草間さかえさんのレビュー一覧

魔性の男と言われています 小説

中原一也  草間さかえ 

誰もが惚れる男気溢れるシゴデキ攻めに陥落

攻めがいい男すぎましたー!しかもシゴデキ漆喰職人。いやー格好いい。

地味な見た目なのに男を狂わす「魔性の男」な受け。
勝手に恋愛事に巻き込まれて仕事もうまくいかない辛い人生を終わらせようとしたところで攻めに出会います。「うちで働け」という攻めの会社に行ってみると訳ありの男達が真面目にワチャワチャ楽しく働いていて…というお話です。

受けはぱっと見は地味だけど、付き合うほどに惑わされてい…

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ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

波長が合う

どこまでも真っ直ぐに深水を想い続ける入江の一途さがものすごく微笑ましくて、
彼のわんこっぽさに癒やされながら読み進めていましたが。
その健気な想いを無自覚な剣で刺すような深水の言動の数々に何度も「うーん…。」という気持ちになりました。

ゲイではないという事実は入江の気持ちを受け入れられない正当な理由なのかもしれないけれど、それを何度も本人に言うのはどうなのかな?と思ったし
何より「寝て…

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月は夜しか昇らない 小説

砂原糖子  草間さかえ 

夜明けのこれこら(*^^*)

犯罪防止の為、24時間での被疑者の監視が可能という、いつかありそうな近未来の世界のお話でした。

攻様は、モニター越しに被疑者の監視をする部署に勤務する警察官の玖月。
”16番”という名称で監視対象者の1人であるのが、受様である弁護士の戸明。

玖月は偶然にも戸明と出会い、言葉を交わし、名乗りあってしまう。
交互視点ですすむので、過ごす時間は短いけれどお互いに好意を抱いていくのが分かっ…

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仕事おわりのランデブー コミック

草間さかえ 

弟のリハビリもぜひもう一度

 出会った初日の吉見が久慈にリハビリの提案した時の久慈の拒絶加減から、大丈夫かこの2人、久慈に何があったんだと思いましたが、たまたまいろいろ重なって気持ちが穏やかではない日だったんですね。2人ともいたって善良なキャラクターでした。葬儀社の専務と理学療法士、お互い仕事で相手にする人が近いから、相手の仕事面を理解してあげられる部分も多く、珍しいけれどいい組み合わせでした。この2人は良き友人のままでも十…

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フェア・チャンス 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

最終巻

ハゲとの最終決戦でした。このハゲが多くの女性を虜にする魅力が最後まで理解できませんでした。尊大で理屈っぽく、芸術面で大きな評価を得ているのがウケるんですかね?エリオットの父親とマコーレもそんな感じでおモテになっているし…。
同じハゲでナルシストなマコーレ、今回2人共挿絵に登場し、どちらも反社のオッサンか真っ白に燃え尽きたあの有名なボクサーのセコンドにしか見えませんでした。
ん~最後まで草間先生…

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さよなら一顆 小説

一穂ミチ  草間さかえ 

小さなひと粒の向こうに

ストーリーにするっと潜りこんでいる様々な知識を吸収するのも一穂先生作品を読む楽しみのひとつなので、7月3日は涙の日だとか『顆』というのが小さな物を数える単位だとか、
座波と矢神の世界に浸りながら初めて知ることがあるのがなんだかすごく嬉しかったです。

店員と客というただそれだけの出会いで、
初対面での矢神はちょっぴり変わっていて印象には残っていたけれど、それでも何もなければ二度と会うことも…

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アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

シリーズを通しての感想です

5巻に渡るアドリアン・イングリッシュのお話はここで一旦終わりのようです。
まだ特別編?の後日談'So This Is Christmas' は読んでいないので楽しみです。(ポイントの関係で来月になったら読む!)
今回の事件が1番興味深く分かりやすかったかも。
50年代カリフォルニア都市部、古き良き時代の懐かしい香りが漂って来るような。
オープンゲイのアドリアンと拗れたク…

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ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

No Title

家庭教師をしていた教え子入江(告白され済)が大学に進学して隣に越してきた。そこからふたりの距離が近づいて……。でも深水くん結構ひどいんだよね。気持ちをぶつけてくる入江にそれは残酷だよという場面が度々あった。そして入江くんは何度も何度も傷つけられているのに……!教え子の入江くんの粘り勝ち!!

ヤキモキしたけども初めての関係や感情に戸惑う深水くんの気持ちもわからんでもないよな。ふたりで大きいお家…

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アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

M/M小説

最近M/M小説、つまりはモノクロームロマンス文庫のラインナップに目覚め、年明けから現在ジョシュ・ラニヨン氏の"アドリアン・イングリッシュシリーズを読み耽っております。

欧米もののBL小説ってマッチョなゲイばかり出てくるんじゃないのーとお思いの皆さま、そんなことはありません。
ほぼ女性作家さんばかりなので攻めはけっこうガタイがよく執着嫉妬大タイプ、受けはほっそりした美形ゲイが多い。…

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フェア・プレイ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

ヒッピーが抜けない父親の話

1巻で印象最悪だった父親の話でした。名誉挽回!とまではいきませんでしたが、痛い親父までには印象アップ。
仲間はまだ既存なのに偽名ではなく本名で、しかも写真付きのヒッピー時代の回想録を出そうなんてイカレてるなと思いました。アメリカでは普通なんでしょうか?
スターに手を出さなかったことだけは褒めてあげたい。スター当時おそらく中学生くらい…手出した奴ら気持ち悪過ぎです。
フリーセックスとか言う割に…

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