすぎて吐きそう
だって、優しかった母親と尊敬する兄が…ですよ。

ストーリーは凄く練られていて面白いんですが、BLとして萌えるか?と聞かれると、1巻時点では何とも…。

唯一、まともそうな尚人も「良い子ちゃん」故に自尊心が低く、孤独を抱えている印象です。
彼も〝家族〟に縋りついていて、闇が深そうですね…

何より、攻めの雅紀の考えが分からない…。
尚人を襲ったのは、母親の代わりなの?それとも、初めから尚人に執着していたの?
ちょっと、母子相姦が衝撃的すぎて分からん……

読解力が無さすぎて、原作ファンの方に怒られそうですね。本当、ちゃんと読み取れなくてすみません。

色々、衝撃的でしたが、続きが気になるので2巻も読みたいと思います。しんどい…

1

目が離せない怒涛の展開にお手上げ

ずっと読みたかったけど、母親とのアレのシーンがあるとの噂にビビり倒してなかなか購入に踏み切れませんでした。怖いけど…見たい。。。でも止めよう…でも読んでみたい。。。そんな気持ちの応酬を抑えて、やっとこさ読むことができました。

わぁーーーおーーー…!!
本当にありました…あのシーン…
都市伝説じゃなかったんですね。

でも生々しい描写じゃなかったのが救い。…あったんだな、という確信を持つに留まるレベルだったので心臓が崩壊しなくて良かったです。


私は小説未読ですが、原作では二重螺旋の言葉の意味に言及されているのでしょうか?何で二重螺旋なんだろうなー…って気になりまして。
2人が"絡み合う"ってことなのか、遺伝子構造的な意味(例えば血縁や家族みたいな)なのか色々と考えてしまっています。

家族がいきなりバラバラになって、心の上でも体の上でも家族関係が崩壊してしまった最悪の状況のなか、1人健気に日々を過ごす尚の姿に神々しささえ覚えてしまいました。そんな尚に兄が……と言う展開は、殊更絶望感を与えるには十分すぎました。

兄・雅紀の態度が前半部からすごく気になっていましたが、最後のエンドの表情を見て訳が分からない。雅紀によって揺さぶられていたのはどこからなんでしょうか。…その答えによっては怖くて仕方ありません。

雅紀の仄暗い心の奥底にある、メラメラたぎる激情の存在を窺い知ることが出来ました。とにかく2人の関係に変化が生じたことは間違いないので、2巻への繋がりを早くも知りたい衝動に駆られます。

ストーリーはドロドロなのに、清潔感のある美しい絵柄に浄化作用があるのかドロさもグロさもあまり感じなかったです。清廉な尚を色んな意味で侵してしまった雅紀の今後の言動に注目して、2巻へGOしてきます。

0

思ったより、家庭環境が…


原作は未読です。
小説のコミカライズである今作は、家庭がどんどん壊れて人も壊れていく巻でした。

6人家族がある日、父親が女を作って出ていき母が衰退していき、兄が母と致しているところを受けが見つけ、次に姉が見つけて家を飛び出していき、弟はグレて引きこもり…。
なんて地獄絵図なんだと気が重くなりました。

大好きだった兄も変わってしった中、唯一まともになろうと弁当を作り勉学に励み、家事もこなす受けが痛々しく健気。

愛情が見つかりにくく、この家族、そして受けに希望はあるのか…?とソワソワしながら読みました。

ヤンデレの予感がするので続きがとても気になるし、小説も読んでみたい!!と思いましたが初刊が2001年で、16巻もあるとなると手が出しずらい…ッ。

コミックに対し原作はもっと丁寧だと思うと、やっぱり読みたい…と葛藤しています(笑)

0

先が気になりすぎて発狂しそう

ストーリーが!すばらしい!先が気になって気になって仕方のない作品。

初めましての先生。2巻がセールになっていて、ガチ兄弟モノと知り、気になって購入。

父親が蒸発?(ただ女作って出て行っただけかも)し、母親+4人の子供たちでなんとか生活している家族。専業主婦だった母は仕事がうまくいかず、飲んだくれる日々。そんな中、次男のナオ(主人公。長男長女次男三男の4人きょうだい)が家に帰ると、母の部屋から父の名を呼ぶ声が。気になって近づくと、部屋から半裸の兄が出てきて、混乱するナオに優しい声で「誰にも言わないよな?わかるよな?」と…!!!!

ここまでも胃がキリキリ展開なんですが!この後必死に隠していたのも虚しく、姉が二人の情事を見てしまい、母が自殺し、弟が荒れに荒れ…ナオくんがグレないのが不思議。

そして、高校1年生になった夏、事件が起こる……_(:3 」∠)_

辛い辛すぎる。でもその一方でこの状況に、禁忌に萌える自分を感じています。ナオくんごめん、、でもこれが腐女子のサガ、、!

おそらく、1巻読んで2巻読まないなんて不可能なので、必ずセットで買ってください!

ガチ家族な地雷(特に兄×母)と、辛い本読むと戻って来れない方はご注意ください。

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